◤Domaine Philippe Charlopin Parizot (フィリップ・シャルロパン・パリゾ) AOC Bourgogne Côte d'Or「Cuvée Prestige」2017 




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 ▲7作連続で過去最高の興行収入 (※前作は93.7億円) を達成している劇場版コナン。さて、遂に100億を突破するか。[ZIP&スッキリまとめ

 ▼完成披露試写会より。東京のコロキチ状況も危ういが4月17日 (土) に公開記念舞台挨拶を決行する模様。
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 ▼原作者の青山剛昌先生とリモート対談。[サンデー文化祭 ONLINE 2021
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 ▼『ウチカレ』視聴者。
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 ▼ツワモノ。
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 ▼これぞ役得の極み。ま、青山先生も対談の終わりにちゃっかり美波ちゃんにサインをおねだりしてたけど (笑) 。
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 毎度アクセスありがとうございます。


2021_4_8Charlopin1.jpg フランスはブルゴーニュの「Gevrey-Chambertin (ジュヴレ・シャンベルタン) 」を本拠地とするスター生産者 (オヤジのフィリップ氏は今やロマネ・コンティよりも高値の付くこともあるアンリ・ジャイエの弟子としても有名) ですね。

 この「Cuvée Prestige 」は、ドメーヌが所有するブルゴーニュ各所 (ジュヴレ・シャンベルタン、マルサネ、フィサン、モレ・サン・ドニ、シャンボール・ミュジニー、ヴォーヌ・ロマネ) のあらゆる畑のブドウをブレンドして造られるキュヴェですが、今回も「2015」「2016」同様、近所の信濃屋にスポットで安く入ってたので買ってみました。ちなみに「2017」はアペラシオン表記が「Bourgogne」から「Bourgogne Côte d'Or」に変更されてます。

 ところで「Bourgogne Côte d'Or (ブルゴーニュ・コート・ドール) 」というアペラシオンを見て「ん?」と思った人も中にはいるかもしれないけど、これは「2017年ヴィンテージ」から施行され、2019年頃から市場に出回り始めた「新設アペラシオン」で、ぬわんと準備期間に20年も掛かったらしいです。これまでの「AOC Bourgogne」だと、南の「Côte Chalonnaise (コート・シャロネーズ) 」や「Mâcon (マコン) 」なども含まれるので、今回はブルゴーニュ地方の「Côte d'Or (コート・ドール) 」がそこから僅かに格上のゾーンに抜け出した形になります。ちなみに今回認められたのは「赤白のスティルワイン」のみで、ロゼやスパークリングはこれに含まれません。





ゴージャスな「シャルロパン・スタイル」の入門編ワイン

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 ドメーヌが所有するブルゴーニュ各所のあらゆる畑のブドウをブレンドして造られる、最も手軽なキュヴェですが、栽培から収穫、醸造に至るまで村名クラス以上のワインとなんら変わらぬこだわりで造り上げられます。

Vinous
「色調は深く、野生のブラックラズベリー、ブラックベリー、リコリスがほんのりと香る。果実味が豊かで芯があり、ドライかつクラシック。ブルゴーニュの印象的な力強さが表現されており、長いフィニッシュ を伴ったパワフルなブルゴーニュのピノ・ノワールと言えるだろう。」

ウメムラの販売ページより)





◤生産者詳細

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 photo: Firadis WINE CLUB collection


 フィリップ・シャルロパンは、トップドメーヌがひしめくジュヴレ・シャンベルタンのみならず、ブルゴーニュを代表する造り手だ。1976年に1.5haのささやかな畑とともに自身のドメーヌを設立。その後少しずつ畑を広げ、現在では25haの所有畑から35のアペラシオンのワインを手掛けている。

Bourgogne_Philippe_Charlopin_Parizot3.jpg 8つのグラン・クリュを含むこの絢爛たるラインナップにふさわしく、彼のワインは華やかな果実とアロマに満ちている。そのゴージャスな味わいから、時にはテロワールよりも『シャルロパンのスタイル』が強調されていると評されることもある。確かに彼のワインは濃厚なスタイルだが、それは各畑独自のキャラ クターを凝縮した完熟ブドウの持てる全てをワインに反映させた結果である。彼の作品にじっくりと向き合えば、そのふくよかな味わいの中には、ピノ・ノワールの旨みとともに、畑の個性とブルゴーニュならではの精緻さが密に詰まっていることが分かるだろう。

 2006年に新設された醸造施設が、家族経営のブルゴーニュのドメーヌとしては並外れて大規模であるのも、テロワールの違いを表現するためだ。140もの区画に分かれた畑に対応するために、発酵用の小さなステンレスタンクがずらりと並ぶ様子は壮観である。

 畑自身にテロワールを表現させることを目指すフィリップは、自然なワイン造りをモットーとしている。栽培はリュット・レゾネで行い、除草剤や殺虫剤は使わない。低収量にこだわる彼は、自然と収量が低くなる古樹を大切にしているため、所有畑の樹齢は高い。


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 駆け出しの頃はブドウを房ごと発酵させたり、バトナージュを多用していたが、現在ではなるべく人為的な干渉を避けた醸造を行っている。フィリップがアンリ・ジャイエの愛弟子であったことは広く知られているが、彼のワイン造りの随所に師の影響がみられる。ブドウは全て除硬し、バトナージュではなく、長い低温浸漬でエキスを抽出する。この手法でワインを造るためには本当に熟した健全なブドウが必要だという彼の選果は厳しい。一部のワインにはボルドーのトップシャトーで使われる光学式の選果台も使うほどである。アルコール発酵は必ず自然酵母で行い、補酸も決してしない。近年では新樽の使用も控えており、ワインは瓶詰めまで澱引きされることなく長期間熟成される。畑の個性を体現してこそグランヴァン、という彼のワインには、時代の寵児たる風格すら感じられる。

Firadisのオンラインサイトより)




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◤ドメーヌ フィリップ・シャルロパン・パリゾ AOCブルゴーニュ・コート・ドール「キュヴェ・プレスティージュ」20173,850 円

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 立ち香──まずは開けたての瓶口から。黒々しくスパイシーで、なんか暖かみのある香ばしいアロマ。ツヤのあるエキス感のヒント。なんか醤油ダレっぽいニュアンスもあるな (笑) 。なかなかパワフルで濃そうな気配。

 グラスに注いで──まろやかな乳酸。甘やかエレガントで「2015」や「2016」のイメージとは少し異なる。実際、色も透明感のある瑞々しいルビーで、ワインの脚も長く、グラスの内側をデロンと伝う。摺りおろしジューシイなニュアンスもあって、なかなかにヨサーゲな予感。



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 ♡☺♡「美味しい。瓶で嗅いだ香りよりも実際に飲むと軽やか。もう少しパンチがあると思った。」
 dಠಠb「今までの中で一番好きだな。『2017』ライクなフィネスが全面に出てる印象。透明感があって、瑞々しくジューシイ。それでいて、決して鷹揚に横に広がりはせず、縦のラインも力強く、適切な収斂性もあり、焦点が定まってる。」

 ♡☺♡「このワイン、いいじゃん。満足。3,850円はちょっと得した気分。」
 dಠಠb「徐々にテクスチャーに厚みが出て来たけれど、鈍重さは皆無。内角をエグるようなキリキリとしたミネラル感がワインに対して縁取り太く輪郭線を描き、軽いけど、飲み応えはそこそこある。」



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 久々に4,000円未満のACブルを飲んだような気がするけど、これくらいの値段なら気軽に開けられて、ちゃんと旨いから重宝するわな。「2017」らしいチャーミングな甘やかさ&透明感もあり、それでいて薄くはなく、ちゃんと品良くジューシイ。横に広がろうとする撓みと、縦のラインの端正さ (力強さ) も程良いバランスで、果実味の豊かさはそれなりではあるものの、アンダー4,000円のACブルとしては十分な飲み応え。なぜか「2018」からは元通りの「AOC Bourgogne」に格下げされてるけれど、3,000円台で買える店があればトライしてもいいかもしれない。

 おそらくPhilippe Charlopin Parizot (フィリップ・シャルロパン・パリゾ) としては清楚でフェミニンな仕上がりになった「2017」だとは思うけれど、逆に我々の嗜好にはこれくらいの量感の方がシックリ来るし、望ましい。なので、このドメーヌの熱心な擁護者たちにとっては少し物足りなさを感じるヴィンテージかもしれない。信濃屋は毎回「楽天最安値」で大量に仕入れるので、いつか「2018」が同じ値段で入荷すれば、結局買ってしまいそうではあります。ちなみにウメムラ価格は4,609円。この値段で買うほどではヌワイ。


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※2019年4月22日よりコメントは「承認制」に、同年6月15日より非公開コメントが「不可」になりました。[詳細&ガイドライン


ブルゴーニュ赤 Charlopin ジュヴレ・シャンベルタン 浜辺美波 コナン

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