もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 その吟醸、720mlが840円ナリ。
〜 日本酒の家呑みレポ&本日の1曲、安センベイ評、時々メガネ警察〜

◤本日の1曲♪【VOCAL HOUSE】Crystal Waters - Gypsy Woman (She's Homeless) (Basement Boys "Strip To The Bone" Mix) 1991 

genre tag:VOCAL HOUSE
▪︎1991年、その予兆や先読み段階はあったにせよ、ほとんど突然変異的に一般社会に放り込まれた、「ダークホース」という言葉を紙に1000回書き殴ったとしても誰も本気にしないようなUnderground House村からの刺客、それがCrystal Watersだ。そして、このキテレツにメロディアスな異形のポップ・ミュージックを産み出したのが、昨日の「Those Guys - Tonite」で取り上げた、ボルチモアの「Paradox」というClubを拠点にDJ&音楽制作活動を展開していた、当時の一般人からすればどこの馬の骨とも分からぬ地下カルチャー界のキレモノ集団、The Basement Boysというわけ。

▪︎1989年、先に第一の刺客Ultra Nateを一般社会に投下して下地を作っていたとはいえ、この「Gypsy Woman」の歴史的メガヒットを一体誰が予想しただろうか。オレ個人の印象・記憶で言えば、これまでに産み落とされた全てのHouse Musicの中で、ここまでのメガヒットは他にないんじゃないだろうか。もちろん、Black Boxやテイ・トウワ率いるDeee-LiteCathy DennisC+C Music FactoryCe Ce PenistonなどもBillboardのナショナルチャートを賑わせたHouseバブルの旗手たちだが、やはり、「Gypsy Woman」の衝撃を前にすれば、所詮は純米大吟醸の酒粕に過ぎない。この曲の真に稀有な要素は、この不思議な浮遊感を従えたコード進行 (実は単なるボサノヴァの亜流) や、歌なのか語りなのか判別不能な、まるで採譜不能のメロディーにあるわけではない。これだけメジャーなフィールドでメガヒットしながらも、根本的なサウンドそのものは一切の妥協なく100%アンダーグランド仕様のBasement Boys流儀に貫かれてる点にこそある。この勢いに乗り、立てつづけにメジャー世界にアンダーグランド仕様のHouseサウンドを送り込む彼らの活躍の紹介は明日以降もつづく。












 ▶︎全House史において最も簡単なイントロクイズ (笑) 。
 

 ▶︎異常なまでの低予算なPV (笑) 。
 

 ▶︎Crystal Waters
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 ▶︎The Basement Boysの最重要人物、Teddy Douglas
music_Teddy_ Douglas1
 photo: iFLYER


VOCAL_HOUSE

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