もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 ようやく今夜私はひとり。
〜 日本酒の家呑みレポ&本日の1曲、安センベイ評、時々メガネ警察〜

◤長陽福娘 - 限定直汲み 純米 山田錦 無濾過生原酒 27BY ── dಠಠb「カチっと見通しの良い味風景がクリアに口の中に広がる芳醇フルーティーな激ウマ山田錦!」#Fresh, Fruity, Wine Oriented 


╰ 【001-074】の記事はfacebook時代のモノを加筆/再構成 (一部キャラ変) して書かれたものです。


 ムワイド (毎度) 。先ずはオレのターン。今日 (2016/4/12) はまあまあ調子良くリライト作業が進んでるかな。あーあ、今更だけど、ホントfacebook時代は時間を無駄にしたぜ。

 さて、長陽福娘です。元々、近所の酒屋で扱いがあって、いつも見掛けてはいたものの、なぜか手が伸びなかった──オレのバカバカバカっ!


 今日は省エネも兼ねて、facebook時代の記事と、ブログを始める前に某ブログに投稿したコメントとの二本立てで編纂します。

 先ずはfacebook上のナリスマシ記事からどうぞ。



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 bottle size:1800ml



【050】長陽福娘 -ちょうようふくむすめ- 限定直汲み 純米 山田錦 無濾過生原酒 27BY <山口>

岩崎酒造 株式会社:http://www.fukumusume.jp


Moukan's tag:




♡☺♡ wrote:
 山口と言えば「ダッサイ」と思ってる人は、今日から是非「チョウヨウフクムスメ」に改めて下さい。この直汲みは特約店仕様の限定品になります。

 あえて同タイプの風の森/純吟山田錦と飲み比べられるタイミングで開栓しました。同じく山田錦60の生原酒で、シュワシュワなフレッシュ&ジューシー・タイプの酒質です。

 立ち香はバニラ様の甘やかさ&ブドウ様の酸もありますが、派手な吟醸酒のようにプンプンと華やかに香るわけではありません。自然な果実感が心地よい、フレッシュなニュアンスです。

 含みます──。

 思ったよりガス感は少なめですが、その分、かなり味は乗っています。ボディ感のあるツルんとした丸みのある旨みが口いっぱいに広がり、アフターはカッチリとした渋酸を伴ってジュっと切れます。同系統のタッチですが、風の森の山田錦を華奢でお洒落な木造建築だとすると、こちらは堅牢でモダンな鉄筋コンクリート造という感じです。とってもこなれた味わいで、蔵としての造りの緻密さを感じます。とっても美味しいです

 おかわりするたびに味が開いて来ますね。飲みごたえ抜群だけど、くどさは皆無で、旨さの正体を掴みたくて、ついついおかわりのペースが上がってしまいます。温度が上がると滑らかハニーなブドウ感が膨らんで来ます。ミネラリーな旨みもジュワっと広がります。なんだこれ!?

 見た目に垢抜けない田舎風情なラベルですが、味わいは極めてモダン。風の森の山田錦よりもワンランク上のバランス感覚ですね。旨さの上にもう一つの旨さを上乗せした、多重奏的美酒です。

 気が向いたら、いつか死んでしまう前に是非飲んでみて下さい。飲まずに死んでしまったことを後悔したとしても、飲んだことを後悔することは、まずないと思います。年一の限定品ですが、ネットで検索すれば、まだどこかで買えます。


── 2日目。

 日本酒度が+4と辛口な味設計ですが、酸度が2.0と高く、全体のバランスの中ではむしろ甘酸っぱいニュアンスです。シュワシュワなガスは抜けましたが、逆にジュワっとジューシーな旨みが開いてきました。まさに芳醇フルーティー!

 白ワイン的なフレイヴァーも感じますが、同価格帯の白ワインに全く勝ち目はありません。ここまで来たら〝1500円で買える超旨い白ワイン〟だと思って買ってくれて一向に構いません。

 日本酒もここまで来ました。ラベルがもうちょいオシャレなら、見たくれ重視/中身軽視の女子的女子にもう少し相手にされるはずなんですが、中身だけが真実に旨いので、まだまだ安心して手軽に買えそうです。もういいよ、人気出なくて、我が家で買えなくなると困るもん。


── 3日目。

 今日も絶好調に旨いっ。これが年に一回しか飲めないとかどうかしてる・・・。日本酒度の+4はリリースのキレに効いてる感じなので、全体としてはむしろフルーティーな甘さの方が立ってる感じです。この手のモダンな日本酒に不慣れな人なら、たとえワインのソムリエであったとしても、「原料=米」を瞬時に言い当てることは難しいんじゃないでしょうか。日本酒の今を圧倒的に感じたい人は迷わずトライしてみて下さい。ここから始めるのが最も無駄のないアクションです。


moukan1973






dಠಠb wrote:
敢えて記事は読み返さずに、素直に27BYの感想を。
ワザと風の森の山田錦60の直後に開栓してみた。

立ち香は、先ず最初に風の森に通じるバニラ様のクリーミーな
ニュアンスが来て、その後に、教科書的な吟醸香ではなく、
酸の効いた皮付きのフルーツ感が奥からジワっと。
もうこの時点で、間違いようのない旨さの前兆予告が・・・。

含むと、意外にガスは大人しめ。
12月詰めを2/20に開けたので、少し落ち着いたのかな。

おおおっ。
思った以上に滑らかでキレイな旨みが広がる。
直汲みというより、むしろ中取りを感じさせる、こなれた味わい。
味うんぬんの前に、とにかく造りの良さに圧倒される展開。

風の森の山田60がオシャレな木造建築だとすると、
こちらは少し尖ったデザインのモダンな鉄筋造り。
カチっと見通しの良い味風景がクリアに口の中に広がる。

あ、飲み進めるごとにどんどん良くなる。
甘いのか辛いのかを考えてるうちに旨いの波が押し寄せて、
気づくとガブガブおかわりしてる (笑) 。

26BYがどんな出来だったのかは分かりようもないのだけれど、
27BYが旨いことだけは確か。
アフターのジュっとした酸もノイズにはなっておらず、
むしろ質の良い白ワインを思わせる折り目正しいシルエット。


2日目──。

あれ?
立ち香に変化が。
これ、仙禽の、しかもクラシック仙禽系の甘酸フレイヴァーだ。
風の森感は後退して、酸が立ってきたことで、より果実感が増し増しに。

含んで思う。
これ、もしもクラシック仙禽に生ヴァージョンがあったら、
きっとこんな感じになるのでは?という印象。

これはまさに芳醇フルーティー!

ガスはほとんど抜けて、初日のような滑らかさよりも、
ジュっとした旨みとミネラル感が増した感じ。
個人的には2日目の方がケレン味があって好きだなー。
温度が上がってくると米由来のクリーミーさも出てくるけど、
精米歩合60ならではのザラつきというか、パウダー感が逆にいい。
飲みごたえはあるけど、味のシェイプはあくまでも程よいスリム感。
ブドウ感が分かりやすくなって来たけど、カ◯セさんよ、
明らかにファンタグレープよりは芳醇&濃醇だぜ (笑) 。


ラスト3日目──。

ちょっとツルんとして来たけど、むしろ分かりやすくフルーティー。
このブドウ感は雄町とは違うんだよなあ。
滑らかというか、イイ意味でこなれてる。
雄町特有の熟したドッシリ感も好きだけど、
山田60ならではの適度に荒さのあるスリムな果実感も捨て難い。
甘さは3日目が最強。いいよ〜。

あ、なくなっちゃった。
もう少し飲ませろよ!

もっと言いたいこと、書きたいこと、あったんだけど、
酒が旨いと惚けて酔ってしまう、ゆえに記述は揺れて泳いでしまう。

ま、旨けりゃいいんだよ!

というわけで、予想以上に造りの良さが際立ってました。
とはいえ、押し付けがましいわけでもないので、
サラっと飲んでも旨いし、じっくり飲んでも旨い。
普通の無濾過生ヴァージョンも気になる・・・ぜっ。


moukan1972♂






長陽福娘

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