◤MONTHLY REPORT - 2016/8 (日本酒:昇龍蓬莱, 長陽福娘, 克正, 秀鳳, 花邑, 櫛羅, 阿櫻, 貴, 百春, 風の森, 鍋島, 死神, あべ, etc.) 



MONTHLY REPORT ── 2016年8月に呑んだ日本酒のまとめ

▪︎2016/8月 (合計23本=1升瓶×5本、4合瓶×14本、その他×4本)


Moukan's tag:




画像CLICKで該当記事にJUMP

昇龍蓬莱

 ◯昇龍蓬莱

秀鳳

 ◯秀鳳

死神

 死神

白鴻

 △白鴻

ほしいずみ

 ほしいずみ



風の森

 風の森

豊盃

 豊盃

竹雀

 竹雀

廣戸川

 廣戸川

長陽福娘

 ◯長陽福娘



三千櫻

 三千櫻

昇龍蓬莱

 昇龍蓬莱

克正

 ◯克正

花邑

 ◯花邑

千代むすび

 千代むすび



阿櫻

 ◯阿櫻

あべ

 ◯あべ

佐久乃花

 🍼佐久乃花

和心

 ◯和心

貴

 ◯貴



百春

 ◯百春

櫛羅

 ◎櫛羅

鍋島

 △鍋島




ARTICLE ON SAKE
 ◎=Highly Recommended ◯=Recommended △=Not Recommended

【160】◯昇龍蓬莱 生酛純米 阿波山田錦77 槽場直詰生原酒 27BY <神奈川>
【161】◯秀鳳 純米大吟醸 愛山 生原酒 27BY <山形>
【162】 死神 特撰カップ 27BY <島根>
【163】△白鴻 純米大吟醸50 八反35号 27BY <広島>
【164】 ほしいずみ 純米 無濾過生原酒 27BY <愛知>
【165】 風の森 Petit 純米吟醸 キヌヒカリ60 無濾過生原酒 27BY <奈良>
【166】 豊盃 マチダヤオリジナル APPLES & DOGS 27BY <青森>
【167】 竹雀 槽搾り山廃純米吟醸 雄町50 無濾過生 27BY <岐阜>
【168】 廣戸川 純米大吟醸 27BY <福島>
【169】◯長陽福娘 純米 無ろ過生原酒 八反錦 27BY <山口>
【170】 三千櫻 美郷錦55 直汲 オリガラミ 無濾過生原酒 27BY <岐阜>
【171】 昇龍蓬莱 生酛純吟 雄町60 26BY <神奈川>
【172】◯克正 山廃純米 雄町65 無濾過生原酒 27BY <岡山>
【173】◯花邑 純米吟醸 酒未来 27BY <秋田>
【174】 千代むすび 微発泡純米吟醸 しゅわっと空 生 27BY <鳥取>
【175】◯阿櫻 純米吟醸 美郷錦 中取り 無濾過生酒 27BY <秋田>
【176】◯あべ SPICA 27BY <新潟>
【177】◯佐久乃花 純米吟醸 無濾過生酒 Spec D 27BY <長野>
【178】◯和心 純米大吟醸 山田錦 無濾過生原酒 27BY <岡山>
【179】◯貴 夏純米 発泡ニゴリ。27BY <山口>
【180】◯百春 特別純米 #22号 無濾過生原酒 27BY <岐阜>
【181】◎櫛羅 純米吟醸 中取り生酒 26BY 〜Kodama Tuning〜 <奈良>
【182】△鍋島 純米吟醸 五百万石50 生酒 オレンジラベル 27BY <佐賀>




MONTHLY REPORT - 2016/8

 毎度アクセスありがとうございます──以下、直接は関係のない「冷やおろし」の話が長引いてるので、合間合間に今月の酒の写真も挟み込んでいきます。

 早いもので、各蔵とも「ひやおろしモード」に突入していますが、今年はどーすっかなあという感じ。日本酒1年生・2年生の時はそりゃ買いましたともさ。DE、「なにが旨かったかなあ〜」と記憶を辿ってもすぐに出てこない。いやいや、まさかマッサーカ。ちょい待て。30秒だけ待って。

 ・・・・ۺ・・──・・・・・─ۺ──・・・


鍋島 あれ? 味の記憶力には少し自信のあるこのオレが「これだ!」という冷やおろしを思い出せない。一つここで小さな疑念が頭をもたげる──そもそも冷やおろし商品の中で、その蔵が年間にリリースする全ラインナップの中で旨さにおいてTOP5に入る酒ってあるのだろうか? たとえば「鍋島のHarvest Moon (冷やおろし) 」は「全鍋島中の旨いTOP5酒」に入るのかという問題が冷やおろし問題の本質なのではないか。


長陽福娘 その意味で、去年 (26BY) の冷やおろし (冷やおろし的な位置づけの商品) の中でオレが本気で旨いと感じたのは、結果的に「一白水成・山田錦50」だけだ。「結果的に」というのは、これ、たまたまメガネ屋ついでに表参道ヒルズのはせがわで軽く開けたてを飲んだだけなんだけど、濃醇なトロみの中にギュっと詰まった果実味、それと一白水成らしいやや強めのアタック感とのコントラストがスゲえ美しかった。他に試したい冷おろしもあったし、「はいクリア!」ってな感じで特に買い直さなかったんだけど、結果的にこれが一番旨かったっていう (笑) 。なので、今年は必ず買います。今から買うと決めてる冷やおろし的な商品は今のところこれだけかな。


克正 最近だと、冷やおろしに対抗してという意味ではないと思うけど、「処暑の酒」という表示もよく見かけるよね。特にこれだという定義はないようだけど、割と蔵で寝かせた生酒を出荷するパターンが多いように思う。どっちかと言ったら、今年はこっち狙いかなという気はしてるよ。近所のマチダヤなんかでも毎年「豊盃・純米吟醸・生熟Ver」を処暑の酒として限定リリースしてるし、なによりこの酒、マチダヤで買った3本目くらいの一升瓶の日本酒なんだよな。さすがに「旨かった」ということ以外、味や香りは細かく覚えてないけど、あらためて今年は買ってみるかな。今ならどんな味なのかちゃんと認識できると思うし。ま、無理に時流に乗る必要はないよ。年末の新酒や各蔵のハイスペック酒が咲き乱れるまでは、勝手に飲み頃に育ってしまった春先に買い逃してた酒を物色するのが吉だと思うよ。

 というわけDE、肝話休題──。

 脱線が長くなりましたが、ここからは今月のお酒を振り返ってみよう。「勝手に飲み頃に育ってしまった生酒」という意味じゃ、長陽福娘克正は完璧な味の乗り具合だったよ。もっとブ厚い飲み口の方が好きな人はまだまだ引っ張っても面白いと思うけど、今の状態でも十分に旨い。◎は付けてないけど、この2本は文句ナシの旨さです。ちょうど似たような方向性の両極性というかな、長陽福娘の方が幾分モダンで、克正はトラッドかつダンディー。


貴 最初に良かったヤツからいこうか。あとはねえ、貴のニゴリ。昨日マチダヤを覗いたらまだ4合瓶がオッパイ残ってた。次に行って残ってたら買うかな。あと3ヶ月くらい寝かせればもっと艶やかなフルーティネスが膨らんでくると思う。ガスも強めだし、老ねの問題は回避してくれるでしょう。読者さんのオススメだったけど、やはり何のしがらみもない純粋なエンドユーザーの舌が一番信用できます。オレも必要以上に酒屋と仲良くならないように気をつけてるしさ (笑) 。旨くないものをちゃんと旨くないと言えなくなったらブログやる意味なくなるもの。


 ▼これは買っていい酒!
昇龍蓬莱 今月の買ってはいけないシリーズ! それは白鴻鍋島オレンジ8月ロット。どちらも酷いけど、切なさがMAXに到達するのはやはり鍋島。今まで飲んだオレンジの中で一番酷い。26BYの5月ロットも酷かったんだけど、これは「味がしない、渋い」だけだった、今にしてみれば。だけど今回のロットは「味としてマズイ」という、より積極的な不味さが前面に出ちゃってる。同じロットでも中には当たり瓶もあったりするのが鍋島なんだけど、まあ無理に買う必要はないでしょう。オレもどうしようか迷ってます。たぶんここからは毎月リリースされるんだよ1月頃まで。どこかに存在するんだろうか、旨いオレンジが。なんか、この世に存在するわけない理想の相手を求めていつまでも結婚できない勘違い女みたいで痛いけど、それでもオレは直喜の復活を信じたい。あ、ちなみに言っておくと、 この世に存在するかもしれないのは〝理想の相手〟じゃなくて〝理想の関係〟だからね。この言葉の持つ意味は思ってる以上に深いと思うよ。これ書いて本にしたらベストセラーになる自信、あるもの。その後の人生──バカ女どもに崇拝される人生が面倒臭いから書かないけど (笑) 。ごめん、訂正。失敬失敬、「バカ女ども」じゃなかった──「少しオバカシャンな、守ってあげないとこっちが悪者扱いされそうな、とっても手間のかかる、か弱い女性たち」。


あべ 一応、言っておくと、今はお酒は飲んでません。酔ってもいませんし、二日酔いでもありません。とてもフラットな精神状態です。ただ指がいつも以上に暴れてるだけ。

 今月の魅惑の酸シリーズ! それは昇龍蓬莱あべSPICA。個人的には昇龍蓬莱の方がハイレベルだと思うけど、あべはあべで発想の柔軟さというか、固定観念に捕らわれない怖いもの知らずな勢いがあるので、そこは好みでしょう。純粋な旨さを得るか、面白さからのフィードバックとして感動 (驚き) を得るか。阿櫻の美郷錦もなかなか良かった。あと一つ何かが弾けると一気にワンランク上のクラスに仲間入りできると思うので、余裕があれば今年もう1本くらいは飲んでみたい。


 ▼旨すぎ御免の傑作!
櫛羅 しかしまあ、今月はこれを抜きには済まされないでしょう。櫛羅の1年熟成ヴァージョン! 詳細は記事を読んでみてね♡ 近場で26BYの篠峯を買えるのは、残こすは愛山45の生くらいか。まだ秋山に残ってそうだな。前に行ったとき10本くらい残ってたし。これは買います、必ず。だからここを見てる人は買わなくていいよ、オレの分がなくなるから (笑) 。

 風の森のPetitは、今にしてみればそこそこ旨かったんだけど、最初に飲むべき風の森ではないという意味でオススメにはしてない。ま、このへんはマニア向けだと思う。蔵元は入り口として考えてるみたいだけど、だったら雄町60やキヌヒカリ45の小瓶を積極的に生産するべきだと思うよ。


百春 あとは百春の安定感と、仕込み違いによる、イイ意味でのキャラクターの流動性、ここは大いに評価しておきたいと思います。華やか酒だと花邑の酒未来がダントツ。花陽浴とか好きな人はド直球ストライクでしょう。火入れだけどすこぶるフレッシュ。秀鳳の愛山もスッキリしてて悪くないけど、最初に飲むなら山田錦47か出羽燦々33の生をオススメしておきます。ちょうど今、出羽燦々33生の今期最終ロットが出回ってるよね。山田錦47は年末にもう一発あると思う。和心の初日もかなり良かった。このそこはかとない旨みとコクの出方、好きだなあ。

 なんだかんだで、今月は後半に捲った印象。前半はパキっとハマる酒がなくて少しイライラしたけど、終わってみればなかなかに味わいどころの多い月だったように思う。最後は鍋島が世話を焼かせやがったけどな (笑) 。オレだって、本当は酒の悪口は書きたくない。毎日毎日◎がつづけばどんなに幸せかと思うよ。

 そうそう、評価グレードなんだけど、年内中に少し整理したいなとは思ってます。◎と◯の間のグレードが必要なんじゃないかと思い始めてるのがその理由。◯の中にはオレ個人の好みではなくとも「造り手の意図がしっかり伝わってくる酒」も含まれてるので、◯の中のオレ個人の好みの酒を一つ階格上げしたいんだよね。今月の中で言うと、対象になるのは昇龍蓬莱・長陽福娘・克正・和心・貴・百春あたり。記事の中でも書いたけど、こんなのを試案してます。


 ☆☆☆☆☆☆☆・・・私的極上ワールド、特別の1本 (旧Violently Favorite) 。
 ☆☆☆☆☆☆・・・・最高、感動、超オススメ (旧Highly Recommended) 。
 ☆☆☆☆☆・・・・・買って損ナシ、十分にオススメできる。
 ☆☆☆☆・・・・・・作り手の意図は十分に達成されている、悪くない (旧Recommended) 。
 ☆☆☆・・・・・・・普通、特に語れる要素ナシ (旧Untitled) 。
 ☆☆・・・・・・・・やや問題あり、お世辞にも旨いとは言えない。
 ☆・・・・・・・・・買ってはいけない (旧Not Recommended) 。



 というわけDE、先月もたくさんのアクセスありがとうございました。今月もどうぞよろしくお願い致します。さて、今宵は何を開けるかな。幸先のいいスタートを切りたい。


moukan1972♂





日本酒

Comment

Add your comment