- COMMENT
- TRACKBACK
- SHARE
- TWEET
- EDIT
- CATEGORY▪︎AG-Clave/Report/Column
【味クラーヴェ大会】ブログ開設1周年特別企画『味クラーヴェ・スペシャル 〜春のシャン祭り〜』#Pierre Gimonnet/ピエール・ジモネ/Ayala/アヤラ/Delamotte/ドゥラモット/Vve Fourny/ヴーヴ・フルニ/Chateau Moulin Saint Georges/シャトー・ムーラン・サン・ジョルジュ

ブログ開設1周年特別企画『味クラーヴェ・スペシャル 〜春のシャン祭り〜』開催!!!
ついに〝あの男〟との遭遇を果たす! 彼はまさしく王の風格!
GONTRAN CHERRIER TOKYO

▲少なくともバケットは近所のル パン ドゥ ジョエル・ロブションより旨いんじゃないの?
毎度アクセスありがとうございます。管理者のmoukan1972♂です。moukan1973♀とは夫婦です。
去る4月8日 (土) に無事に開催されました『味クラーヴェ・スペシャル 〜春のシャン祭り〜』ですが、まずは13時に〝あの男〟と新宿バスタ付近でランデブーということで、先にバケット3種 (ノーマル、イカスミ、カレー) を「ゴントラン シェリエ」を買っておいた。カンパーニュその他はうちの近所のパン屋の方が遥かに旨いので、そちらはすでに木曜に予約済みである。
普段うちのブログを読まない人に今回の経緯を簡単に説明すると、
ワイン歴35年の読者さん (サンジュリアンさん) が2016年の春にひょんなことから日本酒にハマり、うちのブログのコメント欄に初投稿したのが2016.08.18 Thu 12:46で──2回目の投稿は2016.09.08 Thu 21:15──、以来、彼とのやりとりは当ブログの「名物コンテンツ」とまで言えるまでに肥大化 (笑) し、挙句、去年のクリスマスには「ハレの日に飲むシャンパーニュ/ワイン特集」という記事まで共同で仕上げてしまった。早いうちから「今度ワインを飲みに遊びに来てください」と誘われつづけ、遂にこの5月に夫婦でお邪魔することになっているんだけど、その前に「モーカンさん、シャンの味クラーヴェやりませんか?」と来たもんだ。まあ、訪問前に面通ししておくのもいいかなと思い、シャンの現物もすべて提供してくれると言うし、「いいですよ」となったのが今年の2月の頭。 |
とまあ、こんな感じ。今回は我々夫婦とサンジュリアンさん、それと夫婦共通の友人 (40代♂2匹) を誘い、オトナ5人で土曜の昼下がりから優雅にシャンパーニュの飲み比べとなった。

▲あえて互いの顔は写真で交換せず、当日の格好とメガネだけをメールで事前通知しておいた。
パンを買い終え、そろそろかなとmoukan1973♀ (妻) と話していると、来ました、非通知の着信。
王「今、着きました〜。モーカンさん、どこですか?」
界隈の位置関係に詳しいmoukan1973♀に電話を変わり、だいたいの場所がわかると、♡☺♡「そこで待っていてください。今から私たちが向かいます」──サザンテラスから高島屋方面に歩いて行き、ちょうどサザンテラスをグルっと迂回するように反対側の広場に出ると、前方20m先に異質なオーラを放つ紳士を発見。
♡☺♡「あれじゃない???」
dಠಠb「あああ、そうかも」
すると、その身長182cm (75kg) の大柄な紳士がこちらを見て手を振った。
無事ランデブー成功。
王「なんか向こうから怪しい人が歩いて来るんで、すぐにわかりました」
実際に会ってみると、そこまで大男の威圧感はなく──まあオレも179cmだからなんだけど──、なんというか、脚の長いオシャレなジジイという感じです (笑) 。

そのまま高島屋でチーズを買って、電車でうちの駅まで移動して、軽く駅前でお茶しながら他の2人を待つことになった。moukan1973♀は予約したパンの受け取りがあるので先に途中で抜けて、オレはサンジュリアンさんと二人で世間話──なのか (笑) ?──などをしつつ、あまりここで書けないような話もありつつ、あっという間に14:30になったので、駅で他の2人をピックして4人で我が家へと向かうのであった。
その光景は、まさに同窓会における元生徒3人と元担任 (笑) ──しかも先生 (サンジュリアンさん) が一番デカイ。友人二人もオレのブログは読んでるから、当然サンジュリアンさんのことは知っていた。
予めサンジュリアンさんから「食事はパンとサラミとチーズと野菜スティックがあれば十分です」と指令を受けていたので、簡単な用意で済ませたが、それぞれのクオリティは高いぞ。

▲奥の白いパンツの紳士がサンジュリアンさん。左の屈強な従者がカナリア2号 (友人A) で、今回、オレが頼んで家の近くの「黒澤 特約店」でお土産を買って来てもらった。右の太ももはmoukan1973♀所有の肉。

▲サラミ類は「西荻窪 もぐもぐ」でオレが店のほとんどの商品を7年かけて制覇した結果辿り着いたモノだけ。落花生はカナリア3号 (友人B) が朝自家焙煎したモノ。ポテサラはオレの手作り。パンは最近できた近所の店で予約しておいたモノ──カンパーニュと胡麻チーズバケットが特に旨い。ドライフルーツはmoukan1973♀が先週の友人宅の飲み会の帰りに「中目黒」で買って来たモノ。グラスはサンジュリアンさんがオマケでもらったというMOËT&CHANDONの安物 (笑) ──でも注ぐとちゃんと瓶底から線香花火みたいにキレイな泡が上がってきます。
今回サンジュリアンさんが事前に送ってくれたシャンパーニュとワインは以下の通り。泡を落ち着かせて香りを立たせるため、3/26から我が家の冷蔵庫で待機してました。
ワイン名 (自宅保管開始時期) ▶︎シャンパーニュ Vve Fourny/ヴーヴ・フルニ ブリュット・ナチュール ブラン・ド・ブラン (2011/12〜) Delamotte/ドゥラモット1999 ブラン・ド・ブラン (2008/10〜) Pierre Gimonnet/ピエール・ジモネ スペシャル・クラブ 1998 ブラン・ド・ブラン (2006/10〜) Ayala/アヤラ ブリュット・ナチュール (2009/6〜) Pierre Gimonnet/ピエール・ジモネ ガストロノーム 2004 ブラン・ド・ブラン (2009/8〜) ▶︎ワイン Chateau Moulin Saint Georges/シャトー・ムーラン・サン・ジョルジュ1996 赤 (1999/3〜) |

photo: シャンパーニュ専門店 TSUZAKI
飲む順番はすべてサンジュリアンさんの仕切りなので、まずはということで彼が選んだのが「Pierre Gimonnet/ピエール・ジモネ ガストロノーム 2004 ブラン・ド・ブラン」。全員サンジュリアンさんの慣れた手付きを期待していたものの、「実はあの動画の開け方は最近知ったんだよ (笑) 」というお茶目返しを喰らい、一同ズッコケ。普通にハンカチを当ててコルクを回してました。
シャンパン──音を立てないスマートな開け方3つのポイント
(RIEDEL OFFICIAL BLOG)
▶︎http://www.riedel.co.jp/blog/others-blog/2014/cork-sparklingwine (テキスト)
◤Pierre Gimonnet/ピエール・ジモネ ガストロノーム 2004 ブラン・ド・ブラン

カンパ〜イ!!!

▲真ん中奥から反時計回りにKINGサンジュリアン、カナリア2号 (王の従者=黒澤の使者) 、カナリア3号 (20年来の友人=小間使い) 、オレ (一人だけワイングラス) 、カナリア1号 (moukan1973♀) 。
さて、困ったぞ。当日はMEMOなんか残してないから、書くことがあまりない (笑) 。オレの記憶だけが頼りだけど、まあ、酒の感想は軽く程度で。
結果的にコレが最もエレガントかつスマートで気品のあるシャンでした。2004年ヴィンテージなので、とにかく泡のキメがうっとりするほど柔らかく優しい。若いノン・ヴィンテージのシャンは口の中で泡がホワホワして膨満することも多いけど、これはクリーミイで美しい泡。味わいもブラン・ド・ブランでありながらもふくよかでリッチ。Bodyはスリムでシャープだけど、バランス良く、嚥下の快感指数は高め。最初の一杯ということを抜きにしても後から思い出せる旨さ。スイスイ飲めちゃう。
他の3人も「旨い旨い」言って飲んでました。♡☺♡「シャンはゴージャスな気分になれる」──あくまで気分かい。

▲KINGが「これ (ジモネ・ガストロノーム 2004) 、冷たすぎるな。モーカンさん、冷蔵庫から残りのシャンを全部出しちゃって下さい」と言うので、温度を上げるために全員ミニテーブルで待機に。
◤Ayala/アヤラ ブリュット・ナチュール

じゃんじゃん開けます。次にサンジュリアンさんが選んだのは混醸タイプ (白黒混合=シャルドネ&ピノ種のブレンド) のドザージュ無し (リキュール添加無し) タイプ。世の中のシャンパーニュのほとんどはシャルドネ (白ブドウ) とピノ種 (黒ブドウ) のブレンド&リキュール添加有りらしいけど、これは「混醸のリキュール添加無し」という少し捻くれたスペック。
王「ああ、これ薄いなあ」──確かにドザージュ無しだけあってシッカリ酸っぱいけど、まだまだ若いというか、オレの中では「果実」というよりは「野菜」に近い味わい (笑) 。ま、軽くて細いからクイクイ飲めるけどさ。あんま人気なかったけど、カナリア2号 (王の従者) が傍に抱えて一人で残りをグビグビ飲んでました (笑) ──「落花生に合いますねえ」。

▲Ayalaのナチュール (ノンドザ) を傍に置いてひたすら飲みまくる王の従者。ガストロノーム 2004は既にカラに。

▲ここでKINGがトリビアを披露。コルクをレンジで30秒ほど温めるとブクブク膨らむ。実はこれが栓をする前の太さ。スティルワイン (非発泡性のワイン=通常の赤白) とはコルクのデカさが違うんですね。
◤Pierre Gimonnet/ピエール・ジモネ スペシャル・クラブ 1998 ブラン・ド・ブラン

▲写真右がスペシャル・クラブ 1998。

▲黒いバケットが「ゴントラン シェリエ」で買ったモノ。オレガノの香りがするので生地に練りこんであるんでしょう。カナリア1号が買ってきたイチジクのドライフルーツが意外とオレのツボに (笑) 。
「スペシャル・クラブ」というのは、簡単に言うと、個人生産者たちが加盟する特別な結社で、厳しい審査をクリアしないと「スペシャル・クラブ」として発売できない縛りがある。なので、それぞれの銘柄で毎年リリースされるわけじゃない。出来が悪くても「暖かく見守ってください」とクソ酒を消費者に押し付ける呑気な日本酒世界とは少し事情が異なる。
一番はじめに呑んだピエール・ジモネが造る「スペシャル・クラブ 1998」なので、先の「ガストロノーム 2004 」より、さすがにしっかりとした熟味を感じる。泡もすっかり落ち着いて、シャンパーニュというよりは、まるで「白ワインの直汲み生原酒」のようなタッチ──泡の感じが若いノン・ヴィンテージの2日目に近い。渋みやスパイシーなミネラル感が最も強く出てました。これもすぐになくなったな。
◤Chateau Moulin Saint Georges/シャトー・ムーラン・サン・ジョルジュ1996 赤

▲サンジュリアンさんはシャンを飲み始める前に開栓の儀を済ませていた。
シャンを2種類ほど残したところでKINGが「そろそろ赤を飲みましょう」──すでに開けておいたモノをグラスに注ぎ「まずは私が毒味します」──KINGの動作を一同見守る──「パーフェクト」──それではいただきます。
dಠಠb「なんか渋いなあ」
KING「これを渋いと感じるようじゃ赤の耐性はないですよ。我々にとってこれは甘いんです」
小間使い「僕は渋いとは感じません」──エシレバターを持って来なかったくせに生意気を言うな!
正直、今のオレにはこの赤の良さはまるでわからん。少なくともこれに衝撃を受けてワインに目覚めることがなかったことは「破産回避」に成功したという意味では喜ばしい事象なのか (笑) 。
◤Vve Fourny/ヴーヴ・フルニ ブリュット・ナチュール ブラン・ド・ブラン

これは我が家でも最新ロットを飲んでいるので、サンジュリアンさんが買った2011年頃に出回ったモノとの比較を楽しみにしていた──GA!──イエ〜イ、あきらかにオレが呑んだヤツの方が旨かったですぜ、先生 (笑) !
これぞシャンパーニュ界の「酸の極北」とでも言うべき最強サンタリーテ・スペック! (酸、足りてるスペック) ──なにせシャルドネ100% (ブラン・ド・ブラン) ですら市場のシェアは狭いというのに、加えてリキュール添加無し (ノン・ドザージュ) と来たもんだ。まさに「酸っぱいの上に酸っぱいを何枚も重ねたようなシャンパーニュ」──それが「ブラン・ド・ブランのナチュール (ノン・ドザージュ) 」というわけだ。
今回のロットよりオレが呑んだモノの方が芳醇かつオイリーで華やかだったけど、力強さや強烈な酸はこちらの方が上。2011年から所有しているみたいだけど、まだまだ全然スリムでヤンチャです。これがあれば唐揚げやカキフライにレモンは不要です (笑) 。
◤Delamotte/ドゥラモット1999 ブラン・ド・ブラン

サンジュリアンさんが「一番濃いから」という理由で最後に持ってきたのが、このブラン・ド・ブラン (シャルドネ100%の白の白シャン) 。たしかに一口の情報量は一番多いかも──というより、一口で得られる満足量が一番多い。まあ、キャッチーですね (笑) 。日本酒で言うとジューシイな無濾過生原酒のようなエキス感。泡も落ち着いてるので、ジュースみたいにガブガブ飲んでしまいます。
その結果・・・。

▲このあたりでmoukan1973♀は隣の部屋で撃沈。
moukan1973♀がいつの間にか自室に消えてからは生徒3人と先生1人の男だけのムサい飲み会に移行。酒について語り合うというより、KINGがスケールのデカい昔話を披露して一同が爆笑するという流れがメイン──王「まあ、4万くらいで買えますよ」──買えない。
これで用意したワインは全て開栓。フルニのナチュールよりドゥラモットの方が売れて、結局、4時間でシャン3本がカラ、フルニが残り半分、ドゥラモットがグラス1杯分くらい、赤ワインが3割強ほど残すのみになり、ここでサンジュリアンさんが帰りのバスがあるので皆で駅まで送りました。
dಠಠb「ほら、起きろ!」
♡☺♡「・・・・・・?」──1時間くらいは寝てたんじゃないか?
まさに王の貫禄 (笑) !!!

▲KINGにお土産を渡し、皆で駅まで送りました。
というわけDE、サンジュリアンさん、お疲れ様でした&ありがとうございました。最後の方はあまり覚えてませんが、なんだかんだで呑んでいたのは4時間くらいですかね。予想通りあっという間でしたが、次回は我々がそちらに出向きますので、また旨い酒をご馳走して下さいよ (笑) 〜。

▲宴の後・・・。
◤長陽福娘 純米 山田錦 無濾過生原酒 26BY <山口>

▲野郎3人は引きつづき軽く二次会へ移行。
なかなか2年も寝てる生酒を飲む機会もないだろうから、カナリア2号 (王の従者) とカナリア3号 (エシレの使者) にも飲ませました。
いいですよ。残り1合ちょいだったけど、ビシっと酸化したことで逆にキレイに整った感じ。これだけワインを呑んだ後でも甘く感じないんだから、どんだけ「酸、足りてる」んだよという話 (笑) 。
ま、小一時間くらいダラダラ飲んで、21時半頃にお開き。今日わかったこと──それは我が家の定員は5名ということ。これ以上だと収集がつかなくなる。
── 翌日は夫婦水入らずで後夜祭。

▲豪華な残り物をツマミにワインの残りをいただきます。

♡☺♡「日本酒はハズレが多いから、アタシは徐々に気持ちがシャンにシフトして来てるよ。日本酒は黒ちゃん (黒澤) があればいいよ」──「黒澤」は水曜に28BYの生原酒7種類がコンプリートする。
フルニに少しばかりドゥラモットをブレンドしたからか、甘みもちゃんと感じれて旨いっす。泡も普通に「風の森」よりもあるしね。2日目のシャンは存外に旨いから皆様も是非お試しを。

▲昨日よりは果実の甘みを感じれるが、それでもシャンよりアガれない我々。
日本酒と違ってシャンやワインは軽いので、残りはあっという間になくなっちゃった。新しい日本酒を開けると記事を書かないといけないから──あ、アレがあったじゃん!

▲KINGに飲ませようと300mlに採ってチルド室 (0℃) で保存していた。
♡☺♡「而今とか考えずにジュースとして飲めます。ま、普通。至って普通」
流れもあるだろうけど、このタイミングで飲むと、マジでガキの酒 (笑) 。まるで粗悪なオモチャ──駄菓子のオマケみたい。まあ、もはや「たかちよ」と大して変わらんかな。やっぱ最後が木香っぽく渋くて、これを「ミネラル」とは言わせねえというか。
♡☺♡「奥深さがない。以上」
ヤバイ、Stockがなくなった!!!!!

▲「而今」は捨てて最後はビールで〆。信玄餅はKINGからのお土産。これ好きなんですよ──自分で買ったことないけど (笑) 。
さーて、今日から日本酒に戻るかなー。今夜は何を開けようか。これで溜まってる記事がゼロになるので、1800mlにして2〜3日ほどラクしたいけど、マズイと次を開けないとイケなくなるから予定が狂うんだよな。
最後は尻すぼみなテンションで──。
moukan1972♂
オマケ──飲み会の事前予告記事。
ブログ開設1周年特別企画『味クラーヴェ・スペシャル 〜春のシャン祭り〜』開催!!!
ついに〝あの男〟が我が家にやって来る!
4月8日は『春のシャン祭り』!
BGM Start♪

甘みに飽きた現状が、日本酒の倦怠期にサンジュリアンを落とし込む
フルーティーという名の子供騙しは、ただ胃もたれと辟易しか産まなかった
更にモウカンの放つ山廃攻撃が彼の心にとどめを刺す
買い増す気力を持てぬサンジュリアン
過剰なストックが酒たちの価値を粉々にしてゆく
モウカンは彼に唸らせる酒を用意できなかった・・・
次回『せめて、サンジュリアンらしく』
ワイン名 (自宅保管開始時期) ▶︎シャンパーニュ Vve Fourny/ヴーヴ・フルニ ブリュット・ナチュール ブラン・ド・ブラン (2011/12〜) Delamotte/ドゥラモット1999 ブラン・ド・ブラン (2008/10〜) Pierre Gimonnet/ピエール・ジモネ SC 1998 ブラン・ド・ブラン (2006/10〜) Ayala/アヤラ ブリュット・ナチュール (2009/6〜) Pierre Gimonnet/ピエール・ジモネ ガストロノーム 2004 ブラン・ド・ブラン (2009/8〜) ▶︎ワイン Chateau Moulin Saint Georges/シャトー・ムーラン・サン・ジョルジュ1996 赤 (1999/3〜) |
毎度アクセスありがとうございます。

「企画発案・セレクト」は当然サンジュリアンさん。ワインたちは既に3/26日に到着し、現在、泡を落ち着かせている状態。当日は友人2人も招集し、オトナ5人で昼下がりから優雅に「春のシャン祭り」と洒落込むことにします。

信じられない偶然で、たまたま今、サンジュリアンさんが「日本酒倦怠期」に突入してますので、ここらで一発、得意のワインで自信を取り戻していただき、またこちらの世界に戻ってきて欲しいと願ってます。
しかしまあ、まさか「日本酒ブログ」を始めたら1年後にワインオタの読者さんが自慢のコレクションを送りつけて来て我が家でシャンの味クラーヴェが開催されることになろうとは、一体誰がこんな未来を想像できただろう。まあ、これもオレのタレント性の成せる業ですかね (笑) 。
サンジュリアンさん、ゴチになります!!!
moukan1972♂

み〜んなは大人しく日本酒でも呑んでてね♡
原典 (『新世紀エヴァンゲリオン』第弐拾弐話の予告より)
シンジに負けた現実が、精神の落とし穴にアスカを追い込む
焦りという名の空回りは、ただ疲労と苛立ちしか産まなかった
更に使徒の放つ精神攻撃が彼女の心にとどめを刺す
立ち直る術を失うアスカ
過酷な現実が人々の心をバラバラにしてゆく
シンジは彼女に慰めの言葉を持ちえなかった
次回『せめて、人間らしく』
▼6分40秒〜
Name - moukan1972♂
Title - 山廃&生酛の美味しいどころを知らぬ日本酒倦怠期のくせに (笑) !!!
サンジュリアンさん
毎度です。
──あれだけ適当に飲んでた割には良く覚えていましたね。ヨシヨシ褒めて遣わす
お褒めいただき恐縮です。ああいう場ですから、僕もいつもと違って呑気に楽しんでましたが、シャンは5種類あったので、さすがに並べて飲むとそれぞれ違うもんですね。ただ、日本酒とは違い、「シャンパンらしからぬ」という方向性での突出は誰も目指していないし、また飲み手もそれを求めてはいないという、ジャンルとしての強固さを再確認しました。
そういう意味では今の日本酒は玉石混淆で、高次元での切磋琢磨には至っていないことを思い知らされますが、同時に「これも日本酒、あれも日本酒」という豊かなバラエティーは面白いと思います。いくらワインやシャンがそれぞれ違うと言っても、日本酒における「八海山」と「篠峯」ほどには違いませんから──つまり、日本酒にとっては「日本酒っぽくな〜い!」が褒め言葉になっても、ワインやシャンにとっては「ワイン (シャン) っぽくな〜い!」は必ずしも褒め言葉にはならない──ここに本質的かつ歴史的な成熟度の違いがあると思います。
──少なくとも我が家の三人の子供達よりは未だ子供だなあ と思いました。赤ワインの良さが分かって大人ですよ。へへ〜
と、日本酒お子様ファミリーが大層なことを言っております (笑) ──而今www!鳳凰美田wwwwww!
──私の場合ボルドーの赤からワインの世界に入ったのですが、正直飲み始めた最初の1-2年は粋がってタバコ吸って噎せてるガキ状態でした。
現実問題、なかなか熟成ボルドーをマトモに飲む機会もないですから、僕がこの世界に入る可能性は低いと思いますよ。なにせ外では高くて飲めないし、専門店で安く仕入れても10年20年もの間、素人がどうやって管理するんだという話です。ま、たまにサンジュリアンさんに御馳走になって「まだまだですね、モーカンくん」と言われながら少しずつ体験数を増やすしかないですね。
──而今息子でもこのワインの味は分かるみたいで先日も2-3本持って帰りましたぜ!
それじゃあ、その而今息子に本当に旨い日本酒を教えてあげてくださいよ。その前にオヤジが倦怠期を脱出する必要がありますが (笑) 。
──いつかモーカン夫妻がボルドーの赤に目覚める日が来る事を期待します。
イヤです。金と体力がかかりすぎます!!!
ていうか、無責任に「目覚める日が来る事を期待します」と仰いますけど、目覚めた後の責任はどう取ってくれるんですか (笑) !?
そう考えると、シャンのNVなんかはモチベーションの高いジャンルですよね。
──まあ5月は初夏でもあるので、シャンや白を好きなだけ飲ませますよ。 でもビーフシチューには料理に使った赤ワインと合わせるのが良いですけどね!
楽しみにしています。
夏場は目ぼしい日本酒のリリースも減る時期なので、白やシャンを積極的に買いますよ。