◤MONTHLY REPORT - 2017/4 (日本酒:篠峯, 櫛羅, 上喜元, 長陽福娘, 众, あべ, 黒澤, 七田, 房島屋, 冩樂, 米鶴, 赤武, 萩の鶴, etc.) 



MONTHLY REPORT ── 2017年4月に呑んだ日本酒のまとめ

▪︎2017/4月 (合計20本=1升瓶×8本、4合瓶×12本、その他×0本)


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米鶴

 米鶴 (3.0)

篠峯

 篠峯 (3.0)

居谷里

 居谷里 (4.0)

山形正宗

 山形正宗 (0.0)

長陽福娘

 長陽福娘 (2.0)



長陽福娘

 長陽福娘 (4.5)

篠峯

 篠峯 (3.5)

篠峯

 篠峯 (3.5)

冩樂

 冩樂 (3.0)

三千櫻

 三千櫻 (3.5)



萩の鶴

 萩の鶴 (3.0)

あべ

 あべ (4.0)

七田

 七田 (4.0)

房島屋

 房島屋 (3.5)

篠峯

 篠峯 (5.0)



黒澤

 黒澤 (4.0)

赤武

 赤武 (4.0)

众

 众 (4.0)

上喜元

 上喜元 (4.0)

米鶴

 米鶴 (0.0)




ARTICLE ON SAKE

【339/3.0米鶴 純米吟醸 出羽の里55 超しぼりたて生 28BY <山形>
【340/3.0篠峯 田圃ラベル Azur 山田錦 純米吟醸 無濾過生原酒 28BY <奈良>
【341/4.0居谷里 之吟別誂 山廃純米吟醸 ばくだん 生原酒 28BY <長野>
【342/0.0山形正宗 純米吟醸 酒未来 生酒 28BY <山形>
【343/2.0長陽福娘 限定直汲み 純米 山田錦 無濾過生原酒 28BY <山口>
【344/4.5長陽福娘 純米 山田錦 無濾過生原酒 26BY <山口>
【345/3.5篠峯 味ノマチダヤ限定 純米吟醸 雄町 袋吊り雫酒 無濾過生原酒 27BY <奈良>
【346/3.5櫛羅 純米 無濾過生原酒 27BY 〜Kodama Tuning〜 <奈良>
【347/3.0冩樂 純米吟醸 播州山田錦 生酒 28BY <福島>
【348/3.5三千櫻 純米 さくらにごり 愛山 生原酒 28BY <岐阜>
【349/3.0萩の鶴 純米吟醸 別仕込み 猫ラベル 桜Ver 生原酒 28BY <宮城>
【350/4.0あべ 純米吟醸 たかね錦 ピンクラベル生 28BY <新潟>
【351/4.0七田 純米吟醸 無濾過生 28BY <佐賀>
【352/3.5房島屋 純米 超辛口おりがらみ 無濾過生原酒 28BY <岐阜>
【353/5.0裏篠峯 ろくまる 雄山錦うすにごり 生酒 26BY <奈良>
【354/4.0黒澤 生酛 純米 直汲み生原酒 仕込48 黄ラベル 28BY <長野>
【355/4.0赤武 -AKABU- 純米吟醸 山田錦 28BY <岩手>
【356/4.0众 gin 生酛 純米 生原酒 仕込13号 1本目 28BY <愛知>
【357/4.0上喜元 純米吟醸 無濾過生原酒 渾身 仕込第61号 28BY <山形>
【358/0.0米鶴 山廃純米大吟醸 無濾過生原酒 27BY <山形>

SAKE GRADE ( ☞ about )
「0.0〜7.0」の10段階で評価 (記事の中では☆の数で評価) 。0.5刻みがあるのは3と4だけ。飲んだ瞬間に旨いのは「5.0」から。一般的なオススメ (造り手の意図が達成されていると思われる酒) は「4.0」、個人的な嗜好寄りのオススメは「4.5」。「3.0」は普通、基本的にリピートなし。「3.5」は個人的な嗜好からは外れるが好きな人も多くいると思われるもの。「2.0」は<やや問題>あり。「1.0」は<大いに問題>あり。「0.0」は老ねや熟成失敗による<判定不能>のコンディション。「4.5」と「5.0」の間には高い壁が存在。「5.0」と「6.0」の間には更なる高い壁が存在。「6.0」以上は滅多に出ません。「7.0」はタモリ倶楽部「空耳アワー」のジャンパーに相当。味や香りや完成度に加えて気分や勢いが乗らないと出ません。同じ酒でもBY違いLot違いで評価は変わります。意識はしていませんが、他の日本酒ブログより評価はかなり厳しめです。理由は、最終的に読者と未来の自分が知りたいことは、それを買うべきなのか否かという点に尽きると思うからです。




MONTHLY REPORT - 2017/4

 毎度アクセスありがとうございます。

 今月はクワナリ塩っぱい内容でしたね。なにせ☆4.5☆5の2本がどちらも26BYという有様。28BYの酒にはもう少し頑張ってほしいところではあるが、諸々の要因 (米の出来、菌の活動、杜氏の技術とセンス、飲み手の味覚の暴走) が重なって初めて「旨い酒という概念」が創生され得るわけだから、うちに生姜はいつもあるけどショウガナイ。

 日本酒は20本ですが、今月はシャンパーニュも8種類ほど口にしてるので、気分としては「よく飲んだなあ」という印象。☆の数で盛り上がるような酒は少なかったので、今こうして写真を眺めて、その味や香りを瞬時に思い出せるモノから適当に振り返って行こう。


 となると、やはり「 (ぎん) 」ということになるだろうね (笑) 。時間が経つごとに更生されて、最後のお燗なんかは割りとどこにでもあるミルキータッチだったけど、初日の開けたてのインパクトはなかなか。昭和世代には懐かしいハーブ・キャンディーのCMなんかも飛び出し、結果的に小さな祭りとなったこともこの酒の個性の成せる業ではあるだろう──人間もそうだけどセンセーショナルな人物の周りでは必ず面白い事が起きるものだ。

 ☆3.5ではあるが「房島屋」を口にした瞬間の「あ、オレでも超辛口イケる」という、あの感覚を忘れることは少なくとも向こう3年はないだろう。「あべ」もこうして並ぶと他とは違った酒質で勝負していることがハッキリするし──ただし造りはまだまだ未熟──、逆に造り手としてのセンスと技術は遥かに上なのに「赤武」のようにツマラナイ酒を仕上げて来るヤツもいるので、なかなかに難しいところだ。そうした意味では──「個性」と「技術」を若さにおいて両立しているという意味では「黒澤」の今後には期待したい。残念ながら黄色は良い出来ではないが、「あべ」とは違い、未来に開かれたロードが伸びている──言うなら「魅惑的な未完」という、どこかウズウズした、今にもはち切れそうな蠢きがある。


 ☆4程度の酒で熱度を上げても仕方ないが、「上喜元」という宇宙のどこかにはオレにとっての☆5があるような気はしてる──異星人同様、問題はそれがどこにいるのかがわからないということだ。「七田」は「荒さ」もあるものの、銘柄的な「力強さ」とエネルギー交換できる性質のモノなので好きな人は好きだろう。ただし飲み頃はまだ先だ。「櫛羅 Kodama Tuning」も熟成という領域での完成には程遠い。この酒質であればもっと引っ張れるとは思うが、蛙の子は蛙というか、出来の良くない27BYが熟成だけでどうにかなるものではないだろう。それでも28BY的なクソ酒にまみれると、出来の悪い篠峯でも一廉のエレガンスを与えてくれることには敬意を表したい。

 というわけDE、今月の「牛乳@お花畑」を御紹介。まずは「米鶴」だが、杜氏を思いやった12代目からの弁明コメントについては、経営者としての優しさに胸を打たれたわけだが、それでもこれだけは言っておこう──我々は旨い酒を飲んで胸を打たれたいのだ

萩の鶴」も散々な出来栄え。この銘柄の魅力は「美しい酸」にあるのだから、ただ甘いだけの酒を造って何がしたいんだ?──どうやら「センバツ オボロ」も似たような方向性らしいので、あまりに酷ければボチボチ蔵元にクレームのメールを送るとしよう。本当はそういう役目は酒屋が果たすべきだとオレは考えるが、どうにも横でつながって「仲良しこよし」やってる連中が多すぎる。「冩樂 山田錦」も若干の「お花畑」だが、読者さんからのタレコミによると「備前雄町」はクワナリ微妙なようだ。


 珍しく☆0.0が2本もあるが、「山形正宗」は初日は☆4.5ペースだったのに、2日目は「ガタガタ正宗」になって飲めたもんじゃないし、「米鶴 山廃純米大吟醸 27BY」は元の酒質がどうだったのか全く想像できないほどに熟してしまっていた (笑) 。もちろん、28BYとの通奏低音なんか探せやしないし、オレの求めるクリスタルな輝きは一切失われており、飲めなくはないが、極めて人懐こい甘口の熟成酒になってしまった。

 さて、5月の酒はどうだろう。ひとまず今夜は「やまとしずく YamaTornade 純米吟醸 生原酒 28BY」を開けて、カジュアルかつ安心感に満ちた☆4.5を獲得したい。
 

moukan1972♂





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