◤竹雀 - 山廃 純米吟醸 槽搾り 雄町50 無濾過生 27BY ── dಠಠb「これはたぶん『老ね』か『醸造ミス』です」#Spicy 




※2017年7月1日追記──SAKE GRADEを「☆☆」から「★判定不能★」に変更しました。
※2017年7月8日追記──同じ酒の28BYにも似たようなニュアンスの味と香りが確認できました。造りに問題あると思います。


 ブログを始める前にも全く同じモノを呑んでます。たしか去年の夏だったかな。4合瓶で1,800円 (税抜) とちょい高めだけど、雄町50の生原酒 (たぶん) なので、ベらぼうに高いわけでもない。ここでも何度か言及してるけど、個人的に「山廃生」というジャンルの酒については、未だにこの竹雀の雄町50が舌の基準だったりする。


takesuzume_yamahai_jungin_omachi27by3.jpg ちなみに26BYは、初日はスッキリ&シャッキリ&クリアな酒質の中に旨みと甘みがサクっと乗っかる飲み口で、2日目は甘みが増してリンゴジュースだった。ガスもそれなりにあったと記憶してるけど、27BYはどうかな。3月出荷の瓶だけど、取扱店 (之吟) のマスターは売り切れると再注文を繰り返すので、オレ自身、この酒が本来何月にリリースされる酒なのか、限定品なのかもよく知らない。だってほとんど通年商品みたいにいつも置いてあるし、年末なんかになると、マスターは蔵に余ってる一升瓶を買い占めたりしてるし (笑) 。

 6代目の大塚清一郎氏は、例によって東京農業大学を卒業後、「酒屋八兵衛」の元坂酒造で修行し、蔵に戻ってから、22BYより自らのブランド「竹雀」を立ち上げたという、今の若手杜氏ヒストリーの王道を行くような人。3月に渋谷で開催した「若手の夜明け」というイベントにも参加してました。

 この1年、オレも200種類くらいは家呑みして来てるので、再飲というイベントは楽しみな行為の一つだったりする。あの時に感じれなかった何かを拾えるのだろうか──。




 おめでとうございます!
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 bottle size:720ml




SAKE GRADE:★判定不能★

【167】竹雀 -たけすずめ- 山廃 純米吟醸 槽搾り 雄町50 無濾過生 27BY <岐阜>

大塚酒造 株式会社:http://www.ikeda-net.or.jp/mall/otsuka/Twitter


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 瓶口からの立ち香は穏やかながら、少し複雑味のある香りも──単なる袋香か? とはいえ、チロリに注ぐと、リンゴ様の甘酸から山廃ライクな乳酸フレイヴァーもソロりと沸き立つ。


takesuzume_yamahai_jungin_omachi27by4.jpg あ、結構、色、付いてるね。

 はい違う〜、26BYとは──。

 ガスは全くない。気配すらない。つか、少し寝ちゃったかなあ。ホロ苦クリーミイな方向での熟感、育ってます。そしてアフターは少しギシっと渋い。熟れた果物様のブラウン・ゾーンを抜けて、もはやブラック・ゾーンにまで熟成が進んじゃったみたいな (笑) 。

 そもそも去年に飲んで旨かったから今年も買ったわけで、去年がこれなら今年は買ってないということからも、これは26BYとは別物の状態だと言える。ただなあ、26BYもそれなりに引っ張ってから飲んだんだけどなあ。

 まずね、モダンな山廃に求める、あのカロリーゼロのクリアな酸がない。甘みはクリーミイさの中で膨らみかけるものの、すぐに渋みに打ち消されちゃう。26BYで感じたフルーティネスにも乏しい。

 ちょっと温めてみようか。その前に瓶を上下にジャバジャバ撹拌。瓶口からの香り、かなりスモーキーっす。この感じ、最近もあったな──そうそう、竹泉だよ。

 その前に少しおかわり──。

 ちょっと味が開いて来たか? でもなあ、ここまで難しい酒じゃないんだよ、本来は。ちょっといろいろ気難しいぞ、27BYは。

 DE、お燗──。


 卓球シングルは男女とも熱いです! 愛ちゃんの準決勝は本日22時から! (←結果は完敗・・・)
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 ああ、やっぱね、温めるとわかるね、グルタミン (旨み成分) の暴走が (笑) 。でも、これはこれで好き。求めていた「竹雀/山廃雄町50」という話を脇に置けば、このお燗は好きなタッチ。一連の渋みも温めることで見晴らしが良くなるというか、甘酸がチャーミングになるよ。干しブドウ様の渋酸もお燗なら当たりが柔らかくなる。

 これ、すぐに飲まなかったオレのせい? 日本酒はBESTコンディションを探るのが難しいなあ。燗冷ましもいいじゃないのさ。でもなあ、冷酒のシャッキリしたジューシイ感、これを求めてたんだけどなあ。

 最後のおかわりは冷酒返しで──。

 すでにそれなりに酔っぱらってるし、食事もそれなりに進んでるし、この状況下でどうなのかという話になるけど、まあ、わりと激烈にミネラリー。酸には山廃らしいある種の軽さもあって、相対的にアフターの渋苦を強めに感じてしまうという流れはあるのだけれど、このストロング感──「これはこれでありなのか」と思わせる程度には、オレも徐々に受け入れつつある。そうね、よりソリッドに研ぎ澄まされた「竹泉/雄町50」という見方もできるとは思うよ。この酒にオレが求めるタッチとはかなり遠ざかるけど (笑) 。

 うん、大人向けの甘苦渋い激烈な雄町です。獺祭好きのアロマな女子はやめといた方がいいでしょう。ただし、彼氏が獺祭嫌いの日本酒オタであるなら、シレっとお泊まりの夜に持参すると、珍しく彼氏に褒められたりもするでしょう




── 2日目。


 ▼息子の劇的な逆転優勝に失神寸前の内村ママ。左は白井パパ (笑) 。
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 これ、微妙に老ねてるな。

 風の森/笊籬採り山田錦60のときと同じ含み香がある。うちでの管理は問題ないはずだけどなあ。3月リリースの酒だから、まだ寒かったし、店での管理にも問題はないはず。これ、どゆこと?

 お燗で──。

 ダメだな。つうか、初日からの劣化の速度がハンパない。つまり、初日はアラが見えにくかっただけで、これが本性なんだと思う。真っ黒なフルーツ。少し焦げたような苦味に、チョークな粉っぽさ。ツンとしたムレたような不快な酸。ちょっとリベンジしたい感じだよ。最近ハズしてばっかだなあ。う〜ん・・・。


moukan1972♂



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