◤金寶自然酒 - 自然酒の生しぼり 純米原酒 28BY ── dಠಠb「篠峯を扱ってる酒屋が篠峯好きのオレにコレを薦めるのは、NYハウスを扱ってるレコード屋がオレにももクロのCDを薦めるようなもの。勝手にTwitter上で激賞して下さい」#Sweet 



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 遂にこの日がやってきました、金寶自然酒 (サモ・ハン・キンポー・しぜんしゅ) です。まあ、そこまで気負う必要もないんですが、最近アクセスするようになった読者さんに簡単な経緯を説明すると、ざっとこんな感じです。

 まず、BBS誕生のキッカケになった一連の「高ちYO祭り」という珍現象がありまして、この予期せぬ偶発的な盛り上がりの中で、読者さんの何人かが「自然酒 直汲み 別誂え」を話題に上げました。そして、読者さん同士が勝手に盛り上がる中、少し乗り遅れ気味だったオレに対して「モウカンさんには甘すぎると思う」「酸は足りてません」というような、ある種の〝牽制という名の心遣い〟がありました。そういう話を聞いて、オレ自身は「ふぅ〜ん、そうなのか、了解」と思うに至り、それで話は立ち消えになるかと思われた・・・。

 GA! シカーシ!

 誰もが「自然酒 直汲み 別誂え」のことを忘れたはじめたその時、思いもよらぬ展開により、誰もが「自然酒 直汲み 別誂え」を再び思い出すことになる──しがない地方の地酒屋さんの登場である。





しがない地方の地酒屋▶︎

はじめまして。いつも楽しく興味深く、商売的観点(笑)からも拝見させて頂いております。
千代酒造特約店としても、28BYの評価を受け背筋が伸びる思いです。(ただ堺杜氏は数少ない天才肌です。今後も期待して頂きたいと思います。)
モウカン様は仁井田本家の「金寶 自然酒 直汲み別誂え」はまだ未飲でしょうか?この頃⁉︎ダンチュウなどで特集されて脚光を浴びているようですが、私の中では星7つ8つある激旨酒です。是非機会がありましたらこの銘柄をお試し頂きたく思います。
甘めの酒質ですが、ガス感も強く太くて濃醇で、苦味で甘ダレを防ぐ、米の味がする呑んで幸せな気持ちになれる素敵な酒です。1日一合飲むのなら最適な銘柄‼︎
ご検討ください。

2017.02.20 Mon 23:10





 これで一気にDSフィールド (どくしゃふぃーるど) が再びザワつきはじめ、「検索しても『自然酒 直汲み 別誂え』の28BYがどこにも売ってないぞ!」という話になり、オレ自身も「おいおい、どうなってんだ、しがない地方の地酒屋! レスが遅せえぞ、東京タイムなめんなよ!」と煽り出し (笑) ──この時点ではここの酒屋で取り扱いがあるものだと思っていた──、すると、ある読者さんと、言い出しっぺのしがない地方の地酒屋さんが翌々日、蔵元に問い合わせた結果を、それぞれ7分差で報告してくれた。





WOOF▶︎

自然酒確保ー!!
朝蔵元に電話して、卸した特約店何軒か聞いて、電話してゲットしました。
僕が購入したところはラスト1本でしたので、欲しかった人、ごめんなさい…
ちなみに、商品名が変わって、「生しぼり」だそうです。また、やはり12月に出荷していたそうです。

2017.02.22 Wed 11:55




しがない地方の地酒屋▶︎

まずは「金寶 自然酒 直汲み別誂え」ですが、自分が最も旨く感じ、感動した銘柄の1つではありますが当店では今現在取り扱いはございません。

〜中略〜

仁井田本家様に電話で問い合わせ致しました。「金寶 自然酒 直汲み別誂え」は今季より名称が変わり、「金寶 自然酒の生しぼり 純米原酒」と名称変更したようです。中身は特に変更はなく無農薬自然米全量使用の純米原酒直汲み商品のようです。
12月~3月までの季節限定品で、来月の3月20日頃に今期最終での直汲み瓶詰めを行うとの事でした。タイミングが合えば是非お試しください。

2017.02.22 Wed 12:02





sizenshu_namashibori28by3.jpg まあ、こんなやり取りがあって? 酸、足りてない芸人なのに? オレがまさか? この甘い酒を買う羽目になったというわけ (笑) 。

 そしたら通販した先の店が誤って火入れの原酒を送ってきて、その間、同じ福島の「クソ不味いヘロキ」や「なぜかボロカスに老ねてるオ万」なんかで顔をしかめて、そうこうしてるうちに「自然酒の生しぼり」が届き、これとは別で、再び同じ福島の「彌右衛門 別品おりがらみ生」をマチダヤに買いに行き、それでその帰り道、軽い運転ミスによりチャリでコケてメガネのテンプルが曲がり、頰に深いキズを負い、風呂で髪を洗えない日々が1週間ほど継続中で、仕方ないから (今回はじめて行く) 近所の美容院にシャンプーをしてもらうために2日おきに足を運び、一昨日もイケメンのオーナーに髪を洗ってもらってウホッっとなり、メガネは無事に直って、それで今に至ると、これで全部だけど理解できた?



 



 というわけDE、28BYより商品名に変更があり、「直汲み別誂え」から「自然酒の生しぼり」になった。蔵の看板銘柄には「田村」や「穏 (おだやか) 」などもあり、最近では白麹を使ったサンタリーテ (酸、足りてる) な「穏」なんかを酒屋でよく見かけるし、むしろオレの嗜好にはこっちの方が合ってるんじゃないかと思うわけだが、今回は1967年に先代が造り上げたという、無農薬米のみで醸すことをコンセプトに掲げた「自然酒」ブランドの酒を頂くとしようか。尚、2011年からは全ブランドが無農薬米使用で、「自然酒」はプラス全量生酛造り、酵母も蔵付きのモノを取り込んでいるようだ──表向き「生酛」と書かれた酒でも、自然界の乳酸菌を取り込んだ後に協会酵母などを添加する、いわば「ハイブリット型」のような生酛もあるが、そこを厳密に区別する法律は未だ存在しないようだ。

sizenshu_namashibori28by10.jpg 軽く検索しても「精米歩合70%の自然米」とばかり出てくるんだけど、「自然米」という言葉自体が「不自然」なのは気のせいか。酒造好適米じゃないってこと? このへんのセンスはよく理解できない。そもそもオレ、近所の酒屋で何度も見かけてたけど、「自然酒」という商品名の「不自然さ」ばかりが気になって買わなかったんだよね。ちなみに「日本酒度:−13、酸度:1.6」だって。おう、ガンバリマス。

 しかし「dancyu」の「仁井田本家 特集」は8ページも使ってるくせに中身がスカスカだな。文章を書いてる「石田千」という人は福島生まれ東京育ちの「芥川賞候補作家」らしいが、その文才やセンスについてはここでは触れないでおこう。作家も大変だ、こんな地味な仕事で小遣い稼ぎしないといけないんだもんな。それでも数少ないチャンスだろ、もっとエクリチュールを輝かせてみろよ。




 3/16、遂にFC2ランキングの「お酒/ドリンク」カテゴリで1位に (笑) !
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 ▲これは完全マグレ。というのも、これ、ユニーク・アクセス数で集計してるわけじゃないんだ。ランキング方法が非公開だから謎が多いんだけど、いつもはだいたい3位〜6位あたりをウロウロ。ちなみに今日は「4位」。


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 bottle size:1800ml




SAKE GRADE:☆☆☆☆

【323】金寶自然酒 -きんぽうしぜんしゅ- 自然酒の生しぼり 純米原酒 28BY <福島>

有限会社 仁井田本家:https://www.kinpou.co.jp


Moukan's tag:




sizenshu_namashibori28by4.jpg 立ち香──ミルキーだねえ。甘みのエッセンスは果実ではなく完全に水飴のそれ。そして甘さの先読みはガンガン来てる (笑) 。なんかガスがありそうな気配──そもそも、そういう酒だっけ?──興味のなさも手伝って、あんま事前の情報は得てない。

 この段階では酸のコアは探せない。そうそう、この米由来のテロっとした甘露飴のような光沢感は「仙禽 ナチュール トロワ」なんかにも通じるよ。これ、呑んだ? 同じ生酛だし、いい比較になると思うけどな。えっ? 呑んでない? ほーら、オレの方がいろいろ呑んでるじゃん。この、両方のサンプルを持っているという強み!

 挑みます──。

 うん、普通に呑めることに感謝 (笑) 。ところで、この世に「綿飴のジュース」って存在したっけ? えっ? 初耳? じゃあ、これ飲みなよ。まさに綿飴ジューシイ。口の中で綿飴がジュっと溶ける、あの流れに近い。

sizenshu_namashibori28by5.jpg これは意外、キメの細かいガスがある。ジャバジャバした暴れはなく、ツゥーっと凝縮するミクロな泡。強くも弱くもなく「これくらいあれば『直汲み』を名乗っていいでしょう」と誰もが思える程度にはある。表面的にはテカテカに甘いけど、実は凄くミネラリーで、消えゆくガスを追いかけていくと、そこにはちゃんと小さな凝縮感が現れる。

 甘い煙のような余韻と共に舌に残るソフトな軋みは、まさに子供用の甘い歯磨き粉で口の中をキレイにした後のよう。オレはこの酒を──少なくともこの28BYを「濃醇」だとも「濃厚」だとも「甘旨」だとも思わない。『クリスマスツリー理論』に照らすなら、極細だが硬い幹と枝に雪化粧を偽装する「綿菓子」のオーナメントがホワホワと降りかかっているようだ。

 いいか、そこのバカ舌ども、この酒においては、残念ながら、噂によく聞く、その「度を超えた甘さ」とやらは、すべてダミーだ。確かに甘いが、本質はそこじゃない。この酒はミネラル全開の「綿菓子」に覆われた、細身で堅牢なクリスマスツリーだ。コアには生酛らしい酸もしっかりある。飲み込んだ後にもう一度自らの舌を味わうといい。どうだ、ちゃんと味がするだろう。口の中に何も残っていないのに、ちゃんと舌に味がするだろう。これが生酛的な酸の残像だ。

sizenshu_namashibori28by6.jpg とはイエイ、残念ながらこの酒がオレの人生の1本になることは、王貞治が一本足打法を得ずして世界のホームラン王になるくらいありえない話ではあるが、酔っ払いついでに、今オレが一番思ってること書いていい?──飲みの席だ、そこそこの無礼は、許せ。

 あのな、よくもまあ「篠峯」の特約店で、しかもオレが「篠峯」を好きなのを知ってて、こんな酒を薦めて来たな (笑) 。まあ、自分の熱き想いをブツけることメインの行動だとは思うけど、それこそ商売的観点としてどうなの? もっとオレに相応しい酒を薦めろよ、酒屋なら。つうか「篠峯 純米大吟醸 雄町 中取り生」の25BYと26BYをちゃんと呑んだ? サンプルの小瓶じゃなくて、最低でもプライベートで720mlくらいはちゃんと呑んだ? オレ的にこれ以上の酒はこの世に存在しないと思ってるんだけど、そこんとこ、酒屋として一体どう思ってるわけ?


 いいか、どいつもこいつも、オレに酒を薦めるなら、最低でもオレが☆5以上を付けた酒を5本以上飲んでから出直して来い。28BYなら、最低でも「米鶴 山廃純米大吟醸 中取り生」を呑んで、その上で、それより美味い酒を薦めて恋。26BYの「篠峯」より旨い酒を知ってるなら、真っ先にそれを薦めて恋。キミの熱き想いなんかどうでもいい。オレに道場破りを仕掛けてみろ! オレが☆6や☆7を付けたのと全く同じ酒を呑んだ上で、それでもオレに飲ませたい酒があるなら、住所を教えるから勝手に代引きでその酒を送って恋!


 DE、なんの話だっけ? そうそう、moukan1973♀が今日も山口に出張で、朝の5時50分に羽田行きのタクシーをマンション前に予約したという話だった。山口の空港で5,000円くらいする「長陽福娘」の4合瓶が売ってたらしいけど、逆にどんだけのスペックだ (笑) !?

 まあ、いいんですよ、自分が呑んで美味しかった酒を薦めてくれるのは。だけど、僕は少し淋しいんだな。だってアナタ、僕が薦めた酒を一体どれだけ呑んだのさ。僕はその両方を知ってるけど、キミは僕の至高を知らず仕舞い。それって、案外、淋しいものだよ。


 でも別に呑めますよ。呑めるというか、この酒の本質というか、目指してることは普通に理解できる。その意味では決してハードボイルドではない。それと、酒とは全く関係ないけど、急に今、あれを想い出したよ。

 何年か前に、moukan1973♀の職場の部下が「これ観て下さい! 絶対に感動しますから!」と言って、ももいろクローバーZのライブDVDを押しつけ気味に貸してくれたことがあったんだけど、あのな元々オレとmoukan1973♀は音楽つながりの出会いなの。それこそバキバキのNYハウスをオレと一緒に20代の頃からずっと聴いてきたし、あんなんでも一応、彼女も若い頃は超音楽派だったんだから (笑) 。

 当然オレが「本日の1曲♪」にチョイスする曲だって、そのほとんどを知ってるし、たとえ初めて聴く曲であっても、家で流れてれば、♡☺♡「これヤバイねえ!」とかすぐ反応するほどの音楽偏差値なわけ。その部下もそれを知ってるはずなのに、それでもももいろクローバーZのライブDVDを押し付けてくる。そんなもん、まともに聴けるワケねえーだろ (笑) 。こちとら、そもそも「音楽」とすら思ってねえから。別にアナタの趣味嗜好を否定するつもりはない。だけど、まずはオレの趣味嗜好を理解しようとしろ──という話。いいんだよ、いいんですよ、何も考えずに鷹揚にオレの胸に飛び込んで来ても。ただし、運が悪いとこういう仕打ちを食らうことになるから、そこは予め覚悟してね♡


sizenshu_namashibori28by7.jpg なんか今、急にそれを想い出したわ。ごめんね、別に呑めるけど、仮にも酒屋なら、もっとオレを虜にするような銘柄を教えてくれよ。そしたらアナタの店でそれを買うから──つうか、そもそもどこまでオレのブログを読み込んでるわけ?──まあ、逆に考えれば商売っ気がないというか、純真というか、熱い人なんだろうけど、これをオレに薦めるのは酒屋としてどうかと思うよ。だって、こうなること、少なくともうちの読者の何人かは最初からわかってたことだし (笑) 。ブっちゃけ、商売人としてのセンスを疑うわ。

 仕方ない、釈迦に説法を食らわしてオシャカにするために真面目に唎いていくか──。

 生酛なので酸について──これが「甘い酒」であることはバカ舌だろうと極度の花粉症だろうと誰にでもわかることなので、そこはいちいち説明しないよ。

 えーとね、ちゃんとコアに生酛的な酸は探せるし、むしろ速醸であったなら、この酒はオレには呑めない。ここのあるのは、フルーティネスを象る酸ではなく、まさに米を潰したような、粘着性のあるニリっとした酸──旨みのコアに鎮座する、まるで力士がシコを踏むような、ドスンとしたアクセンテッドな酸。だけど、思いの外、ジューシイよ。

 これ言うと「またまた」と思うかもしれないけど、この酒について、みんな、あまりにも最初から「甘い酒」として接し過ぎてないか? それこそ先入観だよ。オレは違うな。今3杯目だけど、むしろ「酸っぱい酒」としてこれを満喫しつつある──もちろん、こうした言説が扇動的なレトリックであることを否定したりはしないけど。

 あのね、「鶏が先か、卵が先か」じゃないけど、あえて「甘が先か、酸が先か」という堂々巡りのリング上に自らの味覚を乗せるならば、その方が案外、自由な発想を得られるんじゃないかな。ガスも少しだけあるし、むしろ穀物由来の青臭さと出会えれば、熟れ熟れのデラウェアみたいな輪郭さえ探せる。うん、すごくジューシイよ。ブドウエキスのような甘渋いタッチね。子供の頃、いちいち皮から実を出すのが面倒で、皮ごと口に入れて中で実を出した時、残った皮の裏から滲んだ渋みのこと、覚えてるだろ? 今から思えば、あれがオレたちが最初に出会ったミネラル感というヤツだよ (笑) 。そして、この酒にもこれがある。

 退けに掛けての苦みや渋みや辛みは「ほぼ」ないし──綿菓子のオーナメントに隠されたミネラリーな秘密の凝縮感はあるが──、味曲線は極めて流麗──旨みが広がるどころか、逆だよ、コアに向かって凝縮して行くよ──甘みは凝縮の渦における表面的なカラーに過ぎないだろう。ただし、飲み方には少しコツが必要だ。あまり舌の上で転がすのはよくない。口をすぼめてジュゥ──っと吸い込むように呑むのが吉。もちろん、ワイングラスなかで香りを広げるのはオレには不向きだと思う。小さめのグイ呑みでジュージュー吸い込むと酸っぱみも割り増しされてジューシイ酒としてフィニッシュできる。

sizenshu_namashibori28by8.jpg ああ、ますます「仙禽 ナチュール トロワ」だよ。そして、オカワリして再び温度が下がるとキビキビと青臭く酸っぱい表情も出てくる。うん、この酒はね、オレとしては、

 いかに甘さに蓋をしながら呑むか

というゲームに身を投じることで活きる酒ですね (笑) 。まあ、流石に「仙禽」のようなハイカラなモダニティはないけど、こういう酒としては十分にそのポテンシャルを発揮してると思うし、造りとしてハズレのヴィンテージだとも思わない。☆4は揺るぎない。もはや「青臭い酸っぱみ」というオレにとっての「宝」を掘り当てたので、全然甘くねぇーし?

 ひとまず、ブドウを感じたもん勝ちの酒です!

 そうは粋がってみても、それでも甘いけどな (笑) 。でも、普通に楽しく呑める。なぜなら、出来は悪くないから。むしろ出来そのものはイイんじゃないかなあ──オレが普通に呑めるということは27BYよりもスリムかもしれないけど。もちろん、ここまで甘い必要はオレにはないよ。でも、こういう酒なんでしょ? だったら受け入れるしかないじゃん。でもどうだろう、過激な甘党にとっては中途半端なのかね。意外と味幅はスリムだと思うし、水っぽさと表裏の黄金色のエキス感で呑ませる流れだと思うしね。


sizenshu_namashibori28by9.jpg 最後にワイングラスで甘さを正面から向き合うか──。

 ああ、少し泳いじゃうかなー。なんか逆に薄まっちゃうというか、一体感がほどけちゃうというか。それでも食中は甘みが削げて、意外に青臭いルックが前に出るので、それほど邪魔な酒には感じないなあ。むしろこのままのバランスで速醸の酸っぱい酒にすれば青リンゴ全開で普通に☆4.5になりそうだけど、そうなると「不自然酒」になるのか (笑) 。

 初日の結論!

 この酒を「甘口」という属性のみで接してる人は、まだまだ上っ面の理解。甘露かつ水飴のような甘さの奥に潜む青臭さを捕まえてみてよ。ブドウエキスが出てくるから。別に普通に楽しく呑めましたよ。ガス有りは想定外だし。☆4ですね。

 このクラスの完成度であるなら、オレ個人は「謙信 純米吟醸 五百万石 生酒」を選ぶけど、これはこれで別に全然余裕。ただ、これを酒屋が「自分が最も旨いと感動した銘柄の1つ」に挙げるのは、なにより26BYの「篠峯」に失礼。ここだけは譲れない。いつか一緒に呑みましょう。オレが酒の呑み方を教えてやる。それと、柄と色使いが派手なシャツを「個性的」と思わないのと同様、別にこの酒を「個性的」だとはオレは思わない。「やまとしずく 純米吟醸 直詰生原酒」の上質さの方がよっぽど少数派だし、その意味では水原希子のジーンズ姿のように「個性的」ですらある。ま、酒に何を求めるかの話ですね。

 少し飲み過ぎた。目を閉じる。メリーゴーランド





── 2日目。



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 ▲酒と一緒で、どんどん増えてくスペック違い (笑) 。



sizenshu_namashibori28by12.jpg なんだかんだで、言うほど気は重くない。言っちゃえば「アウェイ酒」なので逆に気が楽というか。ノリ気でもないのにどこからか講演依頼を受けて適当に口からデマカセ言って「どや!」みたいな (笑) 。これが「篠峯」や「長陽福娘」だと舌に力も入るけどさ。甘酸バトルの行方はどうかなー。むしろオレ的にはガンガンに酸化していてほしいんだけど (笑) 。

 立ち香──初日よりも実体的に〝やや青臭いフルーツ感〟が出てきたので、たった今、あれを思い出したわ──「射美 純米吟醸 槽場無濾過生原酒」。「射美」の方が酒感あるけどな。しかし好きでもない酒のこと、どうしてこんなに覚えてるんだろ。変な話、旨い酒の記憶の方が飛びやすいんだよな──何も考えずに夢中で飲んじゃうから。きっとあれだよ、学校の教師なんかもよく言うじゃん──出来の悪い生徒や問題児の方が覚えてたりするって。たぶんコレと同じ (笑) 。

 2日目は「不自然な酸化」キボンヌ──。


sizenshu_namashibori28by13.jpg おっ、まだガスが少し残ってるじゃないか。ん? あれ? なんか〝熟れ茶けて〟るんだけど。ナニコレ、まさかの「時短熟成」?

 つうか、誤解してほしくないんだけど、この時点では「老ね香」はない。だけどこれ、すでに「その芽」が出てる。あれだよ、「かすみロ万 老ねVer」や「萩の鶴きき酒セット - ②遅目火入・常温貯蔵・活性炭濾過」なんかと同じカラーの熟れ茶けたニュアンス。昨日の甘露飴&綿飴のような鼈甲イエローな香りが消えちゃったなあ。ここまで味と香りが変化する酒は経験ないなー。今日も甘いは甘いけど、そっちを見ないようにしてるのでそこは無視するけど、やや「苦渋辛く (にがしぶからく) 」なっちゃったなあ。

sizenshu_namashibori28by14.jpg ワイングラスで──香りに「熟れ茶なカラー」はないんだよなあ。ちゃんと綿飴&甘露飴があるよ (笑) 。

 うん、こっちの方がいいな。ああ、そうかそうか、初日のグジュグジュのデラウエアが熟れ茶けたのか。グイ呑みより、この状態の方が落ち着くかな。綿飴ジューシイな感じもあるし、まあ、普通に飲める。甘いは甘いけど、ちゃんとプレス感あるぜ? 少なくとも「旨みが広がる」とか、そういう認識はオレにはない。甘いけど。実はミネラリーだし、凝縮感もちゃんとあるよ。甘いけど。つうか、凝縮感と旨みの広がりは味曲線のベクトルが真逆だからね。甘いけど。この酒を「甘旨」と言ってる人はよくわかってないと思うよ、生酛のこと。甘いけど。オレはコアに向かって凝縮していく酸をあくまでも追いかける呑み方。甘いけど。


sizenshu_namashibori28by17.jpg 別に「スゲえ酒」だとも「個性的な酒」だとも思わないけど「ちゃんと醸された酒」だとは思う。これだけオレの嗜好から外れるのに普通に飲めるんだから、きっと酒の出来はいいんだと思うよ。2日目も☆4は揺るぎない。味幅もスリムだと思うよ。オーナメントは派手かもしれないけど、少なくともツリーそのものは細くて硬いと思う。ガスのキメも超ミクロだし。

 じゃあ、オレ個人にとって、何が気に入らないか──趣味に合わないか。こういう言い方すると嫌われそうだけど (笑) 、一言で表すなら「垢抜けない田舎の頑張り酒」ということ。まあ、正直、自分から好んで買ったり呑んだりすることはないです。それこそ、無理矢理ももいろクローバーZのライブDVDを観せられて、dಠಠb「頑張ってるじゃん、汗だくじゃん、すごい盛り上がりじゃん、客すげえ入ってるじゃん」──で?っていう。そもそも「彼女たち (蔵元) が頑張ってる (出来の良い酒を醸してる) 」ことと「彼女たち (自然酒) の音楽 (酒) に感動する」ことは話が別じゃん。頑張って結果を出してる人を頭ごなしにボロカス言うほどオレも鬼畜じゃないんでね、そこは一定の理解は示しますよ。でも、別にももいろクローバーZのライブを観て感動なんか1%もしねえし。それと同じ。だから、こうとしか言えない。

 dಠಠb「いいんじゃない? じゃ、頑張って」



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 今は「日本酒 (地酒) 」というだけで、それぞれの銘柄が全部同じジャンルに閉じこめられてる状態でしょ。もちろん、紙パック酒や大手の普通酒とここで取り上げるような地酒を同じジャンルとして認識してる人はいないと思うけど、少なくともオレですら「たかちよ」と「篠峯」が同じ時期に冷蔵庫にストックされてたりするし、実際にそれらを呑む。でもこれ、「音楽」ならこういう事態にはならないと思うわけ。

 だから「音楽」に置き換えて言うと、ヘビメタ好きに平気で演歌を薦めたり、アニソン好きに熱っぽくパンクを薦めちゃっりする現象が平然と行われてる世界──それが今の未熟な地酒ブームということになる。「音楽」の世界だって、昔は「'70sハードロック派」と「'80sヘヴィーメタル派」が本気で喧嘩することもあったかもしれないけど、今はそれぞれのジャンルが細分化されて、そのミクロな枝葉に魅力的な花が咲くから、いちいち隣の畑に出向いて行って論争を仕掛けるヤツはあまりいないはず。

sizenshu_namashibori28by16.jpg 実はオレが目指してるのは──「目指してる」というか「ゆくゆくはそうなればいいかなあ」と思ってるのは──、たとえばDJのように、その一人の飲み手の感性を通して、固有のジャンル化を日本酒フィールドで実現することなんだけど、そうすりゃ、自分の好きな日本酒DJの酒だけ買ってりゃいいという話になる。なので、この「自然酒」は、別によく出来た酒だとは思うけど、日本の音楽をほとんど聴かないバキバキのNY Club Music派のオレに本気でももいろクローバーZを薦めるようなものなんだよね。


 DE、まさにここじゃん、問題というか、シーンが成熟していないことを証明する典型的な現場は──素人ですら、音楽でこうしたレコメンドの応酬はしないと思うよ。でも、酒ならやっちまう。「オレがこんなに好きなんだから、きっと他の人も好きなんだろう」──でも、オレがやろうとしてることは、その先のことだから。たとえば、数あるYMOの曲の中で唯一オレが使うのは「Perspective」だけだとか、そういう線引きを日本酒でやろうとしてる──結果的に宿命的に性分的に発想的にそういうことしか目指せないわけ。そもそもの思考回路 (オレOS) がそういう仕様になってるから。個々の現象にはあまり興味ない。

 ソシュールの言語学じゃないけど、その「差異の積み重ね」の中でしか個々に意味は生じないという理屈、わかる? 大事なのは「自然酒がどういう酒なのか」よりも「自然酒が篠峯とはどう違うのか」ということを知ること。つまり、「篠峯は篠峯だから篠峯である」のではなく「篠峯は自然酒ではないから篠峯である」と認識することがソシュール的な考え方だし、実際「意味」というのは「差異」の中からしか生まれないわけだ。キミがキミであるのは、キミがキミだからではなく、キミがオレじゃないことでなんとなく区別され〝キミのようなもの〟を得てる──そうした相関的で揺らぎのある不確実性に満ちた現象や意味の集合体がこの世界というわけさ。そうした不確かな世界を自分の力で再構築することが、音楽で言えば「DJ」だと思ってるんだけど、あと20年もすれば、誰もオレに「自然酒」を薦めるようなこともなくなるとは思うよ (笑) 。

 いろいろ厳しいことを書いてきたけど、それはアナタが酒屋だから。一応はプロなんだから、最低でも「オレをもっと知ろうとしろ!」と思うし、なにより「自然酒」の素晴らしさを「自然酒」とだけ向き合って「大好き」と言ってるのは素人のすること。そんなに自分の大好きな酒を人に薦めたいなら、趣味でブログやツイッターをやればいいんだよ。どうぞ、そこで好きなだけ語って下さい──この酒の素晴らしさについて。
 

sizenshu_namashibori28by18.jpg 最後にお燗で──。

 なんか辛くなるなあ。やっぱブドウ要素がエステル香として顕在化するか。悪くはないけど良くもない。燗冷ましはデロデロに甘くて飲めたもんじゃない。かき氷のシロップにはなりそうだけど (笑) 。

 実は初日と2日目にmoukan1973♀も軽く1杯だけ飲んでる。初日は口にした瞬間、

 ♡☺♡「ワオ、甘っ! でも綿飴わかるぅ〜。確かに凝縮感あるし、普通に飲める」と言っていた。2日目は、

 ♡☺♡「後味が昨日より良くない。劣化した? チグハグになってきた。もうこの酒は呑まなくていいっかなー」と、その変な熟味に気づいたようだ──オレから事前の説明を受けなくてもこれくらいは分かる。





── 3日目の昼下がり。



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 ▲moukan1973♀の山口出張の土産は「柿の種 牡蠣の網焼き風味」──よく教育されてるだろ (笑) ?



 オレは呑んでない。moukan1973♀だけ、軽く。写真は2日目のモノだけど (笑) 。

 ♡☺♡「普通に呑める。『射美』は無理だけど、酸がしっかりしてるから何とか呑める

 つまり、さっき書いたのはこういうこと。「自然酒」と「射美」をまるで別の違うジャンルの酒として区別すること、これがオレの言う「日本酒DJよるジャンルの細分化」というわけだ。つまり、オレがプレイする「日本酒選曲」においては、「自然酒」は稀に使われるが、「射美」は一切使われないと、そういうこと。今はわからなくてもいいよ。そのうちわかるから





── 3日目の夜、他の酒が不味いので緊急登板。


 まさかの緊急登板「自然酒」の3日目!!!
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 不自然な流れで自然酒──。

michizakura_500_45jikagumi28by8.jpg ♡☺♡「やけに旨く感じるんですけど (笑) 。デラウェア感、満載だけど。甘い

 この流れで比べるとわかる。やっぱり「自然酒」は甘いけどBodyそのものは案外スリム。そして、造りに失敗してない酒の安心感は尋常じゃない (笑) 。ちょっと渋いけど、オレにはこれくらいが丁度いい。

 ♡☺♡「今日イチです」──実は同じ日に「誰野川 (だれのかわ) 」も開けている。

 なんかますますチョコ化してんな (笑) 。「熟れ茶け」を通り越して「熟れ焦げ茶」だよ。生酛のくせに少し足腰の弱さを感じるが、この甘さと引き換えに失ってる要素も少なくない酒だとは思う。たった2〜3日で2〜3ヶ月分の熟成効果って、逆に特許取れよ (笑) 。





── 4日目の午前11時過ぎ。


 またもや緊急登板・自然酒の4日目!!!
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 ♡☺♡「ま、呑めるよ。ただちょっと水っぽくなって来ちゃったかな。でも意外に優秀。まさに及第点という感じなのよ。他が及第点に届かなかったから。困った時の自然酒頼みになってるという意外な展開 (笑) 。でも、もう一度買いたいとは思わない。ある意味、いいタイミングで開けたかな (笑) 。あると呑んじゃう。そういうのあるよね?

「なんか砂糖を入れすぎた紅茶みたい」とオレがボソっと言うと、♡☺♡「わかるぅ〜」──無得点。「水っぽい」つうかツルツル。余韻が長くなりすぎちゃったので、凝縮感やキレは後退してるけど、デザート酒としてはいいんじゃないの? それでも綿飴が舌の熱で溶ける時の、あのジュリっとした不思議な焼け感はあるんだよな (笑) 。





── 5日目の昼下がり。


 moukan1973♀、自然酒の5日目 (最後の一杯) を呑む。
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 ♡☺♡「甘み増殖中。なんか、すごい気に入ってきたというか、旨すぎない感じがいい。また呑みたいかと言われると微妙だけど (笑)

 さすがに渋みもしっかり。まるでプルーンの蜂蜜漬け。まあでも、この段階になると、そこそこクドイな、やはり (笑) 。でも、1800mlで買ってよかったかな。今回は他がクソばかりだったので、なんか地味な一軍初登録の中継ぎピッチャーがまさかの3連投みたいな (笑) 。

 とはイエイ、さすがにオレもお腹いっぱい。二度と買うことはないけど、ちょうど「折原商店」で扱いがあるので、新酒時期に訪問した際には、もしかしたら出来を確認してしまうかもしれない (笑) 。☆4は今日も揺るぎない。ちゃんと造られた酒──というより、造り手の意図がハッキリ伝わる酒。そういうモノは好みを超えてある程度は楽しめるものだ。いい勉強になりました。しがない地方の地酒屋さん、ありがとうございました。最後は握手でお別れしましょう (笑) 。いや、次こそは僕が☆6を付けるような酒を是非ご紹介ください。


moukan1972♂moukan1973





 空き瓶調査隊
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 まんまやん (笑) 。熟れ茶けた甘い香り。なんか「きなこ餡蜜の中のサクランボ」みたい。まるで3ヶ月ほど生熟させてみたいな香りだけど、そんなにイヤじゃない。でも苦手な人は苦手だろうね。酸は感じないなあ。



日本酒 自然酒 山廃 生酛

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Name - moukan1972♂  

Title - To まるめちさん



毎度です。


──完全に遅れましたが、ランキング一位おめでとうございます! いつかはと思ってましたが、早すぎですよ…(笑)

ありがとうございます。
だけど、あれはマグレ、つうか謎 (笑) 。まるめち氏の方が同日のアクセス数が100以上も多いし、これホント、集計方法が「謎」だよねえ・・。不動の1位だった「ワインレポート」が有料になったことが最大の援護射撃だけど (笑) 。それにしても我々の1,2,3フィニッシュの前に厚く立ちふさがる「超ダークホース」の存在が・・・。これ、完全に舐めてたわ、あえてブログ名は書かないけど (笑) 。最近ブームらしいし、所詮、非マニア民族パワーには勝てない・・・。

やっぱ「ギャザリー」経由って多いんだね。ま、オレもしょっちゅう引っ掛かってたし (笑) 。


──ランキングに居たりいなかったりするのを実は面白く観測していたりします(笑)

あちこちで「道場破り」を敢行してます。最近は「写真>その他」。「恋愛>両思い」で初登場1位が個人的には一番ウケたけど (笑) 。


──ただ、オススメ問題については、モウカンさんの好みの方向性が表現上定まってきたのが結構最近だと思うので、例えプロ相手でも結構酷なような…

毎度ナーイス・ツッコミありがとうございます (笑) 。

まるめち氏は、もはやオレの中では「堅実で中立な、偉大なる校閲」ですらある (笑) 。ま、若干スケープゴートになってもらったのもありますが、鷹揚に「わたしの☆7です!」というノリは酒屋としてどうなのかと。少なくともこういうアプローチは欲しい。

篠峯とは違いますが、また別の「酸使い」があり、旨味や甘味の表現方法が独特だと思います。きっと「酸、足りてない芸人」のモウカンさんにとっても「新しい<酸体験>」になると思います──。


まあ、ここまで求めるのは「それこそ酷」だとは思うけど、☆6を付けた「ろくまる雄山錦26BY」からの初投稿だったし、篠峯の特約店とあれば容赦はしないというか。少なくとも「篠峯」との「差異」の中で「自然酒」を語るくらいの礼儀というか生真面目さは欲しい。もちろん、一般の読者さんにはそこまで求めないけど、相手は「酒屋」ですから、オレが教えを乞えない状況には今後も厳しく対応します。


──開設時から見てる私の立場からいうと、風の森、たかちよ、而今にごりとかに高評価が付いているのを単純に見て、同じ好みだと思ってしまってましたしね(笑)

音楽でも、それこそ漫画やアニメや好きな芸能人でもそうなんだけど、出てくる答えが同じでも、そこに至るまでの「式」が違うことはよくあるし──たとえばオレなんかは「TV版エヴァンゲリオン」はシュールなオフビート・コメディとして面白がる傾向にあるから、シンジの内面とか葛藤にはまるで興味ない──、実は個人的に「風の森」を「甘い酒」だとも「旨口の酒」だとも思ったことはないんだ──これは少し大袈裟な言い方だけど、少なくとも「甘いから美味しい」と思ったことはない。果実味が一気にクランチする「凝縮感」のエンタテインメントを楽しむというか。なので、去年呑んだ「 笊籬採り 露葉風」なんかは全然楽しめない。「而今にごり」も上澄みにしか興味ないし (笑) 、28BYには全く心惹かれない。だったら「雪だるま28BY」の方がまるめち氏的にも甘くて好みじゃないかとすら思う。オリのシルキーさにおいては他の追随を全く許さないし。


──片野桜はいつか飲んでもらいたいお酒ですね。最近感想書いた27BYの雄町は酸度1.9、アミノ酸度2.6の山廃生ですよ… はたしてこれにも「プレス感」はあるのか、気になります!

「アミノ酸度2.6」は胃もたれ必至 (笑) 。マジか!?──ごめん、今ちゃんと記事を読んでます──、最近の「残心」もそうなんだけど、無闇にアミノ酸度が高いと、しゃぶしゃぶ後のお湯みたいなエグ味を感じるんだだよなあ。ゴツゴツした液性というか、ガブガブ飲めない感じというか。

基本的にオレの中では「山廃」で無闇にアミノ酸度が高いのは「良い造りではない」という認識です。ま、「山廃」の最新トレンドは「米鶴」や「菊鷹」だと思うし、前時代的な重い山廃には興味はないかな、今は。「前時代的」というより、オレの見立てでは、「重い山廃は失敗作」という極論に立って話を進めてるところでもあるし、ただ、非常に興味はそそります (笑) 。

2017.03.21 Tue 14:58
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Name - まるめち  

Title - 

どうもです。
完全に遅れましたが、ランキング一位おめでとうございます!
いつかはと思ってましたが、早すぎですよ…(笑)
こちとらギャザリーでけちがついて以来ダメですね、まあアクセス数はあまり気にしていると続かないので、今後もぼちぼちやっていきます。
後、ジャンルをコロコロ変えなければもっと早く取っていたような…、ランキングに居たりいなかったりするのを実は面白く観測していたりします(笑)

しかし、自然酒は思ったより高評価でしたね。
ただ、オススメ問題については、モウカンさんの好みの方向性が表現上定まってきたのが結構最近だと思うので、例えプロ相手でも結構酷なような…
開設時から見てる私の立場からいうと、風の森、たかちよ、而今にごりとかに高評価が付いているのを単純に見て、同じ好みだと思ってしまってましたしね(笑)

個人的には、ようやくわかってきた感もあるので、今後も出会い次第オススメはしていきたいなあと思っております、5本なんてもんじゃない本数飲んでますし(笑)
後、オススメとはちょっとズレますが、片野桜はいつか飲んでもらいたいお酒ですね。最近感想書いた27BYの雄町は酸度1.9、アミノ酸度2.6の山廃生ですよ… はたしてこれにも「プレス感」はあるのか、気になります!
2017.03.21 Tue 00:53
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Name - moukan1972♂  

Title - To マイルドさん



毎度です。


──「綿飴ジューシィ」あああ、そうですよね、そうですよね!

子供の頃から、どちからというと甘いモノより塩っぱいモノや煎餅の方が好きだったので、綿飴なんかも味としては別に好きだったわけじゃないんですが、あの不思議な質感の変形具合は子供の頃から面白いと感じていて、なんか含んだ瞬間に思い出しました。舌の温度で溶ける、舌の上でジュっと縮こまる、あの感じ。もしかしてこれ、瞬間的な「お燗」かもしれないですね (笑) 。


──もう一本買って「補習」します。 甘さの向こう、その奥に意識を置いて感じてみたいです。

この酒、いろいろ理屈をこねても、ご友人の指摘通り、最後は「甘いけどな」で終わるんですけど (笑) 、なぜか、そこに抗いたくなる不思議な負けん気があると思います。「甘さの向こう」というより、逆です、「酸のコア (奥) 」から外を見上げると「甘の青空」が広がってるイメージでしょうか。その空に飲まれるか、部屋に閉じこもるか、ここで飲み手の重心は変わると思います。僕は「引き篭もり」に徹することでこの酒と向き合いましたよ (笑) 。27BYの方がストロングだったことは想像できました。だってこれ、思っていたより全然スリムというか、整理整頓されたバランスでしたよ。甘いけど (笑) 。


──「米鶴」に ついては誰も異論がなく「すげえ酒」としての共通認識で話が出れば、なぜか皆「しみじみ」としますね、「うまかったな」「うまかったよなあ」と。「米鶴」は「ハービーハンコック」も「ヘヴィメタル」も超えてます(笑)

水曜に「矢崎スペシャル」が3本届くので──山廃は第三弾──、第一弾と第二弾も後追いでレポートします。山廃はmoukan1973♀が友人との花見に持っていくそうです。「豊盃 華想い55」なんかもこの時期にはピッタリですが、我が家の威信を示すならコレしかないというわけです。「赤武」は初期ロットの純吟も買っておくべきでした。後発ロットは「似非鳳凰美田」でガッカリでした。


──「日本酒DJ」としてのモウカンさんはその地位を確立していますね。 モウカンさん的には過程でしょうけど、揺るぎない信念はいつも感じます。

去年末にハズレ酒を連発する中で26BYの「篠峯 八反50」を呑んだことが何か大きなキッカケだっと思います。この酒自体は☆4.5でしたが、それ以上に感じれる要素は大きかったカナート。

一部の酒屋さんもそういうスタンスで自己表現してるとは思いますが、「商売」である前に蔵元とは「信頼関係 (人間関係) 」の上で成り立っている場なので、いろいろ窮屈さ (気遣い) があることは察しています。その意味では僕のように1本1本の酒をまるで自分の駒のように扱うことに違和感を覚える人もいるかもしれないですけど、DJにおけるTrackのようにマテリアルとして扱うことに徹して、そこから先の「意味の再構築」という方向性があることも、オルタナティヴとして放置してほしい気はします。なんなら僕なんかノイズやダストで構わないというか (笑) 。


──「ソシュール」が出てきて改めて思いましたがモウカンさん深すぎます

真面目にソシュールを勉強したわけじゃないですが、物事を考える時のチャートやメソッドとしては凄く便利です。僕もまだまだ経験が浅いので、これからの「新しい差異」との出会いにワクワクしているところです。そうすることで、これまで呑んできた酒の意味も変わる──ここが最もエキサイティングな瞬間です!

だから、僕は「イクラ」を追い掛けるより、「イクラが実はタラやカツオだった」という転覆を体験することの方が尊いと思うんですよね (笑) 。それでもイクラを追い掛けてしまいますけどね──好きな銘柄であれば尚更。


──私は「酸、足りているか、足りていないか」をモウカンさんに教えて頂いてから、自分が日本酒に求めていることについてのモヤモヤが晴れてきた気がしています。

僕もいつからかこのコピーを多用するようになりましたが (笑) 、こんな感じで日々いろいろ変化してるんですよ。一通り全体を掴むには音楽より時間がかかりますね。酒は日に飲める量が決まってますからね。レコードなら寝ずに聴けますけど、酒は時間で補えない (笑) 。


──この向かうべき方向性が見えてきたということは素晴らしいことです。 その道筋を拓いてくれているモウカンさんに敬意と謝意をここであらためて。

僕もマイルドさんを始め、コメントをくれる全ての読者さんから多大なインスピレーションをもらっていますので、ある意味でお互い「共同制作者」という感覚は大事にしたいです。去年もいくつか☆6や☆7を付けてますが、なかなか目に見えて追随してくれる読者さんの姿が見えませんでしたが、僕自身も、ようやく躍動するライブの中でこうした傑作を共有できて本当に良かったです。

ますます舌も肥えてきてるので、今年中に何本の☆6以上が出るかは微妙ですが、日本酒マニアどものこれまでの「篠峯」の扱いを見ればわかる通り、あまり他の情報はアテにならないので、もうこれ、完全にクジで当てるみたいなノリになってます。ポスト「而今」以降の人気レア酒が「花陽浴」「射美」「花邑」ってオイ (笑) 。ま、うちはオジサン・サークルなので我が道を行きますよ。

これからも一緒に盛り上がっていきましょう、局地的に (笑) 。



2017.03.20 Mon 11:58
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Name - マイルド  

Title - 

こんばんは

「綿飴ジューシィ」あああ、そうですよね、そうですよね!
言語化のレベルがすごすぎます。


私、これは甘い甘いと煽ってたような気が・・・。
モウカンさんの評価を見て、「さすがだなあ」と感嘆しました。
どうもありがとうございます。もう一本買って「補習」します。
甘さの向こう、その奥に意識を置いて感じてみたいです。

ちなみに、27BYを飲んだ友人からの感想ですと、
27BYのほうがガスも酸も強めで幅もあったけど、トータルの
バランスでいえば28BYのほうが上かなあとのことでした。
これは私の友人ひとりの意見ですので参考にもならないかもしれませんが。
で、「どっちにしたって、甘いけどな」と(笑)



「シーンが成熟していない未熟な地酒ブーム」
こちらでは「写楽」の純米と純吟論争に「赤武」の純米と純吟論争が追加。

「ハービーハンコック」のジャズスタンダード派とジャズファンク派の
もう何十年も同じことを繰り返しあう押し付け合い。

「初期メタリカ」と「メガデス」スラッシュメタルしか認めない派と
遅くて重い「メタリカ」こそヘヴィメタルだという派のちょいキレ気味の
言い合い。

たぶん死ぬまでこのまんまだと思いますが、モウカンさんの☆6「米鶴」に
ついては誰も異論がなく「すげえ酒」としての共通認識で話が出れば
なぜか皆「しみじみ」としますね、「うまかったな」「うまかったよなあ」と。
「米鶴」は「ハービーハンコック」も「ヘヴィメタル」も超えてます(笑)
・・・・・というか、脱線しまくりですが。すいません。


「日本酒DJ」としてのモウカンさんはその地位を確立していますね。
モウカンさん的には過程でしょうけど、揺るぎない信念はいつも感じます。


そして「ソシュール」!
言語が認識に先立つことは間違いないのでしょうが、
私にとっては「モウカンさんの生しぼり記事の言語化によって
私のバカ舌の味記憶の認識が改められる」ということになってます(笑)

ですが、おかげで「日本酒の差異化」が進んでいる気がしています。
モウカンさんが日本酒のについて言語化するときにいつも
私の想像をはるかに超えたところから表現するのに「なるほど、すごい」と
納得してしまうのは、「本質的なところをとらえているから」だと
「ソシュール」が出てきて改めて思いましたがモウカンさん深すぎます(驚)


私は「酸、足りているか、足りていないか」をモウカンさんに教えて
頂いてから、自分が日本酒に求めていることについてのモヤモヤが
晴れてきた気がしています。

この向かうべき方向性が見えてきたということは素晴らしいことです。
酒はひとつの嗜みかもしれませんが、
「自分が生きていくうえで必要なもののいくつか」であり、
その道筋を拓いてくれているモウカンさんに敬意と謝意をここであらためて。


2017.03.20 Mon 01:57
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Name - moukan1972♂  

Title - To 小尾けのびさん



毎度です。


──和菓子好きにケーキを勧めても中々感動はしづらいでしょうね。スイーツカテゴリーとしては同じでも。

まあ、簡単に言うとそういうことですね。
日本酒の場合、今でも属性上のジャンル分けはありますが──火入れだの生酒だの山廃だの生酛だの白麹だの活性ニゴリだの──、そういうことじゃないんですよね。個人の特殊な感性で価値を再構築することで見えてくる世界があるんです。一つのロマンですよ (笑) 。


──今回の記事は銘柄以外の部分の方が、自分には良かったです。今後好きな日本酒のタイプを探すにも。

ありがとうございます。
ま、たまーには「本気」を出しとかないと外野がうるさいんで、僕もイイ息抜きなりました。明日の記事からは少しトーンを落とそうかなと思っていたら、神の恵みか、どうでもいい酒が2本続けて降臨したので、鼻クソほじりながら書けます (笑) 。


──嗜好が違っても旨い不味い。好き嫌い。と、他人が強く言っているものは、その要因を探すのも私は嫌いじゃないので、その辺がモウカンブログを見る理由なんだなぁと思います。(相手がプロだから今回強めにいってる配慮が見えるのも)

ま、故意に煽ってる部分もあるんですけどね (笑) 。僕自身は他人のことは本当はどうでもよくて、いろいろバカだなあとは思いますが、言ってもわからないからバカなわけでして。ただ、レトリックの強度を上げて捲し立てれば、少なくともそこにカチンと来た人が自分の好きなモノをより愛しく感じることができるでしょうし、そういう反発パワーが巡り巡って僕の元に届けば、そこでようやくイイFeedbackをもらえるというわけです。これが「文芸上のリサイクル」です。


──今週末はドッカンファイヤー飲んで見ます。 甘さの奥に何か見えるか楽しみです。

お、花邑ですか?
今季はどうでしょう。なんか諸々が削げてる気がしますが、我が家もボチボチ開けますかね。派手なら派手でバシっと決めてほしいです。

2017.03.19 Sun 00:39
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Name - 小尾けのび  

Title - 違い

日本酒というカテゴリーで一緒くたにするのは混乱を招く原因になりますね。
言語化されて納得しました。
和菓子好きにケーキを勧めても中々感動はしづらいでしょうね。スイーツカテゴリーとしては同じでも。
今回の記事は銘柄以外の部分の方が、自分には良かったです。今後好きな日本酒のタイプを探すにも。
嗜好が違っても旨い不味い。好き嫌い。と、他人が強く言っているものは、その要因を探すのも私は嫌いじゃないので、その辺がモウカンブログを見る理由なんだなぁと思います。(相手がプロだから今回強めにいってる配慮が見えるのも)

今週末はドッカンファイヤー飲んで見ます。
甘さの奥に何か見えるか楽しみです。
2017.03.18 Sat 21:42
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Name - moukan1972♂  

Title - To あらまさん



毎度です。


──上々の評価で安心しました 笑  自然酒の中では(穏を除く)、一番バランスの良いお酒で、直汲みガス感もあり、大変私好みのお酒であります。

あれですね、ちゃんとした出来栄えであれば、好みに関係なく普通に飲めます。今季はガスは弱めじゃないですかね。すごくキメの細かい美しいガス感でしたよ。味幅も27BYよりスリムなんじゃないでしょうか。「穏」は普通に呑めそうな感じです。「白麹」モノにあまり興味はないんですけどね。


──モウカンさんも、好みではないにしろなんとか飲めるギリギリのライン---しかし2日目はキツイか。そんな感じだと思ってました。27BYも同じだと思います!

2日目の記事はこれから清書しますが、まあちょっと意外な展開になりましたね。「金色の布を纒いしもの」はマチダヤなんかでもよく見ますよ。逆に火入れで甘みが増強されるとかどんだけだよ思いますが、近づかないようにしておきます (笑) 。


──1日目は奥様登場せずですね。2日目、「甘い!甘いナ~!」と言ってる奥様が目に浮かびます 見たことないけど!笑

最近moukan1973♀のレスポンスに注目が集まってるのが意外なんですが (笑) 、今回は半分「当たり屋」企画だったので、あえて彼女が家で呑めないスケジュールで開栓したんですよ。さっき昼間にぐい呑みで2杯くらい呑んでましたけど、「射美は無理だけどこれなら呑める」と言ってましたね。やはり、コアに酸による凝縮感があるので、甘みを装飾として意識の外に追いやることができますけど、「射美」は無理ですね。うちで飲んだ青ラベルの純吟は僕の中では「雪っこの上澄みモドキ」という認識です。「射美」好きにこの2つをブラインド飲ませてもほとんどのバカ舌は違いに気づきませんよ (笑) 。


──あとはWOOFさんが美味しく飲んでくれてることを願うばかりですね~。私も早く28BY飲みたい・・・

どうですかねえ〜。
彼の場合、「はじめに、高千代ありき」でデビューしたので、そのイメージが付いてまわってるようですが、「六十餘洲」の純吟が気に入ったりと、徐々に好みや方向性に変化の兆しが出てるようです。でも、「赤武 NEWBORN 純米」はどストライクだったようなので、ある程度は「甘み耐性」があると思いますけど (笑) 。

「自然酒の生しぼり」は今季の最終ロットがボチボチ出るみたいですよね。もしもこの12月ロットが蔵元的に「大人しめ」と判断したのなら、むしろこれから出るロットの方が濃醇な酒質に調整してくるかもしれませんよ。


2017.03.18 Sat 16:49
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Name - あらま  

Title - お疲れ様でした~!

上々の評価で安心しました 笑  自然酒の中では(穏を除く)、一番バランスの良いお酒で、直汲みガス感もあり、大変私好みのお酒であります。

金色の布を纒いし自然酒の甘さはこんなものではないですよ。フタの周りが砂糖のようななにかでベトつくくらいです。そして生しぼりに比べて圧倒的に酸がない。私でも無理ですw そこ行くと、生しぼりは全然ド甘一辺倒ではないですね。モウカンさんも、好みではないにしろなんとか飲めるギリギリのライン---しかし2日目はキツイか。そんな感じだと思ってました。27BYも同じだと思います!


1日目は奥様登場せずですね。2日目、「甘い!甘いナ~!」と言ってる奥様が目に浮かびます 見たことないけど!

あとはWOOFさんが美味しく飲んでくれてることを願うばかりですね~。私も早く28BY飲みたい・・・
2017.03.18 Sat 16:20
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Name - moukan1972♂  

Title - To しがない地方の地酒屋さん



毎度です。


──この度はこの自然酒を巡り、様々な御苦労をされたようで本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

いろんな意味で「思い出の1本」になりました。記事では厳しいことを書いてますが、楽しめてる要素も多く、実際、ペンが走ってるのは酒に力がある証拠ではあります。本当にどうでもいい酒なら書く気も失せますし、実際、「書く気が起きない」ということを書くしかなくなるわけです (笑) 。


──商売っ気は一切なく、一読者として気軽にこの銘柄に対しての感想を楽しみにしていましたが、商売人としてのセンスを疑われる結果となってしまいました笑。真摯に浮け止めます。

まあ、そこがしがない地方の地酒屋さんの人柄なんでしょうね。ご自身の熱い思いに真っ直ぐというか、自分の店で扱ってない銘柄を絶賛して人に薦めるとか──しかも僕のような偏屈な「酸、足りてない芸人」に (笑) !

まあでも、甘いは甘いですが、酸はそこそこ足りてましたね。というより、酸が足りてなきゃまるで呑めたもんじゃないです。速醸だったら途中でギブアップしてましたよ (笑) 。


──ただひとつ‼︎最も旨く感じ、感動した銘柄の1つで、取り扱うかを悩んだ事のある銘柄の1つではありますが、人生の1本には挙げてはいないし明記もしておりません…。

同じような意味で使ったつもりですが、申し訳ありません、あとで直しておきます。


──人生の1本に挙げるのであれば、やっぱり篠峯ですよ‼︎篠峯は今まで沢山愛飲してきました。納得したうえで特約店になれた時は嬉しかったです。

そうですか。いつかその話を聴きたいですね。僕と篠峯の出会いは本当に「ただの偶然」だったですが、25BYと26BYに篠峯を呑んでいなければ、今の僕はないでしょうね。これがあるから他のどの酒を飲んでもまるで驚かないんです。


──道場破りをする気は全くございませんが、人生の1本に感じる銘柄に出逢えましたらまた御訪問させて下さい。

いろいろ弊害もあるとは思いますが、僕らのようなエンドユーザーが知りたいのは、酒屋さんだけが知り得る、「その銘柄、今季はどのスペックの出来がいいんだ?」ということなんですよね。たとえば「冩樂 純米 初しぼり」や「赤武 NEWBORN」なんかでもロット違いがあって、11月出荷分は旨かったけど12月分はイマイチとか、僕らはそういう問題に1年中振り回されてるんですよ。

酒屋の出番はまさにここにあると思うわけです。

出来の悪いモノを「不味い」とは言えないでしょうが、少なくとも出来の良いモノを「旨い」と言うことくらいはできるはずです。HPでは全ての酒を前向きに賞賛しないといけないでしょうけど、せめてここにコメントを残して行く時は、こっそり教えて下さい、その銘柄の、今季の、出来のイイ酒を。


──この度はご迷惑をおかけ致しました。そしてありがとうございました。

いえいえ、こちらこそ、ややスケープゴートにさせてもらってしまい少しは気にしてますが、相手が酒屋ならハンデは設けません。2日目の下書きがすでに存在しているので、再び耳の痛い、目の痒い、鼻のキツイ記事が続きますが、そんな時は「自然酒のお燗」でも呑んで早寝してください (笑) 。

今後とも宜しくお願い致します。


moukan1972♂
2017.03.18 Sat 13:51
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Name - しがない地方の地酒屋  

Title - 自然酒

この度はこの自然酒を巡り、様々な御苦労をされたようで本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
商売っ気は一切なく、一読者として気軽にこの銘柄に対しての感想を楽しみにしていましたが、商売人としてのセンスを疑われる結果となってしまいました笑。真摯に浮け止めます。
ただひとつ‼︎最も旨く感じ、感動した銘柄の1つで、取り扱うかを悩んだ事のある銘柄の1つではありますが、人生の1本には挙げてはいないし明記もしておりません…。
人生の1本に挙げるのであれば、やっぱり篠峯ですよ‼︎篠峯は今まで沢山愛飲してきました。納得したうえで特約店になれた時は嬉しかったです。
道場破りをする気は全くございませんが、人生の1本に感じる銘柄に出逢えましたらまた御訪問させて下さい。
この度はご迷惑をおかけ致しました。そしてありがとうございました。




2017.03.18 Sat 11:41
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