もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 パンダのお酒 (白黒のお酒) が届きました。
〜 日本酒の家呑みレポ&本日の1曲、安センベイ評、時々メガネ警察〜

◤酉与右衛門 - 山廃 純米 直汲み 亀の尾60 無濾過生原酒 28BY ── dಠಠb「山廃を先に飲むべき、そうしないと水になる」#Fresh, Dry, Clear 



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 28BY的M@FG (にじゅうはちびーわいてきみるくあっとふらわーがーでん) に対する、酸族moukanファミリーにとっての救世主となるのか、ドライ一徹、セメダイン上等の酉与右衛門 (よえもん) です。27BYは同じ酒の速醸を呑んで堂々の☆4.5です。今季も高めの日本酒度から繰り出される果実ビームに期待です。ちなみに杜氏本人 (写真右) は「熱燗」が好みだそう (笑) 。

 すでに土曜に「速醸」と一緒に開けて呑んでます。日頃「山廃は重くない、むしろ軽いんだバカヤロウ、カロリーオフだコノヤロウ!」と叫んでますが、それを証明するように数値上は「山廃」の方が「アミノ酸度」が低めに仕上がってます


yoemon_kamenoo28by2.jpg もはや「山廃=重い」という言説を信じてる人は、少なくともうちのブログの熱心な読者であれば誰もいないと思いますが──アナタが重いと感じてる「山廃」は「山廃だから重い」のではなく、単に「重い酒を造る蔵の山廃」というだけ──もしくは造りが下手なだけ──もしくは歌で言うところの「下手ウマ路線」を個性として狙ってるだけ (個性の表現方法としては退屈だけど) ──、そのへんの考察は初日の比較インプレッションをまとめた「SUB TEXT (副読本) 」で触れてるので、ここでは省略します。

 ていうか、そもそもオレは「山廃=軽い」が前提だから、もはやそこを語ろうとすらしていないことに、今日になって気がついたくらい (笑) ──つまり「山廃は重くないんですよ!」というアナウンスすらしてない。すでにうちのブログでは「どう軽いのか」の段階まで話が進んでますから、ついて来れない人は、諦めてお花畑で牛と遊んでるか、読者さんによるBBSの「非速醸レポート」を細かくチェックするか、良い機会なのでオレと同じ2本を買って自分なりに確かめて下さい。基本的に両方ともイイ酒ですよ。「花陽浴」とか「高ちYo」ファンには絶対に薦めませんけど (笑) 。




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 ▼左が「速醸」で右が「山廃」。ちなみに27BYの「速醸」は28BYの「山廃」となぜか同じ (笑) 。
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 bottle size:720ml


 笑ってコラえて ダーツの旅 ひな祭り2時間SP (2016年3月2日)
 
 ▲45分くらいから川村酒造店が登場します。




SAKE GRADE:☆☆☆☆

【383】酉与右衛門 -よえもん- 山廃 純米 直汲み 亀の尾60 無濾過生原酒 28BY <岩手>

合資会社 川村酒造店:※2017年6月11日現在、HPは存在しません。


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※初日は先に「速醸」から飲んだけど、これからチャレンジする人は逆の方がいい。そうしないと「山廃」が「水」になるから (笑) 。


yoemon_kamenoo_yamahai28by4.jpg 立ち香──何もかもが薄い (笑) 。少し渋みの先読みがある。「速醸」のようなポヨテカな液性はイメージできない。乳酸フレイヴァーも特に感じない。フルーツもない。じゃあ、何がある?──さあね、オレが知りたいよ (笑) 。

 もはや酉与右衛子 (よえこ) なカナリア1号が高らかに歌います──。

 ♡☺♡「アハハッ、言っていい? 水です (笑) 。MJK (マジか) 。そりゃさっきより薄いよ。でも、これこそ真のクイクイ系

yoemon_kamenoo_yamahai28by5.jpg おっ、やっぱちゃんと酸っぱいね。まず思うのは、この流れで呑んでこれを「イカしたモダン山廃」だとは全く感じないということ。そればかりか、同じ銘柄の同じ米の同じ磨きの同じ処理の酒だとも感じないし、通奏低音すら簡単には探せない。つまり、書き手としての矜持を週末的なリラックスの海に放り投げて吐き捨てるなら、単なる今ここにある薄い酒──というだけ。

 相対的に辛みが来るね。まさに喉ティンコファイヤー。ま、旨いのは「速醸」かな。

yoemon_kamenoo_yamahai28by7.jpg これはオレも想定外だったわけだが、おそらくこの「山廃」だけを単独で呑んでいれば「ほれ見ろ、カロリーオフだぜ!」などと声高に偉ぶっていたかもしれないけど、こうして同時に飲み比べてみると、まるで性格が真逆な兄弟に対して、その親が「山廃」のことを「おとなしい方の息子」と説明するのと同じくらいに雑な分析に終始してしまい、思ったより、こういうアプローチは面白くはない (笑) 。だったら銘柄やスペックの違う速醸と非速醸を並べた方が知れることは多いとは思う。ただし、この2つの酒を飲み比べて「山廃」の方が重いと感じる人はおそらく誰もいないだろうね

 それでも苦みや辛みは「山廃」の方が感じやすい。「速醸」より痩せてる酒──と表現するのが一番正しいのかな。初日は☆3.5ですね。





── 2日目の昼。

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 立ち香──少し生ゴミ (米糠) のような香り? ま、これが乳酸フレイヴァーの発露なのだろう。今日は先に「山廃」を開けてるから、昨日よりはいろいろなパートが見えてくる。やっぱつくづく「速醸」を先に飲んじゃダメだな。「生ゴミ」は少し過剰な表現だけど、あれよ、キャベツの芯の切面みたいなニュワっとした酸味。薄ぼけた乳酸感というか。ほら、キャベツって酸あるじゃん (笑) 。

 実はこの前に「黒澤ほづみ 28歳 独身」を軽く飲んだんだけど、この流れで飲むと笑っちゃうくらい味が出てルナート (笑) 。そして、なぜか酸っぱみより甘みの方が前に出てきた。最後はビシっと辛いし、わかりやすい「山廃感」はないけど、まあ、そこそこモダンな削げた辛口かな。ド頭に琥珀カラーの小さな米の旨みの球体があって、フルーティネスよりも米の酒を感じさせる。小振りなサイズ感が存外に心地良く、こりゃ化けたな。2日目の方が全然旨いです──よかった。

 ♡☺♡「旨い! ちゃんと味がする。つくづく黒澤が薄いことがわかる。山廃いいなあ





── 2日目の夜。

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 立ち香──ようやくラムネやサイダーを探せるようになってきた。乳酸はそれほど感じないかな。青くドライなルック。


 ♡☺♡「薄い。酸が足りない・・・」──確かに初日に感じたような酸っぱみは感じない。すぐさま「速醸」を含むと「山廃」にはない「果実的な酸」がバッチリ出てる。「速醸」は明白にフルーティーです。

 とはいえ、なんだかんだで心地良いサイズ感かな。基本ドライな飲み口で、旨みも味も香りも全部が小さいけど、ちゃんとした酒だし、別に美味しく飲める。♡☺♡「☆4はあると思う」──オレもそう思う。☆4です。

 さて、これから3日目を飲むぞ。残りも少ないけど、ブレンドなんかもやっちゃおうかな。同時にあれこれ飲むので、3日目の記事は「SUB TEXT」の方で更新します。徐々にスタイルが出来てきたかな。「美山錦」にも「速醸」と「山廃」があるので、近いうちに飲んでみます。


moukan1972♂moukan1973






日本酒 生酛 山廃 亀の尾

Comment

Name - moukan1972♂  

Title - To マイルドさん



毎度です。

初日は面食らうほど口の中が暗闇でしたが、2日目以降は楽しめてます。これ、開栓直後は飲まない方がいいですね (笑) 。3日目にようやく明白な乳酸フレイヴァーが出てきました。小ぶりのサイズ感が心地良いので、すべてが小さいですが、☆4を付けました。もはや心地良く飲めれば☆4という (笑) ──ただしその先にはなかなか行かせない!

「黒澤 穂積」は早飲み厳禁でしょうね。僕が飲んだ中で「一番物静かな黒澤」ですよ──何をしでかすかわからない「蔵付き酵母」なのに。香りは非常にイイです。最後の1合を切ったあたりから少しド頭で果実的な甘みのテカりに出会えましたので、ここが伸びてくればですね。現時点では「直汲みイエロー兄貴」の「使えない舎弟」という感じです。


──「酉与右衛門」ならぬ「弥右衛門」の「別品」を今開けました。

ああ、「飛露喜の呪い」で有名な、あの「彌右衛門」ですね (笑) 。なかなか清楚で麗しい酒を造る若者ですが、「夢の香」を「福島の酒未来」になぞらえるのなら、さしずめ彼は「会津の十四代」を目指してるんでしょうかね。冗談です。「彌右衛門 おりがらみ生」は最初の1合はなかなか魅せられましたよ。


──夏酒ではアルコール度数のわりに濃いめとうたっている米鶴の蛍は気になりますねー。

あ、確かに面白そうだ。日本酒度と酸度のハイコントラストな酒はハマると旨いんですが、問題はそれらのほとんどが「凡庸」になりがちという (笑) 。当たりに行ったら報告よろしくです。

「白米せんべい」と「熟成サラダ」の両方を買えるとは、なかなかに素晴らしい故郷ですね (笑) 。「白米せんべい」はスーパーで売ってるの、見たことないです。あの厚くも薄くもないBodyサイズが絶妙なんですよね。

2017.06.13 Tue 08:34
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Name - マイルド  

Title - 

こんばんは。

これは薄かったですね(笑)
同じ酉与右衛門の「夏ぎんが」よりは水っぽさがマシでしたが。
口をすぼめて吸い上げてそのままぎゅーっと吸い上げるとちょっと
味がマシになった気がするのですが(笑)
んー、でも「牛乳」「お花畑」系より綾瀬はるかにマシです(使わせていただきました)


「黒澤 穂積」はしばらく放置します。ありがとうございます。


「酉与右衛門」ならぬ「弥右衛門」の「別品」を今開けました。
ラベルにはほとんど何も記載されていませんが、
「自社栽培米、夢の香、生もと」みたいです。
立体感は、ないです。酸がふくらんでフェイドアウトしていく
だけーみたいな感じですが、飲めます。
冷酒ゾーンを抜けると、とたんに萎えてしまう感じが。

でもこの「夢の香」は福島県オリジナルで結構プッシュして
いますが、甘ったるい感じになりやすいんじゃないかなーと。

「廣戸川 特別純米酒 夢の香」も、かなり人気ですが
我々軍団は飲みません。甘い。
日本酒の入り口としての誘導酒には使いますが(笑)

それから昨日の飲み会で出たのが
「八海山 純米原酒 氷温」でした。
なんでもこれはマイナス10度以下に冷やして大きめの
おちょこに入れて一気に飲むのが旨いんだーとのことで
みんなそのスタイルでやってみましたが、良かったです。
旨かったーっては言いませんが、良かったです。


夏酒ではアルコール度数のわりに濃いめとうたっている
米鶴の蛍は気になりますねー。

夏酒なんて、こっちで勝手に氷入れたりするから
逆に度数高めで出してくれと思います。


あー、私はやっぱり長いので、すいません
これにて失礼します(笑)
あああと白米せんべいも田舎にありました。
美味しかったです!

2017.06.13 Tue 01:27
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