◤群馬泉 - ほしとたきびCUP 山廃本醸造 ── ♡☺♡「お燗に癒されるホッコリ酒、かわいいデザインなのでCUPは筆立てとして再利用しています」#Okan, Well-Cured 


╰ 【001-074】の記事はfacebook時代のモノを加筆/再構成 (一部キャラ変) して書かれたものです。


 最近、寒いですねえ。

 というわけで、少し飲み足りない時に便利な地酒CUPです。去年飲んだ「超特撰純米」のお燗が最高に美味しかった群馬泉ですが、ここの蔵のお酒は、一部の新酒 (生酒) 以外、すべて山廃造りによる火入れ熟成酒 (最低1年) になります。お米の旨みを最大限まで引き出した、まさにお燗で威力を発揮する大人向けの日本酒ですね。日本酒好きの〝おちょこ女子〟なる人種が自力でなかなか辿り着けないジャンルでもあります。

 実はわたし、神亀系の〝いなたい感じの熟した燗酒〟大好物なんですよ〜。芳水/特純、昇竜蓬莱/特純、長珍/特純、丹澤山/麗峰、黒龍/純吟三十八号 (2年熟成) 、これまで飲んだ中で特に印象に残ってるのはこのへんですかね。熟成とまではいきませんが、鯉川/亀治好日なんかも良かったですね〜。そうそう、八海山/特本もバッチリでした。もちろん田酒のお燗も大好物です。今も田酒/特純を熟成中です。開けるのは年末ですかね。お燗用のお酒は常に1本は持っていないと困るとき困るんですよね〜。



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 bottle size:180ml



【065】群馬泉 -ぐんまいずみ- ほしとたきびCUP 山廃本醸造 <群馬>

島岡酒造 株式会社 (by 群馬県酒造協同組合) :http://www.gunma-sake.or.jp


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 今回は山廃本醸造です。純米酒系との違いは、造りの際に、醸造アルコールと呼ばれる焼酎 (リキュール) を発酵の最後に添加することです。詳しい説明は省略しますが、同じ醸造アルコール添加のお酒でも、TV CMでタレントなんかを使って宣伝してる紙パック酒よりは遥かに格上の造りですので、そこは一緒にしないで下さい。レベルの低い給食と、町で人気の定食屋程度には質の違いがあります。

 どうせ冷めるので、一気に55℃までつけます。

gunmaizumi_honjouzou2.jpg これこれ。お米の甘みが浮き立つ、熟成系の少し枯れた味わいの立ち香です。これ好きなんですよねえ。

 含みます。

 あ、スッキリとライトな飲み口。我が家では圧倒的に純米系のお酒が多いんですが、たまに醸造アルコール添加 (通称:アル添) のお酒を飲むと、その軽さに笑みがこぼれます。なんで笑み?

 軽いと酔わないからイッパイ飲めて嬉しい!

 全体には〝辛口〟と呼ばれるジャンルのお酒だとは思いますが、いつも言っている通り、お米そのものが辛くなることは化学的にあり得ませんので、ここで言う〝辛口〟とは、あくまでもアフターのさばけにおいて相対的にアルコールを感じやすくなる分、それが〝辛み〟として味覚されやすいというだけの話です。たとえばアサヒ・スーパードライ。別に麦そのものが辛いわけじゃないですよね? そうではなく、麦の甘みが相対的に感じにくい味構成だから、結果として、

「甘くない」=「辛い」

ということなんです。日本酒も同じです。辛口というのは、味として辛いわけではありません。相対的に甘みが感じにくいというだけの話です。


gunmaizumi_honjouzou3.jpg わかってるとは思いますが、当然、ワインも同じ理屈です。化学的にブドウそのものが辛くなるワキャないんです。辛口のワイン言いますが、それは単に、果実の中に含まれる糖分が相対的に感じにくいというだけです。そもそもブドウが甘いからこそ、ワインは酵母を加えるだけで発酵させる (お酒にする) ことができるわけです。

 なので、このお酒もお燗にするとお米のふくよかな甘みがホッコリと浮き出てきて、寒い夜にホっとする美味しさを与えてくれます。山廃仕込みらしいスッキリとライトな口溶けも飲み疲れしません。

 4合瓶や一升瓶で買うのに抵抗のある人も、こういう間違いのないCUP酒を常備させておくと何かと便利ですよ。オススメです。


moukan1973






群馬泉 山廃 生酛

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