◤津島屋 - 純米吟醸 信州産美山錦 無濾過生原酒 27BY ── dಠಠb「一言で表すなら、この酒は〝イマドキフルーティー酒の金太郎飴〟です」#Fruity, Women 




 津島屋 (つしまや) です。「最初に呑むならどれ?」と、最近コメント欄を通じて交流をはじめた読者さん (御自身でブログもやってます) に訊いたら、まずはコレだと教えくれました──こういうのマジ助かるわ〜。

 スペックは、信州産美山錦を55%まで磨いて醸した無濾過生原酒。出荷クレジットが今年の3月なので、割りと寝てしまってるけど、原酒だし、大丈夫でしょう──幻舞の千野杜氏が言っていた通り、原酒じゃない方が劣化が早まるような気がする、特に一回火入れの生詰の加水酒、化学的な根拠はわからんけど。




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 ▲パパラッチの質問に一瞬ムっとした表情を見せるアル・パチーノ。

 ▼カノジョの機転の利いたジョークで一気に場が和む。 (つづく)
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 bottle size:1800ml




 実は11月11日より、その読者さんのブログは「リンク欄」にも登場してますが、特に「初心者」の方には参考になる情報も多々あると思います。もちろん、我々のようなハードユーザーがニヤリとする記述もあります。

 今のところ彼のブログは、日々の酒レポートではなく、 未完の大著」完成に向けて1つずつ記事を書き足して行くスタイルの更新なので、まだまだ物語はつづきます。「今後はコメント欄を通じて更新情報を知らせて!」と話しておきましたので、皆様も、どうぞ今後の更新を楽しみにしていて下さい。よろしくお願い致します。




 ▼今回の美山錦を推薦してくれた読者さんのブログです。
 
 ▲その時のやりとりがコチラ。 (熱量多めです・笑)




 さて、津島屋──ちゃんと呑むのは初めてですが、実は2016年3月に開催された『若手の夜明け』というイベントで軽く試飲したことはあります──その時はピンと来なかった。ま、イベント映えする味と、そうでないものがあるのは理解しているつもりだし──家電量販店における液晶とプラズマのように──、その時の酒の温度やコンディションによっても感じ方はエライ変わるので、こういう機会を待ってました。

 銘柄は地元系の「御代櫻 (みよざくら) 」と今回の「津島屋」で、後者は例によって例の如く、若い跡目である六代目・渡邉博栄 (わたなべひろえ) 氏と、平成12年に当時25歳の若さで先代 (五代目) から自社杜氏として迎えられた酒向博昭 (さこうひろあき) 氏の二人が2012年 (23BY) よりスタートさせた特約店限定ブランド。味わいに関する先入観 (事前知識) はあまりないので、とりあえず、呑んでみましょう。




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 ▲ジョークでアル・パチーノに結婚の意思を確認するカノジョ。

 ▼さすがのアル・パチーノもカノジョの攻め気にタジタジ (笑) 。
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 ちなみに24BYの記事が近場にありましたので (笑) 、こちらも併せて御覧ください。せっかくなので、facebookのシェア経由で言及してみました──こっちの方が見た目がカッコイイし (笑) 。



酔いどれオタクの日本酒感想記」より
 




SAKE GRADE:☆☆☆½

【234】津島屋 -つしまや- 純米吟醸 信州産美山錦 無濾過生原酒 27BY <岐阜>

御代桜醸造 株式会社:http://www.miyozakura.co.jp


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 立ち香──実は開ける前に何となく「ガス感のない町田酒造」を想像していたんだけど、これが驚くほどドンピシャ (笑) 。吟醸酒として「華やか」というよりは、まるでカラフルなキャンディーのように「キャッチー」で「キュート」な甘い香り。熟感は全くナシ──ていうか、今のところ、そこへの〝気づき〟はない。

 フルーツ換算で言えば、ちょっとお菓子 (シロップ) みたいなイチゴ。米由来のクリーミイさに寄り添えばメロンクリームソーダ、酸に寄り添えばマスカットも少しはあるかという感じ。知ってる酒との比較で言うと、すぐに思い出すのは「町田酒造 雄町55」「秀鳳 - 純米大吟醸 愛山45」「東洋美人 - IPPO) 槽垂れ」──あとは、26BYの8月ロットの、少しやる気のない「鍋島オレンジ」あたり (笑) 。


tsushimaya_jungin_miyama_nama27by5.jpg 舌触り」と対を成す言葉として、今「鼻触り」という言葉を造るけど、その「鼻触り」は果実のリキュールなんかに少し近いクリスタルな質量感。ゆえに、不快なレベルではないけど、アルコールの浮きは若干あります。これ、おそらくは酸度の低さ (高くなさ) から来るツルツル感だろうな。酵母や数値は非公開のようだけど、イメージだけで言えば、「日本酒度:0〜−3、酸度:1.1〜1.3、酵母:1801号系 or 山形酵母」みたいなニュアンスというか。

 含みます──。


tsushimaya_jungin_miyama_nama27by6.jpg おおお、こりゃ、まったり日本酒道さんが自身のブログで「初心者ならまず飲んでみたい日本酒10選」に選出するわけだ (笑) 。津島屋が「オレの薦める銘柄10選」に入ることはないけれど、誰かに同じコンセプトで紹介してくれと頼まれれば、確かにこの10選に入れてしまうかもしれない──それくらい、普段あまり日本酒を飲まないような初心者の女子供連中に「だったら、津島屋の美山錦55の生でも飲んどけば?」とは言いたくなる。ま、ある意味で「新政」もそうなんだけど、この、自分の趣味との乖離を乗り越えてまで誰かに推したくなる心理的背景って一体なんだろうね (笑) 。

 熟感は全くナシ。色もフレッシュ・ゾーン内の階調。一言で表すなら、この酒は「イマドキフルーティー酒の金太郎飴」です。今まで呑んだ中で一番近いのは、立ち香で感じた印象と同じく、辛みと苦みが少し抑えられた「町田酒造 雄町」の2日目。甘さ控えめの「たかちよブラック」も感じる──実はたかちよ黒は勝手に「美山錦」じゃないかと思ってるんだけど。

 甘旨フルーティーな生酒フィールド全開の味わいだけど、Bodyサイズは中肉中背。重くもないし、軽くもないけど、スイスイ飲めるということは、やや軽口なんだろうな。でも、割りと早い段階で「酔い」を感じます。


 退けにかけての苦み・辛みもあるけど、これはこの手のイマドキフルーティー酒がその甘さと引き替えに支払うべき代償のような属性なので、受け入れる心の準備はできていた。

 ただ、温度が少し上がると、次第にクリーミイさの中から和菓子の「ひなあられ」みたいな米感も顔を出して来て、このあたりの米由来の旨みやエキス感を通奏低音に従えつつ、そのことが、決して表層的ではないフルーティネスをギリ担保している感じはする。足腰の弱い揺らめきの中で甘みや香りを浮かび上がらせる酒質なので、まったり日本酒道さんが「津島屋の生酒はわりと足が速いので、早めに飲みきったほうが良いことが多いです」とアドバイスしてくれたことは十分に理解できた。




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 ▲これ、皿代金込みだよな? ちなみにグラスはこっちの方がいい。




 飲んだ瞬間に普通に問題なく美味しいけど、驚きや発見は一切ない──もはや全部知ってる味と香り。その意味ではイマドキフルーティー酒のコンピレーションCDを気軽なBGMとしてイージーリスニングしている感じだとも言える。残念ながらなのか、自らの初心者卒業を祝うべきなのか、この酒が与えてくれる心地良さのほとんどは、オレの場合、この簡易さ、安心さに全て集約されてしまう。だからこそ、そこらの若いオネエちゃんに「これ飲んでみ?」とジジ臭く訳知り顔で勧めたくなるような酒でもあるわけだ。

 ちなみに我が家のババア (moukan1973♀) は、♡☺♡「特筆すべきものはないけど、いろんな酒に似てるなっていう感じ。あ、これ、初心者入門向けだね」──だって。よく言うわ (笑) 。

 ああでも、何かのタイミングで出てくる、このカンロ飴のような甘みからの湧きこぼれるホロ苦さ、ここに熟味が効いてるのかな。舌に慣れ親しんで来ると、落ち着いたタッチの甘旨を感じるね。最後は苦いけど。RSフィールド推奨の酒として紹介されることが多いとは思うけど、逆に冷た過ぎると辛苦が浮きやすくなる酒かもしれない。

 2日目はそのあたりを考慮して、いろいろやってみよう




── 2日目。



 冗談じゃねえーぞ、バカヤロウ的なドヤ顔。
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 さて、2日目。水っぽい苦みが増してなけりゃいいけど、このタイプの生酒はなあ・・・。


tsushimaya_jungin_miyama_nama27by9.jpg うん、確かに水に溶けたイヤな苦みもあるけど、頑張って発散されるミルキーな旨み、それらによる風味の拮抗により、なんとかNGを避けている状況。初日のキャンディーのようなクリスタル感は後退したけど、今のところ──最初の一口目に関しては、オレはこっちの方が好きだな。もう「2日目のガスの抜けた町田酒造みたい」とは言わせないぜ (笑) 。

 でもまあ、なかなか甘みや香りが旨みに乗ってこない酒ではある。香味豊かでフルーティーだけど、どう頑張っても「絵に描いた果実」というか、ウォータリーな飲み口の中で外装上だけフルーティーというか、実体感に乏しいシロップ様の甘みというか。ある程度パキっとした張りのあった初日はまだよかったが、2日目ともなると、どうにも安っぽい甘みに成り下がってしまう。

 ロックで──。

 ダメだこりゃ。苦み倍増計画。

 気を取り直してRS返し (れいしゅがえし) ──。

 食中は甘みが潜るので、苦みも割増し──というより、2日目の苦みの出方まで、やっぱ「町田酒造 - 雄町55」や「東洋美人 - IPPO) 槽垂れ」にそっくり。酒単体で呑めば甘みが前に出るけど、食中は相対的に苦みが前に出るバランス。


tsushimaya_jungin_miyama_nama27by10.jpg せっかくなのでレンジ燗──。

 うん、苦みに立体感が出るね。甘さ控えめのコーヒー牛乳のようなニュアンスと言えなくもないけど、うーん、とりたてて「お燗がいい!」とイチオシできるほど化けるわけでもない。ま、基本は素直にRSフィールドだろうね。

 RS、再び──。

 ようやく奥で米の旨みに関して程良い育ち具合 (熟味) を感じるけど、いかんせん、水っぽく苦い──特にオレはこのタイプの苦みに関しては一貫して厳しい評価を下してきたので、初日は☆4、2日目だけなら☆3──間を取って☆3.5にしておこうか。たぶん27BYは、この酒のベストではないでしょう。この程度で全国区の人気が出るほど、世の中甘くはないと思うし。ここで引き合いに出した同系統の酒の中では、2日目以降の味の崩れが少ないという点で、「秀鳳 - 純米大吟醸 愛山45」を推しておきます──オレ個人のオススメは☆5の山田錦47だけど。

 次に登場する津島屋は、「四十一才の春」の28BYになると思います。とりあえず、あと1本か2本は呑んでみようか。この美山錦55生は、4合瓶で買って初日に飲み切ってしまった方がいいでしょう




── 3日目。



 ◤本日の1曲♪【SOUL】The Brothers Johnson - I'll Be Good To You (1976) 📀
 
 ▲イイ顔してます (笑) 。


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 もう残り少しなので、軽くですが。

 やっぱ熟してたんだな。このカカオ様の、少し焦げたようなホロ苦さ──なんか少しだけ「ひやおろし」みたいなニュアンスも。最後の1合は特にスモーキーだねえ。存外に悪くはないけど、この酒本来の魅力からは離れた味わいだと思います。パキっと張りのある弾けるフルーティネスこそが本来のポテンシャルなんじゃないだろうか。

 28BYの津島屋は、私設応援団であるまったり日本酒道さんがイイやつを見つけ次第、教えてくれるということなので、気長に待ちたいと思います (笑) 。楽しみにしています。今回はいろいろとお世話になりました。酒の出来栄えはアレでしたが、とても楽しい3日間でした。ありがとうございました。

 それと!

四十一才の春」というのは、28BYにリリース予定の杜氏スペシャル酒のことな。オレは生きてりゃ「四十四才の28BY春」だから──ああイヤだイヤだ──、そこは誤解のなきよう (笑) 。


moukan1972♂






津島屋

Comment

Name - moukan1972♂  

Title - To まったり日本酒道さん

出来のイイやつがあったら是非よろしくです!
矢島酒店のHPは日々チェックしてるので、GOサインが出れば、即買えます (笑) 。

それでは、また何かあれば気軽にコメントください。
ブログの更新もマイペースに頑張ってくださいね。

2016.11.15 Tue 21:29
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Name - まったり日本酒道  

Title - To moukan1972♂さん

> わ、わからん (笑) !
> これはまるで「宝探し」のようなパンチ・ライン探し (笑) !


コメントが長いわりに、大事なところが抜けててすみません(汗)。。

なにはともあれ、モウカンさんの銘柄選びの選択肢に津島屋が入ってくれたので良かったです!良い出来のものがあったら、もちろん連絡させていただきます。
2016.11.15 Tue 12:39
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Name - moukan1972♂  

Title - To まったり日本酒道さん

まったり日本酒道さん

先日はいろいろオススメを教えてくれてありがとうございました。


──この津島屋の美山錦をおすすめしたコメントをもう1回読んでもらうと分かると思うのですが、「まずはこれから出てくる生酒が良いと思います」と書いて、分かりにくいですが、28BYの新酒をおすすめしてます。

わ、わからん (笑) !
これはまるで「宝探し」のようなパンチ・ライン探し (笑) !

でも、今回の津島屋の出来がどうのこうのよりも、御自身の好きな銘柄を全力で守るまったり日本酒道さんの熱いパッションがコメ欄に引き出されたことが最上の結果じゃないでしょうか。僕も27BYの篠峯を呑んで「ふ〜ん」と思われたら同じような行動に出ますから (笑) 。

今回の美山錦は、ちょっと味乗りが鈍い感じは初日からありました。最初は銘柄的な軽さかなとも思ったんですけど、何かの酒の2日目に似てるなんて、全力MAXの醪でそれはないでしょうし、篠峯の堺杜氏も「27BYは米の出来が・・・」と言っていたので、他の銘柄でもその影響は広がっていると思います──もちろん、27BYの米で良いお酒を造っている蔵もあります。今年も9月は雨ばっかだったので心配ですよね。

「原酒=熟成に強い」説は千野杜氏の経験則のようなモノで、化学的な根拠はないみたいですね。池袋西武の試飲イベントに来ていた時 (2015年7月だったかな?) に「夏場は甘い酒が売れない」という話になって──幻舞ですら夏場のロットは少し辛めに仕上げているそう──、幻舞としてのフルスロットルの酒が出回るのは11月以降という話をしてくれて、それでその時に熟成の話になって、僕が「これ (純吟美山錦の7月ロット) 、少し寝かせた方がいいですか?」と訊いたら、「わたしはやったことないのでどうなるかわからないけど、原酒なら大丈夫だと思います。加水したお酒はやめた方がいいです」と言ってました。たぶん、水に含まれた微生物レベルでの僅かな不純物が予期せぬ何かをしでかす可能性について言っていたのかもしれません。


──このままでは終われないので、自分が飲んで☆5以上を狙えるスペックがあったら、連絡しますね。

熱いですねえ。
たぶん、ここを見てる全国の津島屋ファンが「モウカン何言ってんだ!」と憤り、この言葉に胸を熱くしていると思います。僕も僕でこれから最高の津島屋に出会える可能性が示されたことを嬉しく思います。ま、BYやロットでの出来の良し悪しは仕方のないことです。ダメ島のように、あまりに連発されると徐々に怒りも芽生えて来ますけど (笑) 。

せっかく推薦してもらったのに好き勝手に書いてしまいました。ブログは前説とテイスティング・レポートの本編に分かれてるんですけど、前説は冷静な状態 (飲む前に) 書くようにしていて、本編になると突然口調 (文体) が荒ぶることがあるのは、そのためです。

とりあえず、津島屋は28BYにも何本か飲んでみたいと思います。いいヤツがあったら是非教えて下さい。僕も僕で勝手に買ってしまうかもしれませんけど──わりとセッカチな性格なので (笑) 。

このたびはありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。
2016.11.15 Tue 09:58
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Name - まったり日本酒道  

Title - ブログの紹介、ありがとうございます!

まずは、ブログの紹介とリンク追加、ありがとうございます!「未完の大著」とは(笑)。そんな大げさなものじゃないですが、年内にもう少し更新していければと思ってます。

津島屋の熟成具合が気がかりでしたが、それは大丈夫だったようで、ほっとしました(笑)。津島屋関係なく、原酒だと熟成に強いんですかね。これから飲むときに気にしていきたいと思います。

> 重くもないし、軽くもないけど、スイスイ飲めるということは、やや軽口なんだろうな。

このちょうど中間の良い具合の軽やかさが、スペックは違えど、津島屋全体に共通してる特徴だと思います。 蔵元によると、この特徴は、使っている水が軟水であることに由来するものだそうです。

下記の記事で紹介した、中村酒店の記事でも言及されています。
http://blog.sake-casual.com/2016/06/18/tokuteimeishoshu/
http://www.nakamurasaketen.com/event/20141115
> 飲みやすい、飲み飽きしないといったバランスの良さが、津島屋というブランドを通しての全体的な共通点だったように思います。

http://blog.livedoor.jp/syusendohoriichi/archives/4633438.html
酒泉洞堀一のブログだと、「ミディアム」という言葉で表現されていますね。

何回か、普段、日本酒を飲まない方に津島屋を飲んでもらったことがあるのですが、総じて受けは良いですね。そういう人に飲んでもらいたい日本酒でもあります。

> たぶん27BYは、この酒のベストではないでしょう。

この1本だけ飲んで、ここまで分かっちゃうのは、すごいです(笑)。この津島屋の美山錦をおすすめしたコメントをもう1回読んでもらうと分かると思うのですが、「まずはこれから出てくる生酒が良いと思います」と書いて、分かりにくいですが、28BYの新酒をおすすめしてます。もう27BYの生酒は、ほぼ売り切れだろうし、モウカンさんが買われることはないだろうと、27BYについては特に言及しませんでした。説明不足ですみません。。

端的にいうと、27BYの津島屋は、少し元気がなかったかなという印象でした。なので、モウカンさんがこのお酒を購入されたと聞いたときは、ちょっと焦りました(笑)。購入した後にネガティブ情報を流すのも良くないし、良い熟成によるワンチャンもあるので、そのまま何も言いませんでした。熟成のコンディションは悪くなかったのに、この感想なので、実感をもってもらってることと思います。

ちょっと津島屋の歴史を説明すると、スタートした年の23BYのひやおろしスペック、津島屋 純米大吟醸 岐阜県産契約栽培米山田錦 瓶囲い(僕のブログのトップ画像になっている酒)が、モウカンさんの☆評価で、5は確実、6,7も狙えるかなという素晴らしい出来でした。それが、津島屋がすぐに全国区の銘柄になるきっかけになったと思います(たぶん)。

個人的な体験で言うと、約40種類のひやおろしのブラインドの飲み比べで、2種類自分の好きな銘柄を選んだところ、2種類とも津島屋だったというのが、津島屋を好きになるきっかけです。両方とも山田錦でしたが、その内の1つが上記で説明した素晴らしい出来の津島屋です。その後、蔵元さんとも仲良くさせてもらっているので、僕の津島屋押しは、少し割り引いて考えてもらったほうがいいかもです(笑)。

今まで飲んできた経験から、確実に☆7を取れるポテンシャルはある蔵だと思います。このままでは終われないので、自分が飲んで☆5以上を狙えるスペックがあったら、連絡しますね。

また熱量多めになってしまいました(笑)
2016.11.14 Mon 23:59
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Name - moukan1972♂  

Title - To サンジュリアンさん

まさにそうですね。
たとえば若い女の子なんかが、ホテルでの「お泊まり女子会」に持ち込んで、みんなでワイワイ飲めば盛り上がるとは思います──おじさんには全く関係ないシチュエーションですけど (笑) 。

キャー、なにこれ〜? 日本酒っぽくなあ〜い」──っていう。

獺祭同様、こういうお酒は「入口」として、普段「日本酒を飲まない・買わない」ような人にカジュアルに知れ渡ってほしいとは思いました。もちろん、獺祭よりはカラフルでモダンですけどね。

津島屋は、山田錦を28BYのどこかで買ってみようと思います。
2016.11.14 Mon 17:01
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Name - サンジュリアン  

Title - 

この評価でどんなタイプか何となく分かります。平たく云えば初心者が飲んで違和感なく美味しいと思う酒ですか?
今日 新政のカラーの青い奴 美山錦 ラピス 開けましたが、これと同じ様な印象持ちました。スイスイ飲めて不味くはないですが、心に響く何かが足りない。九平次の雄町をやや薄くして酸っぱくした という印象、本丸にある確固たる信念みたいな物が出来てない発展途上な酒というのかな、
2016.11.14 Mon 16:39
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