【Է ༀ 教育的指導記】それは美酒による愛の鉄槌 ── dಠಠb「普段『KIRIN 本搾り™チューハイ グレープフルーツ』ばかり飲んでるhonshibori1977♀に旨い酒をたらふくご馳走してやった」#伊勢角屋麦酒ペールエール/百春仕込み15号/ピエール・ペテルス/アントナン・ペウ (ペウ・シモネ) /J.ラサール 


Է ༀ(←相手に正座させてオレが飛び蹴りするという精神的スパルタ構造を記号化)



◤キリン 本搾り™チューハイ グレープフルーツ (※以下、酒/お土産の写真は全てクリックで関連ページにJump)
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 ▲普段は缶ビールを1本ほど軽く飲み干した後、これを4〜5本くらい空けて知らぬ間に撃沈 (気づいたら朝) していると言う。






 毎度アクセスありがとうございます。


 たいした記事ではありませんが──SNSにおける無意味で虚無なリア充自慢に少し生意気なパーマとカラーを入れた程度の記事ですが──、ボクタチャ・シャーニイ (僕たち3人) の想ひ出に。

 先週の土曜、うちに一人の女性客を招いた。弟と幼稚園が同じだったhonshibori1977♀ (仮名) です。母親同士が仲良かったんだけど、オレも彼女に関するビジュアル的な記憶は彼女が4歳か5歳の時で止まっていたわけだが、いろいろあって (今は弟ではなくオレの両親と親しくしている) 、去年の秋かな、moukan1973♀を連れて実家に帰省した際に、それこそ35年振りに再会 (?) したんだけど──うちの母親が彼女を夕食に誘っていた──、なんというか、もともと面影を探せるほどのビジュアル的記憶もなかったので──持ち前の明朗快活さと頭の良さで同年代の鼻垂れ小僧どもを精神的に虐げるという性格的属性の方が記憶にある──、今オレの目の前にいるのは、単に缶チューハイと缶ビールを持参してスゲえ勢いでガブガブ飲みながらヘラヘラ笑ってるオバさんだったという衝撃っ・・・!

 DE、この間のGWに帰省した時もうちの両親が彼女に声を掛けていたらしく、晩飯の時間に得意の缶チューハイと缶ビールを持参して現れた──その時の様子はコチラの記事の中でチラっと触れてます。


 dಠಠb&♡☺♡「そんな安酒ばかりを飲んでグデングデンになってちゃダメだ! 今度うちに恋! たらふくイイ酒を飲ませてやる!」


 とまあ、簡単に言うとこういう背景。彼女自身も「変わりたい・・・」という気持ちはあったようで──だけど仕事で疲れて家に帰ると、冷蔵庫から出して3秒後には飲めるという缶チューハイ的利便性の誘惑には勝てない──わたしは何も考えず、今すぐ酔いたいのであります!

 それでもまあ、楽しみに指折り数えながら当日を迎え、お土産を持って意気揚々とやって来ました。





◤伊勢角屋麦酒 ペールエール
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 ▲エアリアルと三幸のミニサラダは彼女を迎えに行くついでに「BIGBOX高田馬場」に入ってる100円SHOP「Can☆Do」で購入。



 まずは我が家のウルトラ鉄板ビールで乾杯。moukan1973♀などは客をもてなす気持ちなど空の彼方で、♡☺♡「イセカド (伊勢角) 、久々。イエ〜イ」という心理状態。ちょうど先日「舞美人の試飲イベント」で新宿伊勢丹に行った際に買い増しておいてよかった。都内の酒屋で滅多に売ってないから手に入れるのが面倒なんだよな。

♠️☺♠️ (honshibori1977♀) 「なんか香水みたいな匂い」
dಠಠb「それはシトラス (柑橘) 系の香水でしょ。果物で言うとグレープフルーツやオレンジ、マンゴーや黄桃も探せる」
♠️☺♠️「 (恍惚として) はあぁぁ〜、こういう匂いのする香水をつけたい」
♡☺♡「???」

 どうやら、そうすれば酒を呑まずとも酒に包まれている気分になれるから──らしい。日本酒とは違い、今回のロットも問題なく旨い。ただ苦いだけでなく、旨みの球体に独特の甘みを探せるところがオレの好きな理由。豊満でふくよかな液性で、飲むというよりも噛みたくなるビール。気になる方は是非。決して後悔はさせません。当然のようにhonshibori1977♀もいきなりノックアウトされた御様子。値段が本搾り350mlの約4倍だと言ったら驚いてたけど。





◤百春 特別純米 直汲 #15 無濾過生原酒 28BY <岐阜>
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 ▲最後に飲むと撃沈するので日本酒は最初のうちに軽くだけ。次は秋頃に、うちで寝かせてある「米鶴」と「黒澤」を呑ませる予定。



 そもそも彼女は日本酒は普段全く飲まない。なので、正月なんかに親戚などが集まる席でオジ様たちが飲んでるモノを一杯だけもらって「辛い・・・」というだけのイメージ。世代的にも我々寄りなので、よくある話だけど、そもそも日本酒に対するイメージは元々あまり良くない。

 ♠️☺♠️「フルーティーながらも鼻に抜けると草原のような草花感があり、初めての味わいでした。喉を抜けると溶けるようで…いま今まで知っていた日本酒とはあまりに違ってました!始めての世界…。感動でした」──帰りの電車内からメールにて。

 まあ、そりゃ火入れの辛口本醸造や普通酒を常温でガブっと飲んだくらいの体験しかなきゃ、必然こうなるわな。しかもアタリの「百春」と来りゃあ、数あるイマドキ日本酒の中でも稀有なモダニティを兼ね備えた美酒ですから。3年前のオレが飲んだって同じような衝撃を受けるよ。盛んに「ヤバイヤバイ、これは危険な飲み物」という言葉を連発してました。





◤Pierre Peters / ピエール・ペテルス キュヴェ・ド・レゼルヴ ブラン・ド・ブラン グラン・クリュNV
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 ▲彼女がお土産に持って来た「イベリコ豚の生ハム」を使って簡単なサラダを。ただし、オリジナルのドレッシングがヤバイので、アナタにとっては決して簡単ではない。生ハムは醤油のような蕎麦つゆのような甘塩っぱさもあり、なかなかに魅惑的な味わい。旨みファイヤー凄いです。



DSCN8078.jpg さて、ここからはオレも参加モード。シャルドネ使いの名手 (ブラン・ド・ブランのスペシャリスト) として名前のあがることも多いピエール・ペテルスのNVモノ。ちゃんと酸っぱいし、シャルドネ的な果実味もしっかり出てるけど、もはやこの程度で驚くことはない。一定以上のレベルにちゃんと仕上げてるので文句はないけど、まあ、野球で言えば、一番打者が初球を軽くセンター前にシングルヒット──という感じ。先日飲んだ「フランク・ボンヴィル BB NV」の方が上です。温度が上がってくると、少し苦みに振れるミネラル感もドスンと出てきてフルーツの皮のようなテイストも。

 結果的にこれがトップバッターで正解だった。女たちは浮かれてます。♠️☺♠️「最初のはすっきり白ワインのような味わい」──帰りの電車内からメールにて。


「赤は男のロマン、白は貴族の優雅、シャンは女の夢」──moukan1972♂



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 ▲そして叶える些細な夢──ブラン・ド・ブランをケンタッキーに合わせる!


 ♡☺♡&♠️☺♠️「サイコぉ〜ウっ!!!」──ケン太は女の心の愛人。





◤Antonin Pehu (Pehu Simonet) / アントナン・ペウ (ペウ・シモネ) ブリュットNV
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 ▲飲みきる前に気にせずジャンジャン開けます──味クラーヴェ発動。



 香りは完全なるバニラ。しかも甘ぁ〜い官能的なバニラ。サクランボのようなチャーミングな果実香も奥でほんのり。これは白黒混醸なので、先ほどの白100%よりもリッチな佇まい。色も少し赤みが膨らんでます。

DSCN8082.jpg ♠️☺♠️「さっきと全然違う! これ、バニラエッセンスが入ってるんじゃないですか!? あああ、イイ香り・・・この匂いで香水を作りたい」──またそれを言う。
 ♡☺♡「こっちの方が甘い」

 ♠️☺♠️「肉にはさっきの方が合いますね〜」
 ♡☺♡「ブラン・ド・ブランの方が酸っぱい」

 ♠️☺♠️なんか鼻がくすぐったい
 dಠಠb♡☺♡「ほう!」──「鼻がくすぐったい」は名言の部類だな。慢性鼻炎で基本的に鼻詰まり系の♠️☺♠️ではあるが、もしかして素質はあるんじゃないか!?

 余韻は長めだが、最後は酸のコアに辿り着けず、スゥ〜っとフェードアウト。少し愛くるしい人懐こさもあり、高貴なエレガンスは感じさせないが、ある意味ドラマティックな味わいで、これで3,699円 (税込) なら文句はない。むしろ 4,914円 (税込) のピエール・ペテルスが割高に感じる。この段階でも十分に飲み頃だと思う。♠️☺♠️「次のは不安になるほどバニラ臭がただよっていて、でも飲んでみると不思議なくらいフルーティー」──帰りの電車内からメールにて。





◤J.Lassalle / J.ラサール ブリュット キュベ プレフェランスNV
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 ▲ジャンジャン参ります。



 オレにとっては極めてどうでもいいことだが、ロバート・パーカー (日本酒に関してはバカ舌の素人) というオジサンが高い評価を与えたことで有名なシャンパンハウスが作る混醸タイプのNV。「ピノ・ムニエ:60%、ピノ・ノワール:20%、シャルドネ:20%」というレシピだが、前の「アントナン・ペウ (ペウ・シモネ) 」よりも酸がしっかり出ていて──余韻の先にレモンの一滴がある──、ピノ種らしいリッチな果実味もあり、これなら「ピエール・ペテルス」に高い金を落とす理由は何もないという感じ。この3本の中でシャン初心者にオレが薦めるとしたら、バランス型である、この「J.ラサール」だ。ただし、オレ自身がもう一度飲んでみたいのは、少し人懐こい「アントナン・ペウ (ペウ・シモネ) 」だ。

 ♡☺♡「一番バランスいい。旨い」
 ♠️☺♠️「ハアアア、幸せ・・・」「3本目はそのバランスがとれていてどれも楽しいものでした」──帰りの電車内からメールにて。






 ここでhonshibori1977♀が持参したオミヤをご紹介!


◤たむらや チーズのみそ漬
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 ▲なかなかのデカさ。月曜の今日も少し食べれます。


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 ▲オレが真っ先に思い出したのは「森永ハイソフト」だ。味噌パートがキャラメル化してて旨い。左はタレの残り。パスタに絡めても旨いらしいが、オレはパンに付けて食べた。少し甘い。チーズパートも味気ないエメンタールよりもリッチで濃厚。ややハードタイプ。気に入りました。☆4.5 です。





◤ルヴァン 富ヶ谷店 ベルベデーレ
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 ▲パンでもケーキでもなく、どちらかと言うと全粒粉をつなぎにした「ドライフルーツとナッツのテリーヌ」のような感じ。ナイフで切るとボロボロと崩れます。♡☺♡「アタシ的には☆5! 買いに行きたい!」──と箸でつまみながら台所の中心で欲を叫んだパナリア。


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 ▲一口食べた瞬間にカシスやラズベリー・ジャムの必要性を感じたのでリクエストしたら、たまたま旅行土産のルバーブ・ジャムがあった──計算通り。これで生ホイップやメレンゲがあれば更に良し。赤ワインに合いそうだが、さすがに開けなかった。



【総評】

 お土産のレベルは非常に高いです。なかなかここまでの土産を持参できる人はいない。千葉県千葉市美浜区在住の割りにはやるじゃないか──この日は久々に新宿方面に足を運んだらしいが、学生時代に自分の好きだったモノをわざわざ買いに向かうあたりは流石の如才なさ。ルヴァン土産は他に岩石のように硬いチーズパンもあったんだけど、それは翌日に温めて柔らかくして頂きました。美味しかったです。






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 徐々にいつもの缶チューハイ的な早飲み癖が出てきたhonshibori1977♀。注いでも注いでも、ふと横を見るとグラスがカラになってる。オレが「味わうように舐めるように呑むんだぞ」と諭すと「了解です!」と言いながら、ガァーっと飲み干してしまう。ダメだ、コイツ。酔うといつもの悪い癖が出てくる。


 まだまだ今後も教育的指導が必要です!


 などと言いつつ、さすがにオレもそこそこ酔ってはいるが、気づくとmoukan1973♀はリヴィングでタオルケットに包まってミイラになっていた。これ以上honshibori1977♀に飲ませても味もヘッタクレもないから、酒はここらで打ち止めにして、なぜか二人で糞ドラマを観ながら盛り上がる。


 ピンポ〜ン♪



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 ▲ちょうど冷蔵庫のシャン・スペースが空いたので、それを見越して次なる対戦相手を宅配で招聘。リピート酒を2本、初呑みを3本。10日ほど休ませないといけないので、今週末は開けません。



 そんなこんなで、22時頃にお開き。17時から飲んでたけど、まあ、毎度ながらオンドリャあ〜!という間です。ミイラのmoukan1973♀を解凍して2人で駅まで送ってサヨヲナラ。

 次なる指導目標は「はじめてのシャつかい 〜楽天篇〜」を通じて一人でシャンパーニュを買えるくらいまでには育てて、たとえばオレが実家に帰る2週間くらい前にシャンを2本くらい実家冷蔵庫にピットインさせておくというミッションを任せたいカナート。

 というのは冗談ですが、帰り道、honshibori1977♀が♠️☺♠️「わたしの今までは一体なんだったんだろう・・・」と語っていた言葉が真実であることは信じたい。ま、それでも今ごろは家で缶チューハイを飲んでそうだけどな。






── オレたちには2日目がある。

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 ▲残ったのは「J.ラサール」がグラスに一杯ずつ。



 いいですね。3本の中ではミネラル感が一番そげていて、日本酒で言うと濾過したツルピカな液性というか、とても滑らかな舌触り。シャンに透明感が必要かどうかは別にして、無駄にゴリゴリとミネラリーで味が薄いブラン・ド・ブランよりはマシです。無難っちゃ無難だけど、姿勢の良さ、バランスの良さはある。心は奪われないが、金が奪われたとも思わない。ま、イイ出来だと思います。

 一応、3本のシャンは備忘録として「個別記事」として振り分けし直す予定だけど、内容はこれを土台にするので、編集版 (加筆ちょい盛り) という感じかな──たぶん。


moukan1972♂






Comment

Name - moukan1972♂  

Title - To 酸樹理庵さん



毎度です。


酔うと同じ言葉の連発になるので省いてますが、実際にはかなり感動してましたね。さっそく翌日に本搾りを飲んだら、シャンとのあまりの違いに2本も飲めなかったと言ってましたよ (笑) 。ビールも本人曰く「いちお、第三種とかじゃなくて、スーパードライ、一番搾り、エビスあたりは常備してるんですが」ということみたいですが、「どうしよう?ビールも水になってたら」と不安になってます。実際、もはやYona Yonaとプレモルが水ですからね。moukan1973♀なんか飲み会で仕方なくプレモルの生を飲んだら薄くて味しなかったとか言い出す始末・・・。

彼女は子供の頃から勉強のできる利発な子だったので──今はヘラヘラしてますが (笑) ──、ハマれば自分で調べたりできるタイプだとは思うんですが、まあ、男的な分析的収集魂はないですからね。その代わり女には「蒙昧なバーゲン魂」があるので、楽天スーパーセールとかで意味もなく衝動買いするんじゃないですか (笑) ?


──シャンに先に目覚めた先輩モーカン♀さんがチューハイ♀を指導してるのが面白いです。

moukan1973♀は基本「でしょ!でしょ!」しか言いませんよ。それでも我々も同じ道を辿ってきてますからね。さんざ氷結飲んでたmoukan1973♀も今は頭痛くなるから絶対に飲みたくないと言ってますから。そりゃあ濃縮還元の果汁28%の缶チューハイとグラン・クリュのシャルドネ100%のシャンが同じなわけない (笑) 。


──モーカンさん、端正なスタイルのラサール お気に召しましたか?

あんまRMっぽくないというか、ガラス工芸品のような透明感というか、この3本の中では一番そつなく完成された世界観ありますよ。それほど好みではないですけど、他に知らないものばかりで、どうしても外でシャンを飲まないといけない状況に追い込まれたらこれ頼むと思います──そんな状況はまずないですが (笑) 。


──今日 新政の貴醸酒開けましたが、普通の酒と変わらない甘さに拍子抜けです。 昔一度飲んだ貴醸酒は貴腐ワイン程ではないが結構濃厚な甘さが有った記憶絵があります。コレ花浴陽より甘くない!

「陽乃鳥」は未飲なんですよね。これのスパークリングは一応拾っておこうと思ってますが、なかなかタイミング合いません。「シャトー リューセック2005」の記憶が明確に残ってるうちに日本酒の貴醸酒も何か飲んでおきたいんですけどね。


2017.06.06 Tue 09:07
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Name - 酸樹理庵  

Title - チューハイおばさんを目覚めさしたのかな?

毎度です。

シャンに先に目覚めた先輩モーカン♀さんがチューハイ♀を指導してるのが面白いです。

ぺユ・シモネ、最近品質向上に目覚めたらしいですので、私の飲んだ時より出来が良いのかも知れませんね〜
昨日三年ぶりにシャン買いましたが、序でに色々シャン見ていたら円安と需要急増で随分値上がりしてる事を再認識しました。
ジモネのフルーロンが¥3500⇨¥6500とか?
それに比べればボランジェは10%位の価格アップですから許せる。
其れでもボルドーやブルゴーニュに比べれば良心的な上昇ですけど、

モーカンさん、端正なスタイルのラサール お気に召しましたか?

今日 新政の貴醸酒開けましたが、普通の酒と変わらない甘さに拍子抜けです。
昔一度飲んだ貴醸酒は貴腐ワイン程ではないが結構濃厚な甘さが有った記憶絵があります。コレ花浴陽より甘くない!
2017.06.05 Mon 23:05
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