◤三千櫻 - 純米 五百万石45 直汲 28BY ── dಠಠb「今季の新トレンド?『華やかサイボーグ吟醸 過剰ミネラル 無理だマジ 28BY』に新たな仲間が加わりました」 



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2017/4/18追記▶︎さらに訂正。山田社長に確認したところ「池袋西武限定」ということ。他で売ってる旨を伝えたら首を傾げてました。真相は謎です。


三千櫻_山田社長 一年中「春酒ラベル」な三千櫻 (みちざくら) です。大好きな銘柄です。最初に一つ訂正があります。これ、「池袋西武限定」ではありません。でも、イケセイ以外で売ってるからといって喜んだりしないで下さい。すでに昨日呑んでるので先に言っておきます。全く旨くないです。☆2です。詳しい事は下で書きますが、まあ、酷いです。

 一般的に「五百万石」という酒米は心白が柔らかいので、あまり磨くと割れやすくなるようで、それで滅多に「50%未満」の精米がないんだけど、それを「三千櫻」が45%まで磨いて「直汲み」にしたとなれば、黙って買ってしまうのがマニアの悲しいサガ。しかも「残り3本」に煽られてつい──もちろん「一番奥」から抜いてきた。まあ、旨くなかったのは結果なので仕方ないとして、しかしねえ・・・。

 一応、全く期待できない2日目の変化を確認するために捨てずに残してあるけど、まあ、ここからの巻き返しは無理だろうね。酒屋をはじめ、誰も本当の事をなかなか言ってくれないだろうし、オレが一人で悪者になってやるから、蔵元はよく聴いておけ。




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 ▲頰の絆創膏が小さくなったので、moukan1973♀にサポートしてもらって無事に顔を濡らさずに頭を洗えました。これでオレの「プチ・セレブ生活」は終わりです。


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SAKE GRADE:☆☆

【325】三千櫻 -みちざくら- 純米 五百万石45 直汲 28BY <岐阜>

三千櫻酒造 株式会社:http://michizakura.jp


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michizakura_500_45jikagumi28by4.jpg 立ち香──なんか不自然にミルキーだな。いつものリンゴ系の甘酸が全くないんだけど。まるで「らしくない華やかさ」というか「長陽福娘で感じた違和感」に通じるものが・・・。でも奥から酸とミネラルの先読みはあるかな。それでも硬質な香りのBodyと、これを纏うニュワっとミルキーにフローラルな衣装とのチグハグ感がハンパないし、この段階で誰も「三千櫻」だとはわからないと思うぞ──造った本人でさえ。これ、今流行りの麹菌なんじゃねえーのか? 「白岳仙 極道あらばしり」なんかにも共通というか、まるで〝サイボーグ化した山形吟醸〟みたいなこの香り、今季はこれで早くも3本目だぞ、オイ。


michizakura_500_45jikagumi28by5.jpg カナリアが毒を求めています──。

 ♡☺♡「呑んでみなよ・・・イヤな苦みがある。マジか・・・。ミッチーっぽくなーい。アタシの中のうっすらとした記憶だけど

 どれどれ──。

 ほぼ的中。一言で表すなら「呑める白岳仙」。ダメだね。この無駄な華やかさは全く必要ない。ごめん、「呑める白岳仙」は撤回──まるで糞酒学園「呑めぬ組」の迷コンビ、吐くちゃんとウンチッチー。この苦みは耐え難い。

 ♡☺♡「さっきより苦みが増してる気がするんだけど・・・。これ失敗作だよ、完全に。やっちまったんじゃないの?

michizakura_500_45jikagumi28by6.jpg この1%もフルーティーじゃない「三千櫻」って、もはや「これ、なんの飲み物?」レベルの奇怪さなんだけど、こんなマズイ糞酒をイケセイの試飲イベントに持ってきて、あの空間で連日蔵元が客に試飲させてたかと思うと、かなりシュールな光景に映るんですけど (怖) 。百歩譲って我が家が希少なハズレ瓶を引いたにせよ、これは値段を付けて売ってはいけないレベル。「旨くない」じゃなくて「アクティブにマズイ」糞酒です。

 五百万石だし、勝手に「大人のラムネ」とか「青リンゴ」とかをイメージしてたんだけど、まさか「食べれるドライフラワー」だったとは1本抜かれて膝カックンですわ。

 ☆2です。「超酔う吐く娘 (長陽福娘) 」も仲間に入れて、3本まとめて「華やかサイボーグ吟醸 過剰ミネラル 無理だマジ 28BY」としてエントリーしておきます。あ、マズイ酒にそれがあるからって何だよという話だけど、一応、ガスはありました。



 まさかの緊急登板「自然酒」の3日目!!!
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 不自然な流れで自然酒──。

michizakura_500_45jikagumi28by8.jpg ♡☺♡「やけに旨く感じるんですけど (笑) 。デラウェア感、満載だけど。甘い

 この流れで比べるとわかる。やっぱり「自然酒」は甘いけどBodyそのものは案外スリム。そして、造りに失敗してない酒の安心感は尋常じゃない (笑) 。ちょっと渋いけど、オレにはこれくらいが丁度いい。

 ♡☺♡「今日イチです」──実は同じ日に「誰野川 (だれのかわ) 」も開けている。

 なんかますますチョコ化してんな (笑) 。「熟れ茶け」を通り越して「熟れ焦げ茶」だよ。生酛のくせに少し足腰の弱さを感じるが、この甘さと引き換えに失ってる要素も少なくない酒だとは思う。たった2〜3日で2〜3ヶ月分の熟成効果って、逆に特許取れよ (笑) 。





── 2日目。



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 立ち香──今日も謎のミルク香。ちょっとだけ果実的な甘酸が奥から伸びてきたかな。ややオイリーなナッティーさも感じつつ、やはり、明利系や18号系のような「トゥワン」感も──簡単に言えば「お花畑」の香り。相変わらず「美酒の先読み」は全くない。グラスに注ぐと蜜っぽい甘みが伸びてきて、これに関してのみ「美酒の資格」を持ち得てるが、まあ、問題はバランスだから。

 奇跡の巻き返しに期待して──。

michizakura_500_45jikagumi28by11.jpg 甘い。「甘い」のは別にいいとして、「三千櫻」的な「酸」がまるでない。最初の「ひとくち〜みくち」くらいまでは騙されるが、すぐに飽きる。食前酒としてテキーラのショットのようにカァーっと「一気飲み」するなら話は別だが、そんなシチュエーション、そうそうないだろ。

 ド頭には〝ポヨみのある球体〟を感じさせる艶のある液性も確認できるが、サスティン (中間ゾーンの伸び) にかけては「ミネラルの林」を草木をなぎ倒しながら滑走するイメージでワシャワシャと雑なテクスチャーに覆われ、アフターは少しベタっとした甘さと、過剰なミネラル感による軋み、怪力な苦み、圧の強い収斂性のスパルタ攻撃により、今も舌が歯磨き直後なギシギシの余韻でジーンと疼く。そして、なによりこれが一番大事なことだが、旨いと感じる瞬間が全く存在しない


 正直、ケバい甘みと液性にポヨみが出てきたので、昨日よりは呑めるけど、まあ、お世辞にも旨いとは言えないね。そして、どこかで体験したファクトリーな鉄の香りが液の奥の奥の奥くらいにある──悪いね、人の三倍鼻が良くて。この感じ、オレが「獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分」で指摘した「ガソリン臭」の芽を感じる。これなんだろうな。鉄っぽい香りとオイリーなヌメリが合わさって、まさに「ガソリン臭」なんだけど。もしくは、そんな言葉があるとして「工場の生産ライン臭」というか。もちろん露骨なレベルじゃないよ。あくまでも「その芽」というレベルだけど。

 よかったね、全く旨くはないけど、今日は☆3です。まさか初日のあの状態から巻き返すとは。しかし軋むなあ。まだ2合以上残ってるので、最終評価は明日やります。まあでも、バカ舌 (菩薩的味覚の持ち主) ならこの程度でも平気で呑めちゃうんだろうなあ。だけどオレは大いに不満。こんなの「三千櫻」じゃない。なんかみんなして「変な麹菌」を掴まされちゃってるんじゃないの? この感じ、27BYにはなかったよ。今季からあちこちで感じる甘みなんだけど──共通するのは「甘み」と引き換えに「歯磨き粉のような軋み」を得ていることヘロなんかもそうじゃん。心配なら種麹メーカーに問い合わせた方がいいと思うな。何かがオカシイよ





── 3日目。



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 連休最終日の昼間に酒を呑む。実はオレは「昼呑み」は得意じゃないし好きでもない。胃袋の内側が腫れる感じがするし、眠くなるし、目の奥がシバシバするし。でも、moukan1973♀は休みの日の昼間に呑むのが好きな生き物である。というわけDE、軽くレポート。「三千櫻」は夜にマトモに呑みたくないし、早いとこやっつけてしまいたい。



 moukan1973♀、自然酒の5日目 (最後の一杯) を呑む。
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 ♡☺♡「甘み増殖中。なんか、すごい気に入ってきたというか、旨すぎない感じがいい。また呑みたいかと言われると微妙だけど (笑)

 さすがに渋みもしっかり。まるでプルーンの蜂蜜漬け。まあでも、この段階になると、そこそこクドイな、やはり (笑) 。でも、1800mlで買ってよかったかな。今回は他がクソばかりだったので、なんか地味な一軍初登録の中継ぎピッチャーがまさかの3連投みたいな (笑) 。

 とはイエイ、さすがにオレもお腹いっぱい。二度と買うことはないけど、ちょうど「折原商店」で扱いがあるので、新酒時期に訪問した際には、もしかしたら出来を確認してしまうかもしれない (笑) 。☆4は今日も揺るぎない。ちゃんと造られた酒──というより、造り手の意図がハッキリ伝わる酒。そういうモノは好みを超えてある程度は楽しめるものだ。いい勉強になりました。しがない地方の地酒屋さん、ありがとうございました。最後は握手でお別れしましょう (笑) 。いや、次こそは僕が☆6を付けるような酒を是非ご紹介ください。



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 問題はこいつだ。最初はグイ呑みで。

 立ち香──ミルキーなアーモンドオイルがベタベタとお花畑に降りかかってます。思わず「ウっ」となるほどのケバい香り。食欲も失せるし、二日酔いの朝なら吐く可能性もゼロじゃない。全くどうしたもんだ。

 うちのカナリアは雑食です──。

 ♡☺♡「ダメだね! (目を見開いて) 甘いっていうか、最後のアル感の印象が強すぎて、もはや甘くもないんだけど。飲みたくない。もういい

 甘苦辛い。あ、これダメだ。少なくともグイ呑みはダメ。ワイングラスで最後の戦い。

 ダメ。苦い。2日目は夕食前の空腹時に酒だけ飲みながら記事を書いたから「甘み」を感じやすかったのだろうか。2合以上残した上でのこのコンディション。これはダメ。もう呑めない。夫婦二人で720mlが3日でなくならないって、もうそれだけでダメ酒の証拠。「米鶴」なんか1800mlが2日でなくなるんだから。

 ♡☺♡「でも、グイ呑みよりは飲みやすい。退けが潔くなってる気がする。ダメだけど

michizakura_500_45jikagumi28by14.jpg ☆2ですね。残りはヒロキを婿として迎え入れます。もう呑めない。オレたちは十分に頑張った。別にこの酒だけを見つめて生きてるわけじゃないので、先に進みますよ。

 ある意味、なにかの「チャレンジ酒」だったのかなあ。少なくとも裏のラベルに「通常の三千櫻のお酒よりも香り華やかな、甘み豊かなお酒です」と書いてあればオレは買わなかったし、ここで汚い言葉を並べることもなかった。蔵元はもっと真摯に誠実に商品説明をする必要があると思う。造るだけ造って「あとはよろしく」で済むのは「文学」と「音楽」と「美術」の世界──つまり「芸術」の世界だけ。「酒造り=芸術」という図式はあっていいし、あってほしいけど、残念ながらそれを決めるのは造り手ではなく我々飲み手であることは、最後に強く念押ししておきます。 


moukan1972♂moukan1973






日本酒 三千櫻 華やかサイボーグ吟醸

Comment

Name - まるめち  

Title - To 小尾けのびさん

小尾けのび様、オススメありがとうございます。
が、実を言うと私梅系の飲食物全般が苦手でして…(汗)
本格梅酒は飲んだことないので厳密には分からないのですが、あえて試す気にはならないというのが正直なところです。(基本的に家では日本酒以外のアルコールは一切取らないと決めているということもあります)
折角オススメいただいたのにすみません。

このあたりは自分でも謎なのですが、基本的に「酸っぱい(甘酸っぱい含む)」系のお酒(三芳菊が典型)は苦手でありながら、花陽浴はそこに含まれない感じなんですよね。
多分甘味との兼ね合いだと思いますが…
本当に、自分の好みを言語化するのは難しいと、改めて思ってしまいました。
2017.03.23 Thu 13:04
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Name - moukan1972♂  

Title - To 小尾けのびさん



毎度です。


──甘いミルキーで華やかな香りが方々の酒蔵で散見されるのは、経営的観点で人気の酒質に寄せているのではないでしょうか? 甘い酒に人気が集まっているのが要因と、酒歴浅い私は考えます。

確かにネット上のマニアの間で「辛口で旨い酒」の話題で盛り上がるケースは少ないかもしれないですね。ブログを始めてからは、全くネットの口コミとかの情報を集めなくなったので、知らず知らずのうちに潮に流されて、気づけば「サンタリーナ島」に漂流してました (笑) 。


──週末に飲んだ、ドッカンファイヤーは花陽浴山田錦生40BY28です。私(私達)には少々甘すぎました。 ニュームーンで感動したので、甘い系がいいのかと思ったのですが、そう単純ではないようです。

同じモノを27BYで飲みましたが、たぶん、28BYの比じゃないくらい甘いです (笑) 。28BYの「花陽浴」はファンが騒然とするほど「甘くない」みたいなので、山田錦40は流石に「らしい甘さ」が出てるんですかね。僕は「花陽浴」はもう卒業です。飲むとしても口開けをグイ飲みで1〜2杯で十分です。家で2合は飲めませんね。記事を書くのも面倒ですし、ファンに任せます。


──山形県の小嶋総本店、東光の吟醸梅酒が酒粕焼酎で梅酒を作っているのですが、花陽浴山田錦生40が好きな人にはおすすめです。

これ、もしかすると28BYの「花陽浴」が「酸っぱくて青臭い」ということと関係のある類似性かもしれません。少なくとも27BYの「花陽浴」が「梅酒」に似てるということは考えられませんね。

ある意味、これは初飲みの小尾けのびさんならではの先入観のない鋭い指摘だと思います。
2017.03.21 Tue 15:20
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Name - 小尾けのび  

Title - No title

甘いミルキーで華やかな香りが方々の酒蔵で散見されるのは
経営的観点で人気の酒質に寄せているのではないでしょうか?
甘い酒に人気が集まっているのが要因と、酒歴浅い私は考えます。

週末に飲んだ、ドッカンファイヤーは
花陽浴山田錦生40BY28です。
私(私達)には少々甘すぎました。
ニュームーンで感動したので、甘い系がいいのかと思ったのですが
そう単純ではないようです。
匂いはいいですね。マスカットの香りを感じました。
美味しいけど合わないって感じです。
山形県の小嶋総本店、東光の吟醸梅酒が酒粕焼酎で梅酒を作っているのですが
花陽浴山田錦生40が好きな人にはおすすめです。(まるめち氏は機会があったら是非)
私達夫婦で似てると話題になりました。(日本酒と梅酒の差はありますが)
2017.03.21 Tue 09:09
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Name - moukan1972♂  

Title - To ぐらふさん



毎度です。


──新酒で熟成が入っていないことを割り引いても今期の新酒は、味が硬く 旨味が出ていない気がします。moukan1972さんが ここまで味を外す回数が多いのは、 原料の米に問題があると考えたほうがいいかもしれないんじゃないでしょうか。

なんかそういう雰囲気もありますよね。ですが、「米鶴 山廃純米大吟醸」のような傑作も出てますし、☆4以上もそこそこ引いてるように思います──日々舌が肥えてる真っ最中なので評価はどんどん厳しくなりますが──それでなくても僕は極めて評価の厳しいブロガーです (笑) 。


──試飲の場に来ている蔵の方で 2016年の米は、通常にくらべ溶け難かったと言っている方もいましたし。

「長陽福娘」の岩崎社長もそう言ってましたね。それでも美味しい酒を造る人もいるので、そこは蔵の創意工夫に期待するしかないですね。


──夏すぎるまでは、ワインと去年買い寝かしてある日本酒で過ごそうかと思う今日この頃です。

週末に連続でハズすと切ないので──盛り上がらないので、上質なシャンパーニュくらいは常に2〜3本はストックしておきたいと最近は本気で思ってます (笑) 。

ただ、今季からよく引き当てる、この甘いミルキーで華やかな香り、これは米の出来のせいじゃないですよ。味や旨みとは関係のない、極めて表層的なレベルでの話だと思います。要は僕にとって「好ましくない香り」の酒が少し目立つような気がしてます。

2017.03.21 Tue 02:26
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Name - ぐらふ  

Title - 米の方じゃないかな

新酒で熟成が入っていないことを割り引いても今期の新酒は、味が硬く 旨味が出ていない気がします。
moukan1972さんが ここまで味を外す回数が多いのは、 原料の米に問題があると考えたほうがいいかもしれないんじゃないでしょうか。
試飲の場に来ている蔵の方で 2016年の米は、通常にくらべ溶け難かったと言っている方もいましたし。(一昨年は、逆に溶けすぎる傾向だった様です)
夏すぎるまでは、ワインと去年買い寝かしてある日本酒で過ごそうかと思う今日この頃です。
2017.03.20 Mon 17:22
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