◤花泉 - 上げ桶直詰め 純米 無濾過生原酒 28BY ── dಠಠb「酒における香りと水の関係性は、まるで服における柄模様と生地のよう」#Fruity, Spicy 



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hanaizumi_ageoke28by3.jpg 全国の地酒ファンの間では「ロ万」でお馴染みでしょうか。今回は元来の銘柄である「花泉」のお酒になります。コメント欄からのオススメだけでなく、何人かの読者さんも呑んでいるようなので、近所の特約店 (「かすみロ万」とは別の店) に売れ残っていたモノを買って来ました。

 先日の「かすみロ万」が信じられないくらい老ねて (ひねて=劣化して) いたので、今回はそのリベンジも兼ねつつ、心の師匠 (親愛なる兄貴) であるヘロキの仇を弟子が取るという意味合いも重ねて含まれています。最近じゃ「廣戸川 純米吟醸 生酒」もダメだったし──「ダメ」というか明らかに造った本人も納得できない仕上がり──、ここらで「福島酒」の威信とプライドを取り戻して欲しいです──3/10 (金) には「自然酒 生しぼり」も届くし、一体オレはどんだけ福島の地酒が好きなんだ!?──いや、別に「福島」の酒が特に好きなわけじゃないんだけど、気づくと増えてるのが「福島」と「長野」の酒なんだよ (笑) 。

 蔵元に関するマメ知識は『日本酒ドラマチック (山道敦子 著) 』の「花泉酒造」のチャプターを手短にまとめた「かすみロ万」の方で読んでください。


『かすみロ万 - 純米吟醸 うすにごり生 28BY』の前説より。

 2000年代に入るまでの全盛期の「花泉」は生産量が3150石で、それこそ地元では「飛露喜」なんかよりも人気かつ有名で、人気商品が転売されていたほどだったと言う。その後、会社内部のゴタゴタに巻き込まれることになった入社2年そこそこのペーペー社員だった星氏 (蔵元の跡取り息子ではない) は、ある日、意を決して退陣を余儀なくされた元社長の自宅へ押しかけ威勢良く啖呵を切ったところ、意気に感じたのか、あろうことか元社長がこう言った。

「そこまで言うなら、テメエが社長をやってみろ!」
「おう、やってやろうじゃねえか!」


 その後、元社長が1年掛かりで権利関係の書類を整理し、それで肩書き「営業本部長」の実質「社長」になったのが彼が27歳の時──星氏は1976年生まれ。






 DE、今回のこのお酒、なんと言っても我が目を疑うのは純米酒なのに「ALC.19度」というスパルタ仕様 (笑) 。植木屋商店の商品ページによると「定番純米」の無濾過生原酒ヴァージョンということみたいね。「麹米:五百万石、掛米:タカネミノリ」、磨き65で毎度の「もち米 四段仕込み」、酵母は協会701号です。「本数割り当て商品」らしいので、人気なんだろうね──「割り当て」=「酒屋が欲しい数を全部はもらえない」=「みんなで分け合いましょう」=「蔵元即完売」=「バックオーダー不可」=「人気商品」という論理


 期待です。




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 bottle size:1800ml




SAKE GRADE:☆☆☆☆

【317】花泉 -はないずみ- 上げ桶直詰め 純米 無濾過生原酒 28BY <福島>

花泉酒造 合名会社:https://www.facebook.com/花泉酒造合名会社


Moukan's tag:




hanaizumi_ageoke28by4.jpg 立ち香──おっと、これは意外。ぬわんと赤いベリー系。ソルダムなんかの酸っぱいピーチなニュアンスもある。別に馴染みのある香りだが、まさか「花泉」でこれが来るとは想像もしてなかったので少しだけ驚く。オレにとって馴染み深い銘柄で言えば、「昇龍蓬莱 槽場直詰シリーズ」や一部の「風の森」や、同じ東北なら「酉与右衛門」なんかを真っ先に思い出す。そこまで力強い酸は伸びて来ないが、こういうビビッドなフルーツ香は好物の部類ではある。

 うちのカナリアが「早く呑ませろ」と鳴いています──。

 ♡☺♡「旨いやんけ〜。ちょっとガスある。言っていい? ハードっちゃハードだねえ。これは、このまま呑んだら撃沈コース確定。あのう。ウイスキーとか、アルコール度数の高い洋酒のような余韻が最後に残る。チビチビやりますわ

hanaizumi_ageoke28by5.jpg どれどれ──。

 オレはほとんどガスを探せない。なるほど。立ち香で感じた通り、まさに滑らかでスリムな「昇龍蓬莱 槽場直詰シリーズ」と言った塩梅。もしくは「もしも『風の森』が軟水だったらシリーズ」とでも言おうか。ツルツルした液性に香りのカラーがトクトクと波を打ちながら溶け込んでる感じ。ブランデーのような甘焦げ茶いニュアンスもありつつ、一方で、極めて平面的な、まるで蒸留酒のような液性。そうだなあ、酒における香りと水の関係性は、まるで服における柄模様と生地のよう。カラフルだけど平面的──ゆえに柄物の生地を思わせる。素材はなんだ?──コットンでもないし、シルクでもない、むしろナイロンやポリエステルなどの化学繊維だ。


hanaizumi_ageoke28by6.jpg たしかに酒感スゲえけど──嚥下の最終段階ではスパイシーかつミンティーな、まるで煙のような揮発性の高いアルコール感がボワ〜ンと──、それでも、液性も含め、Bodyそのものは細いからALC.度数ほどに重くは感じない。ただし、ちゃんとしっかり酔う (笑) 。全体のルックはmoukan1973♀の言う通り洋酒的ですらある。これは次世代軟水酒が獲得した新しいアヴァンギャルドなのか。このパンチで硬水ミネラリーな酒質では流石のオレでも重すぎるという話になる。

 チロックで──チロリに氷を入れて撹拌、適当なところで氷は救出。

 まだ濃いけど、旨いな。小さな赤い味を齧ったようなジューシイな凝縮感もあるけど、まあ、液性そのものは極めて軽いし、味幅やBodyの豊満さはない。たぶん今、ALC.16〜17くらいまで落としてるけど、それでもガッツリした酒感はある。徐々に果実味の輪郭がしっかりしてきた。いいな。酔うけど。

 ♡☺♡「結構バランスいいと思うんだけど。味設計的に。これは危険な酒。久々に来た。旨い。まだまだ呑みますよ〜

 ワイングラスが合いそうだ──。



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 ♡☺♡「これは氷ポチャんからのワイングラスがいい。旨さは今日イチです

 旨い。原酒はキツイけど、ロックにした方が甘みと果実味が感じやすくなると思う。JO (じょうおん) に近づくと、むしろ甘い酒にすらなる。ソルダムから白桃のジンジャー煮のようなスパイシネスの発散──そして余韻の甘みもグーンと伸びてくる。ある読者さんはこの酒を評して「じゃじゃ馬」と言ったけど、そこを飲み手が自分なりに「どういなすか」という一歩踏み込んだ積極的な関わりを示すことで活きる酒ではあるだろう──いちいち面倒だけどな (笑) 。

 ♡☺♡「アタシは結構評価高いよ。ダイアグラフのバランスはいいと思うよ」──最近はスリムな味幅からの、果実味、甘みのある酒質がお気に入りのよう。まあ、これまでに二人で600本近く空けてりゃ、さすがに自分の好みくらいは見えてくる頃だろうよ。

 香りや味の乗り方が、液性に対する「テカリ」のよう。時に「コーティング感」と言ったりもするが、そこまで旨みに球体感があるわけでないので、ここでは「テカリ」と表現しておこうか。ただし、渋みやザラザラしたテクスチャーがそれなりの雑味的アクセントになっているあたりは、アル添よりも味の情報量は多い。今日はそんなに呑んでないけど、ひとまず☆4.5を付けておきます。





── 2日目。


hanaizumi_ageoke28by9.jpg 立ち香──相変わらず赤いベリー系。甘みが増したからか、今日はチェリーやラズベリーなんかも探せる。初日よりいくぶんフローラルで、奥には少しだけミルキーなホロ苦いタッチも。硬めの白桃様の酸っぱみは今日もある。この段階ではそれほどアルコールは感じないんだよな。ヘロキなんかこの段階から浮いてたからな。

 まずは原酒で──。

 いいね。初日よりツルポヨ──初日はツルピカ。ただし蒸留酒のような辛みは相変わらず。入りは純米だが、中盤以降はアル添みたいな流れ。少し舌がビリビリするけど、なぜかイヤじゃない。ビリビリの背後で、ザラザラした甘みや旨みの断面が舌にまとわりつく感じが洋酒的──なんとなく舐めるように味わうことで活きる酒というか。

 チロリタージュ──。

hanaizumi_ageoke28by10.jpg 錫チロリ経由の方が果実的な苦みというか凝縮感が増すような気も。この錫チロリ、27,000円くらいするけど、毎日使うモノだし、日割りにすれば安いもんよ。しっかしハードな酒だな (笑) 。やっぱ原酒のままでは呑む気はしない

 この状態なら、オレに関して言えば、わざわざスパルタな環境に身を置かず、素直に「昇龍蓬莱 生酛純米 阿波山田錦77 槽場直詰 生原酒」や「酉与右衛門 純米 直汲み 亀の尾60 無濾過生原酒」を選択するかな。原酒のままだと☆4です。この酒はそもそもがこういうコンセプトなので、そこに関してオレが文句を言う筋合いはないけど、この表現性を求めて買うことはない。ロックとか、いちいち面倒だし。

hanaizumi_ageoke28by11.jpg 氷を入れます──。

 焼酎なんかもそうだけど、逆にロックにすると甘みが優しく伸びてくるのはこれも同じ。ソルダムからピーチへシフト。これでALC.17.5くらいか? ちょっとザラザラして来たなあ。初日の開けたての方がツルピカだった気がする。 旨いは旨いけど、「日本酒」うんぬんというよりは「酔える液体」として嫌いじゃないくらいのノリ。最終的には辛口ではあるけど、温度が上がってくると、なんだかんだで割にベタっとした人懐こい甘さもあるよね。このあたりが「もち米 四段仕込み」のなせる業なのか。つうか、これ完全にリキュールだよ (笑) 。

 どうしても酸が足りてないので──味わいそのものには酸っぱみはあるけどそういう話じゃない──、甘みが回収されるというよりは口の中でベチャっと潰れて中から渋味が溢れて来る流れになる。素人 (バカ舌) はそれを「酸」と言うだろうが、オレはそうは思わない。言うならこれは、そもそも「酸」なんかまるでない果物である「柿」が単に渋くなったようなものだ


hanaizumi_ageoke28by12.jpg 何かのタイミングによって立ち現れるフルーティーなキラメキ (テカリ) には大いに魅せられるけど、それでも「酸、足りてない」です。オレからは「昇龍蓬莱 生酛純米 阿波山田錦77 槽場直詰 生原酒」を逆オススメしておきます。少なくともこれを呑めば、オレが「花泉 上げ桶直詰め」に感じる物足りなさの正体はなんとなく分かってもらえるでしょう──ただし、今季の出来がどうかは知らない。

 うん、温度が上がってくると、甘さに露骨な人懐こさが出てくるね。そこをキュートに感じる人もいるだろうけど、オレからすると、このベタっとした甘さは別にいらない。だったら最後までバキバキに突っ走ってほしい。当然、もっと露骨に酸っぱくてもいい──「酸、足りてる」とは別の意味での、純粋な「酸味の強化」がほしい。そして、この酒の問題点は実は温度変化による意味合いの変化の振れ幅にある。

hanaizumi_ageoke28by15.jpg つまり、冷たいとグイグイ呑めて、まるでナイロンやポリエステルなどの化学繊維ライクなキメの細かいビビッドな味や香りの模様を楽しめるんだけど、いかんせん、調子に乗って呑んでるとスゲえ酔う。一方、チビチビやってると温度が上がって甘さがベタっとしてきて、そうかと言って「篠峯」や「長陽福娘」のように、それをキレイに回収できるほどの「酸」はないという。実は今も清書しながらリーデルでチビチビやってるんだけど、JOに近づくとアラの目立つ酒──というより、オレの理想からはどんどん離れていく酒質。

 お燗で──まずは加水Verで。


hanaizumi_ageoke28by13.jpg 少し軋むなあ。もうちょいミルキーな膨らみを期待してたんだけど、今日のところは「別に」という感じ。原酒でやってみようかな。

 うわっ、さすがに鼻をつんざく激烈なアル感 (笑) ──少し時間を置いて落ち着かせてから呑んでるけど、たしかに悪くない──最高でもないけど。この段階 (味乗り状態) では完全に「お燗向き」とは言えない。まだまだ酒質が若い。常温で半年くらい放置して、もっともっとブラウンなカラーを育ててからじゃないと、少なくともオレの中では「お燗が最高!」とはならない。旨みの膨らみ方がまだまだギスギスしてます。甘みのベタつきは意外に抑えられるけど、「燗上がり」するとまでは言えない。ま、RS (れいしゅ) に対するオルタナティヴとして無価値ではないくらいの位置づけでしょう。

hanaizumi_ageoke28by14.jpg いろんなシチュエーションで呑んできたけど、初日のチロックからのワイングラスがベスト。まあ、そこまで清冽な酒でもないので、ホームパーティーでみんなでワッショイがベターな酒。

 まあでも、出来そのものはイイと思います──というより、造り手が何をしたいのかがハッキリ分かる酒だと思うし、毎年人気でファンが多い (これを待ってる人が多い) 酒であることも頷ける。ただ、オレは他にもっとイイ酒を知ってるというだけ。同じ福島なら「辰泉 山廃 本醸造<地酒屋こだま別誂>生原酒」なんか腰抜かすほど旨いし。

 しかし酔うな、これ (笑) 。

 一応、ヘロキの仇は取ったということにしておこうか。個人的な好みからは少しハズれるけど、初日の開けたてはアガれたし、今もブツクサ言うほど旨くないわけじゃない。☆4です。残りは300mlの小瓶に移して常温熟成に入ります──お燗用に。そうそう、最近呑んだ中で赤いベリー系の酸っぱみのある酒ということであれば、同じ☆4であっても、オレは「木戸泉 白玉香 山廃純米 無濾過生原酒」の方がイイ酒だと思う。湿布の香りがするけど (笑) 。

 ♡☺♡「今日も普通には旨いけど、初日のあの旨さは何だったんだろう」──電話口でmoukan1973♀もそう言ってた。


moukan1972♂moukan1973






日本酒 花泉 ロ万

Comment

Name - moukan1972♂  

Title - To マイルドさん



毎度です。


──「ヘロキの呪い」大丈夫でしょうか?

いや、これはもしかしたら「福島酒の呪い」かも (笑) 。前の日に「花泉」を飲んで、翌日に「自然酒」を受け取って、それから「彌右衛門」を取りに行った帰りにコケるという。ヘロキをイジめた復讐ですね。


──アルコール度数19なのに、なめらかですよね。 わたしは「意外と飲みやすいー」と、どんどん進んでしまって 久しぶりに一気に酔いがきて「あららららら」と(笑)

特に初日の開けたての最初の1合がヤバイんですよ。嚥下に妙な快感があるので、味わいというよりアトラクションを楽しんでるような気分になってるという。すぐに我に返ってロックに切り替えましたよ (笑) 。

ロックの難点は「ALC.度数をちょうどいい塩梅で止めるのが難しい」ということなんですが、片口やデキャンタに1合くらい取ってから氷を入れるのがいいかもしれないです。うちでは適当なところで氷は一度引き上げます。薄かったら酒を足して、濃かったら再び氷を追加です。


──ほんとにいったい何者ですかモウカンさん?(笑) 日本酒界の言語学者みたいな。

まあ、味や香りは言葉にするのが難しいですし、たとえ同じ言葉であっても人それぞれ意味合いは異なるので、だったら最初から全然関係ない方向へ次元シフトさせた方が含みを持たせられるカナート (笑) 。たぶん、読者のみんなが思ってるほど時間も手間も掛けてなくて、少なくとも作詞家や脚本家が「いいフレーズ」を生み出そうと頭を悩ませるレベルでの労力はないはずです。半分デマカセ──だけど、ハッタリとケレン味は多めのスパイスのように少し派手に効かせるのがポイントです (笑) 。

「辰泉」の山廃本醸造生原酒は2年くらい寝てるヤツが欲しいんですよね。今年だと26BYモノが出たら買いたいです。26BYは米の発育がよかったらしいですから、きっと「辰泉」もイイ出来だと思います。こだまオリジナルですが、お店でも人気みたいですね。


──酒とメガネが無事だったのは何よりでしたが(ブラック過ぎますね)お大事に。。

いや、マジで擦りキズ程度で済んで良かったですよ──見た目は痛々しいですが。指とか骨折したら面倒ですからね。倒れ方は「吉本新喜劇」ライクでしたね。身体左半分だけ手を伸ばした状態で「あれ〜」みたいな (笑) 。

2017.03.11 Sat 03:28
Edit | Reply |  

Name - マイルド  

Title - 

こんばんは

「ヘロキの呪い」大丈夫でしょうか?
私もチャリで酒を買いに行くことがあるので呪いに気をつけます。

アルコール度数19なのに、なめらかですよね。
わたしは「意外と飲みやすいー」と、どんどん進んでしまって
久しぶりに一気に酔いがきて「あららららら」と(笑)

これ、今度の飲み会で持ってくる人がいるので、
私はロックからのワイングラスでいこうと思います(笑)


「ナイロンやポリエステルのような化学繊維」
「テカリ」
感覚の言語化のセンス、さすがです!
勉強になります。というか、ほんとにいったい何者ですかモウカンさん?(笑)
日本酒界の言語学者みたいな。


「辰泉」とか、モウカンさんのほうがこちらのおいしい酒の
ことを知ってますねー。「永寶屋」もここで知りましたし。


酒とメガネが無事だったのは何よりでしたが(ブラック過ぎますね)
お大事に。。

2017.03.11 Sat 00:54
Edit | Reply |  

Name - moukan1972♂  

Title - To まったり日本酒道さん



毎度Death...


──自転車でこけて負傷とは。。大丈夫ですか?お大事にしてくださいね。

原因のハッキリしてる「コケ」なので、同じ間違いは二度としません。起き上がった時、最初に気にしたのは酒とメガネです (笑) 。血が出てるのは通りすがりのオバサンに指摘されて気づきました。


──このお酒、飲み口は、アルコール度数の高さを感じないので、わりとぐいぐい飲めてしまうんですよね。

初日の開けたての最初の一杯目はアガりましたね。香りは濃密なのに、含むとトクトクとした滑らかな喉ごし。ただ、すぐに酔いのカウンターアタックが来ました (笑) 。酒が強かったらストレートでガブガブ飲みたかったんですが。


──そして、「じゃじゃ馬」からの「どういなすか」、一本取られました(笑)。

さすがにそのままでスイスイ呑む勇気が湧かない (笑) 。ただ、何かのタイミングで凄く液性にキラメキが生じる瞬間があって、それを確かめようとグイグイやると危険ですね。このALC.度数だと、やはりロックにでもしないとマトモには呑めません。


──熟成版のお燗、うまくいくといいですね。「かすみ口万」の老ねとの比較も兼ねていると見た(笑)。熟成版のお燗が好きだったら、一口万の熟成お燗もおすすめです。

「かすみロ万」の「老ね」は温度の問題じゃないですよ。あれ、2月出荷の酒なので、常温で放置してもああはなりません。それとは関係なく、「花泉」の持つスモーキーなブラウンカラーな味わいを伸ばしたいんですね。ブランデーやウイスキーみたいなニュアンスに近づけたいというか。これ、常温で2〜3年放置したら面白い酒になると思います。「一口万」は近所の酒屋で買いそびれました。「鳳凰美田 赤判」を薦めて来たので。なんか今季の「一口万」はスッキリしてると言ってましたね。


──「花泉 上げ桶」は、無濾過生原酒が好きな人が多い場合、かつ人の家の冷蔵庫に一旦しまってもらえる場合に最適な持ち込み酒です。

それじゃあ、次回は「残草蓬莱 Queeen 槽場直詰 生原酒」あたりで (笑) 。ALC.12度なのでジュースですね。「三千櫻 さくらにごり愛山」もそろそろですかね。こちらは原酒でALC.8度です。

2017.03.10 Fri 23:30
Edit | Reply |  

Name - まったり日本酒道  

Title - 一本取られました(笑)

こんばんは!

自転車でこけて負傷とは。。大丈夫ですか?お大事にしてくださいね。

このお酒、飲み口は、アルコール度数の高さを感じないので、わりとぐいぐい飲めてしまうんですよね。その要因をしっかり言語化してもらって、すごくしっくりきました。

そして、「じゃじゃ馬」からの「どういなすか」、一本取られました(笑)。「味の情報量多め」、「スパイシー」という表現を使われてましたけど、そのあたりが「じゃじゃ馬」の所以です。

上げ桶に限らず口万に言えることだと思うのですが、冷酒かお燗どっちかに振り切って飲んだ方が良い気がします。常温あたりは記事でも書かれている通り、甘みはでますが、その回収に難が出てきてしまいます。

ベストではなかったようですが、お燗もいけるということが分かってもらえて良かったです。熟成版のお燗、うまくいくといいですね。「かすみ口万」の老ねとの比較も兼ねていると見た(笑)。熟成版のお燗が好きだったら、一口万の熟成お燗もおすすめです。一口万、値段がお高いのがネックですが。。

> ホームパーティーでみんなでワッショイがベターな酒。

まさにそうなんですよね。実は今季の上げ桶は、家飲みの持ち込み酒として持ち込んで飲みました。

「廣戸川 特別純米 火入れ」が、好みがばらばら or 酒の好みを把握してない人が来る場合、かつ、酒の温度が常温になってしまう場合の持ち込み酒として最適で、「花泉 上げ桶」は、無濾過生原酒が好きな人が多い場合、かつ人の家の冷蔵庫に一旦しまってもらえる場合に最適な持ち込み酒です。

じゃじゃ馬で個性的なので、ワイワイ飲むのに最適なお酒です。
2017.03.10 Fri 21:17
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  •  花泉 上げ桶直詰め純米無濾過生原酒
  • 本日の家飲み 花泉 上げ桶直詰め純米無濾過生原酒     福島県南会津郡南会津町のお酒です。  銘柄としては初登場ですが、同蔵の「ロ万」シリーズについては既に3回ほど紹介しています。  「花泉酒造」が醸すお酒は、首都圏ではやはりロ万シリーズの方がよく見かけますが、この「上げ桶直詰め」については結構多くのお店が取り扱っているようです。  実は私もブログを始める前に一度いた...
  • 2017.04.24 (Mon) 19:02 | 酔いどれオタクの日本酒感想記