◤篠峯 - 味ノマチダヤ限定 純米吟醸 雄町 袋吊り雫酒 無濾過生原酒 27BY ── dಠಠb「これを褒め言葉として使うことに心は舞い上がらないが、まあ普通には飲める」#Nigori, Fruity, Wine Oriented 




shinomine_fukuro_omachi27by3.jpg 毎年4月頃に──今年もそろそろか?──味ノマチダヤで「雄町対決シリーズ」みたいな感じでオリジナルの「袋吊り雄町」がリリースされるんだけど、26BYは「貴」と「長陽福娘」の雄町50生──「貴」の「雄町生」はこの商品でしか買えないはず──、27BYはリリースが遅れ、そこに「姿」と「篠峯」が加わって4種類になった。

 というわけDE、去年の6月に買って寝かしていた篠峯です。ちなみに「姿ヴァージョン」と「長陽福娘ヴァージョン」は既に記事にしています。


shinomine_fukuro_omachi27by4.jpg オレの「27BY篠峯イマイチ話」は聴き飽きてると思うけど、少なくともこれを買った6月頃までは「27BYはハズレ」に確信が持ててなかったんだよ。それで26BYを集めて呑んだら──「想い出は美化される現象」なのかを確かめたら、なんのことはない、26BYは確かに最高だったということがわかったわけ。

 それで「これもどうせハズレだろう」と考えるに至り、同じハズすなら熟成への知見を深めようかなと思い、10ヶ月ほど引っ張ってみたのさ。これ、原酒で「ALC.15以上16未満」なので、「篠峯」としてはBYのド頭に出る「低アル原酒」のピンク文字の純吟と同じコンセプトなんだけど、それとは関係なくいつも疑問に思うのは、こうして61本限定で採った酒の残りって、一体どこに行くわけ (笑) ?──今年のマチダヤ試飲会に行けたら訊いてくるわ。磨き60で、酵母はたぶん9号だと思う。オリはそこそこあります。




 限定61本!!!
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 ▲佐々木希は別にそこまで好きじゃないけど、街でスマホのキャンペーンガールをやってたら思わずガラケーを捨てて加入してしまうくらいの可愛さはある (笑) 。ワタベはオレとタメだからなんかムカつく。


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 bottle size:1800ml




SAKE GRADE:☆☆☆½

【345】篠峯 -しのみね- 味ノマチダヤ限定 純米吟醸 雄町 袋吊り雫酒 無濾過生原酒 27BY <奈良>

千代酒造:http://www.chiyoshuzo.co.jp


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shinomine_fukuro_omachi27by5.jpg 立ち香──おや、香りはいいよ。熟香は皆無。熟れた果実感も皆無。むしろ、ややエステリーなキラメキさえ感じる。言うならフローラル系セメダイン。オレの言う「赤い小さな果実」系というか。甘みの先読みはある。酸もパキーンと未来に向かって伸びてる (笑) 。なんか山廃っぽい乳酸フレイヴァーも探せるかな。まさか「27BYの篠峯」初の☆4.5は出るのか???──香りは完璧ですよ。エレガント・ビューティーなスリム・フルーティーなタッチ。ま、26BYならもう少し実体感のあるフルーティネスが炸裂するんだけど、牛乳だのお花畑だのアーモンドオイルだのよりは遥かにマシ。

 緊張の一瞬──なぜオレが緊張する!?


shinomine_fukuro_omachi27by6.jpg 上澄みから──うーん、ひとまずガスは天に召されてる。「篠峯/ろくまる」の生酒でガス無し (ガスを感じない) って今まで記憶にないな──たとえこれだけの期間、寝てたとしても。やっぱ27BYの醪は元気ないんだなあ。熟味はそれほどでも──というより、全くないと言っていい。そして含んですぐに気づくのは、27BY的なストラクチャーの平面さ。ひとまず☆4.5はない。☆4も微妙。

 とはいえ、イヤな香りや跳ね返りにノイジーな苦み&渋みは一切ないから、これを褒め言葉として使うことに心は舞い上がらないが、まあ普通には飲める──というセリフを前向きな言葉として書いてしまうことに対するオレのこの切ない気持ち、キミにはなかなか理解できないだろう──そうさ、本来はここでこんなことを書くような銘柄じゃないんだ。

shinomine_fukuro_omachi27by7.jpg スリム・ジューシイ──もう一歩前に踏み出てイクラ探しの旅に出れば。全体の液性は、透明なエキス感 (コク) で引っ張る──ともすると〝水っぽさ〟と表裏のキラメキ感に寄り添うことでなんとか飲むことへの楽しさを得ることができるタイプのもの。酸はバッチリ足りてる。凝縮感の先には少しビターなパウダー感──味わいが酸のコアに向かってクランチする過程で現れる、粉塵のようなミネラル感の柔らかさ──ここに熟成による〝纏いパウダー〟が生じているのかもしれない。これを「ただの苦み」と感じるか「熟成によるミネラル成分の粉塵化」と感じるかは飲み手の嗜好に左右されるとは思う。

 そういう細かい要素にフォーカスせず、純粋にジュースとしてどうなのかの話に戻ると、うん、なんか雑味だらけの山廃生みたい (笑) 。なんとなくペタンコ──「平面的で退屈な速醸酒」というより「少し暴れのある (整理整頓されてない) 山廃酒」という感じがしなくもない。

 まあ、最後まで捨てずに飲めそうなので良かった──最近は最後まで呑めずに捨てる酒が多すぎる。☆3.5からの──「おりがらみ」での逆転に期待という感じ。


shinomine_fukuro_omachi27by8.jpg その前にワイングラスで──。

 それでも他の銘柄にはないエレガンスは探せるんだよなあ──それは「而今」好きが「クソ而今」に輝かしい想い出を探せるのと似ている贔屓目なポジティヴネスであることをオレは否定しない (笑) 。

 オヨ?──ワイングラスだと少しピーチな香りも出てきた。まるでCOOLで細マッチョな彌右衛門みたいなニュアンスも出てきたかな。28BYの木香ファイヤーな針金ストラクチャーよりはジュースとしてのキャッチーさはある。27BYの生酒を拾い直すかなあ。27BYで言うと「愛山65生」や「櫛羅 純米生」なんかに近いニュアンスかな──そういや「櫛羅 純米生」の「Kodama Tuning (1年熟成) 」を買ったんだった。クソう、今この流れで確認したいな──家庭の事情でできない。






 久々の1973チャレンジ!!!
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 ▲途中参戦したmoukan1973♀に記事や下書きやオレの感想を伝えずにそのまま飲ませる人気の意地悪コーナー


shinomine_fukuro_omachi27by10.jpg ♡☺♡「香り? こういうのなんて言うの? まあフルーティーだけど。いただきまーす。うーん、あああー、なんていうの、少し水っぽい? なんかペラらい感じがするなあ。半クイクイ系 (笑) 。シノちゃんにしては物足りなさを感じる。☆4はないでしょ?」──オレはもう27BY的なペラさには慣れたし、むしろこのタイプは「仮想山廃生」として味覚を寄せるという独自の「思考的アクロバット」を体得しようとしている。

 dಠಠb「でも呑めるだろ? 軽めの白ワインみたいというか
 ♡☺♡「たしかになんか飲んじゃうね。白ワインわかる。やっぱクイクイ系か? さっきまで胃がおかしかった (疲れてた) のに、酒飲んだら治った (笑) 」──危険な兆候 (発想) 。

 ようやく撹拌して──。


shinomine_fukuro_omachi27by11.jpg ♡☺♡「こっちの方がいいね。甘くなった。これ飲んじゃうタイプだ。ヤバイ。ちゃんとした味がある
 dಠಠb「甘いというか、酸の輪郭が少し太くなるんだよ。味わいのトーンが一段階UPする──五味のダイアグラフが一目盛りずつ外に押し広げられる感じ。七田のモッツリよりはマシだろ?
 ♡☺♡「たしかに味がハッキリする。それにしても七田はよく引き合いに出されるなあ (笑)

 なんというか、まるで「ガスの抜けた活性ニゴリ」みたいな味わい。ブルーベリーのドライフルーツをツマミに呑むと、なぜか甘くなる──♡☺♡「ホントだ!」。

shinomine_fukuro_omachi27by12.jpg まあ、やや後ろ向きな☆3.5ですかね──「☆4−」ではなく「☆3+」というか。最近は呑めないゴミ酒も多いので、そういう意味では別に呑める。サンタリーテだから食中も味気なくないし。あと、今日はダラダラ2合以上呑んでるけど、原酒でALC.15度台だからなのか、10ヶ月寝かせて酒が軽くなったのか、なぜかあまり酔わない。ニゴリ系は余計に酔うこと多いんだけど、これもポイント高い。

 2日目の変化には特に期待しない。「篠峯27BY☆3.5シリーズ」の中では「愛山65生」が僅差でWell-Madeかな。あと、どうでもいい事だとは思うけど、今後は、初日の開栓時にmoukan1973♀がいる時だけ、署名をダブル表記にします





── 2日目。


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 ▲「シャン祭り」の残飯処理はまだつづく。写真の「ハム」のようなモノは「ハム」ではなく「豚の舌」です。



shinomine_fukuro_omachi27by14.jpg さあ、どうなんだあ〜???

 立ち香──ちょっとリンゴも出てきたかな。酸っぱくてシャキっとした感じの。ま、全体のバランスの変化によって何かの要素が相対的に強く前に出てるだけだと思うけど。「ろくまる雄山錦 26BY」のフレッシュ・コンディションを思い出したよ。今日も香りはいいんだよなあ。スマートな「風の森」というか。

 呑めりゃそれでいいよ──。


shinomine_fukuro_omachi27by15.jpg ああ、今日も呑める (笑) 。完全分離してない、今のニゴリ具合がちょうどいいな。ほんのり薄ニゴリ状態というか、甘酸のバランスが柔和というか。オレ的にはもっと酸っぱフルーティーな味わいの方が歓迎なんだけど、このオリ部分が粉塵熟成 (パウダーな纏い感のある熟成) してるなあ。「ホロ苦い」というか、意味は同じだけど、そこはあえてハイカラに「大人ビター」と言いたいみたいな (笑) 。

 ジュースの表情としては「甘い」だの「酸っぱい」だのの分かりやすいカラーはないけど、もう、こう言うしかない──呑める。ちょっと白ワインっぽい立ち位置の、オサレであろうとしてるモダンな日本酒の、出来損ないという感じ。そうね、あれも思い出したな──「仙禽 ドルチェブーケ 26BY」──ブログを始める前 (2015年の春?) に飲んでるから記事は残ってないけど、これを少し味気なくした感じ。

shinomine_fukuro_omachi27by17.jpg まあ、本日も変わらず☆3.5ですね。基本的に味も素っ気もないけど無駄にエレガンスだけはあるという、なんとも歯がゆい非凡な平凡酒。なんか、気取りと気品のある、甘くない「日輪田 ひまわり」みたいなルックにも出会うなあ。

 うん、呑めます。もうそれだけで満足 (笑) ──そして徐々に甘みを感じれる時間帯が増えるというミステリー。それでも☆4はない──まだマチダヤに売れ残ってるんだけど、別に薦めはしない。

 ワイングラスで──。


shinomine_fukuro_omachi27by16.jpg 呑める (笑) 。ジュースとしての魅力は「ほぼ」ない。ただ、酒としては普通に呑める。「而今 酒未来」は吐き出すけど、これは呑める。帰宅したmoukan1973♀も同じことを言っていたよ。

 ♡☺♡「呑める呑める、ぜんぜん呑める

 残り2合弱だから元は取ったけど──720ml×2本分以上は同じ値段で飲んだ──、3日目は「お燗」にしてみるか。あと、家庭のルールを無視して、今夜「櫛羅 純米 無濾過生原酒 27BY 〜Kodama Tuning〜」をこの流れで開けます。あまり期待はできないけど、全く同じモノを去年の10月の終わりに呑んでるので、熟成による変化を楽しめればそれでいいや。

 最近「長陽福娘」と「篠峯」の記事ばっかつづいて悪いね。☆はイマイチだけど、オレ的にはいろいろな発見があるから、知的なレベルではスゲえ楽しいんだわ





── 3日目。


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shinomine_fukuro_omachi27by19.jpg うすにごり状態のRS (れいしゅ) を1杯だけ──。

 今夜も呑める。大きな変化や味の崩れはないが、今日はイイ意味で、なんか氷が溶けて薄まったカルピスみたい。そして、実は「ジュース」としては今日が一番キャッチー。ライトな乳酸感とスリムで適度なフルーティネス。悪くないし、呑めるし、捨てずに済んでよかった。比較はできないけど、フレッシュ・コンディションならガスはあったのだろうか。そして、もっと細くて渋くて酸っぱかったのだろうか。今となっては確かめようもないけど、まあ、この状態で開栓してよかったと思いたい。

 しかし「篠峯」は強いなあ──知ってはいたけれど、10ヶ月経ってもそこらの新酒よりフレッシュなんだから。

shinomine_fukuro_omachi27by20.jpg お燗──45℃付近から冷ましながら。

 ぬわんと、オリ成分からハーブアロマが漂い出した。おお、突然「どこでもドア」でおばあちゃん家に来ちゃいました。

 ああ、キャラがだいぶ変わるな (笑) 。つうか存外に悪くない。大筋では「酸っぱい酒」だけど、なんというか、RSよりもチャーミングよ。うん、イイ酒 (笑) 。Well-Madeさが2割増しになる。これは有りだなあ。これは想定外なんだけど、「萩の鶴 メガネ専用 27BY」をエレガントにした感じというか、今までオレの中でこの2つの銘柄がつながったことはないんだけど、まさか27BYの熟成「篠峯」を経由して両者に相関性が現れたことは本当に予想外だし、今も少し驚いてる。


shinomine_fukuro_omachi27by21.jpg なんか自分自身のコアというか、深層心理を暴かれたかのような不思議な感覚。まさかこの両者に流れる通奏低音が同じトーンだったとは。もちろん、本来的な──26BY的な「篠峯」と「萩の鶴 メガネ専用」にはなんの相関性もないが、☆7獲得銘柄同士が今ここで遂に邂逅を果たしたことはオレの中では十分に感動的な出来事だ。

 燗冷ましになると、微かに「熟味」を感じる。あれだ。またつながった。やっぱ「彌右衛門 別品おりがらみ 27BY (結果的な1年熟成) 」で感じた落花生的なナッツ感を微かに探せる。お茶のような渋みも立ち香からスゥーっと。あと、どうでもいい話だけど、別品27BYの記事番号が「666」で28BYのそれが「777」なんだが、これを「彌右衛門の奇跡」と呼ぼう (笑) 。

 オレの篠峯贔屓はもはや一芸のレベルではあるが、☆3.5の酒で、他のどの銘柄がこれだけのことを教えてくれるというのだ。




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 さーて、このまま「櫛羅 純米 無濾過生原酒 27BY 〜Kodama Tuning〜」に移行するかな。期待は全くしてないが、どうかオレにいろいろな事を教えてくれ。


moukan1972♂






日本酒 雄町 篠峯

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2017.04.13 Thu 17:04
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Name - moukan1972♂  

Title - To -さん

貴重な情報ありがとうございましたー。
うーん、なかなかに興味深いですね。

2017.04.13 Thu 14:32
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2017.04.13 Thu 09:39
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Name - moukan1972♂  

Title - To サンジュリアンさん、おみずさん



サンジュリアンさん


毎度です。


──やっぱ駄目ですか

ダメではないけど、良くもないし、ましてや最高ではないというか (笑) 。それでも飲めますよ、最近の「而今」だの「鍋島」だのの「牛乳お花畑」よりは。事実、無事に労せず1800mlを捨てずに空けれそうです。

今回思ったのは、ペラいスカスカの酒を熟成させても豊満には決してならないということですね。ただ、わかりやすい「熟香」や「熟味」が全然なかったので、あと半年くらい放置しても良かったかなとは思います。そうすればミネラル成分がモカ流の粉雪になっていたかもしれません。

しかしガスのない「篠峯の生酒」を初めて飲みました。「袋吊り」だから汲む際に空気に触れすぎたんでしょうか。これだけいろいろ飲んでも未だによくわかってないのが「あらばしり」と「袋吊り」ならではのテクスチャーですね。高級感 (特別感) のある属性なので、飲み手は催眠術にかかりますが、利き酒でコレ当てたら真の天才だと思います。ま、「薄いジュースだったら荒ばしり」みたいな法則を使って当てることは可能ですが (笑) 。

つうか、冩樂の純吟、まだ8本もあるんですか (笑) !?
それ、去年の4月とか5月のロットですよね? ぼちぼち1年モノじゃないですか。ビチャっとした重さが出るイメージなんですよ、引っ張りすぎた冩樂の一回火入れは。米由来の鼈甲カラーの熟味も出てるでしょうね。


──原因が米だとすると、酒蔵には同じ銘柄で出すなら味見してから出せと言いたいですね。

いや、してるんですよ、味見は必ず (笑) 。それでも出しちゃう。なんというか、地酒の世界は、まだまだ「優しさ」や「思いやり」や「空気を読む」ことで成り立ってるフワフワした世界だと思いますよ。「不動」みたいに納得のいかない雄町をお蔵入りにすることもありますが、全体では少数派でしょうね──酒屋は「それでいいから欲しい」と蔵元に言ったそうですが、おいおい最後に金を落とすのはオレたちエンドユーザーだぞっていう (笑) 。こういう訳のわからん使命感 (親心) は今すぐ捨ててほしいですよ。

いつも思うんですが、たとえば「日清」の冷凍食品のある商品で毎回味が違ってたら大騒動になると思うんですよね。「地酒」は手工芸品だの芸術 (笑) だの言われてる分、まあ、言い方は悪いですが、とにかく曖昧ですよ、品質に関する言説のすべてが。


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おみずさん


毎度です。


──僕は去年結構「写楽」追いかけてましたので年初の新酒のロット違いがかなり酷くて困惑してました。新年会にこれめっちゃ美味いっすよ!って持って行ったら二次ロットで全然ダメとか(笑)

やはり被害者は他にもいた (笑) 。
僕が飲んだ「純米 初しぼり生 11月ロット」は問題なく旨かったですが、12月ロットは旨くなかったようですね。

米の出来そのものが直接的原因だとは思いますが──「篠峯」の堺杜氏も「26BYは何をどうやっても旨い酒ができた」と言ってましたけど──、「長陽福娘」の岩崎杜氏もメールに書いていたのは、米の出来 (溶け方) が違うと「酵母の働き方」まで大きく変わるので、そこに苦労するらしいですね。ある種「自然任せ」な部分が多いので大変なのはわかるんですが・・・。

2017.04.12 Wed 19:20
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Name - サンジュリアン  

Title - To おみずさん

おみずさん

確かに日本酒作る上で米が一番元になる材料なので、違う米使えば、他の条件が全く同じでも味が変って当然ですね。

さて、写楽がロット違いでそんなに味が違うのですか?米の種類違いじゃなく、生産者違いでですか?
原因が米だとすると、酒蔵には同じ銘柄で出すなら味見してから出せ と言いたいですね。
確か山間は仕込ナンバー?みたいのがついてますね。
それでも、byによって味が変わるんでしょうけど、

まあ今ブームの地酒という名前自体、大手が市場を牛耳ってた高度成長期時に、酒販売店が半ば馬鹿にして付けた名称でしょう。つまり、全国どこでも均一の味を保証してる大手酒に対して、地酒は当たり外れがあって味のバラツキがあるぞ〜 みたいな、、
でも、成熟時代の今 本当の酒の味知ってる飲み手は、大手の作る高い大吟醸酒より一般には無名な小さい酒屋の純米吟醸 の方が旨い と知ってる。良い時代に成ったと思います。


私は味の記憶容量が8ビット(256)以上あるモーカンさんと違って、こと日本酒について精々3ビット(8)位しかないので、同時に飲まないと写楽のロット違いに気が付かないかもしれませんね。

先日モーカンさんにもう飲めない位劣化してるんじゃないか と脅されてますから、近い内に多分8本位手持ちの在る写楽開けてみます。
2017.04.12 Wed 16:43
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Name - おみず  

Title - 米の個体差

サンジェリアンさんの仰る通り米の個体差での違いは相当ありそうです。
写楽の新酒についてロット単位で味がかなり変化した件ですが、宮泉酒造含めそこそこの規模の蔵は原料米を安定して仕入れるために全国各地で契約しています。
ロットが違うと米の仕入れ先(産地)がどうやら変わっているようです。
(裏貼りで産地表記してないのはロット違いがありそうです)
それは酒米生産者で知り合いがいるので聞いてますし間違いないです。
とは言え将来的に後継者のいない酒米生産者がいらっしゃるようなので仕方ないことなんですが・・・

なので特定の産地公表されてないような蔵の場合はロットごとにかなり個体差で味が変化するようです。
僕は去年結構写楽追いかけてましたので年初の新酒のロット違いがかなり酷くて困惑してました。
新年会にこれめっちゃ美味いっすよ!って持って行ったら二次ロットで全然ダメとか(笑)

そんな感じです!
サンジェリアンさん横槍失礼しました。
2017.04.12 Wed 15:47
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Name - サンジュリアン  

Title - やっぱ駄目ですか

毎度です。
そろそろお目覚めのところでしょう。

篠峯はモーカンさんのブログ読んで知った銘柄なので、一番気になります。by27も何本か飲みましたが、by26飲むまで普通に旨い😋と思っていました。
後は自分のby26/27飲んだの印象から勝手に思う事を書きます。

両者の違いはお米の差から来る紙一重のエキス分の濃淡さじゃないのか?
シャトーワインをヴィンテージ違いで飲むと、当たり年と平年、ハズレ年の差は果実味の濃さに顕著に出ます。特にハズレ年のワインは発酵期間を長くやると青臭さが出るので抽出も短時間になり、益々軽くてペラいワインになります。所謂早飲みタイプのワインです。
ボルドーやブルゴーニュの偉大な作り手は日頃から葡萄の選果を厳しくやりますのですが、特にハズレ年はデクラセ(クラスを下げ売る)します。
一方、世紀の当たり年のワインは全ての要素が濃いので、発酵期間も長く、赤ワイン特にボルドーだと渋み成分のアントシアニンも多いので飲めるまで長い熟成が掛かります。

さて、篠峯のby26/27を両方飲んだ自分の印象では、当たり年と平年位の差じゃないかと思いました。
多分、味・香りの要素成分は化学分析では測れない程度の微妙な違いがある。でも完成した日本酒として飲むと、同じ両親から生まれた出来の良い兄と普通の弟の様な違い こんな感じでしょう。

赤ワインでも、ボルドーの当たり年の物はリリースされた直後は渋くて濃くて普通飲んでも絶対旨いとは思えませんが、果実味の濃さと渋みのバランスが良ければ20-50年間熟成して行きます。そして飲み始められるのはヴィンテージの20年以降っていうのがよくあります。

ところが、ブルゴーニュの赤はリリース直後に旨く飲め物でないと、熟成させても旨くなりません。多分 ピノノアールという葡萄自体がボルドーのカベソやメルロー程タンニンを持っていないので、若い時に渋いワインは過抽出した失敗作だと思います。ブルゴーニュの赤の寿命を決めてるのはズバリ酸の多さの様です。ですから熟成させられるブルゴーニュの赤は若い時、豊かな果実味と爽やかな酸が有ります。
これは、ブルゴーニュと同じ葡萄を使うシャンパーニュにも当てはまる法則みたいです。

日本酒は日頃モーカンさんがワインの10倍熟成(劣化)すると言ってますが、ブルゴーニュワインの法則に近いのでないか つまり酸がどれだけ有るかだと思ってます。

甘く酸味も有るタイプはそこそこ熟成出来る。但し、熟成した日本酒が若い時と同じ味であるかは不明
一方、酸味が少ない辛口 こいつは一番熟成に向かない ボジョレーヌーヴォーみたいに出たてをさっさと飲む。特に加水品
酸味が少なく甘いタイプ これはネリネリになって最後は紹興酒の様になって行くか、甘みが強ければシェリーのアモンチリャードの様になるのでないかと想像してます。

とい事で自戒の念を持って買いすぎて飲み切れないby27写楽純米吟醸 どうなるのか?時々開けて熟成するとどうなるのか試してみますか〜
2017.04.12 Wed 12:00
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