◤七田 - 純米吟醸 無濾過生 28BY ── dಠಠb「飲み頃はまだまだ先だけど、♡☺♡『久々に甘いお酒でマトモなのを呑んだ気がする』だってさ (笑) 」#Fruity 



検索ワード:



shichida_jungin_nama28by3.jpg 28BYに黄色信号が点灯中の七田 (しちだ) です。去年☆6を付けた「純米 七割五分磨き 愛山 無濾過生」も読者さんによると今季はイマイチの模様。旨いと評判の人気商品「純米 おりがらみ 無濾過生」もハードボイルドな (何を考えてるのかわからない) 仕上がりで☆3。あとは新酒の純吟 (五百万石?) も苦くて超イマイチだったというタレコミもありました。そんな中、この純吟は旨かったという報告があったので、安全コースに添ってエントリーした次第。「麹米:山田錦、掛米:さがの華」で磨き55の無濾過生です。

 この「七田」は県外向けのブランドで、ぬわんと地元九州の酒屋では扱いがない模様──全国の人気/実力銘柄を多数扱う福岡の優良店「うらの酒店」で買えないのはそういう理由。メインブランドは「天山」で、あとは「七田」の逆を行く九州限定の「岩の蔵」という銘柄もあります。地元ではそこそこデカイ蔵のようでYouTubeチャンネルも一応持ってたりする (笑) 。



 



 うちの近所だと、なんと言っても池袋東武が「ほとんど七田屋状態」で、そこらの地酒屋より遥かにいろいろな商品を取り揃えてます。27BYの「寒熟」もまだあるのかいな。今季は期待薄だから、旨い七田を飲みたいなら27BYの「寒熟」を狙った方がいいような気もしてきた。

 今日は風邪引く5分前な感じでカダラ (身体) が本調子じゃないので、軽く1合ほど味見する程度にしておきます。



 誰田 (だれだ?) ──元チェッカーズの藤井尚之・・・。
shichida_jungin_nama28by1.jpg
 ▲とりあえずメガネがズリ落ちてるからフィッティングした方がいい。




shichida_jungin_nama28by2.jpg
 bottle size:720ml




SAKE GRADE:☆☆☆☆

【351】七田 -しちだ- 純米吟醸 無濾過生 28BY <佐賀>

天山酒造 株式会社:http://www.tenzan.co.jp


Moukan's tag:




shichida_jungin_nama28by4.jpg 立ち香──まるで「亀甲花菱」みたいな、少しスモーキーさのあるトロピカルなフルーツ香がズシリと放たれる。それなりにナッティーかつオイリーだけど、ヤワな「牛乳アーモンドオイル@お花畑酒」とは異なり、全然オエっとはならない。穀物由来の野性味のある酸が香りのコアを下支えしてるからだろう。このカツっとした穀物風味の香ばしいミネラル感は「豊盃 - Houhai Drip」なんかも思い出すな。これよりは落ち着いてるけど。つうか、完全に「亀甲花菱」系だ。黄桃にカカオパウダーを振りかけたスイーツみたい。これは好き系かもしれない。

 今日は味見程度だけど──。


shichida_jungin_nama28by5.jpg おっ、ガスあるな──量は少ないけどタイトで力強い。香りに比してBodyは意外にスリムだが、ジューシイな凝縮感もあって、味わいの収斂先は苦みの荒野だけど、無骨な中にも一廉のエレガンスが鎮座しており、これはまあまあいいな。☆4スタート。

 ちょっとギスギスしたミネラル感がハードな苦みを連れてくるけど、ド頭のジューシイ感 (小さく高密度な果実味) がタイトながら艶っぽいので、全体のバランスの中ではノイジーには感じない。硬水仕込みらしい骨太なストラクチャーがビチャっとした水っぽい上っ面な苦みになることを阻止している感じだ。ただ、このバランスと力強さなら、もう少し甘みが伸びてきてもいい──別にオレは「甘い酒」を嫌悪しているわけではない、なんども言うがオレが好きな酒は「出来の良い酒」だ。

 というわけDE、この酒の飲み頃はまだ先だと思う。あと、立ち香で感じたほど、味わいはカラフルでハッピー・トロピカルではない。それでもオレはそこそこ好きだな。

 ワイングラスで──。

shichida_jungin_nama28by6.jpg 最近飲んだ酒だと「山形正宗」を少しザラザラさせたタッチも感じるかな。酸は足りてます。本来の「七田」なら、もう少しネリっとした粘度のある甘旨味が膨らむ感じなんだとは思うけど、このくらいのスリムさもオレ的には嫌いじゃない。ちょっと今日は体調が万全じゃないけど、☆4.5には至らずという感じ。moukan1973♀は今宵も元気なので (笑) 、帰ってきたらチャレンジさせて☆付けさせます。

 今季の「七田」には暗雲が立ちこめてたけど、このレベルなら買って損したとは思わないかな。週末に飲んだ「あべ ピンクラベル」とどっちが好きかという話になれば、迷わずオレはこの「七田」だな──ただし、これが「本気の七田」だとは思わない。

 温度が上がってくると甘みも浮いてくるけど、手仕舞いが少し早い。これはもっともっと熟成が必要な酒だ。まだまだ蕾状態。この骨格なら甘みの質量が倍になっても全然余裕だろうね。むしろトロットロな蜜みたいに甘くさせて──からの力強い凝縮感こそが快感。もしもこの中にこの酒をストックしてる人がいたなら、もう少し引っ張った方がいいと思うぞ。

 うん、 トロピカルで無骨な山形正宗に亀甲花菱のふりかけをまぶした感じなので、そりゃあ、オレ的には好きなタッチだろう──まさに拮抗七宗 (笑) 。亀甲花菱の服を着たザラザラした山形正宗。

 moukan1973♀が☆4.5と言えばそれを付ける。






 1973チャレンジ
shichida_jungin_nama28by8.jpg
 ▲一番弟子が師匠の代わりにグレーディング (笑) !!!


 ♡☺♡「香りは・・・ああ、フルーティー。うーん、ちょっと熟れてんの? いただきまーす。結構濃醇だね。久々に甘いお酒でマトモなのを呑んだ気がする。甘い中にも酸あるねえー。ミネラル感、あるねえ。☆4か? すごいトロピカルだねえ」──直前まで「あべ」を呑んでいたからそう感じるんだろう。
 dಠಠb「あべも☆4だけど?

 ♡☺♡「だったらあべが☆3.5で、これが☆4だよ。あべちゃんはクセ (個性的な特徴) があるから日本酒初心者女子に呑ませると『うーん』と言うかもしれないけど、これはみんな『美味しい』と言うと思う。女子目線から言うと」──元女子ではなくて?

 まあ、☆4の守備範囲は広いので、今さら「あべ」の評価を下げることはしないけど、並べて呑んで好きなのは、少なくとも我々夫婦の場合は「七田」ということ。☆4です。これよりは軽やかだけど、似たような香りの方向性で言えば、「亀甲花菱 純米吟醸 雄町 無濾過生原酒 27BY」や「Houhai Drip 2016 純米吟醸55 雫取り 生原酒 27BY」の方が一枚も二枚も上手。ただし、熟成耐性は「七田」も負けてないので、伸びしろはあると思う。





── 2日目。


shichida_jungin_nama28by9.jpg



shichida_jungin_nama28by10.jpg 今日はだいぶ調子イイかな。ここ最近、飲み過ぎというより──「シャン祭り」以降──少し食べ過ぎていて、食後の体重が63.6kgまで増えたので、晩飯を2日ほど簡単なツマミ&お粥にしたらあっという間にベスト体重 (食後62.5kg、寝起き61.5kg) に戻ったよ (笑) 。

 体重は一度「上昇トレンド」に入ると逆流させるのが非常に困難になるから、上がり端を即座に押さえ込むことが大事。もう10年くらい増減は±2kg以内だけど、体重が変わらないと同じ服が着れて便利よ。20年以上前の服とか今でも着てるもの。真のダイエットはある種の「生活革命」を自分の身に引き起こすことだから──死ぬまで一生もう夜中にラーメン食わないとか──それはそれは辛く険しい道になるので、服がキツくなったら食事を減らすとか、「上昇トレンド」に入る前に対処するのが結果的に一番ラク。あと、そこらのブスが夏前に一生懸命やるのは「減量」であって「ダイエット」ではないので間違いないように。「減量」はつづかないから意味ないよ。



 夏までに痩せるのではない。2度と太らないようにすることを考えるべき。




 立ち香──基本的に昨日と同じだけど、思ったより甘みが伸びてくる気配はない。暖色系のトロピカル感というか、そこまでビビッドではなく、落ち着いたトーンね。たとえば「亀甲花菱」のトロピカル感の方がもっと明るく抜けてくるよね。

 残り1合だけど──。


shichida_jungin_nama28by11.jpg まあ苦いんだけど、ド頭にジューシイかつクイックな凝縮感があるから、苦みの滑走路は意外にキレイなロード。残り1合なので、もう少しシロップみたいな甘さが伸びてくることを期待していたんだけど、今日も全体にはビター。甘みや果実味はド頭の短い時間の中に押し込められてるので、そこからの発散は少ない。苦みにフォーカスするなら、最近呑んだ酒を引き合いに出すと「去勢された残心」というか (笑) 。つまり、服の柄はそこそこ派手だけどカラーは落ち着いていて、Bodyそのものはスリム。「残心」はもっと生地がゴワゴワしてる。

 別にオレ、元々ビールばっか呑んでたし、スーパーで簡単に買えなかった30年くらい昔からゴーヤとか食ってたし──実家の庭で両親が栽培していた──、別に苦みそのものが嫌いなわけじゃない。要はバランスというか「意味合い」だよ。「苦みの意味」においては──「役割」と言ってもいいし、「効用」と言ってもいいかな──この「七田の苦み」は許容だな。ただし、この酒質であれば、もっと甘くていい。

shichida_jungin_nama28by12.jpg 冷たすぎるとギスギスするので、少し温度が上がってからの方が液性のポヨみも感じれるかな。それにしても苦いな (笑) 。今たまたま「大根おろしポン酢」を食べてるんだけど、そうね、大根における苦みの意味合いに近いかな──甘みも酸もある中での苦み。なので、苦い大根が苦手な人は買わない方がいい (笑) 。

 飲み頃はもっと先だし、好みは分かれるだろうね。「七田」本来の味が出てるかは疑問だけど、「あべ」よりは好きなので☆4でフィニッシュしておきます。別の時空でmoukan1973♀が2日目を呑んでるけど、♡☺♡「旨い! フルーティー! 苦くない!」だって。参考になる (笑) ?

 ところDE、空き瓶の香りをさっき確認したけど、すごくイイ香り。それこそ超フルーツ・パーラー。これの「寒熟」が年末に出たら買ってみても面白いかもしれない。


moukan1972♂






日本酒 七田

Comment

Name - moukan1972♂  

Title - To アイオライトさん、WOOFさん



アイオライトさん


毎度です。


──七田の愛山ですが、あのあと1週間常温放置しました。若干のムレ香も感じられたものの予想通り液性に丸みが増し、かなりまとまり良くなってだいぶ美味くなりました。

若干のムレ香」── わかります (笑) 。ちょっと野暮ったく香ばしい、洗濯モノの生乾き臭というか。前向きに捉えるなら油分の足りてないナッツというか。ともあれ、美味しいと感じれるレベルまでアップグレードしたようで何よりです──27BYは最初から全開にエロ酸っぱ赤い酒でしたが。


──開栓後から終始苦みがあったのですが、全体のまとまりが増すにつれて最初は悪目立ちしていた苦さが逆にいいアクセントと感じるほどに印象が変わりました。ちなみに更に常温で1週間置いてみましたが、さほど大きな変化はありませんでした。いやー、酒質強いですね。

僕の呑んだ純吟は、ある意味で最初から「こなれた感じ」はありました。苦いは苦いんですけど、妙な一体感というか、流れの中で自然と収まる苦みというか、別にイヤな感じはなかったですね。果実味は極小サイズですが、ド頭の凝縮感は力強く艶やかです。酒質の強さは感じましたね。熟成に期待の持てる酒です。


──ところでダイエットについて、僕も全く同じ考えです。何を隠そうダイエットには一家言あるんですが、誤った知識でめちゃくちゃなことをやってる人をみるとついつい口出ししたくなるんですよね。

まさかの同意 (笑) 。結局は「生活習慣の革命的な改善」なくしてダイエットは成功しないんですよね。よく「リバウンド」と言いますが、真にダイエットに成功すれば「リバウンド」なんかするはずないんですよ──「食生活そのもの」が変革されるわけですから。内臓もスリムにリサイズされるので、そもそも昔と同じようには食べれませんよ。僕は半年で17kgのダイエット (79kg→62kg) をやったことあるんですが、最後は逆に止めるのに苦労しましたよ。気づくと60kgを割りそうな勢いで、途中から食べる量を増やしましたよ (笑) 。


──特別聞かれない限りこっちからは何も言わないようになりました。 これって、ダイエットに限らず自分が知識を持ってるジャンル全てに当てはまるんですけどね(笑)

特に女という生き物は「でも」だけは一人前に連発しますからね。実績も成功体験もないくせに、摩訶不思議な自信だけはあるという (笑) ──「でもわたし、我慢するのはイヤなので」って、ダイエットなんか、少なくとも最初の1ヶ月は我慢の連続だろっていう。思い出しただけでもツラいですよ。「間食ZERO」を掲げて、飴玉1つ口にできない、あのツラさと言ったら・・・。


────────────────────────────

WOOFさん


毎度です。


──七田の純吟について、他の七田が散々な状況なのをあまり知らず、元気に「旨かったです!」と言ってしまい、高千代の再現にビビってましたが、一安心しました。 冬にはこれの寒熟を狙っていこうと思います。

なんとなく今季の「七田」の雰囲気は伝わったけど、バランスで呑ませる感じはあったかな。もうちょい甘くてもいいけど、この段階としては及第点。苦もなくスイスイ呑める。


──さて、萩の鶴買ってきましたよ。 お店の人も、「一番旨いタンクです!」と鼻息荒かったので、どっちに転んでも楽しめそうです。 720は完売だそうです。

断言したな。これは容赦しないぞ (笑) 。ただ「一番旨いタンクです!」というのは、見方を変えれば「この中では一番カワイイです!」と言いながら立派なブスを選んでる可能性もあるわけで・・・。

しかし売れてるなあ。120本が完売か。これで旨くないと大ブーイングだけど、確かにどっちに転んでも楽しめそうだ (笑) 。

「若波」の生はもうないかな。あれば買ってしまいそう。

2017.04.21 Fri 01:10
Edit | Reply |  

Name - WOOF  

Title - 

七田の純吟について、他の七田が散々な状況なのをあまり知らず、元気に「旨かったです!」と言ってしまい、高千代の再現にビビってましたが、一安心しました。
冬にはこれの寒熟を狙っていこうと思います。

さて、萩の鶴買ってきましたよ。
何故かその前に寄ったラーメン屋に並んでいる時に話しかけられた外国人と一緒に食って、ジャパニーズSAKEの話になり、そのまま店まで連れて行き若波の純吟を薦めたという変な展開でしたが…
感想をメールで送ると言っていたので、好きになってくれるといーなー。日本酒。
さて、萩の鶴はお店の人も、「一番旨いタンクです!」と鼻息荒かったので、どっちに転んでも楽しめそうです。
720は完売だそうです。
個人消費者にも人気なんですね。
そういえば、名前を伝えた時に、他の同じ名前の人も予約していたらしく、サイズを聞かれて4号瓶と答えました。
つまり、その人は1升瓶という事になりますので、何か負けた気分になりました(笑)
2017.04.20 Thu 15:31
Edit | Reply |  

Name - アイオライト  

Title - 

毎度です。
以前おりがらみの記事にコメントした七田の愛山ですが、あのあと1週間常温放置しました。若干のムレ香も感じられたものの予想通り液性に丸みが増し、かなりまとまり良くなってだいぶ美味くなりました。
開栓後から終始苦みがあったのですが、全体のまとまりが増すにつれて最初は悪目立ちしていた苦さが逆にいいアクセントと感じるほどに印象が変わりました。恐らく今回の記事にある苦みのインプレッションと似てるんじゃないかな。
ちなみに更に常温で1週間置いてみましたが、さほど大きな変化はありませんでした。いやー、酒質強いですね。
今回の記事と米は違いますが、味わいの差はともかく開栓後の変化という意味では動きが似ていると思ったので参考までのご報告でした。

ところでダイエットについて、僕も全く同じ考えです。何を隠そうダイエットには一家言あるんですが、誤った知識でめちゃくちゃなことをやってる人をみるとついつい口出ししたくなるんですよね。
でも、ほとんどはウザがられるか、表面上はふんふんと聞いていても結局理解してもらえなくてもどかしい思いをするだけなので、特別聞かれない限りこっちからは何も言わないようになりました。
これって、ダイエットに限らず自分が知識を持ってるジャンル全てに当てはまるんですけどね(笑)
2017.04.20 Thu 11:57
Edit | Reply |  

Add your comment