◤真稜 至 - 純米 搾りたて本生 (加水タイプ) 28BY ── dಠಠb「70点満点中の65点みたいな酒だけど、♡☺♡が旨いと言ったからオマケで☆4」#Fruity 



検索ワード:



 新潟の佐渡島にある小さな蔵 (350石) から (いたる) です。初めて呑みます。うちからリンクを張ってる両巨頭も紹介済みなので、久々に手抜き工事で (笑) 。どうなると「真稜 (しんりょう) 」に「」の役が加わるのか、そこの情報には至ってません。「県外の特約店向け」とか、そういうこと?

 なんでも2015年の元旦に放送された『嵐にしやがれ』でV6の坂本昌行氏──しかしこの格好してると〝ただのおっさん〟だな (笑) ──がフェリヴァリット酒としてお土産に持参したことで、いきなり問い合わせが殺到したらしい。ま、かつて之吟が『タモリ倶楽部』の中で「寿司屋のしめさば」を紹介した時も翌日からスゲえことになったようだし、オレごときが「秋山に篠峯の26BYが4本残ってた」と言っただけで売り切れるんだから、世の中、所詮そんなもん (笑) 。

 スペックは新潟県産の五百万石60の──ここから大事!──ALC.15度の加水生酒です。生原酒Verと純吟生Verは下記のページを参照あれ。つうか、純米大王 (まるめち氏) は25BYで今回のオレと同じVerも飲んでますね。流石 (笑) 。後から気づいたので、リンクは下の2つで。




 ▼純米の生原酒Ver 27BY
 


 ▼純吟の加水?生Ver 27BY
 





itaru_junmai_honnama28by2.jpg
itaru_junmai_honnama28by1.jpg
itaru_junmai_honnama28by3.jpg
 bottle size:720ml




SAKE GRADE:☆☆☆☆

【279】真稜 至 -しんりょう いたる- 純米 搾りたて本生 (加水タイプ) 28BY <新潟>

逸見酒造 株式会社:http://henmisyuzo.com


Moukan's tag:




※木曜に軽く1合弱、呑んでますので、以下の記事はその時のモノです。


 立ち香──ちょい青リンゴ (人によっては洋ナシ?) な甘酸も感じつつ──このへんは新酒ならではの若々しさか──、そこに薄くメロンなんかも重なってくるイメージ。うん、キレイにフルーティーな感じよ。少し瓶口周りがベトっとしてるので、そこそこ甘いような気がする。酸の発散は「そよ風」レベルかね。これは、ちょっと期待できるか。

 今日は軽く味見程度なので、少しだけ──。


itaru_junmai_honnama28by4.jpg ほう、なんというか、イイ意味で素直に普通に旨い。加水タイプ (ALC.15度) だけど、別にちゃんと味もしっかり出てるし、これ、原酒だと逆にどうなるんだ (笑) ?

 ややムキっとした筋肉質な旨みもありつつも少々ザラつきのあるテクスチャーで──ガスの抜けた直汲み生酒の2日目のようなギザギザな水質感──、そこに節度あるフルーティネスが重なるという流れ。うーん、もうちょいツルツルの方がこの酒には合ってるような気もするけど、「無骨だけど心は貴族」みたいな路線を狙ってるとしたら、それには成功してると思う。ある意味、従来型の「淡麗辛口」に対するアンチテーゼもあるのかな。それでもオレは、逆にこのBody感でツルピカフルーティーの方がイマドキ地酒の中では目立つと思うけど。

 でも悪くはない。王道な美酒風情もありつつ、少し無骨なワイルドさもありつつ──とはいえ同じ新潟酒でも「山間」ほどの秘境感はなく──、まるで育ちの良い坊ちゃんが生まれて初めて砂場で泥だらけになって新しい自我に目覚めて「僕は今の自分が好きだー!」と泣き笑いしながら悪ガキ連中に向かって叫ぶシーンが、今オレの頭に浮かんだよ (笑) 。


itaru_junmai_honnama28by5.jpg ま、強いて言うなら「雪の茅舎」が「泥の坊や」になった感じか。ちょっと色のついた (ヌメリのある) アルコール感もあるけど、そのツヤツヤした光沢感の液体表面にキャンディーのようなフルーティネスや甘みがソフトに纏わりつくイメージ。その意味で「純米」というよりも「少し重めのアル添」と言った飲み口だ。

 しかしこれ、加水タイプのくせにしっかり味が出てますよ。坂本くんより1つ年下のおじさんには、むしろこっちでよかったかも──※一連のコメ欄ファイヤーで「黒龍」というワードが出てきて、それでさっき気づいたけど、そう、ちょうど「黒龍」の安価帯の吟醸なんかを少しワイルドにしたような美酒風情と言えば伝わりやすいか。

 どうしますかね。☆4をあげてもいいし、あげなくてもいいみたいな感じ──なんというか、この酒の満点が☆4という感じ。自分から進んで買うほどじゃないけど、たとえば、さんざビールだの酎ハイだので酔っぱらった一般人が「日本酒、行っとく〜?」とかバカ言いながら適当に頼んだのがこれだったとしたら、「なにこれ、超フルーティー! 甘〜い!」とはなるかな。

 しかし徐々にこの酒、自分語りを始めて来たな。苦み&辛みのアタックもあるけれど、全体的なメロン感 (キャンディー感) において、それは一定の無骨さの表現ということにはなるだろう。

 ああ、いいかも。下手にこなれてない雑なメロン感が逆にイイっていうか (笑) 。甘さ控えめの、ややノイジーな「陸奥八仙」というか、これでガスがあって、もう少し酸っぱければ一気に☆4.5まで駆け上がるくらいのポテンシャルはあるけど、それはもはや別の酒 (笑) 。そうそう、「酸っぱくない豊盃」とも言えるかな。ポチャっと感もそこそこあるしね。少々ワイルドだけど。

 このALC.度数でもそこそこ飲み疲れるけど、原酒だと一体どうなっちゃうのさ。そういやこれ、新酒なんだよな。それを忘れるほど、しっかり味が出てるわ。ちょっと純吟の方も呑んでみたいと思った。「つづき」はまた今夜。☆もそこで決定します。ま、☆4は付けたい気はしてる。




 伊勢角屋麦酒 インペリアル・レッドエール
itaru_junmai_honnama28by6.jpg
 ▲少し酒が足りないから、今日はビールでプチ休肝 (笑) 。



 ガスは弱めで、ミクロな泡がいつまでも残ってる感じ。無濾過生なので、そこそこのボリュームもありつつ、そこは所詮ビールなので、日本酒と比べりゃ軽い軽い。ブラウンエールよりこっちの方がいいかな。というより、ここのビールは「ブラウンが大手の黒」レベルで、「レッドがブラウン」みたいな感じ (笑) 。今のところはダントツでペールエールがいいです




── 2日目。



itaru_junmai_honnama28by7.jpg



itaru_junmai_honnama28by8.jpg まあまあかな。今日の方がツルピカな舌触りで、そこはオレの好み──この酒の場合の好ましさ──に近づいたけど、その分、ややアルコールのアタックはある。「新潟酒」というか、それなりにオールドスクール (地酒ブーム黎明期) な味わいのルックは十分にあると思うけど──その意味では「新潟酒」のイメージをそこまで大きく覆すほどのアヴァンギャルドはないが──、そうかと言って、決して「淡麗」というわけでもない──今日も味はしっかり出てる。

 ま、この蔵としては磨き60は「純米スペック」だし、酒米も五百万石だし、ウットリするような華美な麗しさはないけど、それでも全体にはキレイでフルーティーだとは思うな。うん、所々、やっぱ「黒龍」なんかを思い出すね──「特撰吟醸」とか「吟十八号」とか。もちろん、こっちの方がもっと味幅はあるし、「黒龍」とは異なり、イイ意味でのラフさ、ワイルドさはあるけど、言うなら「淡麗辛口」に対しての「芳醇辛口」というか「硬麗甘辛 (こうれいあまから) 」みたいな──そんな言葉はないけど (笑) 。


itaru_junmai_honnama28by9.jpg どうかねえ。ま、満点☆4の実際☆3.5みたいな感じかね。なので、意外に満足度は高い (笑) 。要は「70点満点中の65点みたいな酒」だから。「五百万石60・しぼりたて生・加水」ということを考えれば、十分に健闘してるとは思う。実際、別に全くイヤじゃないもの。ワンテンポ遅れて「やさしい米感」が出てくるところなんかは、ある意味、すごくチャーミング。

 この後、「リーデル」「食中」と、オレの呑む条件が変化するので、そこで何かがキラリと光れば☆4を付けましょう。(※読者さんのコメントに「バナナ」とあったけど、確かに「甘み」と「やさしい米感」のケミストリーで「バナナ」を感じるケースも、今思い返すと、わかるような気がする。なるほどね。オレの場合、どうも「ド頭の甘み」はすぐに時間軸の意識の中で切ってしまうクセがあるようだ。連続ドラマを回ごとに細かくレビューするみたいな (笑) 。




itaru_junmai_honnama28by10.jpg
 ▲moukan1973♀の大阪出張土産。彼女に地酒を獲得する気概も発想もない──これも帰りの品川駅で買ってるだけだし (笑) 。ここ最近は写真アイテムとして有効活用してるだけで中身には全く期待してなかったけど、こういうことか。通常サイズを縦に半分にしてそれらをサンドにして厚みを増量させて、手で掴みやすくしてる。それで「おつまみ海苔」なのか。味は少し塩っぱ過ぎ。梅の味、あんましない・・・。




 食中はキャラが随分と清楚に控えめになるけど、意外に落ち着くな (笑) 。米の優しい旨みを着地前にフワっと膨らませつつ、最後は新潟流儀なオールドスクール的「味曲線」を描いてズバっとキレ上がる流れ。ちゃんとした和食屋でこれが黙って出て来て文句を言う地酒ファンは少ないんじゃないだろうか。


yoshida_rui1.jpg はて、一体この酒は辛いのか甘いのか。これだけは言えるのは、天下の吉田類大先生なら、ほぼ間違いなく「スッキリとした辛口」と言うだろうね (笑) 。だったら下界のモウカンはこう言わせてもらおうか。

 甘いか辛いかはアナタ次第──逃げる (笑) 。

 ま、冗談として言わせてもらうなら、「純米状態の醪に醸造用アルコールを加えるのがアル添」だとするなら、これはまるで「アル添に純米酒を足した純添のような酒」──ということになる。冗談だから本気にしちゃダメよ。冗談だから。でも、吟醸と純米酒を半々でブレンドしたみたいな口当たりなんだよな。

 うん、リーデルいいね。角が取れるというか、少しはんなりしちゃって、この銘柄らしいワイルドさは失われるけど、初日に指摘したオレの要望を満たす酒質にはなる。帰宅したmoukan1973♀も♡☺♡「旨くない? わたし、これ好きだわ」と言ったので、オマケで☆4を付けときますか。タイミングが合えば、純吟の生も買います。


moukan1972♂






日本酒

Comment

Name - moukan1972♂  

Title - To マイルドさん

こちらこそ、お陰様でイメージを補完できました。

まるで後夜祭ですね (笑) 。

2017.01.22 Sun 02:52
Edit | Reply |  

Name - マイルド  

Title - 

こんばんは。

記事に触れさせていただいて恐縮です。

まだ「高ちYO」コメント欄、読んでます(笑)

2017.01.22 Sun 01:38
Edit | Reply |  

Name - moukan1972♂  

Title - To 酒バカさん

こんちわー。

インフルですか! それは大変でしたね。
酒飲みは、病気に加えて「酒が飲めない」という苦しみが添加されるので、
倍にツライ状況に追い込まれます。

別撰は、僕も居酒屋で残り1合という最悪のコンディションに敢えて挑みましたが、グレープフルーツ系の味わいがありましたね。27BYならシロップのように甘くなっていたはずのなので、違いは確認できた感じです。

「仙禽」良かったんですね。僕は「モダン山田錦生」あたりからエントリーする予定なので、「無垢」で良い感じなら期待できるでしょう。「雪だるま」は少しユル〜い感じでしたね。ポップでキュートですが、攻めっ気に乏しく、少し退屈でした。

「長陽福娘」も未だに手に入れられてませんが、近所の酒屋に入らなければ通販するつもりです。「別撰」同様、必ず買いますので、記事にするのはもう少し先になりそうです。

また気軽にコメントください。



2017.01.22 Sun 01:26
Edit | Reply |  

Name - 酒バカ  

Title - 別撰

別撰包囲網ですか(笑)
インフルになってしまい
開栓後、4日目に飲んだら
苦い!!!でした。

まだそんなに28BY飲んでませ
んが、今のところは仙禽のあらばしりが、好印象です。

現在、長陽福娘のネガティブ情報が気になってしかたないです。
2017.01.21 Sat 21:03
Edit | Reply |  

Name - moukan1972♂  

Title - To マイルドさん

毎度です。

「高千代祭り」──あれ、なんだったんですかね (笑) ?
確率論的な偶然で、要は一つの試合に3ヶ月分の珍プレー好プレーが一度に出てしまったみたいな (笑) 。

マイルドさんもたくさんの書き込みありがとうございました。「黒龍」というワードが出たおかげで、絶好のタイミングで「至」の中に「吟十八号」のような甘みを探すことができました。

「至」、飲んでたんですね。僕が買った直後にその店で「生原酒」が出てましたが、結果的にALC.15で十分でした。原酒だと辛く感じるかもです。

あと、言われて「バナナ」の追体験できました。記事の中でも少し触れさせていただきました。ド頭のフルーティーな甘さと、柔らかい優しい米の旨みがフワっと広がる感じが地続きになると「バナナ」も出現しますね。ともあれ、なんかこういうタッチの酒は久々だったので意外に満足しましたよ (笑) 。

肝心の僕が「別撰」を手に入れてないという状況・・・。
「十四代」などのレア酒を買うのにポイントが必要なので、なるべくその店 (マチダヤ) で買いたいんですよね。120以上の銘柄と取引してる都内でも指折りの店なので──店舗そのものは狭いです──、全部が全部は入らないんですよね。つまり、そもそも「別撰」が入るかも謎なんです。。

このあと、電話してみます (笑) 。

2017.01.21 Sat 10:25
Edit | Reply |  

Name - マイルド  

Title - 

あら、祭りのあと。。。

こんばんは、モウカンさん。
あのあとさらに盛り上がったのですね。
何度も読み返しました。

みんな律儀で、小さいことにもちゃんと答えようとして
くれていて、田舎者は私くらいでしょうが田舎者みたいな
気ぃつかいな部分も出しすぎないように見え隠れしていて、
ステキなお祭りでした。

「至」は私も先週4合瓶をあけたのですが、
はてどのヴァージョンだったのか。。。
開けて3日目までは「バナナっぽさ」があったので
ひとくちずつで。
4日目に旨み(としか言えない感性ですいません)が
バナナの上に行ったので飲みきりました。

同じ銘柄でモウカンさんの感じたことを読んでいると
私の「日本酒度」が上がる気がしているので。
って、ヨッパライの戯言ですが。

「別撰包囲網」を見るに、「篠峯包囲網」もすでに
存在していて、みなさん虎視眈々と狙っているの
でしょうねえ。。。


2017.01.21 Sat 02:04
Edit | Reply |  

Add your comment