もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 その吟醸、720mlが840円ナリ。
〜 日本酒の家呑みレポ&本日の1曲、安センベイ評、時々メガネ警察〜

◤豊醇無盡 たかちよ - 純米大吟醸 扁平精米48 中取り生原酒 ── ♡☺♡「旦那は辛口だけど、わたしは甘口、お酒も甘口、別に普通に美味しいよ〜」#Sweet 




takachiyo_jundai_nama1.jpg ムワイド (毎度) 。

 以下、前説は前回の記事と同じ → → →

 まさか【001】から順番に読んでここに辿り着いた奇特な人、いないよね? ま、順番に読むと、ここ2週間ばかりのオレのアイディア隆盛史とか、facebook時代のナリスマシ崩壊史も楽しめるから、それはそれで有意義だったんじゃないかと信じたいところではある。

【001】から順番に読んでくれた人はお疲れッ!

 というわけで、ここからは完全にブログ体制以後の記事になります。【075】と【076】の2つの記事は当時facebook上にも最終回スペシャルのつもりで載せはしたが、モチベーションや作法の面においては完全にブログ脳で書いたので、これを以てブログへの移行を開始したと理解していただければ。(facebook上の友人連中には最終回の意思もブログの開始も告げずに突然姿をくらませた格好になってるし。)

 ふう、これで余興はオシマイだぜ──終わったのは単なる余興、これからが本番だぜ。少しは「そんなに言うなら、日本酒、飲んでみようかなあ」とfacebook時代の読者が思ってくれたかの自信は全くない。




takachiyo_jundai_nama2.jpg


【076】豊醇無盡 -ほうじゅんむじん- たかちよ 純米大吟醸 扁平精米48 中取り生原酒 26BY <新潟>

高千代酒造:http://www.takachiyo.co.jp/item/kodawari


Moukan's tag:




 ワイフが年度末で忙しいから今日もオレが書くぞ。こないだ飲んだピンクは2月詰だけど、これは去年の12月にドロップされた、平仮名のたかちよ銘柄としてはフラッグシップモデルの純米大吟醸。磨きは48%と、一瞬凡庸かと思わせといて、実は扁平精米なので、理論値では40%くらいになるはず。それでも一升瓶で3,456円 (税込) と、かなりのお値打ち価格。年末商品の純大だし、たかちよは緑が新酒一発目という理解なので、新酒ではないという判断から26BY表記にしたけど、間違ってたら指摘ください。

 たかちよは基本スペック非公開なので、使用米や日本酒度は謎ではあるが、

◎ 地酒の隠れ家 三清酒店
http://www.zizake-sansei.com/sake/12/cat76/

 ここのサイトに「日本酒度:−15」の超甘口と書いてある。ホンマかいな。使用米は非公開で謎だが、立ち香だけで判断すると「美山錦」説が濃厚。先日の町田酒造の美山錦とほぼ同じ。真相はどうであれ、オレの記憶体系においては〝町田酒造の美山錦風〟と定着させた。もう忘れない、一生。

 よくネット上の酒屋コメントなんかでは〝缶詰のパイン〟などと味/香りを表現されてるが、そこまでのトロピカル感はない。立ち香はパイナップルというよりは、少し甘やかなマスカット系。高精白らしい透明度と相まって、まるでクリスタルなキャンディーを思わせるチャーミングなタッチ。想定上の美山錦らしい、やや凝縮感のあるニュワっとした濃醇さもあり、「日本酒度:−15」は、さすがに言われないと分からない。甘いは甘いが、ベタっとしたもたつきはない。

 含む。

 生酒特有のガス感は蜃気楼レベル。舌先の感度を上げないと渋みとの区別がつかない程度の、極々微細なもの。ただ、ワンテンポ遅らせて舌に乗っけると、ちゃんと分かる程度には溶存してる。さすがに高精白ならではの丸い柔らかなタッチ。甘いは甘いが、アフターにかけてはむしろ少し渋みが前に出る。旨いっちゃ旨いけど、ちょい苦いか?

 ♡☺♡レベルのバカ舌なら問題なく「旨ぁぁぁ〜〜〜い!」という歓喜の雄叫びも聞こえてきそうだが、なにせフラッグシップモデルだからな。お世辞にも「完璧!」とは言えない。ま、同じ値段のワインよりは遥か彼方に飛んでくレベルに旨いけど。

 おかわりはリーデルで飲んでるけど、温度が上がってくると割にクリーミィさも出てくる。ま、旨いか、普通に。27BYのたかちよはこれで4本目。個人的には今のところ赤が一等賞。緑はトンガリ系、赤はインテリジェンスを感じさせる洗練さ、ピンクはカジュアルでポップ、今日の黒は・・・

 偉そうだけど、ちょっとヌケてるニクめない社長さん──

 そんなところか。




── 2日目。


 ちょい甘さが増したかな。相変わらずアフターには若干のアタック感。前半の甘さとの比較で、ちょいノイズになるか。よく酒屋のHPで〝缶詰のパイン〟という文句を見かけるけど、まあ、分からなくもない。ただ、そこまでパイナップルかなあ、という気はする。単にこの甘さがシロップ様だから釣られてパイナップル言ってるだけじゃねえの?的な。だったら別に缶詰のミカンでも問題ないという話になるわけで。

 初日よりはいい。これは間違いない。




── 3日目。


 ちょい早めの時間帯からリーデルで飲んでるけど、日に日に甘さが増してアフターの苦みが相対的に後退してるな。悪くないぞ。温度が上がってくると、フルーティーというより、ほとんどシロップ (笑) 。今オレ日本酒飲んでるんだっけ感スゴイけど、どうだろ、旨いは旨いのかな。もちろんマズいとかはないんだけど、一応フラッグシップ酒だし、もうちょい貫禄が欲しいかなー。特に「Recommended」には振らないけど、甘くてオシャレな今様酒が好きな人は一度は飲んでみるべきかも。個人的にたかちよは〝赤推し〟だけどな。




── 中1日空けて5日目。


 今宵もリーデルで。

 ウホっ、イイ甘さ

 なんだコレ、今日が一番イイじゃねえか。甘めの生酒って、だいたいラストは水っぽくなるんだけど、イイ意味でシロップ感が増して、苦みは更に後退。まるで磨きが5%増しになったニュアンス。シロップの中に花の蜜のようなニュアンスも出てきた。ここまで強いなら、半年以上引っ張っても楽しいかも。たぶんシロップが蜂蜜に成長して、燗でもイケる男に成長しそうだ。

 全体としては、充実した一升瓶物語でした。

moukan1972♂




💻 参照サイト

お酒ミライ Tシャツ屋のお酒ブログ (カナケンさんのブログ)




たかちよ

Comment

Add your comment