◤篠峯 - 純米吟醸 八反50 無濾過生原酒 26BY ── dಠಠb「飲み手の鷹揚な享楽を無下に掠め取るような、情け容赦ない力強い収斂性──これはフレッシュ・コンディションにはなかった力強さ」#Wine Oriented, Fruity, Well-Cured 




 噂の26BYの篠峯です。なんだかんだで、今年はこれで7本目の26BY──ろくまる (60) 八反/山田錦/雄町、篠峯愛山45、千代キヌヒカリ60、櫛羅50──そして今回の篠峯八反50。


shinomine_hattan50nama_26by3.jpg しかしまあ、26BYの篠峯 (櫛羅/千代) は流石の完成度ですね。去年に飲んだ雄町50も含めれば、☆7が2本、☆6が1本、☆5が3本、☆4.5が1本──もうこれ、異常でしょ。

 年初めに「純米吟醸 五百万石 中取り生原酒」を飲んだ時に少し違和感があって、徐々にそれが確信へと変わり、「26BYの思い出は派手に補正されてるのか」という疑惑もあったんだけど、こうして26BYを集めて飲んでみると、やはり当時の自分の感覚が一切間違ってなかったことがわかりました。そして実は大トリの雄町50の26BYも残ってるし、今回の八反と一緒に買った「ろくまる雄山錦」もある──結局ブログを始めてからも合計10本も飲むことになるのか。人気銘柄じゃこうはいくまい。ありがとう、全国のバカ舌ピーポー!

 そんな26BYの篠峯の中でも──当時20本くらい飲んだ中でもTOP3に入るのが、この「純米吟醸 八反50 無濾過生原酒」です。「ろくまる八反」も最高ですが、やはり、当時の印象ではこちらの八反の方がワンランク上。この「錦の付かない八反」は、正式には「八反35号」で、酒業界では、単に「八反」といえば、この35号を指すらしい。ちなみに「八反錦」は「八反35号」と「秋津穂」を交配させたもので、今じゃこっちの方が生産量は多い。毎年1月に出荷される商品なので、都合2年近く寝てるけど、さてどんなもんでしょうか。一緒に買った読者さんの話では旨かったらしいが。

 ここは遠慮なく、期待度MAXで開栓しましょうか。当時呑んだ時の、口の中がピカーンと眩しくなる、あの輝きはどこまで維持されてるのだろう。




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 ▼篠峯は毎年11月から新年度の酒がリリースされるので、よく見かけるこの「10月」という表記の酒は、新酒前の在庫整理のような扱いなんだと思う。つまり、蔵に売れ残ってるモノを販売店に「最終案内」して、そこでバックオーダーを受けると、この「10月」という印字が押されたロットが出回るんじゃないかと──これはあくまでオレの勝手な推察です。
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 bottle size:720ml




SAKE GRADE:☆☆☆☆½

【259】篠峯 -しのみね- 純米吟醸 八反50 無濾過生原酒 26BY <奈良>

千代酒造:http://www.chiyoshuzo.co.jp


Moukan's tag:




 立ち香──開けたては、まるで生で2年寝てるとは思えないほどの、ある意味では──香りのカラフルさを一定量保ってるという意味では、歴と明るいトーン。


 たとえばカンバスに描かれたフルーツ盛り合わせの油絵に置き換えるなら、「ろくまる八反」(写真左) よりは穏やかな色彩だけれど、実体的なフルーツとしては、こちらの方が酸に張りがある。フルーツ換算だとパイナップル、熟れた巨峰。甘やかさに寄り添えばラムネっぽさも少々。

 グラスに注ぐと、少し青々しいタッチのメロンも出てきた。おう、ワンテンポ遅れて、ほんのり熟香も御登場。オレの言うところの〝いなたいタッチ〟はないけれど、少しビターなカカオ様のホロ苦さはあるかな。右下の写真じゃ分かりにくいかもしれないけれど、色は、ほんのりと、うっすら黄色。

 含みます──。

 ああ。とりあえず、26BY当時のフレッシュ・コンディションとは全くの別物。ガスは注視すればそれとハッキリわかる程度には現存してるものの、溌剌と楽しめるレベルでは残ってない。


shinomine_hattan50nama_26by4.jpg ちょっと不思議なバランス。ド頭はメロン様の甘みから入って、そこからの圧縮的な凝縮感がハンパねえ。「篠峯」と言えば「酸」と言われるほど、そもそもの属性として、ジリジリとした締め付けもあるのだけれど、いつもと違って、含んだ瞬間じゃなくて、それがワンテンポ遅れてやって来るんだよ。つまり含んだ瞬間は甘やかさもあるのに、次の瞬間には、キュっと搾ったレモンのような──それこそノン・ドサージュ (糖類無添加) のシャンパーニュのような高密度な酸の一点に向かって、全ての味わいが急速に収縮して一気にキレるという、矢継ぎ早で呆気に取られるような味曲線がある。それでいて、余韻の中には、少しカカオのようなホロ苦さ──これをワイン飲みは〝モカ・フレイヴァー〟と言うのだろうか──がある。

 飲み手の鷹揚な享楽を無下に掠め取るような、情け容赦ない力強い収斂性──これはフレッシュ・コンディションにはなかった力強さだ。そして、舌を締め付け、喉を指で撫でるようなミネラル感がハンパない──というか、2年熟成の効き目がここに集約されている感じさえする。これは判断に困る酒だぞ (笑) 〜。


shinomine_hattan50nama_26by5.jpg リーデルで──。

 お、愛山45生26BYで感じた紅茶も少し出てきた。ああ、これは単純に「好き・嫌い」「旨い・不味い」の二極で語れるような酒じゃないね。「篠峯」好きのオレですら、「旨さ」より「面白さ」に意識が向かっているもの。ちょっと他の銘柄で似たようなニュアンスを探せないので、単なる「熟成・篠峯に関する考察」になってしまい、ブログの記事としては、一定の普遍性が担保されない状況だけれど、まあ、そこを気にしても仕方ない。

 温度が上がった方が甘みも増すけど、紅茶のような渋みもそれに比例して増す。無濾過生原酒を約2年ほど冷蔵で放置すると「ここまでミネラル感のインフレが起きるのか」というほどに「渋みの情報量」の多い酒質になってると思う。いろんな意味で「日本酒」というジャンルから少し違った方向にハミ出してる酒かもしれない。

 ごめん、今日は「無評価」で。まだ1合半ほど残ってるので、明日、最終的な判断を下したいと思います。もちろん、オレ自身は大いに知的好奇心を満たされたけど、黙ってこれを他人に薦めるかと言えば、正直そこは微妙 (笑) 。「篠峯」本来の味わいから少し離れていることによる誤解を避けたいという思いもありながら、日本酒の可能性について大いに誰かと語り合いたい要素がないわけないじゃない。

 スカした言い方をすれば、完全に上級者向けの酒だと思います。しかし、八反50が2年でこうなるか。うーん、つくづくわからんことばかりだが、そこが面白い




── 2日目。



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※土曜に飲んでます。


 立ち香──初日より遥かにグラマラス。わかりやすくマスカットも出てきた。他には、パイナップル、ラムネ、メロン、熟れた青リンゴ、そして米由来の少しミルキーな旨み、ザラザラした酸と共に、豊かなミネラル感の先読み。


shinomine_hattan50nama_26by7.jpg 実は「十四代 - 純米大吟醸 極上諸白 27BY」がイマイチだったので、シケたXmasイヴを回避するためにここへ戻ってきたのだけれど、比べるのが可哀想なほど、十四代はショボいです (笑) 。ま、同じ酒の26BYは☆6なので、十四代そのものを否定するつもりはないけれど、「27BYの不出来な十四代」と「26BYの篠峯」の比較においては、もはや格が違い過ぎてオハナシニナラニャイ (お話にならない) ──これに尽きます。正直、全く相手になりません。もはや比較する気にすらならない。だって「少年野球」と「プロ野球」、同じ土俵で語れますか?

 これ、生で2年熟成ですか。初日は少し面食らいましたが、2日目ともなると、非常にWell-Madeなタッチにこなれて来ました。エレガントな甘みから紅茶のような渋酸へと収縮する流れにおける、まるで手品のような味の手仕舞い感。一切の無駄のない、極めて洗練された味曲線──十四代 (笑) 。

 まあ、酸度の設定勝ちな面もあるのだけれど、なにより、食中のポテンシャルが桁違い。「十四代」は、ブっちゃけ、食中のバランスの乱れが赤面レベルに幼稚です。27BYに関しては酒だけ飲んでも大したことないですが、食中のクソっぷりは笑い話にもなりませんね。この流れの中で26BYの篠峯にシフトすると、もう完全に酒としてのスケール感が桁違いです。

 評価ですが、さて、どうしましょう。正直な話、ちょっと今のオレには完全に把握しきれない面が多すぎます。フレッシュな状態で飲んだ時なら☆6は問答無用にあるでしょう。でも、2年の熟成を経た今は、まるで違う酒に育っているので、同じ基準で比較することができない。今は☆4.5にしておきます。ちょっと他との比較が簡単にできない酒になってるので、今回はこのへんで勘弁して下さい (笑) 。これ、一升瓶だったら、もっと深くこの酒を知れたと思うんだけど、4合瓶はドラマのダイジェストみたいなもんなので、これで何かをわかったようなことは言いたくはないです。ただ、同時に飲んだ十四代よりは遥かにスケール感のある素晴らしい酒でした。つうか、十四代がヘボ過ぎました。


moukan1972♂






日本酒 篠峯

Comment

Name - moukan1972♂  

Title - To サンジュリアンさん

同じ酒の熟成ヴァージョンなら、一升瓶の方が、球体感、出ますよね。八反50の2年モノは研ぎ澄まされてましたよね。僕ですら面食らいましたよ (笑) 。

うちの雄山錦26BYは4合瓶ですが、さて、そんなニュアンスに育ってますかね。普通の酒だと生で2年は怖いだけですが、篠峯は別個の価値を与えてくれるので、流石としか言いようがありません。
2016.12.31 Sat 23:13
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Name - サンジュリアン  

Title - 

確かに前回飲んだ八反50に比べると、もう完全に球体化してます。八反には棘は無いが棘の後のブツブツを感じますが、こちらはグラインダーで表面研磨された様な丸みです。今日二日目ですが益々その印象が強まってます。でもその丸みの中に芯の強さが有ります。ボルドーのシャトー ペトリュースをビロードの手袋をはめた鋼鉄の爪 と表現されて居ましたが 、此奴はごぼう巻きのゴボウ位の芯くらいを感じます。
2016.12.31 Sat 14:39
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Name - moukan1972♂  

Title - To サンジュリアンさん

毎度です。
本年は大変にお世話になりました。
来年も引きつづき宜しくお願い致します。

さて、さっそくのレポートありがとうございます。実は「雄山錦」に関しては「篠峯」であっても熟成の進みが早いのかなという印象はありました。26BYから新商品として11月に出てる「純吟 中取り生」が雄山錦なんですが、当時、半年ほど引っ張っただけで「しっかり旨口」に育ってたんですよ (笑) 。酒米との相関性は謎ですが、経験則として頭に入れておいてもいいかもしれません。

うちが開けるのは少し先になりそうです。

2016.12.31 Sat 12:06
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Name - サンジュリアン  

Title - キトラから仕入れたby26 夏色生原酒 雄山錦 開けてみました

昨日 次女の旦那と櫛羅2004と飲み比べで雄山錦の生酒開けてみました。
櫛羅に比べると、ずっと優しい飲み口ですが共通する飲んだあとの残り香(香煎麦ころがし)が有ります。飲み口は酸と甘味が完全に融合した円やかで艶っぽい旨口、この蔵の特徴なのか酸味が熟成でまるでマロ発酵した様に角を落とした様になっている。熟成のピークかやや過熟になってる感じです。泡のプチプチ感は無いですがグラスに気泡が少し出ているのと、栓を開けるとプシュと音がします。
素人に黙って飲ませれば日本酒とは思わずワインかリキュールと思う様なお酒でした。
2016.12.31 Sat 10:46
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Name - サンジュリアン  

Title - 熟成

モーカンさん

ここによくコメントさせて貰っていますが、自分にはムロゲン生原酒を飲むと強過ぎるなと感じる事が多々あるので、今回この八反を飲んだ時の味のこなれ方が凄く気に入りました。
モーカンさんが指摘されてるあのピュアな酸味も、私には自然な印象でウェルカムです。此れマロマチック発酵されてないワインが熟成して自身のリンゴ酸が丸味をもってきた状態の様に感じました。

今年から始めた日本酒探し、ワインと違う美的を求めていたのに、結果として自分のオキニがワインと共通する熟成感であるとは予想外でした。
2016.12.26 Mon 08:32
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Name - moukan1972♂  

Title - To サンジュリアンさん

──モーカンさん何時もお邪魔してます。八反の2日目以降は如何でしたか?

いやー、正直、ちょっと僕には少し手強い酒でしたね。もちろん、これだけを初めて飲めば、感じたままを書いたり言ったりすればいいんですけど、26BY当時のフレッシュ・コンディションを「旨めえ旨めえ!」言いながら飲んでたので、そことの違いにまず戸惑い、同時に「どうしてアレがコウなるんだ!?」というストーリーが上手く頭の中でつながらないんですよ (笑) 。

とにかく酸の出方がまるで違いましたね。熟成Verの酸は、冷酒だと、僕には「点」のような鮮烈さでした。味わいの一部というよりは、独立した力強さでしょうか。リーデルでチビチビやってると、柔らかさ、香りの重層感も出てきて、このスパイシーな酸は色気のある渋みや苦みの中に溶けていく感じで、また別の表情を見せるんです。食中も全く味が潜らないので、そこに熟成ならではの芯の強さがあるんだと思いました。正直、十四代「極上諸白27BY」は霞みまくってましたね (笑) 。

愛山45生26BYと熟成の方向性は似てましたが、八反の方が酸の締まり方が鋭くて、より篠峯らしさは出てましたね。ま、愛山45は篠峯の中では、少しエレガント系なので、他とは異なる酒質なんですけど。

やっぱイイ酒は熟成でも魅惑の表情を見せてくれますね。早飲みもいいですが、こういう体験をすると、ますます面白くなります。サンジュリアンさんがワインをケース買いして10年20年視野で飲み比べる気持ちがよくわかりましたよ (笑) 。

2016.12.26 Mon 02:22
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Name - moukan1972♂  

Title - To 黒っぽい猫さん

八反26BY!

はじめて黒っぽい猫さんがコメントをくれた時、これに触れてましたよね。その意味がわかりましたよ。「ろくまる」の26BYとは、少し熟成のキャラクターが違いました。この酒は26BY当時も飲んでるので、まるで別の酒になっていて、驚いたのと同時に、どう捉えていいのか、ちょっと判断に困りましたね (笑) 。ようやく本性がわかりかけたところで飲み切ってしまいましたよ。うちは夫婦で飲むので、4合瓶だとアっと言う間になるなるので困ります (笑) 。

「ろくまる雄山錦うすにごり26BY」、無事に昨日、手配しました。残り2本で、もう1本はサンジュリアンさんが買いました (笑) 。当時飲んだ印象では、上澄みがリンゴでしたが、2年熟成でどう変化してるのか楽しみですね。ちなみに我が家には「純米大吟醸 雄町50生26BY」が残ってます。大晦日に開けます。これ、篠峯の中で一番好きな酒なんです。27BYからレシピが変わり、28BYも27BYと同じ方向らしいので、最後のダブル酵母です。。。


──モウカンさん、ブログ上ですいません。

あ、全然OKです。
僕の留守中、ブログを盛り上げてくれてありがとうございました (笑) 。

それと、文佳人
これ、僕がたまに通販する奈良の酒屋でも扱いがあって、
そのうち買おうと思ってたんですよ。
次にそこで通販する時は同梱します。
2016.12.26 Mon 02:05
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Name - サンジュリアン  

Title - 

黒っぽい猫さん
勝手にクロネコさんと呼びます。

実はブルゴーニュのワインの中で一番厄介なワインがシャブリなんです。
何故か? シャブリ(ヨンヌ県 一番北) コートドール(ブルゴーニュの中心地域)やマコネ(一番南部でリヨンが近い)がブルゴーニュ地域なんですが、コートドールはヒエラルキーがハッキリして居て、値段=質 です。マコネは大体にリーゾナブルな価格で気候も上二つの地域より温暖なので、¥2500以上出せばどハズレはないです。

問題はシャブリで、玉石混交の地域で4ランク(下から、プチシャブリ、シャブリ、シャブリ1er、シャブリGC)のワインと其々作り手のマトリックスで、¥1000台から¥20000迄のワインが有ります。

シャブリGC(Grand Cru 特級)が最高ですが、¥8000〜¥15000しますが、作り手に寄って品質の差があります。
最もシャブリらしい(はんなりしてて、石を噛んだ様なミネラル感があり、酸味が有る)のはシャブリ1er(premier cru 一級)のワインです。但し良い作り手の物という条件が付きます。
一般に市場で出てる大半のシャブリは大手ネゴシアン(酒商)が適当に買い集めて瓶詰めした物です。これらは殆ど酸っぱくて果実味の少ない痩せてワインが多いですので失望することが多いです。プチシャブリは元々シャブリ地区じゃない周辺地域がシャブリの名にあやかりたくて出来たAOCで飲む価値は有りません。

もし、買う機会が有れば、チョイと高い〜¥5k ですが、ルネ・ヴァンサン・ドービサの1er ラフォレ をお勧めします。

2016.12.25 Sun 20:05
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Name - 黒っぽい猫  

Title - シャブリ、買います。

モウカンさん、ブログ上ですいません。

  サンジュリアンさん、
シャブリですが、近所の酒屋(小さいです)に蔵の様な部屋がありまして、そこでワインを販売しているのですが、いつも日本酒コーナーでしかチョロチョロしていなかったところ、「見るだけでいいんだから」などと強引に部屋に入れらて、肝臓の無駄遣いをしないためにも、手ぶらで出てきたことがあり(その後、ワインの味わい方の教養を受講しました)、店との顔つなぎの意味でも、そこの奥さんに聞いて購入してみます(高そうですね)。

千代酒造が、八反で醸すとあのようになるのか、28byで実験してみます。
2年もマイ冷蔵庫で保管できるかは、全く自信はありませんが。

私がよく飲む酒ですが、
高知県 アリサワ酒造 文佳人 
です。
季節ものとして、
リズール 特別純米 おりがらみ 生
辛口純米 おりがらみ 生
夏純吟 うすにごり 生
があり、これは、外さずやっています(通年商品も良いですが、飽きっぽくなります)。

それと、
高知県 司牡丹酒造 

豊麗 司牡丹 火入れ 精米65%
です。 
これは、心のよりどころとしています。
季節商品は
船中八策シリーズの 純米超辛口しぼりたて 生原酒(ピンクラベル)
も外しません。
そろそろ、発売するころですので、こうしてはいられません(何回か外しており、翌年までクラクラしています)。
2016.12.25 Sun 16:37
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Name - サンジュリアン  

Title - 黒っぽい猫さんへ

モーカンさん何時もお邪魔してます。八反の2日目以降は如何でしたか?

黒っぽい猫さん

実はモーカンさんからこの銘柄教えていただいてから、by26モノ探しまくって最初に手に入れたのが、八反50 生原酒 720ml 2本
その内一本飲んだ感想が白ワインに通じる酸味でした。特に酸味が強いシャブリ1er vaillons を彷彿させました。

自分のワイン歴は長く、ワインは原則ケース買い(12本)するので、購入時、2-3年後、5-6年後、10年後、それ以降と変化を楽しんでます。
この八反にシャブリ(シャルドネ)に通じる熟成を感じました。果実味と酸味が熟成で角が取れて、甘味も酸味も減少するが全体が円やかに調和して行く。シャブリはマロマチック発酵してないのが多いので日本酒と同じ様な瓶内熟成して行くのかと感じた次第です。

とは言え、この八反の出たてを飲んでないので、リリース時はどうであったかは分かりませが、代わりにby28の同じスペックの八反を飲んで分かったのは、この銘柄に日本酒としては強烈な酸味とその影に潜む酒自体の強さ(甘味、ミネラル、エキス分)を感じました。多分これが熟成するとby26の八反の様になるのでないかと推察しています。

長野の高原に住んでいるので、地元諏訪〜松本エリア以外の酒は全部通販で入手しています。
而今を除く巷で話題の入手困難酒を一通り飲みましたが、モーカンさんが絶賛してるby26篠峯を越える日本酒には今のところ出会って居りません。
飲み始めた4月頃最高と思った秀峰出羽燦々33ムロゲンも今飲み直してみると、酒としてのインテグレーション特にミネラル感や酸との調和が弱いので、飲み易い酒ではありますが、凄い酒とは感じてません。

篠峯by26で今持ってるのは、八反50ムロゲン720 ml あとは一升瓶で
雄山錦60ムロゲン、八反50ムロゲン一火 近日入手する 八反50ムロゲン生詰瓶燗 と雄山錦60 生原酒薄濁り
です。酒米でいうと八反と雄山錦だけです。
BY28には木香をハッキリ感じましたが熟成で上手く纏まってくれればby26の様になって行くのではと期待してます。
2016.12.25 Sun 14:01
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Name - 黒っぽい猫  

Title - 

割り込む感じですいません。
実は、私も6月ころにこれをやっていたのですが、「なんだろ、これ。不思議だなー。変だなー、何なんだろう」と思い、ラベルを見たり、揺すってみたりして確認している内に一升瓶を開けてしまったのですが、
   シャルドネワインに共通する味(サンジュリアンさん)
ということだったんですね。 ワインについては全くわからくて、もったいないことをしてしまいました。
 半年前なので同じ状態というわけでは無いと思いますが、千代酒造の酒は、本当におもしろいですね。

 同じ時期に、
   ろくまる うすにごり 雄山錦 純米吟醸 26by
をやりましたが、最高でした。 私の中では、いまのところ、この系統ではこれが一番です。

 当家にある26byものは
   ろくまる 雄山錦 純米吟醸(加水?)
   篠峯 雄町 純米吟醸 秋色生原酒
 です。 あと愛山45でした。
 
2016.12.25 Sun 12:27
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Name - サンジュリアン  

Title - 

確かにHPで商品探しにくいですよね〜
あそこから3回購入しましたが、在庫のアップデートが遅いので2回は欠品の酒がありました。
でもクール便送料まで無料にしてくれたので結果的には満足しています。
今日はイブなので、久々に日本酒やめてボランジェでも開けます。
2016.12.24 Sat 15:41
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Name - moukan1972♂  

Title - To サンタ🎅ジュリアンさん

僕も買おうかと考え中です、八反の火入れ。これ、都内の酒屋ではほとんど出回らないんですよ。でも、篠峯の火入れはあんま印象良くないんですよね。ちょっと渋みが増すというか。ワイン飲みには慣れた味わいでしょうが。。

実は篠峯に関しては、あんま早飲みしたことないんですよね。だいたいリリースされてから最低でも3ヶ月は引っ張ります。雄町50生26BYなんか、うちの冷蔵庫で9ヶ月引っ張っても全く熟成してなかったですよ。基本、篠峯の生原酒は強いと思います。

こちらこそ、26BY情報ありがとうございました。
あの店はHPが見にくいんですよね (笑) 。
2016.12.24 Sat 15:08
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Name - サンタ🎅ジュリアン  

Title - 

先日追加でこの八反一火の一升瓶購入しましたので、今飲んでる飛露喜と八仙が終わったら開けてみるつもりです。
それにしても飛露喜の平凡な味には失望しました。
篠峯28BYの新酒ですが、木香がある点を除けば凄い凝縮度と酸があるので、熟成すると面白そうですね。私も暫くこの銘柄ウォチャーやってみます。
モーカンさんのお陰でいい銘柄知れて良かったです。
追加のレポート 楽しみにしています。
2016.12.24 Sat 12:38
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Name - moukan1972♂  

Title - To サンタ🎅ジュリアンさん

毎度です。

いやー、これ、なんですか!?
数多くの「篠峯」を飲んできた僕でも、少し面食らいましたよ (笑) 。この味曲線は未体験ゾーンでしたね。強いて言えば、温度が上がってくると「愛山45生26BY」に近い感じですけど、明白に〝点で感じる酸味〟というのは初めてでしたね。舌の上にレモン汁を一滴垂らされたかのような高密度な酸の一点、これが冒頭の甘みの流れから、わりと唐突に現れるんですよ。

正直、2014年の夏、初めて飲む「篠峯」が2年モノの八反50だったら、ここまで好きな銘柄になっていたか、自信はないです (笑) 。保管先の店の冷蔵温度によっても熟成の進み方も内容も変わるんですけど、秋山の「ろくまるシリーズ」とは全く違って、ちゃんとした変化がありました。

これ、フレッシュ・コンディションだと、ここまでの凝縮感はなかったと記憶してます。わりと普通に旨みも甘みも一度は広がって──全体のエネルギーも外に伸びやかに広がりつつの凝縮感です。でもこの2年モノはそのスピード感がハンパないですね。すごく小さなエリアで濃密なストラクチャーを構築してる感じです。まるで精緻なクリスタル細工のようです。

まだ300mlほど残ってるので、変化が楽しみですね。サンジュリアンさんが「初めての経験」と言っていた意味がわかりましたよ。確かにこれは僕の「篠峯」体験の中でも初めての流れでしたね。凄いポテンシャルを秘めた酒ですよ、つくづく。
2016.12.24 Sat 11:11
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Name - サンタ🎅ジュリアン  

Title - 

毎度です。
BY26篠峯八反50の評価面白いですね。
ワイン屋で日本酒ビギナーの自分からするとこのお酒本当に旨いと思いました。
口に含むと、先ずあの凝縮感、甘味、酸味と長い余韻、更にミネラルと矢継ぎ早に出てくる色彩感、此れモンラッシェ系の15年経ったシャルドネワインに共通する味だと思いました。
食中酒と言うより、食後につまみとゆっくり楽しみながら飲むグランヴァンみたい。余り量飲めないタイプです。
2004櫛羅は更に長期熟成して大地の味さえ感じます。
この蔵のポテンシャルの高さを感じました。
2016.12.24 Sat 08:17
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