◤亀甲花菱 - 純米吟醸 山田錦 生原酒 ── dಠಠb「麦チョコ・フィールド全開! お燗が爆発的に旨いのは嬉しい誤算!」#Okan, Well-Cured 


╰ 【001-074】の記事はfacebook時代のモノを加筆/再構成 (一部キャラ変) して書かれたものです。


 ムワイド (毎度) 。

 今、2016年の4月13日 (水) 。今週の金曜中にブログ公開できるかなあ。すでに一握りの先輩ブロガーたちにはブログを始めることを予告済みなんだけど、まさかこんなことになっていたとは想像もしてなかったろうよ (笑) 。

 文章を書くのは得意っつうか喋るのと同じくらい不自由しないからいいんだけど、約10年ぶりにHP作りみたいな作業をしてるもんで、いろいろ忘れてたことが多くて、それを少しずつ思い出したり調べたりするのに時間取られちゃって、それで遅れちゃったんだよね。HTMLは少し知ってるんだけど、CSS (スタイルシート) はからきしダメでさ。適当に選んだテンプレが妙にシャレオツだったのが災いしてエライ苦労してるよ (笑) 。ま、試し試し微調整してるけどさ。

 それでも可能な限り自分都合にカスタマイズはしたんだけどな。カテゴリフィールドをコンテンツにしちゃったり、リンクフィールドをSpecial Searchにしちゃったり。ラジオのリンクとか、完全に酒とは関係ねえーし。今も聴きながら書いてるから便利だけどな (笑) 。

hanabishi_yamada1.jpg これからいろんな出会いとかあんのかなあ。もしかしたら10年前のオレを知る誰かがこれを書いてるのがオレだと気づいてメールくれるかもな。ここの記事を2〜3個ほど読めば、間違いなくオレだとわかるメルクマールはあちこちに散布されてるからなあ。まるで広大なWEB砂漠の中から黒ゴマの一粒を探し出すようなものかもしれないけど、見つけてみい、このオレを!

 閑話休題──

 ほいさ。亀甲花菱をここで紹介するのは二度目。前回はオレ大絶賛の「美山錦 中取り 無濾過生原酒」だったな。今回の山田錦は8月詰の生原酒なので、約半年ほど寝てる状態。ラベルの字体通り、ブっとい味わいがウリの酒なので、どこまで熟しているか、興味高まくリング。

 表記は純吟だけど、50%まで磨いているので、純米大吟醸クラスの精米になる。あ、日本酒の場合、実際のスペックよりも下位にカテゴライズすることは許されてる。たとえば精米歩合51%で純米大吟醸を名乗ることはできないが、純米大吟醸と名乗れるはずの50%を、あえて純米吟醸と名乗ることはできる。蔵によっては、精米歩合45%の商品を自社で純米大吟醸と表記している都合上、あえて50%クラスのお酒を純米吟醸として販売することがよくあるのよ。バスト90/Eカップ以上を「デカパイ」と名乗れるのに、あえて「ナミパイ」と名乗るみたいな──なぜなら同じ事務所のエースモデルにはバスト100/Hカップがいるから、彼女に「デカパイ」の称号を与えるために、あえてバスト90/Eカップのモデルは「ナミパイ」というカテゴリに抑えられるというか。

 これ、セクハラですか?

 だったら、以後、なるべく気をつけます。

 でもボクちゃん、世界レベルの説明王なので、思いついたら止まりませんヨ。

 で、なんの話だったっけ?

 あ、そうそう、亀甲花菱の純吟がナミパイだという話だった。



hanabishi_yamada2.jpg
 bottle size:1800ml



【053】亀甲花菱 -きっこうはなびし- 純米吟醸 生原酒 無濾過中取り山田錦 26BY <埼玉>

清水酒造:http://www.saisake.com/saisake15


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 立ち香は甘酸のキュートなイチゴ様。若干フローラルな芳香もあるが、奥から米由来のミネラリーな複雑味も漂ってくる。この時点で相当キテるぞ。

 含みまーす。

 ウホ。香り以上に熟してるな。生原酒でここまでの熟成香を育てたのは我が家では初めてかもしれん。イチゴ様の甘みと相まって、リリースの苦みがチョコレートのようなタッチに育ってる。山田錦ならではの果実感も奥でしっかり感じるので、一口の中に様々なフレイヴァーが複雑に絡み合う。

 ウミャあーーーイっ。

 美山錦のような熟れたブドウ感とは違い、酸よりも甘みの中に複雑味が宿っている感じかな。火入れ熟成純米のような枯れた味わいのお米感にキュートな甘旨のフルーツ感が重なり、ちょっと斜め上を行くバランス感覚で絶妙なハーモニーを奏でてる。ボディはしっかりしつつも、美山錦ほどの重厚感はない。そこはやはり山田錦ならではか。だからフルボディまでは行ってない。せいぜいハイミディアムボディと言ったところか。

 しかしこれ、たかだか半年でここまで育つか? ちょっとネットで調べたら、他の店で同じものが5月とかにリリースされてるんだよな。仮にこのボトルも同じタンクから搾ったもので、単に出荷時期だけが違うだけだったとしたら、5月詰ということは、実際には2月とか3月に搾ってる可能性が高い。もしも3月に搾ってタンクで2ヶ月ほど落ち着かせてから5月に瓶詰めして出荷されたとしたら、今日は2月24日だろ?

 おい、だったら都合約1年ほど寝てるじゃねえーか (笑) 。

 いやこれ、そう考える方が自然だわ。このチョコ感はさすがに半年やそこらじゃ出て来ねえだろ。実質1年熟成なら納得が行くわ。

 生酒だけど、これ、完全に旨み成分がデカデカと育ってるから、きっとお燗にしても旨いだろうということで、寒いし、おかわりは温めて呑んでみるぞ。

 ウホ、いいお燗映え。

 甘旨みが広がると同時に、キリっとした酸も立ってきた。フワっとふくよかな味わいにキレの良い酸が被さる感じで、冷酒のときよりも味が立体的に膨らむ。若い生酒を温めてもここまでの味わいにはならねえな。これは想定外。生酒なのに冷酒と燗の両方を楽しめるとか、これはかなり得した気分になる (笑) 。

 よくビールやワインやサワーについて、「酒が進む」なんていう表現を使うけど、逆に一部の日本酒の場合、こういう表現が使われることがよくある。

「酒が主役」──。

 これはまさに酒が主役の味わい。下手なツマミなんか一切必要なし。口の中がしょっぱかったり辛かったりしないと進まないような柔な酒とは存在感の意味が異なる。これがあるだけでパっと食卓が華やぐ、そんな酒だよ。

 亀甲花菱、やっぱ好きだな。


moukan1972♂




── 追記。


 ここからは♡☺♡がバトンを受け継ぎます。


「日本酒って半年程度で熟成されるの?」──

と思った人に少し補足。

 日本酒の場合、火入れ殺菌処理されていない生酒なら、半年ほどで明らかな熟成が進みます。1年以上引っ張ると元の味わいとは掛け離れることも多いので、自前で意図して熟成させた場合、どの時点で飲むかは経験と勘に頼ることになります。そういうこともあって、蔵元で生酒の長期保存を推奨しているところはありません。

 photo: サントリーウイスキー蒸溜所ブログ
熟成樽 ちなみに、一般流通している全てのワインは例外なく火入れ殺菌されています。しかもワインは日本酒よりも潜在的に強いお酒なので、3年程度では、むしろ熟成とも見なされないケースもありますが、日本酒の場合は、火入れ殺菌されたお酒でも、3年モノは十分過ぎるほどに熟成酒という扱いになります。10年モノともなれば、〝大古酒〟という称号が与えられます。

 日本酒はワインに比べて遥かに繊細で扱いの難しいお酒です。そういう理由もあって、昨今流行りの無濾過生原酒 (直汲みも含む) が海外に輸出されることは、滅多にありません。美味しい生酒を楽しむには、なにより日本に住んでいることが最低条件になるのです。

 しがしながら、ワインと異なり、生酒であれば、わずか半年程度で簡単に熟成を楽しむことができるというのも、日本酒の魅力ではあります。ただし、蔵によっては、自前で十分に熟成させてから出荷するケースもあり、発売と同時に飲み頃を迎えるお酒もあります。そこは各人が勉強するしかないです。




── 2日目。


麦チョコ まったくヘコたれないです。強いお酒です。立ち香は相変わらずイチゴなんですが、含むと次の瞬間に香りがチョコレートに変貌! ミネラル成分と相まって、チョコはチョコでも麦チョコです (笑) !

 今日もおかわりはお燗。一気に50℃まで上げます。

 うわっ、超旨いんすけどー。原酒でアルコール度数が高いので、少し割り水して温めますが、味わいが薄くなることはありません。奥から旨味が膨らむので、イチゴ香は後退して、桃のような立ち香が出てきました。アフターは酸の増したチョコ系です。

 焼酎だと、ドッシリめの麦焼酎なんかでも、こういうタッチありますが、蒸留酒と醸造酒の違いは埋めようがないですね。鍋やスープなど、ダシ系の料理にもバッチリ合います。




── 4日目。


 まったくヘコたれません。強いです。今日は寒いですよね〜。もう一気に55℃まで上げちゃいます。う、旨い・・・。




── 5日目。


 今日も割り水をして熱燗で。旨味大爆発です。ここまで熟した生原酒は初めてでしたが、ちょっとクセになる味わいです。ただ、生酒の熟成は計算&予測不能な面がありますので、狙ったところに味を落ち着かせることは容易ではありません。基本的には、生酒の場合、買ってから3ヶ月以内に飲むことをオススメします。


moukan1973





亀甲花菱

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