◤冩樂 - 純米 初しぼり生 11月ロット 28BY ── dಠಠb「一連の『シャラダイン (冩樂的セメダイン) 問題』については、こう捉えてみてはどうだろう」#Fruity, Wine Oriented, Women 



▼オレ自身が便利なので残します。それに、これがあっても別にたいした「手抜き」にならないし。
検索ワード:



sharaku_junmai_nama28by2.jpg 26BYに呑みまくって (9本?) 我ながら自らのミーハーぶりに辟易とし、27BYは2本しか買わなかったものの、「マチダヤ試飲会」で呑んだ「なごしざけ」が存外に素晴らしく──今思い出しても「十四代 極道諸高」より遥かに旨い──「もしかしてオレの<冩樂に関する27BY戦略>は間違っていたのでは?」という思いに至り、それで28BYは久々に「純米 初しぼり生」を買ってみた次第。これ、11月ロットの他に、つい最近12月ロットもドロップされたので、全く同じ酒にはならないけど、それなりの参考になればと思います。

 26BYに呑みまくった「冩樂」のうち、1位が「雄町生」で2位が意外にも「純米 初しぼり生」という個人評価なので、実は値段の安さに比してオレのオッパイ膨満感 (期待感) は高い。とりあえず似たような値段 (一升瓶=2,500円前後) の「磯自慢 しぼりたて本醸造」や「一白水成 ささにごり生」なんかはまるで相手にならないだろうから、オレの中で同系統の味カラーとしてカテゴライズされてる、先の「なごしざけ」との比較に終始したいと思う。

 スペックは「夢の香」の60磨き生。「冩樂」はオレの知る限り「原酒」はないはずなので──高いヤツは知らないけど──、これも加水してALC.16なんだと思う。なんとなくの想像だけど、「冩樂」の原酒はきっと少し辛いだろうね。キョタイ (期待) です。




sharaku_junmai_nama28by3.jpg

sharaku_junmai_nama28by3.jpg
 bottle size:1800ml




SAKE GRADE:☆☆☆☆½

【277】冩樂 -しゃらく- 純米 初しぼり生 11月ロット 28BY <福島>

宮泉酒造 株式会社:http://www.miyaizumi.co.jp


Moukan's tag:




※実は日曜に開けてるし、いろいろアーダコーダmoukan1973♀に説明している時間が長かったので、下書きはマトモにしてない。2日目 (月曜) と一緒にまとめてUPしてもいいんだけど、初日の印象も、少しMEMO程度に書き留めておこう。大幅の味変化は怖いけど、本番は今夜 (月曜夜) にUPします。




sharaku_junmai_nama28by4.jpg
 ▲その店では「金目鯛」より遥かにレアな「メバル」のお造り700円。実はこの手の白身魚の刺身は初日は身が硬く甘みも少ないので、冷蔵庫 (チルド室) で1日ほど寝かせた方が旨い場合が多い。もちろん、新鮮な状態で刺身にされてることが条件よ──日本酒と同じで、最初から劣化してるモノを熟成させても旨くはならない。あと、乾燥を避けるためにラップで容器をグルグル巻きにしてね。というわけDE、これは土曜に買ったモノを日曜に食べてます。今度この魚屋の写真撮って来るわ。



 立ち香──いいですよ。いくつかある典型的な冩樂フレイヴァーの中でも、これは柑橘系の酸──これだ。甘みのコアにしっかりと鎮座する酸。ややセメダイン的なルックもあるが、これは銘柄的な属性だから想定内。ブドウ様のフルーツ感もあるけど、そこらのトラッド吟醸よりは少し先を行くモダニティ──つまり、ポストモダン。やや甘みのフラつきがあるような気もするが、生酒なので、多少は仕方ない。

 ♡☺♡「これ磨き60? もっと磨いてる感じがするけど、飲むと米感がある。でも最後が・・・アル感、結構ある。これあんま冷たすぎない方がいいかもしんないよ。最初は華やかだけど、退けにかけてアル感が残る。甘みはあんま感じない


 さて、どうかなー。えっ? 別に全然いいけどね。ただ、26BYとは方向性は真逆とまでは行かないけど── (下書きはここまで) 。




sharaku_junmai_nama28by5.jpg この後、オレがmoukan1973♀の意見を全否定したら少し険悪な雰囲気に (笑) 。ま、感じ方は人それぞれだし、それらと同じ数だけの意見と正解があることは否定しない──GA!──ただし、それまでの見方 (感じ方、捉え方、アプローチの仕方) を変えれば (諭されれば) さっきまでの意見を変える (新しい感じ方に気づく) 人が多いこともまた事実だろう。それはオレ自身にも当てはまることだし、音楽や映画や小説に限らず、日常の人間関係や恋愛感情においても似たようなことはよく起こることだ。何事にも「第一印象」を見直さずに生きて行ける人がもしもこの中にいるとしたら、その人は今すぐに仕事を辞めて「占い師」か「宗教家」になった方がいい──すでにその職に就いているのであれば、その道の一流を目指すといい。

 だからオレはmoukan1973♀の少し偏った感じ方に幾つかの修正を加えて行ったのだが、それを文章にするのはクワナリ難しい──というより、moukan1973♀の感じ方を説明することから始めないといけないので面倒 (笑) 。オレの察するところ、彼女の言う「辛み」とは「嚥下 (えんげ) 」における「喉越し」と「胃に落ちるまで」のプロセスに対して感じる要素だとは思うが、実はこれ、空腹感や喉の渇き具合によっても異なるし、当然、飲み方でも変わる。

senkin_yukidaruma28by11_8.jpg 彼女の場合は、おそらくこの時、「雪だるま」から移行した直後だったので、相対的に「甘み」が感じにくかったという問題もあるだろう。同時に「辛み」を感じやすかったという問題もあるだろう。そして何より彼女は、「食べる」→「飲む (口を洗う) 」という行為の中で酒を飲むのが好きなタチなので、不意にグラスの酒が空の状態で口に物があると、♡☺♡「アヘアヘ (酒、酒) !」と酒が注がれるまで物を飲み込もうとしないという傾向があるのだ。ウゼえ (笑) !!!

 つまりだな。「雪だるま」の時はマトモに食べずに飲んでばかりいたから、きっと彼女は腹が減っていたのだ。それで素早い所作の中で嚥下のプロセスを完遂したのだろう。キンキンに冷えたままを一気にゴクリとやって「辛み」を感じない生酒は存在しない。

 改めて含みます──。


 別に甘いし (笑) ? むしろ26BYで感じた「キュイン♪」と弾けるような瑞々しい球体感はなくて──不快レベルにベタつきはしないが、思っていたよりジュワっとしたジューシイさがあって、「冩樂」にしては、オレの言うところの「やや人懐こい甘さ」がある。甘酸の力学は「マーマレード・ジャム」のようなニュアンスなのかな。確かに退けにかけてのアルコール感もあるにはあるが、そもそも「冩樂」とはそういう酒だろう。


 ひとまず☆4は余裕である印象。分かりやすいジューシイさを求める飲み手にとっては更に先の旨さを容易に探すことも可能ではあるだろう。よくオレのことを「味の濃い酒が好きなヤツ」だと勘違いしてる人がいるが、何度も書いている通り、オレが好きなのは「単に出来の良い酒=その酒に相応しいバランスを体得している酒 」というだけだ──「女優換算」で言えば、オレは必ずしも「巨乳が嫌いなわけではない」し、実際、「綾瀬はるかは巨乳であるべき」だとは思うが、だからと言ってオレ自身は「必ずしも巨乳でなければダメだ」という暴言を吐く牡牛ではなく、事実「新垣結衣は巨乳であるべきではない」と思うし──つまり、もしも「綾瀬はるか」が貧乳だったら、「このコはもう少し巨乳の方がいい」と言うだろうし、もしも「新垣結衣」が巨乳だったら、反対に「このコはもう少し貧乳の方がいい」と言うだろう──嗚呼、なんて分かりやすい喩えなんだ。どこかで「比喩オリンピック」は開催していないのか。


 そして「冩樂」に関して言えば、もう少し味の出方は控えめでいいと思ってる。その方が球体感 (タイトで弾力感のある旨み) を捕まえやすくなるだろう。今日のところは「なごしざけ」の方が一枚も二枚も上手という印象だが、この「初しぼり」は磨き60の生酒だし、そことの比較で「人懐こさ」や「ケレン味」が割り増しされてることを殊更ネガティヴに評価するほどオレも野暮じゃない。

 その意味で、この酒は値段通り、スペック通りの味わいを体現している良作であることに異論を挟む余地はないだろう。口の中で何かが「ピチャっ」と弾けるような瑞々しい果実味をこの値段で堪能できるなら、もう同じ価格帯の「磯自慢」や「飛露喜」に用はないだろう──ああでも、近々、遂に「飛露喜 特別純米 無濾過生原酒」を呑める機会が訪れるんだった。「冩樂」より旨かったら、その時は謝ります。

 なんか訳のわからん記事になってしまったが、玉にはいいだろ。つづきはまた今夜




── 2日目。



sharaku_junmai_nama28by6.jpg



 先に書いた「ただ、26BYとは方向性は真逆とまでは行かないけど」──実はこの後に続きがあった──今期はクワナリ味が出てます。情報量多めのジューシイ感


 スワテ (さて) ──今夜は一人だし、少しじっくりやるか。1日経って味が極端に劣化 (変化) してなきゃいいけど。

sharaku_junmai_nama28by8.jpg 立ち香──今期の「初しぼり生」には、若干の「シャラダイン (冩樂的セメダイン) 」があるな。それでも酸の色調がビビッドかつカラフルなので、一連の静岡吟醸や、それに追従するトラッド吟醸より──「飛露喜」の杜氏が言うところの「モダン」の、その先へは進んでると思うけどね。ちょっと白ワイン的なブドウ感もあるところは、やはり冩樂的──これで超硬水仕込みのミネラル砲火ビシバシでガス有りなら言うことないけど。

 フクミマノフ (含みます) ──。

 はい、☆4.5は軽々と越えてきましたよ。26BYの12月ロットの方が、口どけ感の素早さ、旨みの消え方がマジカルだったけど、やはりこの28BYは、少し「人懐こい」味わい。まあでも、この瑞々しい果実味をこの値段で気軽に楽しめることの優位性は何にも代えがたい──当然、これですら「十四代 極道諸高」よりも遥かに旨い。


 昨日は少し甘みがベタつく瞬間もあったんだけど、今日は滑らかだね。含んでから旨みが弾ける流れの中に〝麗しの球体感〟はないけれど、液体としての優しいポヨメキ (ポヨんとしたキラメキ) はある。RSフィールド全開 (れいしゅふぃーるどぜんかい) だと渋みや苦みのバランスが飛び出るので、グラスに注いで飲み進めているうちに「ハっ」とする瞬間が不意に訪れる感じだ。

 昨日moukan1973♀が言ってた「辛み」もわかるんだよな。だけど、舌全体を酒でコーティングしながら飲むと、感じ方はだいぶ変わる。含んだ後に、すぐに飲み込まずに、まずは軽く口を開けて酒を舌全体に馴染ませると、「甘苦酸」の中から「甘」がほどけて、まるで蕩けるようなベルベット・テクスチャーが、予想外の香りの反射を広げていく流れだ──ちょうどそれは、実際のベルベット生地が光の反射角度によってダークカラーになったり光沢感を発散したりするのと同じ現象だと言えよう。それに、一瞬、何かの気の迷いなのか、幻レベルにガスを感じる瞬間もあるんだよな──たぶん気のせいだと思うけど。

 うん、☆4.5の壁は余裕で越えて来たので、☆5に向けて深部へ分け入って行こうか。

sharaku_junmai_nama28by7.jpg チロリ経由で──。

 香りにミルキーな膨らみが出てきた。甘みの余韻も長めに伸びてくる。もう一つ壁を越えられないのは、この「甘み」の質感なんだよなあ。呑みつづけていると、ちょっと甘みに過度の「人懐こさ」を感じる嫌いはある。もちろん「何を言うか、そこがこの酒の魅力じゃないか、モウカンよ!」と反論する人がいたとしても、オレはそれに関しては反論しないし、逆に「オレ、このセメダイン苦手」という人がいたとしても、それに関しても特に反論はしない。それでもこの酒は☆4.5だ。

 酒単体で呑んでる分には甘酸のバランスはいいんだけど、食中はどうも「甘」が勝つ。それが少しストラクチャーにおける堅牢さに対して、若干のフラつき (ほころび) をもたらす。「冩樂」のくせにエラいジューシイだけどな (笑) 。

 一連の「シャラダイン (冩樂的セメダイン) 問題」については、こう捉えてみてはどうだろう──それは「セメダイン」ではなく「少し熟れて甘茶けた、渋みの増したマスカット」なのだと


sharaku_junmai_nama28by9.jpg リーデルで──。

 moukan1973♀の言う「米感」なのかどうかはわからんけど、若干サラサラでパウダリーなテクスチャーが前に出てくるね。甘みの質感が「ややお菓子のそれ」になるゆえ、そこは「なごしざけ」のような球体然とした果実味とは少し意味合いのことなる属性になる。

 残念ながら、☆5のハードルは越えられませんね。オレ判定では「少し味が出過ぎ」という評価。もちろん、これは「冩樂として」という意味なので、たとえば毎度お馴染みの「鍋島」なんかで言えば「もっともっと味を出していけよナオキ!」という話にはなる (笑) 。

sharaku_junmai_nama28by10.jpg とはいえ、一升瓶で2,600円 (税抜) の純米酒の生酒で誰がこれに文句を言うのという話。これの約3倍の値段のジョーフォンペー・ゴロツキモロバカ (十四代 極上諸白 27BY) とか、マジで生き恥レベルの駄作ですね。

 リーデルはあんま良くないな。なんか味が広がりすぎて、少し安っぽく甘い──ジューシイさからも離れるし。この酒は小さめのグラスでチビチビやるのがいいんじゃないかな。お燗は試してないけど、これは確実に甘辛くなりますね。

 帰宅後、moukan1973♀かく語りき──♡☺♡「旨いな!」──ったく




── 3日目。



sharaku_junmai_nama28by11.jpg
 ▲「岡山の奇跡」こと桜井日奈子ちゃん。


 
 ▲この子は伸びますよ〜。ただし、O脚は今すぐ直した方がいいです。



 後が控えてるので、今日は少しだけ。

 旨いな (笑) 。

 少し酸化が進んでタイトな味幅になって、渋みも増したけど、オレはこれくらいの方が丁度いいや。ややビターなブドウ感というか──マスカットの皮というか、もしもこの中に「冩樂はセメダイン香があるから苦手」という人がいたら、それはちょっと可哀想だ。頑張って〝熟れた渋みのあるマスカット〟に近づけてみ?


sharaku_junmai_nama28by12.jpg 実は酒感は今日が一番あって、退けにかけてのアルコールのアタック感も少しあるかもしれないけど、それは五味の暴れやフラつきが落ち着いたゆえの、相対的なキレ感の割り増しだろう。

 今日はそれほど「人懐こい甘み」を感じないし、いつもの一回火入れみたいなルックが出てきたかな。これ、原酒じゃないとは思うけど、半年くらい熟成させたらどうなるのかな。やや「お米パウダー」なテクスチャーもあるから、ここがチョコ化するのかなあ。

 温度が上がると、少し雑な甘みも顔を出すので、冷たいうちに小さめのグラスでクイっとやるのがいいでしょう。もちろん、味幅の膨らんだタッチが好みの人もいるはずなので、そこは個々の嗜好に合わせて楽しめばいいと思うよ。オレはピーンとした酸の張りがある酒質が好きなので、3日目に関してはRSゾーンに好みの味わいがある。12月ロットはどうかね。「磯自慢」や「飛露喜」にピンと来ない人にとっては、ここに何らかの答えがあると思うよ。


moukan1972♂






日本酒 冩樂

Comment

Add your comment