◤而今 - 純米吟醸 千本錦 無濾過生 ── dಠಠb「うちのロットはまさかのハズレ・・・別にいいさ、他に旨い酒、いくらでもあるスィー」 


╰ 【001-074】の記事はfacebook時代のモノを加筆/再構成 (一部キャラ変) して書かれたものです。


 先ずは♡☺♡わたしから。

 今や誰疑うことなく、十四代の次に入手困難な超人気銘柄となってしまった而今。もはや普通に店頭に陳列されることはほとんどなく、主に抽選や頒布会でしか入手できない状況です。今回は、なにかと因縁のある千葉のイマちゃん (IMADAY) の頒布会で入手しました。実は26BYも奇跡的にネットで入手していまして、あろうことか、千本錦の生は、2年連続で家呑みする機会に恵まれました。

 立ち香は柔和かつクリーミーなメロン様。先日の町田酒造の山田錦にかなり近いです。実際には町田酒造が而今に近かったわけですけど (笑) 。それくらい、この銘柄が全国に及ぼす影響力は半端ではありません。さて、26BYとの縦の比較は如何に──。

 dಠಠbに引き継ぎます。



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 bottle size:1800ml



【069】而今 -じこん- 純米吟醸 千本錦 無濾過生 27BY <三重>

木屋正酒造:http://kiyashow.com


Moukan's tag:




Moukan1972♂'s 27BY Report 💬

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──はい残念〜。ファンの間で疑問符の多かった26BYの方が遥かに旨かったです。アフターに水っぽい味としての苦みがあるし、味そのものが少し泳ぎ気味。〝味が泳ぐ〟というのは、簡単に言うと、それぞれの味要素が収まるべきところに収まっていない感じ。まとまりがないというか、味に芯がないというか、まるで焦点の定まらないボヤけた味風景。

 ササっと一口飲んだ感じは別に不味くはない。優しく甘やかで、果実感のある品の良い酸がアフターをシュっと締めくくろう、とはする

 だがしかし!

 次の瞬間──広がろうとする絶好の甘旨味を、突如横から水っぽいイヤな苦みが帳消しに。味の輪郭をカチっと線引きする而今らしいミネラル感もナシ。代名詞であるフルーツ様の堂々たる甘みは、その行き場を失って彷徨い歩き、仕込み水の中で泳ぎ疲れて、やがては溺れ沈んでしまう。

 鍋島しかり、最近こういうの多いなあ。もはや後発の追随銘柄の方がしっかり而今らしいという、少しシニカルな展開。滅多に家呑みできないのに、こういう不運があると、ちょっと凹みます。とはいえ、他に旨い酒はいくらでもあるから、実際、言ってるほどには凹んでもいないけど。

 ま、例えるなら、好きな女優と運良く1日デートする権利を獲得したのに、その日に限って顔の肌荒れとムクみが酷くて、「あんた誰?」状態だったみたいな感じ?




 最後に。

 なんでわざわざ喧嘩売るみたいに而今様をNot Recommendedに放り込むかについての説明を。

 話は単純。而今は特約店では瞬殺完売するけど、ネットの転売屋なんかには、7,000〜10,000円という値段で、これから27BYが出回りはじめるはず。単にその時の参考になればというだけ。高い金出してハズレ瓶だったら切ないじゃん。 (オレは出さないけど) そこまでして高い金出して買うならハズレじゃない而今を買うべきじゃん。それが理由。

 ま、同じビンテージの同じ商品でもロットによって微妙に味のバランスが変わることはよくある話だから、もしかしたら問題なく旨い千本錦が存在したいたとしても不思議はないけど、少なくともオレが飲んだ千本錦生27BYは造りレベルで失敗作。たとえるなら苦くて水っぽいときのダメ島みたいな感じというか。




 とはいえ、わたし的に、そこまで不味いとは思えませんでした。確かに町田酒造の山田錦の方が引っ掛かりなく飲めましたが、これはこれで別に美味しかったですよ。もちろん、26BYの味なんか覚えてるわけないですし (笑) 。

 明日以降、少し味が落ち着くかもしれません。一升瓶の酒物語はまだまだ始まったばかりです。




── 2日目。


 イベント帰りですが、それほど酔ってもいません。今宵はリーデルグラスで。昨日より甘さにトロみを感じます。最後は少し苦いですが、悪くはないです。酸が増して、味の輪郭も整って来ました。ですが、食事が進み、満腹になるにつれ、甘さを感じにくくなり、相対的に苦みが前に出てきました。やっぱベストの出来ではないような気もしてきました。呑んだ瞬間の「ナンダコレ旨ぁーーーっ!!」というのもないですし・・・。




── 3日目。


 こうなったらお燗だ!ということで、温めたら甘さとアフターの苦みが融和してチョコレートみたいになるかなあ、と。あ、割にツルんとしたキレイなボディー。而今らしく最後はスパっとキレますが、やっぱ苦いかなー。でも冷酒よりは滑らかで引っかかりが少ないです。

 関係ないですが、よく冷酒の日本酒を〝冷や (ひや) 〟と言う人がいますが、本来、〝冷や〟とは〝温めない(=火を入れない)〟という意味なので、文脈にもよりますが、温度としては〝常温〟を指す場合が多いです。そもそも一部の日本酒を冷やして飲むスタイルが一般的になってから、まだ30年くらいしか経っていません。長い歴史的視野に立てば、日本酒は本来、温めて飲む物なので、「冷やのままで飲む」=「温めないで飲む」という意味の方が正しいのです。




── 4日目。


 あれ? 今日が一番旨いぞ。程よく酸化したことで甘酸っぱさが際立ち、イイ感じにフルーティーになりました。最後は苦いけど、ま、これはこれでいいっか。凡庸な酒質ではあるけれど。


moukan1973





而今

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