◤花邑 - 純米吟醸 雄町 生酒 28BY ── dಠಠb「決して女優やタレントにはなれないけど、近所の定食屋にいたら看板娘にはなれるであろう、平凡美人吟醸」#Fresh, Fruity, Sweet 




hanamura_omachi_nama28by11.jpg マニア&ミーハー&初心者ウケ抜群の花邑 (はなむら) です。オレは自分で自分のことを、音楽に関してもマニア (オタク) だと思ったことはないけど──個々に対して好き嫌いが激しいし「無上の愛」もないし──、ミーハーで初心者 (7月で丸3年) なので、これまで、そこそこ買っては来ました。ですが、もう卒業ですね──「翠玉 特純 火入れ」は好きなので買うかもしれないけど。

 前説は要らないよね? もはやみんなの方がいろいろ詳しいでしょう。うっかり去年☆6を付けてしまったけど、実際ケレン味たっぷりで、オレ的にはダメ島の「純米吟醸 山田錦 あらばしり生 26BY (☆6) 」を思い出してグっと来ちゃったんだよね。あとは前日に呑んだ「糞龍 純米大吟醸 生酒 火いら寿 二度と要らず 27BY」が金返せレベルの水酒だったという反動もあったのかもな (笑) 。


 でもまあ、そんな様々なバイアスがありつつも、27BYは十分に旨かったっす。今呑んで☆6が付くかは微妙だけど、それでも☆5は揺るぎないかな。「2017年」換算だと、ちょうど「東洋フルーツパーラー」なんかと似たようなエモーションを得るのかもしれない──つまり、去年ならこれに☆6を付けていた可能性もある。

 さーて、今季はどうなのかなー。読者さんから「初日は苦みも感じた」という話も聞いてるし、チラっと素通りした2chなんかにも同じような言説を見かけたけど、そんな記憶はオレ自身27BYにはないのだけれど、そのへんも意識して唎いていこうかな。ま、普通に呑めればそれでいいから、とにかく「未知サクラ」みたいのだけは勘弁な。




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 ▲あんま似合ってない (顔とのコンビネーションがよくない) 。真田広之のようなメガネ素人が陥りやすい間違いは、未だに「メガネ=変身 (変装) アイテム」だと思ってるところ。つまり、「誰?」と人に思われたら負けです。どんなに変なメガネを掛けていても、その人とのコンビネーションがよければ、必ず人は「似合ってる」と言ってくれます。「ええー、そのメガネかわいいー!」──かわいいのはメガネであってオマエじゃないことに早く気付け。ま、肝心のそのメガネもオレに言わせりゃ可愛くもなんともない場合がほとんどだけれど。


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 bottle size:1800ml




SAKE GRADE:☆☆☆☆

【329】花邑 -はなむら- 純米吟醸 雄町 生酒 28BY <秋田>

両関酒造 株式会社:http://www.ryozeki.co.jp


Moukan's tag:




hanamura_omachi_nama28by4.jpg 立ち香──ま、このへんは変わらず。ややトゥワンとしてますが、ブドウ様の酸もありつつ、それでも華やかです。濃醇な蜜様の甘やかさもしっかり。少しミンティーでザラつきのある香りの中から人工的なメロンも。ま、いいんじゃないかな。今季は軽やかだけど、ここまで特に問題ナシ。ただ、栓が緩いのか、少し瓶口周辺が濡れてたんだけど・・・。

 どれどれ──。

 薄っ (笑) 。ま、去年よりエキス感のあるジューシイさはあるけど、ケレン味のある蜜っぽいポヨみ (粘度のある弾力性) はない。別に悪くはないし、造りにおける大きなミスはない。普通に呑める。ガスはないかな。去年なんかガスこんなだから。なんか「花邑味の水」みたいな気がしないでもないけど、この程度のサイズ感なら「やまとしずく 純米吟醸 直詰生原酒 28BY」の方がオレはアガれる。ひとまず☆4からスタートしようかな──ここからのアップグレードはないとは思うけど。


hanamura_omachi_nama28by5.jpg なんかちゃっちいな。もはやこういう酒はたまにしか呑まないから、もっとケレン味があってもいいんだけどな。見た目は透明だけど、ちょっと「お米パウダー」な濁ったようなエキス感がある──少し粉っぽいというか。こうした、やや硬めの旨みのBody感は個人的には好きな部類。今季は、オレの言うところのコリっとした米感が少しあるかな。別にイヤな苦みはないけど、余韻の中に粉っぽさが残る。愛くるしいっちゃ愛くるしいけど、少し風格に欠けるテクスチャーではある。

甘さ」はそれほどでもないなあ。ああでも、甘苦い流れはあるか。苦みは粉っぽさの表面に掛かってくる砂埃のような立ち位置だね。別にイヤじゃない。ま、普通かな。今季の出来に関しては、マニアがギャーギャー騒ぐほどでは決してない。フェイクで中身が「やまとしずく」だったらもっと盛り上がっただろうよ──みんなラベルに弱いから (笑) 。とはイエイ、今季はドッカンファイヤーじゃないからゴクゴク飲める感じがあって、これは意外だし、我々のような中年夫婦にはポイント





 photo: ワンダーニュース


hanamura_omachi_nama28by6.jpg だけど、もう飽きてきた (笑) 。味や香りは違うけど、オレの中では、酒のスケール感というか、口の中のサイズ感というか、ドラゴンボールのスカウターで言えば、戦闘力的には「謙信 純米吟醸 五百万石 生酒 28BY」なんかと一緒。適度にフルーティーでサクっと小振りにジューシイで嫌味なく華やかで、なにも考えずにゴクゴク呑める、まるで近所の「そこそこキレイなお姉さん」みたいな存在。

 典型的な☆4ですね。特別な要素は何もないです。去年はもっとスケール感あったんだけどね。なんか更正した美人の元ヤンキーみたい。この程度で喜んでる甘党が27BYを呑んでいたら、歓喜が暴走して、たぶん裸でそこら中を走り回って警察に捕まっていたと思うので、逆にこれくらいの出来映えで良かったです。今日も一人だけどmoukan1973♀も、おそらく♡☺♡「普通?」と言うでしょう。

 すべてにおいて「やまとしずく」の方が上です


hanamura_omachi_nama28by7.jpg ワイングラスで──。

 あのね、オレのような「非ドッカンファイヤー星人」には程良いんだけど、なんか2日目のドッカンファイヤー酒みたいな薄さ (笑) ──つまり少し水っぽい。かき氷のメロン味シロップみたいな安っぽい甘さはご愛嬌だけど、まあ卒業ですわ、このへんも。これ買うならオレは「やまとしずく」を買う──シツコイ。なんか粉っぽさがチープなんだよな。逆に米の旨みは去年よりチャーミングに出てるけどさ。ま、これなら「翠玉」の純吟生で十分のような気もするけど。これ、なぜか新宿の小田急に入るんだよな──今年はどうか知らないけど。

 なんかすごーく平凡な酒で、まさに隣のキレイなお姉さん。決して女優やタレントにはなれないけど、近所の定食屋にいたら看板娘にはなれるみたいな。別にハズレではないし、一定以上のクオリティはあるので問題なく呑めるけど、全く感動しません

 せっかくだから、最後にこの酒における「」について書いとく? なんだかんだで読者の中での所有&飲みました率の高そうな酒だし。

hanamura_omachi_nama28by8.jpg そうね、今季は特に出てると思うよ。「足りてる」というよりは「ある」みたいな。アクセンテッドな渋みがあるでしょ、最後に。「旨みや甘みに輪郭を与える高等技術な酸」じゃないけど、普通に「酸っぱみ&渋みとしての酸」はしっかりあると思うよ。どちらかと言うとミネラル感を支えるザラザラしたテクスチャー。わりと舌にまとわりつくでしょ、粉っぽさが。そこから甘みが広がって、消えゆく流れの中で現れる、ジリっとした優しい渋み。そういう意味での「酸」なので、これはオレが言う「酸、足りてる」という文脈で使う「酸」とは少し違う。簡単に言うと「渋み」としての「酸」です。


 そんなに苦いかなあ。なんかますます気抜けして、もう2合以上呑んでるけど、今は「ガリガリ君 ソーダ」の酒みたいよ (笑) 。やっぱ、甘みに輪郭を与えるような上等の酸はない──味曲線におけるここの時間帯は粉が主役だから。旨みも今季はだいぶ削げてるけど、オジサンにはこれくらいで丁度いいや。

 去年☆6を付けたオレが言うのもなんだけど、これは「呑んでみたい銘柄の筆頭」ではあるかもしれないけど「呑むべき銘柄の筆頭」ではない。それが何かは言わなくてもわかるよな? ここらでもう一段オトナになりま賞与。オレについてくればイイ酒を呑ましてやるから──いかんせんハズレばかりで打率低いけど (笑) 。



 moukan1973♀が合流。
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 ▲『カルテット』最終回に我らがMUMMY-Dが再登場 (笑) 。



※オレの下書きもメルマガも読んでない、まっさらな状態で呑ませます。最近は読者さんからの持ち上げコメントもあり、やや浮かれ気味のmoukan1973♀。


hanamura_omachi_nama28by10.jpg ♡☺♡「ちょっとスモーキー? なんか濃厚そう? いただきまーす。わー、甘〜い。蜜みたい。久々だな、これ系は。でも、いい具合に酸も感じて、思ったよりイイなみたいな (笑) 。仕事の後だからやたら旨く感じる。基本、味とか覚えてないし、だいたい花邑ってこういうイメージだくらいの記憶しかないけど、もっと濃い記憶があったから、それに比べると案外呑みやすい感じがするんだけど。ドッカンファイヤーまで行かないよね? 軽いなー。花邑感ゼロ」──はい、そこのバカ舌ども、うちのカナリア姫に拍手 (笑) ! 一応、日々オレが「英才教育」してるので、これくらいのことは2〜3口も呑めば分かるようになるんですよ。

 少し補足しておくと、「スモーキー」というのは「粉っぽさ」を先読みしたんだろうね。つまり、液性に透明感がないという。酒そのものは濁ってないけど、テクスチャーには人懐こいパウダー感があるから。オレも少しだけ呑んでるけど、徐々に「イチゴ味の千歳飴」みたいになってきたな。球体感がない。液性にポヨみがない。気の抜けたサイダーみたい。

 ♡☺♡「軽い。妙に軽い。今までの花邑の中で一番軽い」 

 気のせいか、なんかすでにチョコ化が始まってるような気が・・・。





── 軽く寝酒のつもりが。


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hanamura_omachi_nama28by13.jpg ああ、そっかー。これかあ。みんなが「苦み」だの「辛み」だの言ってるのは。こういう酒あるよね。「雪の茅舎 新酒」なんかもそうだし。これ、突如としてオレの頭に浮かんだ言葉だけど「跳ね返り」だよ。嚥下の最終段階で喉を通過した後、余韻の「跳ね返り」の中で甘みの奥からボワ〜ンと煙のように立ちこめるテンパリのような苦み。オレは割りとここに「コリっとした硬い旨み」を感じちゃうんだよね。これ、意味、伝わってる (笑) ?

 跳ね返りだよ、跳ね返り。たとえば壁にボールを投げるじゃん。投げた時は「攻め」だけど、跳ね返った後は「守り」になる。だって、ちゃんとキャッチしないとボールが自分に当たるだろ? だからキャッチ (守備) をする。つまり、華やかな香りだったり、甘みだったり、果実感だったり、飲み込むまではそれぞれがポジティヴな意味でも、飲み込んだ後には「跳ね返り」として攻め込まれる。同じボールでも、行きと帰りでは意味合いが真逆になるわけだ。これが「味の跳ね返り」で、花邑は意外に「跳ね返り」に張りがある酒質なんだよな。だから、飲み込んだ後は、あんま口を開けない方が辛みや苦みは感じないよ。


hanamura_omachi_nama28by14.jpg ま、これ一回で終わる話じゃないんで、ちょっと今後は〝跳ね返り〟というキーワードを意識してみます。たぶん多くの人が「アタック感」と呼ぶ要素だとは思うけど、それだと「点」や「面」としての一元的な意味しかなく、言葉に動きがないでしょ。その点、「跳ね返り」という「往復運動」の中で「アタック」を捕らえた方が二元的 (立体的) な意味の広がりを得られると思うな。ノイズや障害としてのアタック (点) ではなくて、往復運動の起点 (折り返し地点) としてアタックを捕らえる。わかんねえだろ?──だって、オレもまだちゃんと分かってないもん (笑) 。

 うーん、何か大切なことを掴みかけてるんだけど、悔しいな。もうこれ以上は飲めないよ。





── 2日目。


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hanamura_omachi_nama28by17.jpg なんか昨日はようわからん話になってしまいましたが (笑) 、気にせず参ります。所詮は「個人の戯言ブログ」なんでね、時に内向的になるのは仕方ない。若い頃のように深夜に生きていれば──AM2:00〜4:00に酒を呑んでいれば──、きっとこのブログも今の10倍くらい濃密な記事になると思うけど、読む方よりオレの方が崩壊するので今くらいで程良い。脳細胞スパーク記事は年に数回と決めてますので。

 立ち香──そんな果物があるとして、イチゴメロン。やっぱウォータリーというか──「淡麗」とも少し違うけど、なんか全体に薄いよね。昨日よりは落ち着いた「美酒風情」があるけど、こういう酒ではないと思うし。

 さーてと

 軽くて薄いけど、オレ的にはエキス経由でジューシイな印象も。なんか気の抜けた直汲みのようなBodyだが、イヤな苦みや辛みをオレは特に感じない。「跳ね返り」はどうだ?──やっぱ少し硬質な米の旨みのフィードバックがあるかな。甘いボールを投げたら硬い米が返ってきたみたいな。


hanamura_omachi_nama28by18.jpg あと、やっぱ今季は粉っぽいなあ。蜜っぽい粘度のある、ふくよかな甘ポチャ感に乏しい。イイ意味でこのパウダー感が米の旨みに陰影 (立体感) を与えてる気もするけど、美酒ラインからは少しハズれる属性だとは思う。酸も「面」に効いて来ないというか、やや人懐こい甘みが、まるで余韻の滑走路上で急ブレーキをかけるプロセスの中でザザーっと舗装されてない道にタイヤの跡を残していくように現れる。甘みや果実味に面で寄り添う去年とはまるで異なる性質の酸なので、もはやオレにとっては別の銘柄ですらある。

 それでも意外と味は崩れず──初日からガスの抜けた直汲み生みたいな味だけど (笑) ──、今日も町の定食屋の看板娘のキレイなお姉さん。人気レア酒らしい風格も存在感もまるでなく、ただひたすらに普通に呑める田舎の甘華やか吟醸。☆4です。

 そういや「翠玉の生」、それぞれ出たね。むしろこっちの純吟の方が本命なんじゃないの? 拾えたら拾うけど、だったら「やまとしずく」をオカワリした方が幸せか──シツコイ





── 3日目。


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 ▲サラセン (サラダ煎餅) 界のロールスロイス「立正堂 純米せんべい」は食後には少し重いが、たまに無性に食べたくなる。あんま売ってない。なにげに本社がmoukan1973♀の実家のすぐ近く。これ知ってる人はクワナリのサラセン通。日本酒にハマる前は「純米」と言えばオレにとっては立正堂のサラセンだった (笑) 。



hanamura_omachi_nama28by22.jpg 立ち香──この段階ではもっちりした蜜っぽさもあるんだけど、含むとそうでもないという。酸っぱくない「豊盃」というか。

 どうかねえ──。

 良く言えばライトジューシイ。悪く言えば今日は一段と水。〝跳ね返り〟に鋭い辛みもあるけど、たとえば「秀鳳」なんかも全く同じボールが返ってくるし、この手の華やかツルピカ吟醸ならではの副産物というか属性なんじゃない? それでも「辛み」を感じやすいのは、28BYが薄い証拠だよ。つまり、投げたボールに勢いがない──前半にドラマの盛り上がりがない──ゆえの、相対的な〝跳ね返り〟の強さ。


hanamura_omachi_nama28by23.jpg 水っぽいけど、軽くて無害な酒だし、いろな意味で疲れないからいいや。旨すぎてもテンション上がり過ぎて記事が長くなるし (笑) 。☆4ですね──ますます薄いけど。そうそう、酒とは全く関係ないけど、「ばかうけ 炙り明太子風味」は一点だけイイ線いってる要素があって、オイリーな炭の味がリアルに表現されてるんだよ。だから「炙り明太子」というよりは「一味を掛け過ぎた焼き鳥の皮」みたい (笑) 。これ、「炭火焼き 鶏皮風味」だったら☆5だな。一本取られる。

 酒の方は徐々に「美酒の設計ミス」みたいな「甘辛いメロン」なんかも出てきたなあ。今日はやけに辛く感じる。もはや「雪の茅舎」としか思えん。なんか跳ね返りの玉が速くなってきたなあ。米の旨みの膨らみもあるけど、ややアル感の方が前面に。

hanamura_omachi_nama28by24.jpg ワイングラスで──。

 人懐こいパウダー感が湧いてきた。でも、今季の薄くて細い酒質ならこれくらいの雑さは逆に必要か。そうじゃなきゃ「美酒の設計ミス」みたいなツンケンした甘辛酒になっちゃうだろうし。しかし今日も一合で飽きる酒だな。苦いだのツレないだの細いだの言っても、まだ「篠峯 純米大吟醸 山田錦 生詰 26BY」の方が呑んじゃう。これはなんの発見も驚きもないから「花邑」のラベルがなきゃ、ただのどうでも田舎吟醸だな。

 なんか「十四代」直伝の秘奥義が抜けちゃったんじゃないの? 生は呑んでないけど、26BYの火入れの「雄町」とかマジで「十四代クローン」だったから。前にも書いたけど、実はオレ「十四代」より先に「花邑」を家呑みしたんだけど、それゆえ変な捻れ現象が起きて「十四代 超特撰 純米大吟醸 26BY」をはじめて呑んだ時、「なにこの美しい花邑・・・」と思ったからね (笑) 。


hanamura_omachi_nama28by25.jpg ま、その肝心の「十四代」先生も27BYにロクでもない酒を造ってるし、教え子だけが手抜きしたとは思わないけど、少なくとも28BYのこの酒を呑んで喜んでるようじゃ全然ダメ。もちろん、これを「美味しく飲めた」という体験そのものを否定はしないけど、少なくともこれより出来のイイ酒はいくらでもある──「いくらでも」はないか、それなりにはある

 すでに米の旨みカラーにチョコレート・ブラウンなニュアンスが。早めに呑んで下さい。自宅で熟成させてはいけません。これが初日なら☆3.5。27BYを飲めなかった人は残念でした。苦しゅうない華やかライトな田舎吟醸なので☆4でフィニッシュですが、我が家にとっては極めてどうでもいい酒でした。残りの2合は料理酒に合体。


moukan1972♂





 空き瓶調査隊
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 2日目の「町田酒造 雄町」みたい。特に問題はないけど、やや跳ね返りに鋭い辛みがある。初日はあんま気にならなかったけどな。ま、この段階でも極めて平々凡々ですね。初心者向けです。もしくは何も知らない若い女のコに知ったか決めるのに最適な「なんちゃって美酒」です。卒業です。楽しい想い出をありがとう、花邑。僕らはキミを忘れない。Good Luck !!



日本酒 雄町 花邑 メガネと酒 翠玉

Comment

Name - moukan1972♂  

Title - To 小尾けのびさん



毎度です。

変わらずアクセスありがとうございます。

今季の「花邑」は、僕からすると「薄い」の一言に尽きますね。今27BYを飲んで旨いと思えるかは謎ですが (笑) 、28BYよりは「飲むことのイベント性」はありました。

2日目からはさらに削げたような (水っぽい) 味わいになるので、酒の芯がなくなり、それで余計に「甘い」と感じたんだと思います。過度な期待を背負わざるを得ない銘柄ですが、今季に限って言えば「どこまでも普通」の酒ですね。それでも捨てずに飲めただけマシでした。

毎日それなりの量を飲まない人に1800mlはハードル高いでしょうね。ま、旨ければ飲んでしまうものですが、減らないと徐々に苦行のようになってしまうという (笑) 。

シャンパーニュなら御夫婦で週末の2日間で軽く飲めると思います──うちは1本がすぐに消えます (笑) 。僕も最近知りましたが、良いシャンパーニュは翌日が特に美味しいんです。普通のワインと違い、一度抜いたコルクをもう一度は差せないので、保存キャップは予め買っておいた方がいいと思います。


僕が最近飲んだ中でのオススメは、まだ記事にしてませんが、

◤Nathalie Falmet / ナタリー・ファルメ ブリュットNV
http://item.rakuten.co.jp/fitch/10006985/#10006985


僕個人はそこまで心奪われませんでしたが、まろやかで蜜のような甘みを探しやすいということであれば、

◤Agrapart / アグラパール テロワール グラン・クリュ エクストラ・ブリュット ブラン・ド・ブラン NV
http://moukan1972.blog.fc2.com/blog-entry-892.html


果実的なビビッドな酸をフルスロットルで堪能したいなら、

◤Veuve Fourny / ヴーヴ・フルニ ブラン・ド・ブラン・ブリュット・ナチュール・プルミエ・クリュNV
http://moukan1972.blog.fc2.com/blog-entry-743.html

◤Franck Bonville / フランク・ボンヴィル ブリュット ブラン・ド・ブラン グラン・クリュNV
http://moukan1972.blog.fc2.com/blog-entry-946.html


コスパを考えるなら

◤Guy Thibaut / ギィ・チボー ブリュット グラン・クリュ NV
http://moukan1972.blog.fc2.com/blog-entry-878.html


僕の中のTOP2は「ヴーヴ・フルニ」と「ナタリー・ファルメ」です。フルニは少し振り切れたスペックなので、「ナタリー・ファルメ」「ギィ・チボー」あたりの白黒混醸タイプの方が飲みやすいかもしれません。この2つなら、シャルドネ・パート (果実的な酸) はファルメの方がしっかり出てます──つまりちゃんと酸っぱい。

一番「高級感とエレガンス」を感じさせるのは「アグラパール」ですが、僕はあまり好みではありません。ですが、たまにしか飲まないならこのへんでもいいかもしれません。優雅な気分に浸れることだけは保障してくれますね (笑) 。




2017.06.01 Thu 07:49
Edit | Reply |  

Name - 小尾けのび  

Title - ご無沙汰のようでご無沙汰でない

コメントはしてませんが、毎日昼と夜の2回はアクセスしてるので、私的にはご無沙汰でもないんです(笑)
それもこれも5月3日にあけた、花邑がまだ飲み終わらないからです
1升瓶はもう二度と自宅では開けないと固く誓いたい

それで、この銘柄の感想ですが(もちろん開栓数日までの感想です)
アタック感はしばらく寝かせていたせいか無かったです
初日は優しくて華奢で繊細で美味しかったです。
妻いわく確かに十四代に似てるとのこと
しかし、二日目以降は甘いだけでいまいちでした
盛り上がりに欠けるというか
残念ですが好みでは無いようです

私はミーハーで人気とか話題とかすぐ興味を持ってしまい、入手困難!十四代クローン!とかに惹かれてしまいますが、人の好みはバラバラなのでしょうね
2017.05.31 Wed 23:02
Edit | Reply |  

Name - moukan1972♂  

Title - To 治五郎さん



連投ウエルカムです。ありがとうございます。


──私が感じた28BY花邑雄町生をここまで鮮やかに表現して頂けるとは…。悶々とした雲間から晴れ間が見えた思いです。

恐れ入ります。
酒そのものは全く悶々としない軽い味わいでしたが (笑) 、アシストできて僕も嬉しいです。


──そうなんです。クリアでもない爽やかでも無く「水っぽい」んですよね

なんか初日から「2日目の直汲み生」みたいというか、だいぶ削げてましたね。粉っぽさがなければ本当に「甘い水」でしたね。ま、軽くてスイスイ飲めますが、1合で飽きますね。まるで筋書きのわかりきった凡庸な2時間ドラマのダイジェストを観てる気分です。


──先にも書いた通り、私の好みとして「渋み」、「苦味」に対する肯定感が強いため、私がこれを「酸」と捉えているのだとmoukanさんの表現で改めて自身の感覚に納得した次第です。

もちろん、それも「酸」これも「酸」あれも「酸」なんですが、僕は「甘みとワンセット」で認識しています。「甘み」という図形があるとして、それの「輪郭」や「縁」のことを「酸」として記事で取り上げることが最近は多くなりました。「柔らかい甘み」は「酸、足りてない」、「クッキリした甘み」は「酸、足りてる」という感じです。「旨み」に関しても、足腰が弱かったり、フラフラと焦点が定まらない時は「酸、足りてない」、ビシっと1本スジが通ってシャンとしてる時は「酸、足りてる」というわけです。

たとえば、味の薄い、ただ水っぽく甘いだけのミカンあるじゃないですか、皮がフガフガしてる、ハズレのミカン。あれ、典型的な「酸、足りてない」ミカンです (笑) 。


──因みに今日、水府自慢の純大を某所で飲みました。 菊池杜氏の醸す所の酸が無ければ危うい酒になっていたと思います。綱渡り的な旨さでした。

「酸が無ければ危うい酒」「綱渡り的な旨さ」──なかなか鋭い分析ですね。参考になります。たぶん、僕の言う「足腰の弱さ」「味がフラつく」という表現と似たようなニュアンスじゃないかと察しています。あとは「味が泳ぐ」とも言います。

近所のマチダヤに再入荷するらしいので、拾えれば買ってみます。ま、移籍1年目なので、そこまで呑みたいわけでもないんですが、せっかく読者さんがいろいろ話題を振ってくれたので、このタイミングで呑むのがベターなような気もしてます。

とはいえ、僕的には今月末の「米鶴 純米吟醸 出羽の里55 超しぼりたて生」ですが (笑) 。山廃とは全く違う味わいのようですが、期待してます。

また気軽にどうぞ〜。

2017.03.25 Sat 01:00
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Name - 治五郎  

Title - 連投すみません

連投すみません。
私が感じた28BY花邑雄町生をここまで鮮やかに表現して頂けるとは…。悶々とした雲間から晴れ間が見えた思いです。
そうなんです。クリアでもない爽やかでも無く「水っぽい」んですよね。
後、「渋み」としての「酸」と言うのも頷けました。
先にも書いた通り、私の好みとして「渋み」、「苦味」に対する肯定感が強いため、私がこれを「酸」と捉えているのだとmoukanさんの表現で改めて自身の感覚に納得した次第です。
因みに今日、水府自慢の純大を某所で飲みました。
菊池杜氏の醸す所の酸が無ければ危うい酒になっていたと思います。綱渡り的な旨さでした。
2017.03.24 Fri 22:48
Edit | Reply |  

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