もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 ようやく今夜私はひとり。
〜 日本酒の家呑みレポ&本日の1曲、安センベイ評、時々メガネ警察〜

◤巖 - 生酛 特別純米 赤ラベル ”改” 本生 28BY ── d99b「ひとは誰でも よねつる捜す 旅人のようなもの 理想の酒に めぐり逢うまで 試しつづけるだろう」 



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 ♫ Ronnie Laws - Let's Keep It Together (1976)
 
 ▲突然ですが、イベントっぽく前説のBGMなんぞを。



iwao_aka_lable_nama28by4.jpg 久々に本格的な読者さんからのチャレンジ酒 (いわお) です。「チャレンジ酒」というのは、別にオレが名付けたわけじゃないぞ (笑) 。「」なのか「」なのか迷うけど、ラベルは後者だね。上の検索BARはヒット数の多い方を選択してます。

 どちらさんもオレにいろいろ飲ませたくなる気持ちは理解できるが──記事になると、まるで「自分企画のBOOK状態」にまで昇華されるし (笑) ──、それでも彼は律儀に「仙禽 赤とんぼ 生酛 亀ノ尾 26BY」や「米鶴 山廃純米大吟醸 28BY」など、オレの中の上物を追体験してそのレベルのほどを知っているし、そればかりか、


【366】米鶴 生酛 純米 中取り生 仕込み22号 28BY
【361】黒澤 生酛 純米吟醸 無濾過生原酒 28BY
【364】黒澤 生酛 特別純米 無濾過生原酒 28BY


ここらを呑んで──↑は彼が呑んだ順番──、その上でそれでも「巖」を薦めてきたわけで、これは受けて立つしかないだろう──って別に喧嘩腰じゃなく、単に旨い酒が呑みたいだけだけど (笑) 。


iwao_aka_lable_nama28by3.jpg DE、だけど、呑むのは2度目ではあるが、ほとんどノーカウントくらいの軽い外呑みレベルなので、実質的には初めて呑むようなもんです。そもそもどういう酒なのか全く知らないけど、そんなもんは呑めばわかることなので事前に知る必要もないでしょう。

 専務兼杜氏である高井幹人氏は1973年生まれなのでmoukan1973♀とタメ。単にマスコミ的に「変わった経歴」と紹介しやすいだけではあるけれど──つまり人として数奇な人生を歩んできたわけではないけれど──、コチラに取材記事があります。

 この赤ラベルは27BYまで速醸の酒だったみたいだけど、28BYからハイブリッド型の生酛仕込み──自然界の乳酸菌を取り込んだ後に協会701号酵母を添加──に変更されてます。使用米は「麹米:山田錦、掛米:日本晴」で、精米歩合60、数値は「日本酒度:+2.0、酸度:1.9」なので、非速醸系としては、やや酸度は大人しめです。

 それではいただきましょうかね。




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 bottle size:720ml




SAKE GRADE:☆☆☆½

【368】巖 -いわお- 生酛 特別純米 赤ラベル ”改” 本生 28BY <群馬>

高井 株式会社 (by 佐野屋) :http://sanoya.jizake.com


Moukan's tag:



 ♫ Organized Konfusion - Walk Into The Sun (1991)
 
 ▲本篇のBGMなんぞを。



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 変則的だけど「やまとしずく」から──。


 立ち香──蜜っぽい甘みも出てきたかな。ややトゥワンとした酸──「唾液臭」と言ったりもする──おそらく世界でオレだけが。果実だとイチゴもあるし、うっすらミルキーな甘やかさも。全体に初日よりも香りのエネルギーはデカい。

 軽い味見程度だけど──。

 初日よりジューシイ──とも思ったが、徐々に辛みも出てくるね。うーん、極めてどうでもいい酒ですね。なんか2年くらい前に呑んだ「旭興 純米吟醸 生原酒 無加圧 26BY」を薄めて旨みを削いだ感じ。喉ティンコファイヤーしっかりめ。甘辛苦いんだよな。



 ▼『酔いどれオタクの日本酒感想記』より。
 





 つづいて米鶴のケモテを──。


iwao_aka_lable_nama28by6.jpg 立ち香──ブドウ( ゚∀゚ )キタ━━! スゲえビビッドにフルーティー (笑) 。もう何日目だ? 4日目か? 5日目か? なんか今日が一番オレ好みの香りです。

 そしてスゲえ旨い。もう残り1合ちょいではあるが、なにやら今が一番瑞々しくジューシイなんすけど。これは完全に「山廃 純米大吟醸 28BY」の想ひ出に浸れるわ。ほとんど☆5です──つうか、初日のド頭からこれなら☆5スタートも辞さない。この生酛はある程度「酸化」させないとダメだ。正直、今日が一番旨いかもしれない。もちろん「やまとしずく」の後ということもあるが。

 ここで「しずく返し」を──。

 ダメ。「牛乳@イチゴ農園」が出てきた。なんか「赤武 山田錦」の出来の悪い姉貴みたい。もうこの辺の酒も卒業。むしろ高い酒に金を落とす必要がなくなるから助かるわ。






 ようやく真打ちの登場です。
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 それじゃあ、を開けましょう。この流れで軽く感じないようなら生酛としての液性は「重め」ということになります。


iwao_aka_lable_nama28by8.jpg 立ち香──オレの中ではマスカットではなく歴然と赤いベリー。香りのエネルギーは穏やかなレベル。「黒澤の純吟」を少し〝はんなり〟させたとも言えるし、「風の森 愛山 27BY」を少し〝手なずけた〟とも言える。つまり、酸の発散に過度なエッジ感はない。「昇龍蓬莱 阿波山田錦77 生原酒 27BY」とか、他にもっと鋭い生酛を知ってるので、そういう酒に比べれば「優等生」な佇まいです。乳酸フレイヴァーは特に探せない。

 グラスに注いで液面を動かします。ほんの少しアルコールの浮きがあるかなあ。ベリーが引っ込んで繊維質なミネラル成分 (チョーク感=粉っぽさ) がゾロゾロ出てきた。ここまではイイ感じですよ。

 まずはRS (5〜8℃)で──以後、瓶は出しっぱです。

 思ったより無骨です。結構パウダリーに苦いっすよ。それでも「黒澤」流儀なチョークよりは優しめのテクスチャーで、苦みの砂塵から小さな赤い甘みが顔を出した後は辛みの風が吹いて視界が晴れ、カァーと照りつける嚥下の太陽が喉ティンコをファイヤーさせます。含んだ瞬間のオレの印象では明白に「米鶴 生酛」の方が上だし、そして「黒澤 Type-7」はそのもっと上。ただしmoukan1973♀は、これ、クワナリ好きだと思います。

iwao_aka_lable_nama28by9.jpg 生姜はあるけどショウガナイ、必殺技を使うか──チロリタージュ。

 これね、一つ言っておくと、この段階では「酸」や「苦」より「甘」がチャーミングな酒です。まだまだ茂みに隠れてるけど、奥に秘宝のような甘みの粒があるのはわかる──ここが伸びてくればなあ。ですGA!──このレベルでは、 まるでオシャレをこじらせて結果的に少しゴテゴテしてしまってる日本の若手俳優のプライベート・ファッションみたいです。せっかく「生酛」でやるんだから、いろいろ捨てなきゃ。

 ジュース部分に関しては、オレの中では☆4の「黒澤」と同レベル。見所はあるけどWell-Madeさは足りてない。速醸だけど、これなら「ろくまる雄山錦うすにごり 26BY」の方が遙か彼方にクリスタルです。

 温度が上がると甘苦ミネラリーな味わいになり、最近飲んだ「黒澤 特純」を少しワイルドにした感じ。まあでも、最近の我々的には「あり」なジャンルですね。ぼちぼちこの手の酒を「何か一つの言葉」でジャンル化 (カテゴライズ) してもいい頃合い。


iwao_aka_lable_nama28by10.jpg 「やまとしずく返し」で差異を生じさせる──。

 うーん、この流れで「やまとしずく」の方が軽く感じるということは「巖」はモダン生酛としてまだまだオレの理想とする軽さやカロリーオフ感は手に入れてないということだ──なぜなら昨日の「米鶴 生酛」との比較で「やまとしずく」は重く感じたわけだから。実際ここで「巖返し」しても「やまとしずく」より少し重い。

 じゃあ、ここで行くしかないだろう、ヨネチュル──軽い順に行くぜよ。

iwao_aka_lable_nama28by11.jpg 米鶴──「巖」よりこっちの方が遙かにクリスタルだって (笑) 。しかもフルーティネスのエネルギーが今MAX状態。歴然とこの3本の中では一番旨いですやまとしずく──味は薄いけど、跳ね返りの辛みがすさまじい。──つうか、香りにグレープフルーツが出てきたんだけど。この流れで飲むとグレープフルーツな甘苦酸のバランス。一番重い。

 少し休憩してから逆順で──。

 ──ややベリー回帰。ちょっと重いかなあ。しっかり辛い。やまとしずく──まるで軽い女。香る水に金は出したくないですね。米鶴──クリスタル・ジューシイ。もう残りも少ないからサヨナラの儀式で「お燗」にしておこうか。



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 暖っため過ぎた (笑) ──少し待ちます。やることないから「巖返し」──今12℃くらいかな。結構ビシバシしてるよね。むしろロックにしたい感じ。あんま生酛的な軽さは感じないかなあ。正直、速醸との違いが見えにくい。これじゃ「Type-7」のように空は飛べない。もうちょいブライトな酸が欲しいかなあ。甘苦酸の三者がレース中だとしたら「甘」が抜け出して「苦」が背中を追って「酸」はズっこけて泥だらけみたいな。


iwao_aka_lable_nama28by13.jpg 米鶴のお燗──。

 旨いっす! ちょっと杏っぽい果実味。愛らしい甘酸っぱさ。いいですねえ。燗冷ましはキュインと軽やかでピチャっと酸っぱい。こりゃいいや。気づくの遅すぎ。軽いなー。夏場のお燗用に火入れ買うかなー。ちゃんと酸っぱい。ほんのりヨーグルトな、まったく嫌味のない上品なミルクネス。プレスが効いてるわ。いいです、とっても。

 えっ? ここは「巖」の記事スペースだって? なになに、そこまでオレに飲ませたいか!「巖」のお燗、やれってか!? MJK (マジか) ・・・。

 少し休ませろよ。







 巖のお燗──。

iwao_aka_lable_nama28by14.jpg うん、劇画になりました (笑) 。まだ酒質が若いな。ここへ来て7号酵母的なシャキシャキ感が出て来た。それでもまだまだ硬いっすね。ギスギスしてます。

 そうねえ。☆6&7の世界観を知る読者さんからの挑戦状なので──最初からハードルを二段階ほど上げてるので、厳しめの言説が全面に出てますが、それは☆5になるために足りない要素をあげつらってるからで、この酒そのものは☆4ですね。

 明日も呑めるので、最終的なグレーディングはそこでやります。それと、今moukan1973♀にメールしといたので、久々に1973チャレンジやります。





 久々の1973チャレンジ!!! (家族総動員)
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iwao_aka_lable_nama28by16.jpg ♡☺♡「あああ。やや乳? ピーチ? メロン?」──いただきます──「ああ。言っていい? 匂いに比してスッキリしててキレがいい。旨い。程良い甘みもある。なんかに似てんなあ。全く思い出せない。ドライゆえの、最後がやや苦。酸、来てるねえ
 dಠಠb「米鶴、呑んでみ? どっちが軽い?

 ♡☺♡「あああ。退けがクリスタル。旨い。米ちゃんの方が全然軽い。生酛対決は米ちゃんの勝ち。最近思うのはー、退けにかけての何チャラっていうのは、つまり、後味のことだからー、最初よりも最後の印象がむしろ重要なんじゃないかなと。酒の感想を言うにあたって」──彼女が言いたいのは、味曲線における「終わり良ければすべて良し主義」ということなんじゃないの


 ▼「水中写真家の丘日記」より。
iwao_aka_lable_nama28by16.jpg これはオレの推理 (仮説) に過ぎないし、感じ方は人それぞれという事実はひとまず脇に置いておいて、おそらく読者さんは、巖の中に「青い鳥」を見つけてしまったんじゃないだろうか

イクラ」というのは、彼の場合で言えば「巖」を無理矢理「米鶴 山廃純大」に寄せていくことであり、オレがここで新たに提唱する「青い鳥」というのは、不意に「巖」の中に「米鶴 山廃純大」を見い出すこと。探しに行ってるつもりがないから不意に出会った時に捕まえたと思ってしまう──それが幸せの象徴としての「青い鳥」だ。つまり彼は、クリスタル (青い鳥) を心に強く求めるあまり、黒い沢でモガキ苦しんだ末、不意に巌 (いわ) の上で青い鳥に出会ってしまったのではないだろうか。

 実際オレもよく記事の中で「何かのタイミングで○○に出会う (を感じる) 」という表現を使うと思うんだけど、探しに行って (理想の味に近づけて) 出会うのが「イクラ」だとすれば、不意に眼前に現れる美酒の幻が「青い鳥」というわけだ。彼にとっての「青い鳥」とは「米鶴的なクリスタル感」であり、それをずっと求めてきた。そんな時、不意に「味覚の巌 (いわ) 」の上に止まっているのを見つけてしまったんだよ、幸せの青い鳥が (笑) !!!

 ま、あくまでもオレの仮説だけど、この「巖」が「米鶴 生酛」よりクリスタルなんてことは、ライムスターの宇多丸の頭に無数の毛が生えてること以上にありえない。もちろん、この「生酛」とて「山廃」の前では重い酒になってしまうだろうけど。





── 2日目。

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 ♫ Main Source - Looking At The Front Door (1990)
 
 ▲なぜかNew School Classicsが続く (笑) 。




iwao_aka_lable_nama28by18.jpg 立ち香──昨日より甘やかで蜜っぽいニュアンスもありつつ、明るめのピーチが出てきた──moukan1973♀がすでに予見していた (笑) 。赤いベリーもあるが、乳酸フレイヴァーが出てきたので、ややミルキーな膨らみに隠れて、ますます酸の発散は落ち着いてきた。

 どうだかねえ──。

 おお、今日はグレープを感じるなあ。ただし、オレには見えないな、青い鳥は。これが「米鶴 生酛」よりクリスタルで軽いということはオレの中では絶対にあり得ない。「黒澤」の2つよりは軽いという言い方もできるけど、液性のツヤ、酸よる口の中の見晴らしは「黒澤」の方が上。「」が「黒澤」に勝ってるのは着地におけるミネラル感の優しさと、旨みの球体感が柔らかいという点。「米鶴 生酛」はこれらのドングリ競争から頭2つ抜けてるし、「黒澤 Type-7」はさらにそこから異世界にワープしてるので、この酒は「そこそこ頑張ってるモダン生酛」という域は出ません


iwao_aka_lable_nama28by19.jpg ワイングラスで──。

 蜜っぽいチャーミングな甘みも伸びてくるけど、跳ね返りは強めで、軽さやクリスタル感に出会う瞬間は昨日から一度もありません。ややチョークな苦みもあるけど、それよりも喉ティンコファイヤーが結構ストロング。ロックにすると少しNCF (喉ティンコファイヤー) が緩和されるけど、今度はチョークな粉っぽさが相対的に強まるかなあ。

 ひとまず☆4.5は完全に否定されてます。あとは☆4の黒澤トリオとどこまで対等に戦えるかの問題。そうね。ひとまず「特純」には勝てない。「純吟」には軽さでは勝てるけど、酒としての色気や艶やかさでは勝てない。「直汲みイエロー」にも軽さで勝てるけど、瞬間的なキラメキで勝てない。

 リトマス酒を使って相対的な質量を計ってみようか──。



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 ▲moukan1973♀は今から「東出ロス」を心配してます。



 十旭日──常温で。普通に旨い。酸は最強クラス。ストラクチャーは激堅牢 (笑) 。まさに点の酸だよ。苦みの総量も「巖」より少ないんじゃないかな。リトマス米鶴──超絶クリスタル (笑) 。MJK (まじか) 。「生酛」との比較では重かったのに・・・。そして、普通に旨い。──重いし粉っぽい。クリスタルどころか、クリスタルキングの歌う「北斗の拳」のOP並の砂塵。



 Youはショックですか?
 



 重い順に──。

iwao_aka_lable_nama28by22.jpg ──この順番だと軽い。でもそれは旨みの立体感や質量に対してであって、跳ね返りは「十旭日」より強い。十旭日──ソリッド。「巖」は入りは軽やかだけど、最後がクレシェンド。米鶴──はすべてがライトでクリア。

 ☆3.5ですね。細部に見所はあるとは思うけど、一点突破のチャームポイント──必殺技が足りない。「バランス型の酒」という言い方もできるけど、初の生酛で攻め気を失ってはいけない。ブラッシュアップは翌年にやればいい。恐る恐る美酒を造ろうとしてなんとなくズっこけちゃった感じです。


iwao_aka_lable_nama28by20.jpg ただし、ロックの「巖」の後だと「米鶴」の方が少し重い──というより、表情が途端に熟味と熟香で豊かになる。kappaさん、「巖」の前日、なにを呑んでました? そういう流れもあるとは思います。

 僕も「青い鳥」を見つけることは日々あります。よく記事の中で「何かのタイミングで○○に出会う (を感じる) 」という表現を使いますが、たったそれだけで何かを見つけた気になるのは時期尚早です。本当に旨い酒はどう呑んでもどのタイミングで呑んでも旨いのです。そういう酒に「取説」は必要ありません。常に、問答無用に、何をどうやっても旨いのです

 違う時空──オレよりも条件が悪い時と場所──で呑んでるmoukan1973♀が♡☺♡「☆4!」と言ったらそれに従います。彼女がオレの一番弟子としての味覚を持っているのなら、どのみち☆4.5は絶対にないと思います。

iwao_aka_lable_nama28by23.jpg つうか、今は「十旭日」のワイングラスの常温が存外にいい (笑) 。辛いし酸っぱいし濃いけど、ソリッドだから余計なモノがあまりない。この段階でも「巖」は跳ね返りが全体のバランスの中では少し強い。

「十旭日」のお燗レポートはコチラにUPしました。イマイチですね。

 moukan1973♀からメールが来ました。♡☺♡「OMJKO (お、マジかお) ! でわ、☆3.5で!」──ヤラセじゃないし、むしろオレの指導力を褒めてくれ (笑) 。

 kappaさんだけでなく、自分を戒めるためにも、僕からは最後にこの替え歌を捧げます。






 


『銀河鉄道999 〜「青いイクラ」篇〜


 舌は苦 (にが) をぬけて 光の美味へ
 酸がちらばる 夢幻の生酛さ
 ☆の階段 あがって行こう

 ひとは誰でも よねつる捜す 旅人のようなもの 
 理想の酒に めぐり逢うまで 試しつづけるだろう 
 きっとカッパは 不意に出会った 青いイクラに


moukan1972♂






日本酒 生酛 山廃

Comment

Name - moukan1972♂  

Title - To kappa1970♂さん



毎度です。


──moukanさんの嗜好性を解った気になって、全くもって見当違いなチャレンジを挑んだ自分をちょっと恥じているところであります。

そんなことはないですよ。このへんの酒は「牛乳@お花畑」と対極にある味と香りのタイプで、そろそろ〝一つの言葉〟で再カテゴライズする必要があると思ってます。

今回は逆に僕が「kappaさんの辿った道」を追体験する必要があり、「米鶴の生酛」と「黒澤2種」を短期間で制覇したので──そればかりか同時に飲めたりもした──、細部の見え方/感じ方に利があったんだと思います。

「巖」はもっと軽くてキレイな酒質を目指す必要がありますね。まだまだ視界良好ではありませんし、kappaさんも今目の前に「米鶴の生酛」があれば違ったアプローチに出会えるとは思います。


──でも、今の自分にはこの酒が旨いと感じたのは事実ですし、

ま、そこが一番肝心な部分ですけどね (笑) 。僕も「巖」はマズイとは思いませんが、一連の飲み比べの中で頭一つ抜ける部分を探せなかったので、ある時これだけをポーンと飲んでいれば印象も違っていたかもしれません。

「黒澤2種」をどう取るかでしょうね。ドスンと重いと取るか、酒としての存立性の高さと取るか。やはり僕は「黒澤」の方に魅せられるんですね。そこは両者の「生酛」に対する熟練の差かもしれません。「巖」の生酛はこれからだと思います。

2017.05.18 Thu 07:17
Edit | Reply |  

Name - kappa1970♂  

Title - 見ていたかもしれないけど、見ていない

moukanさん

こんばんは。
この度はチャレンジを受けていただき、また忌憚ない感想を記事にしていただき有難うございました。

moukanさんのブログを拝見し、グレードの高い酒の追体験をさせて頂く中で、moukanさんの好みのベクトルを自分の中で勝手に推計し、この度のチャレンジに至った訳ですがmoukanさんの嗜好性を解った気になって、全くもって見当違いなチャレンジを挑んだ自分をちょっと恥じているところであります。

でも、今の自分にはこの酒が旨いと感じたのは事実ですし、その気持ちや想いを尊重して、コメよりも先にレスを頂くというご配慮に只々有難いと思うところであります。

センチなコメになって恐縮ですが、マイペースで愉しんで参ります!

引き続きよろしくお願いします。









2017.05.17 Wed 23:38
Edit | Reply |  

Name - moukan1972♂  

Title - 見えたのなら、それは確かにそこにあったのです。



kappaさん


毎度です。

先回りしてコメントしておきます。
このたびはオススメの御紹介ありがとうごさいました。

一点、記事では「完結した作品性」を重んじるあまり触れてませんが、kappaさんが「巖」の中に「クリスタル」を見つけたらのなら、それは確かにそこにあったんだと思います。逆にそれが見えなかった僕の方が不幸だった可能性もあるのです。

見えた──感じたのであれば、それは一つの「体験」であり「現実」なのです。僕はレム睡眠中の記憶が濃いので、「夢」なのか「現実」なのか、少しハッキリしない「体験」というものもたくさんあります。ですが、「体験」した以上は「現実」なのだと思います。

「青い鳥」は誰にでも見えるものではありません。そこだけは「勘違い」や「誤り」と思って欲しくはないのです。


2017.05.17 Wed 21:53
Edit | Reply |  

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