◤佐久乃花 (佐久の花) - 純米吟醸 無濾過生酒 Spec D 27BY ──dಠಠb「冷酒に関しては、不味くはないけど面白さもまたない、だがしかし!」#Okan 




 佐久乃花です。はじめていただきます。先日「二軒」と言ったけど、チャリで行ける酒屋「三軒」で扱いがあった。ま、そこはどうでもいい話だけど (笑) 。困ったもんで──もちろん誰も困ってはいないが──、いつでもどこでも買えると思うとなぜか手が伸びないのはマニアの悪い癖なんだろうか──オレ自身は音楽然り、実は自分を〝正しくは〟マニアだと思っていないが──瑣末も含めた〝全体〟にはまるで興味がないという意味で。そんなこんなで、たとえば「〆張鶴の純」を飲もうと決めてから丸2年が過ぎちゃったよ (笑) 。誰か10升飲んでも全く酔わない魔法の薬を作ってよ。そしたら1日だけ覚悟を決めて地酒ブーム黎明期のメジャー銘柄を一気に制覇できるのに・・・。

 肝話休題──。

 もはや、あまり参考にはならないが──自分の好みとの乖離を知るためには多少参考になるという冷ややかな逆説はひとまず脇に置いておいて──、外呑みをほとんどしないオレにとっては、今居酒屋でどんな酒がよく出てるのかを知る指標くらいにはなる「地酒人気銘柄ランキング2015~16年版」でも、このSpec-Dは純米吟醸部門で24位にランクインされてたりする。2年に一度しか出ない本なので、世間の趨勢からの遅延ぶりを楽しめたりもするし、逆に古本で昔のエディションを読むと、而今や鍋島がまだまだ新人扱いされていたりと、オレも含め、日本酒歴の浅い人間には古い雑誌を紐解いた時のようなタイムトラベル感が楽しめたりもする──今日は余計な話が多いだろ? だって、一夜明けて酔いが冷めてるから頭も多少は冴えてるんだよ (笑) 。大丈夫、酒の感想は飲みながらメモしてあるし、さすがにまだ覚えてるよ。1年くらいなら利き酒できる程度には覚えてる──はず。



 ▼2009〜10年版「銘柄別ランキング」而今15位→最新版では4位
日本酒人気銘柄rナンキング2009_1


 ▼2009〜10年版「銘柄別ランキング」鍋島61位→最新版では5位→当ブログでは圏外 (笑) 。
日本酒人気銘柄rナンキング2009_2




 というわけDE、佐久乃花「Spec-D」。59%まで磨いた長野県産ひとごこちを長野D酵母で仕込んだ、ALL長野なリアル地酒という面持ちだ。長野蔵の伝統なのか矜持なのか、この細かい59という数字には以前から好意を持ってる。純米吟醸は磨き60から名乗れるけど、60だと特別純米なんかでも主流の精米歩合だし、磨き50もそうじゃん。各蔵の純大と純吟が入り乱れる数字。「以下」じゃなく「未満」に法改正したら? ま、醸造技術が著しく向上した今となっては数値そのものが無意味化してるんだけど。とはいえ、たった1%ではあるが、明確に「拙者、純米吟醸でござる」という気概を感じて清々しい気持ちになれることもまた事実。

 今知ったけど、蔵のHPには「香り高く味のひけが良い酒です」と書いてある。それではいただきましょう──実際には昨日の夜にすでに呑んでるが。

 



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 ▲もはや「国民の弟」 (笑) 。4年後は大人になってるんだろうなあ。

 ▼男歴2倍のオレから真面目なアドバイス。事に及ぶ前に、とりあえず一発抜いとけ──珍呼吸しろよ。残念ながら役者人生は終わってしまったけど、出所後、忘れた頃に薬で捕まったりするなよ。これ以上、母ちゃんを泣かせちゃダメだ。
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 bottle size:720ml





【177】佐久乃花 -さくのはな- 純米吟醸 無濾過生酒 Spec D 27BY <長野>

佐久の花酒造 株式会社:http://www.sakunohana.jp


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 前置きが随分長くなってしまったが、ここからは昨夜のMEMOに加筆&推敲を加えつつ、酔いのテンションを思い出しながら書いてイキます。

 開けたての瓶口からいきなり香るなオイ (笑) 。あれだよ、メロンと桃を足して2で割って20を引いたところに花の蜜を20足したような、あれだよ。オレがいつも言ってる、秀鳳とか花邑とか花陽浴とかの、あの香りだよ。白無垢の花嫁みたいなさ──余計わからなくなるかい? ただね、立ち香に関してはそこまで酸が伸びる感じはないかな。酒にパキっとした張りはあまり感じない。むしろ奥でほんわかしたお米感がある。

 含みマスール──。

 あああ。ちょっと野暮ったいかなあ。この歳になると逆に萌えたりするけど、少し野暮ったい田舎娘。でもこれは酒だからなあ (笑) 。ド頭は軽いんだけど、お尻にかけてが少し重いかな。中間地帯はわりと空洞。そこはパウダリーなサラサラ感が甘やかに伸びてくるんだけど、退けにかけては少しもたつきのある苦みと辛みがガガっと、やや唐突に現れる。よく言えばメリハリボディ。悪く言えば下半身デブ。

 うーん、でもお〜。食中は意外に心地良いな。実は香り酒としての質量はそれほどでもないし、透明さの中に麗しい旨みが折り目正しく宿るというか。退けにかけてのアタック感も、ホロ苦さの中でクリーミイさも同時に弾けるんだな、食中だとなぜか。

 ま、人気あるのはわかる。わかるが、足りないのは酸だな。酸っぱさという意味じゃなくて、もう少しパキっとした酸があると、もっと見晴らしの良い酒になると思う──たとえば奥能登の白菊のように。なんというか、ちょっと度の合ってないメガネで世界を見てるような感じがするんだよ。美人なの? ブスなの? 近くに寄って見たら、オバサンやないかーい!っていう (笑) 。

 とはいえ、すでに酸化してきたな。ところがその酸は最後の渋みに着地する性質の酸。中なんだよ。サスティン部分 (頭の味の膨らみが収束した後からアフターまでの中間帯) にほしいんだよ、酸が。そこにパキっと決まるとイイんだけどなあ。

 いろいろ言ってますが、わっかりやすく華やかで甘やかで、それでいてカァっとキレる。その意味じゃ、蔵元がHPで言ってる「香り高く味のひけが良い酒です」は概ね合ってる。鳳凰美田と並んで、入り口としてはいいんでない? 日本酒三年生のオレとしては、いちいち細部に至るまで、もはやわからない要素が何もない酒だから、厳しい言い方をすると、「不味くはないけど、面白さもまたない」ということに尽きるんだけど。

 気分転換に最後の一杯はレンジ燗!




 photo: 元看護師おばあちゃん~「効果効能」の知恵袋ブログ



 あああ、いいかも (笑) 。この酒の中にある渋みや辛みが、イイ感じにお燗で活きるね。生酒をお燗にしたときの、少しフガフガしたボディにはならず、この渋みへの収斂性がタイトな甘旨感を演出してるよ。ミルキーな旨みも一気に爆発。ホットカルアミルクみたいよ。牛乳か (笑) ! ヤバイ、お燗、旨い。牛乳か、Part2 (笑) !

 三年生ともなるとね、いろいろわかってくるんだよ。咄嗟の思いつきでこれをお燗にできたことを素直に喜びたい。このラボなスタイルが家呑み最大のアドバンテージっしょ。外だと、冷酒で出てきた酒を途中で「レンジで少しあっためて!」とは頼みづらい。

 お燗がイイのでオマケでRecommendedに振っておきます




── 2日目。



 全女子に告ぐ。男は弱点だらけの生き物である!
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 まずは酒とは関係のない話を、酒の力を少しだけ借りて書く。

 あのな、どうでもいいんだよ、高畑息子が実刑になろうが、母親の仕事が今後どうなろうが。大事なことは、強姦鬼畜野郎を腕力に劣る女性がどう撃退するかという、その指南だ。これをTVでほとんどやってない──つうかオレは見てない。オレは格闘技の心得も知識もないし、どちらかと言うと文系の人間だから、実践上のアドバイスを理論的に展開できるわけでもないけど、この手の事件が起きるたび、妻のmoukan1973♀には口を酸っぱくして毎回言ってる。結論から言おうじゃないか。

 タマキン (股間) を膝蹴りしなさい──。

 moukan1973♀はすでに43歳のオバハンだから、滅多なことがない限り、道端で男に襲われる危険は少ないけれど、それでもオレはいつも言ってる。

 タマキン (股間) を膝蹴りしなさい──。

 膝蹴りの利点!

(1)至近距離から振りかぶらずに攻撃できる。
(2)命中率が高い。
(3)力の弱い女という生き物でも男に決定的な一撃を食らわすことができる。


 このブログに一体どれだけの女性読者がいるかは不明だが、もしもアナタが女性なら運が良かったな。タマキンを膝蹴りしなさい。大丈夫。どんなにヘボな膝蹴りでも──たとえ真ん中に命中しなくても、それを食らった男のほぼ100%は、少なくとも30秒はうずくまって動けなくなるから。その隙に財布を奪って逃げなさい。余力があれば、うずくまってる鬼畜野郎の股間に、今度はインステップでサッカー選手のような蹴りを食らわせなさい。気絶します。気絶したら、顔面を思いっきり踏みつけなさい。余力があれば、ライターで髪の毛を焼いてしまいなさい。もっと余力があれば、服を脱がせて直接タマキンを握り潰してしまいなさい。大丈夫。タマが潰れても死にはしないから。

 女性は男がタマキンを攻撃されたときの苦しみを知らないが、すべての男は知っている。ここを狙い撃ちされたら、どんな屈強なプロレスラーだって一瞬にして身動きが取れなくなるということを。moukan1973♀は「ホント〜!?」と訝しがるけど、ホントです。

 膝蹴りのタイミングを逃してしまったら──残念だけど覚悟を決めよう。心苦しいことではあるけど、一度心を許すフリをして下さい。ここからが大事なポイント。いいですか? 少し露骨な表現を使いますよ。

 事に及ぶすべての男は、物理的に必ず一度は急所 (ポコチン) をさらけ出す──。

 いいですか? ここ大事ですよ。もちろん、パニックになって冷静な判断ができないかもしれない。でも、だからこそ、普段からイメージしておくことが大事なんです。襲われたら男をどう攻撃するか、常にイメトレしておくことが身を守る一番の方法です。いいですか? すべての強姦野郎は、必ずポコチンをさらけ出す瞬間があるんです。そのチャンスをじっと待ちましょう。オレはいつもmoukan1973♀に言ってる──「なんなら、一度は受け入れるフリをしろ」と。わかるな? それこそ、アレするフリをして、そこから一気にポコチンを噛み切ってしまえばいい

 これだけは言っておく。無防備にポコチン (タマキン) を剥き出しにした男に勝てない女はいない! 握ってしまえ! 潰してしまえ! 噛み切ってしまえ! これは冗談ではない! すこぶる真面目な指南である!

 実際、護身術を身につけるには専門の訓練が必要だろう。そんな暇や気力は誰もが持ち合わせているわけじゃない。だからこそのタマキン膝蹴り攻撃だ。日本酒ブログの読者に女性はほとんどいないであろう。だったら野郎ども、日頃から恋人や妻や女友達に、いかに男の股間 (タマキン) が脆弱であるかを真面目に伝えることくらいはしておくべきだ。少なくともオレはそうしてる。こういう事件が起きるたびに、moukan1973♀にタマキンの脆弱性について熱く語っている。

 不幸なことに、望んでいなくとも災難は勝手に向こうから突然やってくる。だからこそ、そのときにどうするかの心構えを準備しておく以外に自分の身を守る術はないのだ。繰り返す──。

 タマキン (股間) を膝蹴りしなさい──。

 もしくは、

 タマキン (股間) を噛み切ってしまいなさい──。

 自信を持て! 急所を剥き出しにした男を倒せない女はいない!


 珍話休題──。


 2日目の佐久乃花。

 香りは少し落ち着いたかな。ま、普通には香るけど。

 昨日とだいぶ違うな。頭の膨らみにイイ感じの酸が効いて、理想的とまでは言えないけど、それなりにパキっと見晴らしは良くなった──GA!──相変わらず中間地帯が空洞で、それでいてアフターのアタック感が昨日よりもストロング。結構カァ──っと辛いよ。食中は華やかに甘い辛口酒といった感じで悪くはないけど、ちょっとチグハグというか、どう接していいか分かりにくい酒質かもしれない。

 昨日よかったので、最後の一杯はお燗で──。

 日本酒牧場

 冷酒より断然いい。これに嘘も誇張もない。ホントの話。空洞に感じていた中間地帯にミルキーな旨みが宿る。最後はそれなりに辛いけど、味わいのストーリーにメリハリが出て、映画や音楽同様、退屈しない、楽しいコンテンツになる。燗冷ましもいいね。辛みも和らいで和みの甘旨酒になる。

 なくなっちゃった。


moukan1972♂






日本酒 佐久乃花

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