◤十四代 - 純米大吟醸 極上諸白 (ごくじょうもろはく) 27BY ── dಠಠb「経済的被害は大きいけど、一升瓶で逆に良かったよ」#High Grade 




juyondai_gokujou27by6.jpg デーヨンパイ (十四代) です。ちなみにオレは「初代モウカン」です。細かい前説は要らないよね? 簡単言うと、日本で最も店頭販売されない人気銘柄です。

 ちなみに「諸白 (もろはく) 」とは、

「日本酒の醸造において、麹米と掛け米(蒸米)の両方に精白米を用いる製法の名。または、その製法で造られた透明度の高い酒、今日でいう清酒とほぼ等しい酒のこと。」──Wikipedia

ということなので、つまりは「極上諸白=極上な精米=高精白」という意味になる。ま、「黒龍 火いら寿」のような言葉のマジックを散りばめたのだと理解しておこう。ただし、「極上諸馬鹿」や「極上諸糞酒」という風に使ってもマジックは現出しないから、その用法には少しの注意が必要だ。

 この酒を家呑みするのは二度目。前回は26BYを4合瓶で頂いた。その時はなんだかんだで☆6のクオリティだったけど、今回はどうだろう。年末スペシャルで開栓してるけど、あくまでも我が家の大トリを務めるのは篠峯だから、十四代ごとき、所詮は前座扱い。




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 月曜最終日!
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 ▲半額だったから夫婦で4本も買っちゃったよ。オレが上の3本、moukan1973♀が一番下の1本。



 



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 bottle size:1800ml




SAKE GRADE:☆☆☆

【261】十四代 -じゅうよんだい- 純米大吟醸 極上諸白 (ごくじょうもろはく) 27BY <山形>

▪︎ 山形「十四代」蔵元、高木酒造を訪ねる (1) (2):All About 友田 晶子


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 マジョリョコーシ (まどろっこしい) から、先に結論を書いておこうか──別に旨くはない


juyondai_gokujou27by1.jpg 立ち香──なんか「どうしようもない美人」みたいだな (笑) 。別にどうってことのない桃。おい、今期はチェリーがないぞ、チェリーが。

 ホケミマフ (含みます) ──。

 味や香りより、なんかテクスチャーで攻めて来る酒。中取りのようなトロンとした粘性に満ちた、蕩けたタッチ。

 明らかに去年の720mlの方が綾瀬はるかに旨かった。つうか、酸が足りてないから、所詮は桃止まりでチェリーにならん。香りの重奏感もイマイチ。ただ、この蕩ける舌触りは去年にはなかった質感。キュインと球体を描くようなまろやかな果実味もあって、それなりにはポチャっとした心地良さを届けてくれる酒ではある。


juyondai_gokujou27by2.jpg それでも最後が──いや、ド頭以外は終始ニガイ。まるで腰の弱いイチゴ系生酒の2日目みたいな苦み。最近飲んだ中で一番近いのは、意外にも「鬼乙女 ひやおろし」で、単にこれを相対的に美人度を高くして、オマケで舌触りを多少エロくしただけの酒。正直、「冩樂 なごしざけ」の方が遙かに旨いし、ブラインドなら、別に「萩の鶴 特別純米 無加圧直汲み」でも余裕で勝てるレベル。8月出荷なので、少し引っ張りすぎた可能性もあるけど、この平面的な苦みは生来のものだろうね。だって、去年の同じ酒は、7月出荷を翌年の2月に飲んで☆6だからね。

 ホーント、ただの平凡な、上っ面だけ華やかな、単に甘苦い、値段だけ一丁前に高いだけの、退屈で眠くなる酒。こんな酒にいちいちオレの文才を消費して記事を書くこと自体が無駄で面倒。食べながらだと、まあ酷いバランスになる。ますます甘みが潜って、ただひたすら苦くて渋いだけのクソ酒。こんなもんを外で一合2,000円とかで飲んじゃダメよ。うちのバカ舌Queeenですら、♡☺♡「甘ったるくて飽きる」と言って、笑顔をどこかに落として来たような表情を崩さない。

 あまりにジョージェモヘエ (どうでもいい) 味わいなので、麗しの篠峯26BYに移ります。





 無情にも「篠峯」がなくなったので、仕方なくここへ戻る──。

 まあ、オレなりの「すべての努力・すべての感性・すべてのアイディア」を総動員しても、そう簡単には「旨い!」に出会えない酒。食中は拷問のように苦いだけの──かつ余韻だけが無駄に甘ったるいだけの、まるで下痢して旨みがダラダラと流れたような締りのない酒。

 十四代も美酒から外れる (猿も木から落ちる)




── 2日目。



 ▼日曜に飲んでます。半日メガネ屋巡りをしてたからか、初日より美味しく呑めた (笑) 。
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 ▲上がドイツ産のBenner、Grotesqueラインのデッドストック。下は今はなき、同じくドイツのMaskeの25〜30年モノのデッドストック。ブロウ (眉) 部分に抜け (空洞) がある変わったデザイン。フレームのコンディションも◎。未だに乾燥しておらず、しっとりしてます。


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 ▲上は今なきEYE' DCの美しいカラーリングのデッドストック。オレにしては素直にCOOLなデザイン。所有するメガネの中ではオーソドックスな部類のフォルム。下はmoukan1973♀が買ったJF Reyのデッドストック。このブランドとしては、現行のデザインにはない、スリムでシャープなライン。レンズの形までをもデザインの一部に取り入れてます。


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 ▲買わなかったけど、次候補な気になるメガネたち。



 
 タダでも要らない。
 ▼

メガネ警察_入江
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 さて、話を酒に戻そう──。

 立ち香──少し安っぽい、イチゴが出てきちゃったな。

 初日よりは旨みの幅も広がったけど、その分、格調高さは消えた。なんかフツーの酒。ちょっと砂糖甘いんだなあ。酸のバランスが良くないから、安っぽいというか、まるで味の抜けた2日目、3日目の生酒みたいなんだよ。初日の〝球体然とした飲み口〟は消えて、ややベチャっとルーズな味の出方。

 うん、まるで甘さに高貴さがない。

 少しはイイところも書いておこうかな。

 まず、ALC.15度なので軽い。あとは一回火入れ (生詰) だけど、まるで生酒のような瑞々しさがある。あと、これが最大のいいところなんだけど十四代を買えなくても他にいくらもでもこれより旨い酒はあるという勇気を獲得することができる。




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 なぜだか、初日の苦みはクワナリ後退したかなー。グラスはリーデルの方がいいな。さすがに高いし十四代だし、最後の最後で追い上げてくるなあ (笑) 。今日は露骨にイヤな感じはないです──当たり前。ただね、26BYで感じた、あの静謐な美しさは皆無です。割りと下品な振る舞いで味が出てます。あれだ。

 清楚で可憐な、憂いのある美人だと思ってたら、そこへまさかのゲリラ豪雨。全身ズブ濡れになったその美人は、実はナチュラルメイクという名の厚化粧で、雨に濡れて化けの皮が剥がれたら、ただの粗野なアバズレだった──という。

 十四代の割りに味が出すぎ。もう一度言うけど、「冩樂 なごしざけ」の方が遙かに旨いし、ブラインドなら、別に「萩の鶴 特別純米 無加圧直汲み」でも余裕で勝てるレベル。

 どうしたもんか。28BYでも一度は買うチャンスあるだろうから、めげずにリベンジしますわ。4合瓶だったら☆2を付けてた。経済的被害 (7,300円) は大きいけど、一升瓶で逆に良かったよ。2日目の挽回が、多少はあったもの。


moukan1972♂






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