◤鶴齢 - 純米65 山田錦 無濾過生原酒 ── dಠಠb「1年寝てた割には折り目正しい味わい、お燗もイケる」#Okan, Umakuchi 


╰ 【001-074】の記事はfacebook時代のモノを加筆/再構成 (一部キャラ変) して書かれたものです。


 毎度。最近はすっかりこのパターン。オレが前説で能書きたれて、そのままfacebook時代の記事にスライドするという、擬似連系プレイ的シルキーな流れ。うん、徐々に調子、出てきたゾーン。

 鶴齢の家呑みは初めて。去年のいつだったかなー。近所の安い店で鶴齢/越淡麗生と而今/山田錦火入を夫婦で1杯ずつ頼んで味見した程度。ハッキリ言って、而今より鶴齢の越淡麗の方がインパクトあった記憶が。

 新潟酒と聞いて誰もが思い浮かぶワード、それが「淡麗辛口」。約10年前の記事ですが、今読んでも示唆に富んでるので──未来予想図が少しズレてる箇所も散見されるがそれは御愛嬌──、時間のある方は読んでみると面白いかも。


◎第12回
日本酒を復活させるには、「5つの上昇気流」に乗れ!
~かつてなくうまい日本酒が売れない不思議な時代~

http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/d/12/

◎第13回
日本酒は「淡麗辛口」から「芳醇旨口」へ舵を切り替えよ!
~日本酒を復活に導く5つの方向性(2)~

http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/d/13/


 第14〜16回も引き続き日本酒コラムなので、余力があれば是非。

 ♡☺♡に返します。



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 bottle size:720ml



【035】鶴齢 -かくれい- 純米65 山田錦 無濾過生原酒 26BY <新潟>

青木酒造 株式会社:http://www.kakurei.co.jp


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 さて、上記のコラムから10年、確かに時代は旨口全盛へと邁進しています。本日の鶴齢も、伝統的な新潟酒とはまるで異なる甘旨な酒質で人気を誇っています。山田錦の65%磨きなので (お米の35%しか捨てていないので) 、それなりのボリューム感を期待できそうです──日本酒は磨けば磨くほど味わいが透明になります。

 蔵で約1年ほど寝てから出荷されていますが、意外にそこまでの熟感はありません。立ち香はいわゆる〝セメダイン香 (酢酸エチル) 〟。そう、あの接着剤のセメダインです (笑) 。ちょっと酸味の強いバナナ香にも近いです。個人的にはちょい苦手な香りではありますが、温度が上がってくると甘みも出てくるので、この香りは酸味に溶けてあまり気にならなくなります。

 甘みはそれほど強くはないですね。酸味はしっかりあります。旨みのボリューム感も意外に礼儀正しく節度あるものです。全体にすごくバランスの良い旨口タイプでしたね。大吟醸的な華やかな山田錦感はなく、上品な酸と旨みの出るタイプの山田錦フレイヴァーです。このへんは65%磨きならではの味わいでしょうか。

 お燗にします。50℃くらいまで付けて、燗冷まししながらチビチビやります。

 いいですね!

 冷めてくるとセメダイン香も緩和されて、濃醇な甘酸っぱさが出てきます。之吟で買った塩辛によく合います。

 あ、写真のバナナ豆乳ですが、カレーに投入するんです。レシピは門外不出なので悪しからず──ていうか、私には説明できないだけなんですけどね (笑) 。




── 2日目。


 中1日空けたらセメダイン香は消えてました。熟した雄町米のようなドライフルーツ感もありますが、濃醇ながらもキレ良くスッキリしてますので、カレーにもよく合います。お燗ではありませんが、お湯を沸かしてチロリを少しだけポチャリ。20℃くらいまで上げて、常温に近い温度で飲みました。いいです。旨みを感じやすい温度帯です。お燗には温めるだけでなく、〝秘技・常温戻し〟という裏技もありますので、なかなかに奥が深いです。


moukan1973





鶴齢

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