◤廣戸川 - 純米吟醸 生酒 28BY <福島> ── dಠಠb「なんかスゲえ味が出てるんだけど、そもそも廣戸川ってこんな酒だったっけ?」 



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hirotogawa_jungin_nama28by3.jpg 廣戸川 (ひろとがわ) です。まだまだ杜氏も若くて経験も浅いので、毎年いろいろ自分なりにテーマを決めて様々な模索を繰り返してるみたい。「廣戸川」の初呑みは確か2015年の秋頃に「池袋 希望庵」で「純米大吟醸 26BY」を頼んだ時。これ、すごく印象が良かった──しかも1800mlの残り2合を切ってた。それで27BYに「にごり」を呑んだんだけど──ラベルカラーが「而今にごり」を意識しすぎなのは少し恥ずかしい (笑) ──、今思うと、まあまあですかね。ちょっと「KY気にし過ぎの優等生」というか「自己啓発世代特有の奥ゆかしさ (オレ用語) 」というか、やや狙い気味の浅薄なエレガンス (コントで大人の格好をした子供のような佇まい、もしくは厚化粧の女子高校生) がありましたが、それでも愛らしくも繊細な佳作であったと記憶してます。今なら「酸、足りてない!」とかブツクサ言いそうだけど (笑) 。

 その後、2016年3月のイベントで今回と同じ酒の27BYを呑んで「旨いじゃん」と思い、それでmoukan1973♀の誕生日に彼女の職場の部下をオレが陰で誘導して「純米大吟醸 27BY」を買うように仕向けたら、まんまと木香ファイヤーで「おいおい」となり、それで今に至ります。



 



メガネ宝島2016_1 DE、表参道ヒルズのポイントが溜まって1,000円クーポンが発行されたので、メガネ屋ついでに買ってきたのが確か正月頃かな。なんかBBSに不気味なタイミングで「飲んだ印象だと、そんなに引っ張らなくても大丈夫だと思いますよ」と書いてくれた人がいましたが、アナタも我が家のラボを覗き見してるんですか (笑) ? 「篠峯の26BY」といい、今回の「廣戸川」といい、オレが呑んだ次の日に誰かがそれとは知らずにコメントで話題にするって、これ、ブログの管理者としては、結構ビビります (笑) 。


 ここで基本方針の確認!


 オレが呑む前に「本日までの転入生」で取り上げた酒の感想をBBSなどに先に書くことは全く問題ありません。そこは各人の自由で。それで惑わされるほどオレもヤワじゃないし、むしろ読者さんの感覚を追体験できるので、それはそれで有意義なテイスティングになります。

 酒も女性も一緒で、正面から見たらブス、横から見たら意外にカワイイ、上着を脱いだら実は・・・とか、飲むタイミングやアプローチによっていろんな表情を見せますので、そこを予め知っておくことは、少なくともオレには無駄にはならないし、余計な御世話にもなりません。中には気にしてる人もいるようなので、一応、書いておきました。

 スペックは今季も同じかな。「廣戸川」はオール福島 (ある種のドメーヌ) を醸造コンセプトにしてるので、普通酒以外、使用米は「夢の香」オンリーのはず。そろそろ山田錦とか使って来るんだろうか。某酒屋のHPによると、今季は「福島県酵母TM-1」と「福島県煌酵母901-A113」の2種類の酵母をそれぞれ使用して醸した酒のブレンドみたいね。実はこの前説は呑んだ後に書いてるんだけど──通常 (全記事の95%以上) は呑む前──、そういうことか。オレが感じた違和感や液性の統一感のなさの正体が今わかりました。




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 bottle size:720ml




SAKE GRADE:☆☆☆

【307】廣戸川 -ひろとがわ- 廣戸川 純米吟醸 生酒 28BY <福島>

松崎酒造店 (by 地酒屋こだま TAKE's ROOM) :http://ameblo.jp/take9243


Moukan's tag:



※実は同じ日 (火曜) に「篠峯 田圃ラベル Vert 亀ノ尾」も開けてます──「篠峯」はどうせダメだろうと思って軽く毒味のつもりが普通に呑めたという (笑) 。先に呑んだのは「廣戸川」の方で、後からmoukan1973♀も参戦してます。記事は2日分まとめて。


hirotogawa_jungin_nama28by4.jpg 立ち香──あれ? ややネリネリしてんな。ザラザラというか。もっと滑らかで清楚なニュアンスの酒だった記憶があるんだが。少しアルコールの浮きもあるし、なんとなく赤茶けた濃醇ベリーなカラーが・・・。最近呑んだ中だと「ゆきつばき」を雑にした感じというか。ややウッディーな渋みの先読みあり。奥で甘みのコアがあるけど、その周りに余計なモノがたくさん付いてる。まるで海外からコンテナで運ばれてきた泥だらけのフルーツのような。ここからの巻き返しあるのかいな。

 心配です──。

hirotogawa_jungin_nama28by5.jpg うわ、味出てるな、オイ。オレの記憶の中の「廣戸川」とはエラい乖離があるが、これはこれで嫌いじゃない。音楽で言うと「洋楽」というか。やっぱ舌に残る繊維質なテクスチャーあるね。そして、味わいも少し赤紫なベリー系。しかしまあ、軟水酒らしく「麗しの水」というBody感があるけど、この時点でのイヤな苦みや辛みはないかな。ただ、液性は麗しいけど、味と香りは意外にもパンチあるよ。パンチというか、なんだろうな、「人懐こさ」とも違うというか、黙ってるのにうるさい人っているじゃん、あんな感じ?──それ、オレか (笑) 。

 ほんのり「おばあちゃん家の桐箪笥」あるね。優しいハーブアロマ。うーん、こんな酒だったったけ?──少し戸惑ってます。まあ旨いか? ガスはないけどジューシイよ。酸は足りてないけど、少しネリっとした溢れ出る旨みの中に熟した果実味があるっちゃある。さすがにクドさはないけど、味はクワナリしっかり出てると思う。

hirotogawa_jungin_nama28by6.jpg 徐々にまとまって来た感じはする。ひとまず☆4からスタートさせてます。

 酸の輪郭による球体感の形成はなく、単に着地における渋みへの収斂としてジリっした舌上根性焼き的な酸のアタックが甘みや旨みの広がりを回収する流れ。やっぱケレン味のない「ゆきつばき」というニュアンスはある。あっちの方が淡麗なラインながらコアに米の旨みを強く感じたけど、これはネリっと感を渋みが引き取る味曲線──やや優雅さに欠けるが味は出てる。

 まあ、同じ福島なら「冩樂」の方が圧倒的にwell-madeだけど、あっちは酸で攻めてくるし、いわゆる一つの「シャラダイン問題 (冩樂的セメダイン問題) 」あるから、そこは好みだろう。でも、これはこれでハズレではないし、そこそこ楽しいお酒。酒単体でもそれなりのエンタテイメント性は一定量担保される。ただ、返す返す言うが、「廣戸川」ってこんな酒だったっけ?──っていう。結構、味の情報量、多めっすよ。

 チロリタージュ&ワイングラスで──さーて、ネリネリ取れるかなー。

hirotogawa_jungin_nama28by7.jpg  一つ言っておくと、たぶんこれ、熟すのスゲえ早いと思うので、熟香が苦手な人は今すぐ呑んだ方がいい。すでに瓶口からは土っぽいスモークネスの芽生えが確認できる。

 含みます──。

 甘っ。ネリネリが取れるどころか、さらにネリネリ (笑) 。結構「人懐こさ」、出てきたね。まあ、それなりに自己主張して来るので、個人的には雑さも感じるが、勢いを買って、初日のところは☆4ですかね。それでもオレは「ゆきつばき」の方が好きだし、このカラーなら「若竹屋 Debut」の方が1枚上手であることに疑う余地はない。

 食中は甘みが引っ込んで、渋みのアクセントが増すので、割りとイイ感じの距離感で付き合えるが、そうなるとこの酒としての意味も魅力もなくなのかと思ってみたり。






 帰宅したmoukan1973♀に「篠峯 - 田圃ラベル Vert 亀ノ尾」と「味クラーヴェ」させて、どっちを選ぶか訊いてみた。 (※実はオレは初日の「廣戸川」に☆4を付けたが、結果的にmoukan1973♀の判断が正しかったことが2日目に判明する。)

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shinomine_vert_nama28by12.jpg ♡☺♡「ああー。頭のピキピキが取れる甘さ。でも甘過ぎなくていいね。ちょうどいい甘さ。なかなかどうして旨いじゃないか。でも、どっち持ってくか決めていい? 篠ちゃん!」──あ、そう。これは意外。

 オレも少し再確認するが、まさに淡麗ネリネリ。

 ♡☺♡「ホワっとしてる。篠ちゃんの方がしっかりしてる、幹が」──最近の我が家では酒のストラクチャーを「クリスマスツリー」に喩えるのが流行ってる (笑) 。

「篠峯」の後に呑むと爪に塗ったマニュキアみたいな上っ面感があるけど、それでも酒としての完成度はこっちの方があるかな。しかし軽いなー。やや渋みの出方が雑だけど、結果的に軟水的な軽薄感を補強する役割を果たしてる。ややネリネリした甘みが出てるかな。

 moukan1973♀が「篠峯」を選んだので、オレはこれを明日も呑む。




── 2日目。



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 ▲「小沢健二」については顔と名前以上のことはあまりよく知らない。当時は週5で渋谷をウロウロしてたけど、オレの周りでオザケン聴いてるヤツなんて誰もいなかった。



 立ち香──結構ミルキーねえ。牛乳かっ!

 含みます──。

hirotogawa_jungin_nama28by9.jpg 雑だなあ〜。そして渋いな。「甘辛ミルキー」という意味では「長珍 5055」の似てない弟みたいな感じ。余韻のアルコール攻撃ヤバイかも。ダメだな、これ・・・。

 チロリ経由でワイングラスだと多少は柔らかいタッチにはなる。ミルキーだな。牛乳が苦手な人は避けた方がいいでしょう (笑) 。

 つうか、初日にも感じたことだけど、そもそも「廣戸川」って、こんなザラザラした酒質だったっけ? なんかさー、見た目は少し派手でキレイなお姉さんだと思ってたら実はニューハーフで、酔った勢いで一夜を共にしたら、翌朝、ベッドの横で顔中にヒゲが生えてたみたいな──これは「喩え」であって、オレにこんな経験はないからな!

hirotogawa_jungin_nama28by10.jpg なんか気持ち良くないんだよなあ。その理由を細かく分析するのも面倒なんだけど、官能に訴える要素がないんだから仕方ない。初日は勢いで押し切った感じだろうね。残念ながら、2日目のこの感じが実力というか本性だろうね。

 たぶん、造った本人もこの出来には納得してないと思います──少なくとも狙っていたラインからは大きく逸れてることは容易に想像できる。初日は☆4.0、2日目は気軽に呑めたもんじゃないので☆3.0ですね。

 やはりリハビリ中の天才 (篠峯 - 田圃ラベル Vert 亀ノ尾) の方が遙かにエレガントでwell-madeです。「廣戸川」は確かに味は出てるけど、出しっ放しで、それをちゃんと手仕舞えてないと思う。moukan1973♀が「篠峯」を選択したのは正解だったと、ここは一つ褒めておこう──だってオレ、昨晩はこれに☆4を付けたし。こういう判断ミスは普段あまりやらないんだけど、オレも疲れてたのかな──甘いモノをカラダが欲していたというか。

 オレも廣戸川くんもダメですね。注意喚起の意味も込めて、☆3でフィニッシュです。残り1合は料理酒行きです。あと「町田酒造」の残り2合は捨てました。


moukan1972♂





 空き瓶調査隊
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 ネリネリ系ベリー。これは味出過ぎだな。すぐに思い出したのは「不動 赤」。ミルキーさもあるねえ。ちょっとこれは銘柄属性とのアンバランスさを感じる。こういう酒なの?──なんど同じことを言ったのだろう。ちょっと雑味というか、酸のコアにノイズがあります。

 ところで、「篠峯」の空き瓶は2日目なので、軽くアンモニア臭が出てきた。つうかオレ、どんだけ変態なんだよ (笑) 。



日本酒 廣戸川

Comment

Name - moukan1972♂  

Title - To マイルドさん


毎度です!
コメント、雄町しておりました (笑) 。

なんか話の流れで、まんまと不自然な形で「自然酒アタック」発動です。まあ、こういうことには身を任せるのも楽しそうなので、無心で挑みます。さすがにいろいろな酒を飲んでますので、まあ、そうそうに驚くこともないかと。

今季の「廣戸川」の純吟生は相当に味幅ありますね。人懐こさを超えて、傍若無人なウザさすらあります (笑) 。ある意味、「福島地酒界」の暴走列車のような味の出方です。「特純」は地元でも人気なんですね。でもこれ、28BYは「好き嫌いの分かれる暑苦しい濃いキャラ」になりそうな危険性を孕んでます (笑) 。それくらい、今回の純吟は暴れてます。


──それから、「写楽」の初しぼりは、自宅飲み会でも話題になっていました(日本酒好きの集まりの日本酒持ち込み飲み会) 要約すると、写楽、11月のはうまかった。12月のはダメだった。

いいですねえ、地元の仲間と地元の酒の寸評会。僕のようなド真ん中の東京人は電車で30分圏内で全国の有名地酒が買いたい放題ですが、東京地酒を皆で語り合うなんて状況、まるで想像できないですね。せいぜい「屋守、オワコンじゃね?」で話は終わります (笑) 。


──いまだに「なごしざけ27BY」がうまかったって話が出るし、 「豊盃 あきあがり27BY」も、うまかったって話がセットで出てます。 そして写楽の山田錦は高いくせにどれもたいしたことないなーって、 言いながら見つけるとみんな買ってるというありさま。

「なごしざけ 27BY」は僕もまんまとヤラれましたね。「純米派と純吟派の説得合戦」ですか。そこに僕がいれば、「違う、違う、純米&なごしざけの、酸足りてるチームとそれ以外だから、そこは関係ない!」と話の方向性を斜め上に移動させるんですが (笑) 。いずれにせよ、楽しそうですね。「山田錦」は飲んだ中だと、27BYの生より26BYの火入れの方が印象良かったですが、今季はどうですかね。本命は来月の「雄町生」だとは思いますが、それでも買ってしまうんですよ、山田錦。


──あーでもそれ日本酒度マイナス13℃ですーって(笑) 毎年飲んでますがこれはたぶんお気に召さないかとーって(笑)

12月ロットの「生しぼり」も飲んだんですか!?
試合観戦の準備はバッチリじゃないですか。当たりに行きますよ、思いっきり。どうせなら途中で吐き出すくらい甘ゲロな方が思い出になるんですが、まあ、別に普通に呑めると思います。自分じゃ絶対に買わないので、こういうキッカケを見逃す手はないかなと。


──特別純米火入れがいいと思います。私も知らず知らずに手に取っている 「ハズレ酒が続いた時の間違いなくニュートラルに戻れる保険的好青年酒」のひとつだとは思います。 ただ27BYで一度だけ「辛くてキレがいいだけ」に当たったこともあるので それを引いた場合にはご容赦願います。

逆に東京に住んでると「はい、次!」の無限連鎖が広すぎて、戻る勇気すら湧いてきません。ある種の強迫観念と申しましょうか、戻ってる最中に旨い酒を買い逃したらどうしようという・・・。もっと落ち着いて呑気に楽しみたい気持ちも強いんですが、目移り感が尋常じゃないですね。最近は通販なんかも多いですし、酒屋のHPも真面目に巡回してないんですが、気がつくと労せず未飲の酒を買っていて、常に冷蔵庫がMAXに近い状態です。

しかし、こちらから何も仕掛けずとも、定期的に祭りの波が押し寄せてくるあたりは、本当に退屈しませんね。まさかこういう流れで「自然酒」を買うことになるとは、人生は驚きの連続ですよ (笑) 。


2017.02.25 Sat 04:45
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Name - マイルド  

Title - 

こんばんは

「廣戸川 純米吟醸」は、27BYで私はハズレを引きまくった
らしく、どれも辛口、苦味寄りだったので敬遠してました。
1本だけ良かったのは「真澄 純米吟醸 辛口生一本」みたいでした。
今回、甘くて味が出すぎているようですので、
私はこれ以上の混乱を避けるためしばらく購入を回避しようかと(笑)


「特別純米の火入れ」は、こちらでも人気ありますね、
嫌いな人いないんじゃない?ってくらい。
良くも悪くも人懐っこいかな。誰からも嫌われない好青年。
この「特別純米」今回の「dancyu」に載ったら売り切れてました。
「酸」いいぇ、

それから、「写楽」の初しぼりは、自宅飲み会でも話題に
なっていました(日本酒好きの集まりの日本酒持ち込み飲み会)
要約すると、写楽、11月のはうまかった。12月のはダメだった。
要約というより、ほんとに報告みたいに写楽の話は自然と出ます。

いまだに「なごしざけ27BY」がうまかったって話が出るし、
「豊盃 あきあがり27BY」も、うまかったって話がセットで出てます。
そして写楽の山田錦は高いくせにどれもたいしたことないなーって、
言いながら見つけるとみんな買ってるというありさま。

で、酔いがまわってくると、写楽の純米派と純吟派の説得合戦(笑)
エンドレス・・・。
人は儚いものですが、これが千年続いても飽きることは、ないと思います。

ええと、「廣戸川」でした(笑)
なにしろ、BBS「金寶 自然酒 直汲み別誂え」のプチ祭りの展開の
早さに「それ知ってる、あのね」ってすら言うタイミングを逃したあたり
からコメントしようかなーって思いがごちゃごちゃになってまして。
気づいたらモウカンさんが「金寶 自然酒 生しぼり」にアタック!って。
というか「大阪城の内堀まで埋められた状態」まで行っていて。
あーでもそれ日本酒度マイナス13℃ですーって(笑)
毎年飲んでますがこれはたぶんお気に召さないかとーって(笑)

ああすいません。、「廣戸川」です。
特別純米火入れがいいと思います。私も知らず知らずに手に取っている
「ハズレ酒が続いた時の間違いなくニュートラルに戻れる保険的好青年酒」の
ひとつだとは思います。
ただ27BYで一度だけ「辛くれキレがいいだけ」に当たったこともあるので
それを引いた場合にはご容赦願います。

2017.02.25 Sat 01:29
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Name - moukan1972♂  

Title - To まったり日本酒道さん



毎度です!
お待たせしました。


──もしや寝かせて味のりさせてるのかなぁと思い、先のコメントをしてみました。記事の通り、味は出過ぎるくらい出てたので、その必要はないよという意味でした。決して、ラボを覗き見してるわけではありません(笑)。

いや、決して「寝かしたつもり」はなく、勝手に僕の中で「廣戸川=清楚な美人酒」という思い込みがあったので、他の酒で生酒ライクな幅広な味わいに疲れたら開けようと思っていたら、さらに疲れたという (笑) 。


──廣戸川ってこんなに、わちゃわちゃしてたかなと(笑)。でも、それはそれで美味しかったです。モウカンさんが感じた2日目の崩れたイメージはなかったですね。一升瓶だからかもしれません

27BYをイベントで飲んでいたので「???」が止まりませんでした。「地酒屋こだま」のHPなんかを参照すると、26BYは味&香り出しまくり、27BYはトラッド回帰という流れだったので、今季は26BY路線ということでしょうか。いずれにせよ、これは明らかに「やりすぎ」だとは思います。最初の一杯は「一口目番長」的なケレン味もあって楽しいですが、さすがのまったり日本酒道さんも二杯三杯と飲み進めて行けば飽きると思います。

僕の場合、ちょうどたまたま、この日は結果的に「篠峯 Vert」と「味クラーヴェ」になったんですよ──普段は一度に720mlを2本同時に開けることはありません。なので、いつもより呑む量が少なかったのでアラを見落としました。「廣戸川」単体で2合を呑んでいれば、さすがに☆4は付かなかったと思います。逆に「篠峯」単体で2合を呑んでいれば、もしかしたら☆4にリーチしていたかもしれませんので、そこはデリケートかつフレキシブルな問題を孕んでますよね──なかなか家呑みすら極められない・・・です。


──同じ店で「写楽 純米 初しぼり生 12月ロット 28BY」を飲みましたが、写楽よりも廣戸川の方が良かったですね。

「写楽 純米 初しぼり生 12月ロット」に関しては、他の読者さんも僕に追随して買って呑んだら「もう一つ」と言ってましたね。僕の呑んだ11月ロットが「廣戸川」に劣ることは、仮に「外飲みの一杯的情報量というバイアス」があったとしても、絶対にあり得ないと思います。


──最近、別の店で「宮泉 酵母無添加 純米生酛」の28年9月出荷の酒を飲みましたが、こっちは完成度の面ではまだまだな感じでしたが、可能性を感じる酒でした。甘み、旨味のプレス感がしっかりあり、すごい凝縮した味でしたね。でも、それを引き取るだけの酸がちょっと足りなかったかもしれず、少し飲み飽きしてしまう感じでした。もう少しバランスを調整すれば、とんでもない酒になる可能性を秘めていると思います。

まーた、マニアックな酒を呑んでる (笑) 。

酸がちょっと足りなかったかもしれず、少し飲み飽きしてしまう」──きっと味がそこそこ出てるんでしょうね。その「味の出過ぎ」を全て回収しないと「生酛/山廃」とは言えないですからね。逆に「非速醸=生酛/山廃」で酸が足りないと、ネリネリした甘みがまるでチューブからドロドロと漏れ出てくるようなクドさが顔を出すんですよ──「旦 山廃雄町生」のように。


──次回はぜひ「廣戸川 特別純米 火入れ」を飲んでみてください。温度が常温近くになってもいい感じに飲め(むしろ常温近くのが良いかも)、みんなから好かれる味で、食事にも合い、ミネラル感のあるwell-madeな酒なので、持ち込みの酒にぴったりなのです。

まさにこれからの季節で言えば「花見仕様」ですね!

こういう酒は傍にドカンと一升瓶を置いて湯呑みでグイグイやるのがイイ感じでしょうね。それこそ花見の席で皆に注いで回るのにピッタリという (笑) 。


──あ、あと「彌右衛門 おりがらみ」は、外飲みで遭遇できず、まだ飲めていません。

時間があれば、明日 (土曜) にマチダヤに行くので、残ってれば買ってしまうかもしれません。最近は読者さんがいろいろ薦めてくれるので、全然飲むのが追いつかないですが、これはこれで嬉しい悲鳴ですし、ある意味、楽してます (笑) 。


──今度からは遠慮なく書かせてもらいます。

外でいろいろ面白いお酒を呑んでると思うので、Twitter代わりにラフに書き込んで下さい。僕宛という意味だけではなく、他の読者さんも有益に情報を享受すると思います。

2017.02.25 Sat 00:10
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Name - まったり日本酒道  

Title - またコメントが長くなってしまった。。

こんばんは!

前々から廣戸川の記事来ないかな〜と待っていて、中々来ないので、もしや寝かせて味のりさせてるのかなぁと思い、先のコメントをしてみました。記事の通り、味は出過ぎるくらい出てたので、その必要はないよという意味でした。決して、ラボを覗き見してるわけではありません(笑)。

> オレが呑む前に「本日までの転入生」で取り上げた酒の感想をBBSなどに先に書くことは全く問題ありません。

こちら了解です!今度からは遠慮なく書かせてもらいます。

同じスペックを、口開けではなく、1,2日経過後の一升瓶を外飲みしましたが、モウカンさんの初日と同じような感想でした。廣戸川ってこんなに、わちゃわちゃしてたかなと(笑)。でも、それはそれで美味しかったです。モウカンさんが感じた2日目の崩れたイメージはなかったですね。一升瓶だからかもしれません。

同じ店で「写楽 純米 初しぼり生 12月ロット 28BY」を飲みましたが、写楽よりも廣戸川の方が良かったですね。 廣戸川を最初に飲んで、写楽が最後だったので順番的不利もあったかもしれませんが、ロット違いでモウカンさんが4.5を付けた写楽とは、ちょっと思えませんでした。。うーん、開けてから時間が経過して劣化しちゃったんですかねぇ。

最近、別の店で「宮泉 酵母無添加 純米生酛」の28年9月出荷の酒を飲みましたが、こっちは完成度の面ではまだまだな感じでしたが、可能性を感じる酒でした。甘み、旨味のプレス感がしっかりあり、すごい凝縮した味でしたね。でも、それを引き取るだけの酸がちょっと足りなかったかもしれず、少し飲み飽きしてしまう感じでした。もう少しバランスを調整すれば、とんでもない酒になる可能性を秘めていると思います。

で、「廣戸川」ですが、本当はこれが言いたかっただけなのに、前置きが長くなった(笑)。次回はぜひ「廣戸川 特別純米 火入れ」を飲んでみてください。このスペックは、僕の持ち込み会用の酒の鉄板銘柄です。ま、2回持ち込みしただけですけど(笑)。

温度が常温近くになってもいい感じに飲め(むしろ常温近くのが良いかも)、みんなから好かれる味で、食事にも合い、ミネラル感のあるwell-madeな酒なので、持ち込みの酒にぴったりなのです。そして、そこまで知名度もないので、初めて飲んだ人はびっくりし、持ち込んだ人は感謝され、ちょっといい気分になれます(笑)。

26BYでは、火入れの純米吟醸と特別純米を2本持ち込んだのですが、明らかに特別純米の方がwell-madeでした。

廣戸川の純米大吟醸なども飲んだことがありますが、やっぱり「特別純米 火入れ」が一番良いと思っています。もし、よかったら飲んでみてください。

あ、あと「彌右衛門 おりがらみ」は、外飲みで遭遇できず、まだ飲めていません。。一升瓶を購入するにも諸事情があり(理由を聞いたら、笑いつつ、同情してもらえるはず 笑)、ちょっとまだ購入できていません。これについては善処します(笑)。
2017.02.24 Fri 02:37
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