もう肝臓の無駄づかいはしたくない夫婦のワイン&日本酒備忘録

【近況】moukan1973♀とマック談義。マクドナルドではなくソルマックについてです。コンビニで売ってる50ml (通称:ビッグマック/350円) と薬局で売ってる25ml✕2本組 (通称:チビマック/498円) の違いを今日はじめて知った。それは1日に飲む回数。ビックマックは1日1回で、チビマックの方は4時間以上空けて1日2回。つまり、いつも夕食の3〜4時間前に飲んでそれなりの効果を得られている我々は、1mlあたりの値段が高くでも二人でチビマックを分けた方が経済的ということになる。本当に下らないショーモナイ話でゴメンなさい。
夫婦 (結婚18年目/子供は作らなかった派) で酒を楽しむブログ。輸入ワインのエグ過ぎる値上がりを受けて2022年6月より酒のポートフォリオを大幅に見直し、約15年ぶりに「本格焼酎」&「缶酎ハイ」が食卓に復活。日本酒の生酒は〝ほぼ〟卒業。秋〜春は燗酒を嗜む。基本ワインは週末&休日のみ抜栓。スティルワインは白が中心。好きな品種はロワールのシュナン・ブラン。シャンパーニュもRMモノを中心に年間50本ほど抜栓。酒の写真は「ネタがあれば」浜辺美波を使用。気が向いたら「本日の1曲♪」をアップ。悪意はないが皮肉屋で口は悪い──が、会えば都会の洗練された大人。

◤鍋島 - New Moon しぼりたて生酒 純米吟醸原酒 雄山錦 R4BY/11月ロット <佐賀> 




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 ▲特別版の表紙。ようやく『VoCE』も美波ちゃんの〝正しい使い方〟が分かって来た模様。画像クリックで元写真。[『VoCE』の浜辺美波タグ

 ▼通常版の表紙。
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 最近よく配達を頼んでる「井上酒店」で扱ってるので当たり屋スピリットで分けてもらいました。


 ご存知「鍋島」の新酒第一弾「New Moon」です。今はどうか知らないけど、仕込み (タンク) は2つあって、12月ロットも存在するはずです。今回は11月ロットですね。まさに第一弾。過去に「H26BY」「H27BY」「H28BY」を飲んでいて、満足したのは「H26BY」だけで、それはブログを始める前に飲んでるので記事は残ってません。先日、味ノマチダヤに行ったら、なんかの「鍋島」が2本セット (抱き合わせ) で売られていたので、一応は今でも人気あるんですかね。2年くらい前に近所のスーパーのスポットで「特別純米 (火入れ) 」が多少のプレ値で臨時入荷してたので、もう黄昏モードに突入していたと思ってたんですが。

 というわけDE、久々に世間に媚びた酒を買ってみました。酒そのものには興味はヌワイんだけど、自分の現在地を再確認したいのと、改めて飲むとどう感じるかに少し興味があったのと、最近は基本的にリピート酒の燗ばっか飲んでて単純にブログのネタがヌワイのと、まあその辺の事情が幾つか重なって「気まぐれ」が醸成されたと。



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 bottle size:720ml





【978】鍋島 -なべしま- New Moon しぼりたて生酒 純米吟醸原酒 雄山錦 R4BY/11月ロット <佐賀>

富久千代酒造:http://nabeshima.biz


Moukan's tag:





▪︎酒米/精米歩合:雄山錦/50%
▪︎酵母:協会1801号という話もアリ。
▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度:非公開 (※体感+4/1.5/1.2)
▪︎ALC:16%
▪︎処理:生原酒
▪︎酒造年度/出荷日:2022BY (R4BY) /2022年11月
▪︎管理状況:2022/11/25に配達、2℃で管理。
▪︎試飲日時:2022年11月26日 (土) /1本目に開栓。
▪︎JudgementOn My List / Not On My List
▪︎Grademarvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。

※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み




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 立ち香──なんか全てが懐かしいなあ (笑) 。思ってたよりはグドくはヌワイです。メロン&洋梨系のアロマが主体。新酒だけあって、フレッシュ感が満載の予感。それなりの透明感もありそうで、意外と飲めそう。バナナも少々。アンチ生酒派のオレが言うのもアレだけど、そこそこエレガントです。

 グラスに注いで液面を動かすと──日本酒的なブドウ感も少し顔を出して来ました。でも全体的にはメロンソーダみたいな香り。色は透明。



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 久々の生酒──もちろん、キンキンのRS (冷酒) で頂きます。moukan1973♀が香る生酒が苦手になってしまったので (オレもだけど) 、ここでは食前酒として軽い味見程度です。夜中に酒単体でオレが一人でちゃんと飲みます。

 ♡☺♡「あああ。スぅーって、なんか滑らかなんだけど。でも、甘っ。かつてアンタが『お婆ちゃんの桐箪笥』と表現していたような、畳とか草みたいな感じが余韻にある。オカワリは要らないけど、そんなに悪くない。でも食事には合わない。(食事と一緒に飲むことは) アタシには無理。」
 dಠಠb「これは『草』じゃなくて、単に『渋い』だけ。ある意味『鍋島』的な渋み。やたら『開栓注意』と警告してる割りにガスは〝ほぼ〟ないね──グラスに気泡はあるけれど。確かに甘い。うーん、何とも言い難い──というより、酒として未完成というか、これを飲んで語るべきことって何かあるのか?

 ♡☺♡「飲んでて二人とも『旨い!』の一言が出て来ないじゃん。それにしても甘いっ。『長珍 特別純米』の燗酒は何杯もダラダラ飲んじゃうけど、これは一杯で十分。」
 dಠಠb「世の中の日本酒ファンやマニアはこんなモノを飲んでアーダコーダイーダヨーダ言ってるのかと思うと、なんか笑える。確かに紙パック酒の普通酒なんかと比べれば『日本酒っぽくない』けど、もう一歩踏み込んで言うなら、そもそもコレを『日本酒』と言っていいのか、更に踏み込めば、こんなモノを『新しい日本酒像』と持て囃していいのか、とすら思う。『ワインっぽくないワイン』は『ワイン』ではないわけで、それが評価の指針となり得るのか?『シャンパーニュっぽくないシャンパーニュ』は『スティルワイン』に近づくから、あくまでも歴然と『ワイン』なわけで、そういう意味で、なぜか『日本酒』は『日本酒っぽくない』ことが崇めの要因になることが、そもそも今のオレには理解できない。そんなこと言ったら、逆に『日本酒っぽい紙パック酒』の方が、まだマシ。」

 今はこれにて終了。moukan1973♀は一杯、オレは二杯。空腹時ということもあるけど、すでに軽く酔ってます。流石は生原酒、酔いのコスパだけは高い。この後、ビールで口を洗って『長珍 特別純米』の燗を飲んでシアワセになります。つづきは寝酒で。



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 寝酒 (こんな日本酒、食事と一緒に飲む気にはなれない) ──あれから6時間以上は経ってるけど、ますます望まない香りが開いて来たような。甘いは甘いけど、それは「生酒」的なそれで「実は日本酒度的にはそれほど甘いわけでもないかも」と今は思ってる。硬水仕込みならではのミネラル感もあるし、フィニッシュには割りとカチっとしたキレのある辛みがある。造りの出来映えとしては、決して「失敗」ではないものの、正直、コレを飲んでも何とも思わない──つまり「旨い」とも「不味い」とも思わない。「ふぅ~ん」「だから?」「で?」──というだけ。

 少し古いDATAではあるけれど (何年のDATAかは忘れた) 、一般的に「特定名称酒 (「本醸造」以上) 」が日本酒全体で占める割合は約20%だ。つまり、約80%の日本酒は「紙パック酒」等を含む「普通酒」ということになるDE、そのエリート酒20%の中で「『純米吟醸』以上の酒」となると更に限られ、そして「『純米吟醸』以上の生酒」となると更に更に限られ、日本酒全体のパーセンテージとなると、おそらく多く見積もっても2~3% (下手すりゃ1%未満) となるわけだ。オレが何を言いたいかというと、いわゆる日本酒マニアとやら、、その超マイナーなジャンルの日本酒を、まるで「王道 (真実) 」のように捉え、語っているということになる。そうした言説が中心を成す (個人ブログも含めた) 日本酒メディアは、果たして本質的に日本酒を語っていることになるのだろうか。

ギレン_あえて言おう もはや「生酒」を飲んで、その味がどうなのかをレビューする気にはなれない。敢えて言おう──こんなモノは本質的な意味で「日本酒」とは言い難い、と。「普通酒」も含めた全日本酒の中の「極々限られた些細な一面」に過ぎない。それを──かつてのオレもそうだったが──いちいち真面目に語ることに何の意味があるのだろう。「映画」で例えよう。全体の中で僅か2~3%しか占めないマイナーなジャンルの作品だけを語って、それが果たして映画全体を語ることになるだろうか。久々に「生酒」を飲んで想ふのは、現代的な日本酒エクリチュールに対する違和感と、その虚しさだ。日本酒ブログのほとんどが燗酒の旨さを語るようになってこそ初めて、真の日本酒ブームの成熟が実現する、とオレは強く想ふ。何度でも言う。世界レベルで語るのなら、最強の冷酒は、コード・ド・ボーヌのシャルドネと、ロワールのシュナン・ブランと、シャンパーニュだ。

FiY1yujaAAAaaOa.jpg 最近、タマにTVの報道等でもフランスでの日本酒ブームが伝えられ、フランス人がワイングラスでアロマティックな日本酒を冷酒で嗜み──燗酒の旨さなんかまるで知らない──、笑顔で日本酒を讃える映像が流れるが、多くの日本人と同様、実は奴等もフランスワイン (自国の誇るべき酒) の本当の旨さを知らない。多くのフランス人が日常的に旨いブルゴーニュやロワールやシャンパーニュと接しているのなら、冷酒の日本酒程度で決して感動したりはしない。所詮、近所のスーパーで水より安い紙パックのワインを買って飲んでる連中が盲目的に騒いでいるに過ぎない。我々夫婦は平均的なフランス人よりもフランスワインに精通しているし、平均的な日本酒マニアよりも日本酒に精通している。つまり、我々はその両方の本質を知っている。

 すでに「生酒」は卒業しているので、今回は「同窓会」ということになる。決して楽しい同窓会ではなかったが、かつてないレベルで「生酒」を俯瞰できたので、皮肉なことに、更に日本酒偏差値が増すことにはなった。


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 ※2019年4月22日よりコメントは「承認制」に、同年6月15日より非公開コメントが「不可」になりました。[詳細&ガイドライン


日本酒鍋島浜辺美波VoCEnot_on_list_good

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