◤Chinchilla / シャンシーラ ブラン・ド・ブラン グラン・クリュNV 




 あまり深く考えずに「グラン・クリュのブラン・ド・ブラン (特級畑のシャルドネ100%のシャンパーニュ) 」ということで同梱してみた。飲む前の楽しみを助長させるに足るウンチクや煽りの文言は販売ページに書かれてるので、下の写真をクリックして下さい。

 なんだかんだでブラン・ド・ブランのNV (ノン・ヴィンテージ) で大当たりを引くのは難しいわけだが、まだまだ数を飲んでないので、今はたまたまイマイチの方に偏ってるだけなのかもしれない。信頼できる限られた店で扱ってるモノを拾っていけば1年も経たずに制覇できるのが「ブラン・ド・ブラン NV 」というジャンルなので──それだけシャルドネ100%のNVモノは数が少ない──、ま、そのうち大当たりも引くでしょう。 (※「制覇」というのは「それらの店で扱ってるモノにおいて」という意味です。)

 このへんの出現率も日本酒なんかと大して変わらんと最近は思うようになってきた。ただし、さすがに厳格な規定で守られているシャンパーニュというジャンルは、ハズレの日本酒のように飲めないほど酷いモノは存在しないようだ。ま、値段も3,000〜5,000円はするので、これで飲めないモノが頻発するようじゃ、そもそも世界的な需要などは生まれ得なかっただろう。




 ◤Chinchilla / シャンシーラ ブラン・ド・ブラン グラン・クリュNV
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 ▲写真クリックで販売ページにJUMP。


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DSCN7278.jpg 立ち香──蜂蜜、トースト、りんご。香りのエネルギーは大人しめながら、ブラン・ド・ブランでここまで甘みを感じたことはあっただろうか。それでも酸の密度はしっかり感じる。あとミネラル感が豊か。

 昼間に仕事で面倒な事があったのに前夜祭へのオッパイの高鳴りが優先され、まるでストレスを寄せ付けなかったシャナリア──。

 ♡☺♡「これいいわ。気分がアガるわ〜。バランスがいい気がする、甘酸の



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 ほうほう、これはそこそこアタリじゃないかな。一糸乱れぬ美しい整然さは感じないが、楽しい和やかな味と香りの紙芝居を矢継ぎ早に見せられているような印象だ。そして、これまでに呑んだ「ブラン・ド・ブランのNV」の中では一番ふくよかな甘みを感じると同時に、果実的な苦み──グレープフルーツ (オレンジ・ピール) 的な苦みも感じる。シャルドネ由来の一点集約型の酸もしっかり。

 ♡☺♡「言っていい? もはや癒し。なんでか知らないけどゴージャスな気分になれる。どうして? 高いから?
 dಠಠb「知らないよ!
 ♡☺♡「そっか (笑)



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 ▲火曜ドラマ『あなたのことはそれほど』──今夜、東出くんが暴れます。「21世紀の冬彦さん」を目指して只今爆走中。


 
 ▲バカ女とヤリチンが真顔で何を (笑) 。しかしここまでの軽薄さはある意味で至芸。



 結構、苦みはある。ミネラル感の出方がすごく颯爽としていて、果実的な光はすぐさまミネラルのマントで覆い隠されてしまうようだ──「はい、おしまい」と言って紙芝居が終わるように。

 まだまだ薄いけど、決して味気なくはない。先日飲んだ「アグラパール テロワール グラン・クリュ エクストラ・ブリュット ブラン・ド・ブラン NV」が〝ちょっとイマイチなリストランテ〟だとするなら、このシャンシーラは〝そこそこ旨いビストロ〟だとは言える。ホツレのある美人より、愛嬌のあるブスの方がオレは好きだ。それでも完成度や洗練された美しさはアグラパールの方が上なので、そこは好みによって評価は大きく変わるだろう。


moukan1972♂moukan1973






Comment

Name - moukan1972♂  

Title - To サンジュリアンさん



毎度です。

整理された情報ありがとうございます。僕も「地理は苦手」とか言ってられないですね (笑) 。

ボンヴィルは6/3に来客あるのでそこで開けようカナート思ってます。「ミラン」と「カザルス」はNVあったので「お気に入り」に入れました。シャンも味クラーヴェしないと細かい違いはなかなか見えて来ないですね。

ナタリー・ファルメはかなり良かったですね。ぼちぼち人気が出てきてるようなので、この値段で買える時期も残り少ないかもしれません。これ、よく調べたら「ピノ・ノワール80%、シャルドネ20%」でした。飲んでる時、ブラン・ド・ノワールにしてはやたら酸が足りてるし、変だと思ったらやっぱりでした。同じ割合のチボーのブリュットより酸の一点突破あります。どこかで安く見かけたらタレコミよろしくです (笑) 。ブラン・ド・ノワールのナチュールもあるんですよね。

フルニもここらで再飲しときたいんですよね。クルエのブラン・ド・ノワールあたりも再飲して確認したい点があります。NVはNVでフレッシュな果実味あるので、これはこれで「まあまあの極上」を目指すには気楽なジャンルかもしれません。


2017.05.23 Tue 18:45
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Name - サンジュリアン  

Title - コート ブランでも村ごとで各々の味わいがある様です

毎度です。
コート ブランのGCでも各村ごとの味の違い(畑の土壌違い)がある様です。
メニルが最も鋭角的で、クラマンとアヴィズはリッチ、オージェは中間という印象です。全部石灰岩質の畑ですが表土の厚さの違いが味わいに差をつけています。
この味わいと土壌の関係は コート ドールの白ワイン(細身のピュリニーとマッチョなムルソーの関係)を飲むと簡単に理解出来ます。

ただ、従前は各村のワインをブレンドした大手モノ(モエとかクリコなど)しか国内に流通していなかったので、畑の違いによる味わいはブルゴーニュ程認識されていなかったのですが、最近のRMモノのブームでシャンも地酒の様に作り手や畑の違いが明確になってきました。色々なRMを買える良い時代になったと思います。

アヴィズ ならセロス、ボンヴィル
メニル はサロン、アグラパール、ペテルス、ドラモット
クラマンには リルベール、ジモネ(単独使用はない)、ディエボル
オージェなら ミラン、カザルスがRM
などが一流の作り手ですね。
でもGCでないヴェルチェやキュイなどPCの畑から細身だけどミネラルを感じられるシャンが有ります。
フリエ、ベルニエ、ジモネ が一流のRMです。ベルニエにはクラマン単独のヴィンテージも有り特に有名ですよ。
2017.05.23 Tue 10:55
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