◤Daniel et Julien Barraud (ダニエル・エ・ジュリアン・バロー) AOC Saint-Véran「En Crèches」2016 




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 ▲アンチ胸毛フェチのmoukan1973♀に捧ぐ。三幸製菓『醇米ほろり こだわりの醤油味』は至ってフツーだけど、例えば火葬場の待合室に置いてあるフリーのお茶請けであれば、そこそこ上質 (オレは食う) 。

 ▼胸毛クラシックス。
 

 ▼Julien Barraudと (たぶん) 奥さん。
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 毎度アクセスありがとうございます。


 ブルゴーニュ地方全体の南半分エリアにある「Mâconnais (マコネ)」地区」の人気生産者ですね。アペラシオン表記だと「Mâcon (マコン) 」になるので、普通は「マコンのドメーヌ」という言われ方をされてます。

 ブルゴーニュのシャルドネにとっては、しばしば「お値打ちエリア」として語られることでも「マコン」は人気です。特に「Pouilly Fuisse (プイィ・フュイッセ) 」の幾つかのクリマは1er Cru (プルミエ・クリュ) への昇格が決まってるので、今後は5,000円をバンバン超えてくる瓶が増えそうです。すでにピュリニーの覇者「Domaine Leflaive (ルフレーヴ) 」も──「マコン瓶」のエチケットには「Domaines」と「s」が付く──このエリアに進出済みなので、ますます注目されるアペラシオンになるはず。

2017」からは銘柄名が「Daniel et Julien Barraud」から「Domaine Barraud」に変更されました。親父のダイエルさんが引退したんですかね。

 今回はスティルワイン超初心者時代に「2013」を飲んで「悪くない」と思った「Saint-Véran “En Creches”」の「2016」を開けました。ココのワインは「若いと香りが閉じてる」だの「ミネラルが硬い」だのと言われることが多いので──別にアテにしちゃいないけど──もう少し寝かせてもよかったんだけど、さんざそう言われてた「Pouilly-Fuissé “Les Crays” 2015」もオレにとっては「緩くて甘かった」ので、手頃な値段のゾーンのキュヴェだし、他にこれより安い白ワインがなかったので、開けちゃいました。

 ちなみに「Saint-Véran (サン・ヴェラン) 」というアペラシオンは白のみで、このエリアの赤は「Beaujolais (ボジョレー) 」になります。




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 photo: anyway-grapes.jp

 ▼南のお隣さんは「Beaujolais (ボジョレー) 」地区です。
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 photo: bourgogne-wines.jp


【Daniel et Julien Barraud商品一覧】
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 photo: タカムラ・ワインハウス

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◤ダニエル・エ・ジュリアン・バロー AOCサン・ヴェラン「アン・クレシュ」20163,260 円

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 立ち香──まずは開けたての瓶口から。この段階では2,000円前後のブルゴーニュ白との明確な違いは感じられない (笑) 。さすがにアロマの複雑性や果実味の色彩は「Pouilly-Fuissé “Les Crays” 2015」の方が綾瀬はるかに上ではあるな。うーん、もはや「2013」の香りを明確に想ひ出せないんだけど、こんな安っぽかったけ? ちょい甘そうだけど、まあ、香りそのものはキレイですけどね。割りとマロラクティック発酵由来の乳酸はキャンディーライクに──ある種、日本酒のモダン生酛ライクに──出てます。舐めて美味しそうというか。

 グラスに注いで──甘そうなので、グラスは酸とミネラルがゴリゴリめに出やすいザルトをチョイス。ちょい柑橘系の酸が出て来た。高級シュナン・ブランほどではないにせよ、アロマカラーはイエローよりはオレンジ寄り。クセのないキレイなシャルドネという感じです。色はやや濃いめのゴールド。なんかピノ主体のシャンパーニュみたいです。



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 ▲要するに「能書き多めのハム」ですね。もう少し厚めに切らんかい。写真詐欺 (ビッグマックTV CM方式) 。



 飲んでみま〜す──。

 やっぱ「Pouilly-Fuissé “Les Crays” 2015」より旨いのではないか? 複雑性もないし、胸躍るスタイリッシュネスもヌワイけれど、もはや「甘くなければそれでいいよ」という感じ (笑) 。そして、洗い物が増えるからヤラないけど、たぶん、グラス選びはこれで正解。リーデルの「ソムリエ」だと酸とミネラルのテンションを高い地点で保てないでしょうね。

 少し値上がってしまったけれど、ポイント15倍くらいで買ってるので、実質的には3,000円未満だし、まあ、ハズレではヌワイです。似たような値段なら間違いなく「Francois Chidaine “Les Choisilles” 2013」の圧倒的勝利ではあるけれど。

 果実味はそこまで濃くはないけれど、酸のテンションは高く、ミネラルにも塩気があるので、エキス感を楽しむタイプのワインではないものの、しかしながらストラクチャーは堅牢。さすがにこのレベルで2,000円前後はアリエナイです。ま、フツーですけどね (笑) 。「フツー」ではあるけれど、高品質というか、もしも税込で1,800円なら──「Pieropan DOC Soave Classico 2018」のように──何度も買ってしまいそうではあります。



 外で飲むお酒はおいしいですね。
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 ▲本当に旨い酒は、いつどんなシチュエーションで飲んでも旨い。むしろ大当たりのシャンパーニュなんか〝独り〟で飲んだ時の方が爆発的に旨い (笑) 。あーあ、moukan1973♀、また泊まりの出張、行かねえカナー。



2020_5_27Julien_Barraud9703明智五郎_悪くない これはこれで、美食探偵の「明智五郎」的には──彼のように最上の褒め言葉ではないにせよ──「ふむ、悪くない」ワインではあるけれど、隣 (同価格帯) にFrancois Chidaine、約半額ゾーンにPieropanがいることを知ってる身からすると、そこまでコスパがイイとも思えない。ま、旨いですけど

 徐々にアプリコットな果実感も出て来て、おう、時間を追うごとにカニッキーな量感になる。きっとブルゴーニュ・ラヴァーからすると、同じ値段のコート・ド・ボーヌのACブルよりはコスパがいいんでしょうね。とはイエイ、僕はシュナンブラリスト (シュナラー) なので、この程度で驚くことはありません。

 アンダー4,000円のACブル白でスゲえ瓶、どこかにあるのだろうか。引きたいねえ。





 1973チャレンジ!!!
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 ▲3〜5年分の料理酒がマサカのこの値段! お早めに!!! 夏場は要冷蔵です!!!!![【特別送料無料】【ワインスターターキット付】3大銘醸地入り!世界選りすぐり赤ワイン10本セット



 ♡☺♡「ちょっと今、舌がオカシイのかもしれないけど、なんかヨーグルトの味がした。」
 dಠಠb「別にオカシクはないよ。マコンのシャルドネをマロラクティック発酵させると、割りとキャンディーな乳酸は出やすいよ。」

 ♡☺♡「うん、軽いからスイスイ飲めるし、特にイヤな感じはしない。」
 dಠಠb「下手に香りが複雑で情報量が多くても甘いと台無しだから、だったら下位ゾーンの、これくらいの上質なニュートラル感で十分というか。変な話、このクラスだと『アラが見えにくい』というか (笑) 。」

 何となくの記憶で言えば「2013」より「2016」の方がスマートにカジュアルという印象。ま、オレの舌が徐々に肥えて来たこともあるけど。残りの「Pouilly-Fuissé “En Buland” 2016 (フラッグシップ・キュヴェ) 」には特に期待しないでおく。ちょっとお高めのACブル (Benoit EntePierre Boisson) を幾つか拾ってあって、コレがココを超えて行くイメージは、今のところヌワイです。


moukan1972♂



※2019年4月22日よりコメントは「承認制」に、同年6月15日より非公開コメントが「不可」になりました。[詳細&ガイドライン


Julien_Barraud ブルゴーニュ白 マコン

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