◤十四代 - 純米大吟醸 極上諸白 26BY ── dಠಠb「僕だけがいる街 (ダヤ) <ノミタイナ>」#High Grade 


╰ 【001-074】の記事はfacebook時代のモノを加筆/再構成 (一部キャラ変) して書かれたものです。


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machidaya1.jpg 近所の十四代特約店がポイント保有者に極上諸白を販売すると言うので、とりあえず早起きして、10時OPENだけど8時くらいに整理券を貰いに自転車で出向いたら、配送トラックとオレだけしかいなかった・・・。

 『僕だけがいる街 (ダヤ)』 <ノミタイナ>

 しかし、去年の9月に引きつづき、まさか1年以内に2回も十四代を正価で買えるチャンスが訪れるとは、やはり、馴染みの特約店に足しげく通う──レア酒を手に入れるには結局これが一番の近道というわけだ。とはいえ、ポイント20というのがクセモノで、日本酒を2000円分 (税抜) 買うごとにスタンプを1つ貰えるわけだから、最低でも40000円分 (税抜) の日本酒をマチダヤで購入するというハードルを先ずはクリアしないといけない。


 ◎作文: 「十四代 純米大吟醸 上諸白」を買うためにマチダヤに整理券をもらいに行った。
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 前回は超特選純米大吟醸を買ったので、今回は極上諸白にしといた。使用米の比率スペックは山田錦25%、愛山75%で、磨きは麹米50、掛米45。おそらくは麹米に山田錦を、掛米に愛山を使用しているんだと思う。掛米の方が高精白という変化球なあたりにワクワクするわけだが、この複雑なレシピに高木専務なりの何かの秘密があるのだろう。

 ちなみに「諸白 (もろはく) 」とは、

「日本酒の醸造において、麹米と掛け米(蒸米)の両方に精白米を用いる製法の名。または、その製法で造られた透明度の高い酒、今日でいう清酒とほぼ等しい酒のこと。」──Wikipedia

なので、「極上諸白=極上な精米=高精白」という意味になる。ま、黒龍/火いら寿のような言葉のマジックを散りばめたのだと理解しておこう。ただし、「極上諸馬鹿」や「極上諸糞酒」という風に使ってもマジックは現出しないから、用法には少しの注意が必要だ。

 ♡☺♡に返す。



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 bottle size:720ml




SAKE GRADE:☆☆☆☆☆☆

【045】十四代 -じゅうよんだい- 純米大吟醸 極上諸白 (ごくじょうもろはく) 26BY <山形>

▪︎ 山形「十四代」蔵元、高木酒造を訪ねる (1) (2):All About 友田 晶子


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 つい昨年末に超特選純米大吟醸が飲めたと思ったら、まさかの間を空けずの十四代。マチダヤ店長の先読み不能の気まぐれには毎度のことながら驚かされます (笑) 。

 立ち香は〝いかにも愛山らしい〟上品なチェリーを思わせる甘酸っぱさです。奥でわずかに感じる渋みと相まって、アポロのようなイチゴ系チョコレートのフレイヴァーも感じます。フローラルな芳香もありますが、イヤらしいプンプンな下品さは皆無で、どこまでも静謐で上品なニュアンス。そこまでの高精白でもないので、透明度も程よく、米由来のエキス感もユラユラと漂っています。

「日本酒は匂いが苦手」──

 はいそれ、ただのゴミ酒ですから、どうか一緒にしないで下さーい。

 含みます。

 一回火入れで、アルコール度数15の加水酒なので、重さは全くありません。かと言って、薄くて水っぽいわけでもありません。むしろ芯にしっかりと米の旨みがあり、最後まで一切の雑味や引っ掛かりなく、スぅ〜とFade Outして行きます。この時間の流れはハンパなく優雅で美しいですね。愛山らしいキュートでふくよかなタッチもあり、すべてのバランスが完璧です。最後の最後に微かな渋みもありますが、それがキチンと味を締めていますので、雑味には感じません。


juyondai_gokujoumorohaku3.jpg まあ、そりゃ旨いっすよ。十四代の限定酒としては値段も手頃 (4合瓶=税込3,640円) ですが、そこらの純米大吟醸や純米吟醸よりはワンランク上の価格帯ですし、文句なしの上等酒ですね。

 十四代フォロワーな酒も今ではそれなりに存在しますが、やはり、この美しさは唯一無二だと思います。清楚な甘みと弁え (わきまえ) た節度あるフローラル感、雑味のないスムースな喉越し、バランスの良い美しい味ライン。花邑の十四代クローン度もなかなかですが、やはり、本物をこうして改めて飲んでしまうと、クローンは所詮クローンですね。

 ただし、口に入れる物なので、最後は好みです。中には「十四代はたいしたことねえ」と言う人もいます。確かに、もっと味幅が広くて濃醇旨口な酒もわんさかあって、そういう酒の方が満足度が高いという論説は間違っていません。ですが、これはこれ。それでも十四代の美しさには固有の価値があることは認めざるを得ません。だって、他で代替のきかない味なんですから──。

 とはいえ、極上諸白の倍近い値段のする超特撰純米大吟醸よりかは、わたし的にはこちらの方が好みです。日本酒は高くなればなるほど味わいが透明になりますので、ある程度わかりやすく香りや味わいを楽しむには、磨き40〜50%くらいで十分な気がします。

 今宵は一気に3合も飲んでしまいました。明日でなくなります。あっけない・・・。




── 2日目。


 酸化が進み、リリースが少し渋くなりましたが、温度が上がってくると流麗な飲み口が蘇って来ます。今日も美しいです。愛山米の可憐さが滲み出てます。なかなか正価では買えませんが、十四代を丸ごと家呑みできるなんて、日本酒好きにとって、これ以上の至福はありません。


moukan1973




💻 関連サイト

TVアニメ「僕だけがいない街」公式サイト


十四代 愛山

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