◤諏訪泉 - 純米 山田錦 七割「田中農場」2015 (H27BY) <鳥取> ── dಠಠb「ついダラダラと飲み過ぎてしまう」#Well-Cured/Okan 




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 ▲沖縄の英雄「具志堅用高」像にもマスクが (笑) 。



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 毎度「諏訪泉 (すわいずみ) 」です。

 先日「蔵直販売」で1800mlを4本まとめ買いしたので、火入れ純米に関しては、しばらくは「諏訪泉」のみを飲み続けることになるけど、フレッシュな生酒 (スティルワイン白&シャンパーニュ) も大量にストックしてるので、困ることは何もありません。

 どうせ夏はエアコンのクーラーで部屋の中は涼しいわけだし、真夏でも「日本酒」は、基本、燗にして飲みますよ。別に我々日本人は夏でも「ラーメンスープ」や「味噌汁」を飲むわけだし、料理だって、メイン料理に関しては、基本、一年中温かい調理なわけだし、尚更、問題ナシゴレン。どうしても食前に喉が渇いていたら、乾杯だけ缶ビールで済ませればイイだけのこと。もう、それなりの「テーマ」や「チャレンジ案件」でもない限り、RSスタートもRSオンリーも、我々の酒ライフでは起こり得ないと思います。

 というわけDE、2本目の「諏訪泉」も、前回の「阿波山田錦 Vintage 2015」と同じ「2015 (H27BY) 」です。出荷日 (瓶詰時期) が「2018年12月」なので、簡単に言うと「蔵元非完売品」ですね (笑) 。でもまあ、結果的にこれくらいの「積算温度 (熟成期間) 」で逆に良かったです。2018年の12月に飲んでも、今の我々には物足りなかったと思います

 その他、詳細は以下の引用や蔵元のHPを御参照ください。「使用酵母」は未確認だけど、おそらく「9号系」でしょう。というのも、それ以外の商品には「7号酵母」と説明されてるので、ココの蔵は基本的には「9号系」じゃないカナート。今度電話する機会があれば訊いておきます。





【田中農場】(限定流通商品)

 (有)田中農場、社長は田中正保さん。鳥取県郡家町(智頭町からすこし鳥取市よりです)にある農場で、米(コシヒカリ・山田錦・モチ米)・大豆・アズキ・ネギ等を生産・販売しています。

 田中農場の特徴は、完熟堆肥を近所の牧場と協力して作り、適正な量を使用する、一切化学肥料を使用しない土作りを基本とする農法を実践していることです。「米作りは、田植えの前にいかに土を作るかが勝負」という言葉で示される長年の自信は、米など生産物はすべて東京、関西方面への直売ということに示されています。

 諏訪酒造(株)では2003年(平成15年)より社員を派遣して夏は米作り、冬は酒造りを実践するパートナー農場としてお付き合いしています。夏は米作り、冬は酒造りという昔からの蔵人の労働形態が、諏訪酒造と田中農場で実現しました。今後ともこんな労働形態の社員を増やして生きたいと思います。

 平成15年11月、山田錦の栽培指導で有名な永谷先生を農場にお連れして、刈り取り直前の山田錦を見てもらいました。「いい山田錦ですね。」というのが、その場の感想でしたが、後日、「田中農場という怪物の棲む鳥取県ですから、せっせと田中農場の山田錦を使って米を削らない純米酒を造って下さい、期待してます。」とのお言葉を頂きました。

 平成15酒造年度、この田中農場の山田錦を使用して純米酒を造りました。また、等外米もいただき純米酒相当の酒も造りました(こちらの分類は、普通酒です)。平成18年7月、第55回全国農業コンクール全国大会(農林水産省後援)に於いては、種芸部門で名誉賞を受賞しました。

(蔵元の商品ページより)



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 ▲「熟成量」には「積算温度」という概念を取り入れてるようで、一部の高級ライン以外は「蔵内常温熟成」で、その際、トータルで「何℃分の気温を積算したか」で「熟成具合を数値化している」ようです。[詳細


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 bottle size:1800ml





【884】諏訪泉 -すわいずみ- 純米 山田錦 七割「田中農場」2015 (H27BY) <鳥取>

諏訪酒造 株式会社:http://suwaizumi.jp


Moukan's tag:





▪︎酒米/精米歩合:鳥取県 田中農場産 山田錦/70%
▪︎酵母:非公開 (たぶん9号系)
▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度:+13/1.5/─ (※お燗の体感は「+5/1.7/1.1」という感じ。)
▪︎ALC:16%
▪︎処理:加水の二回火入れ
▪︎酒造年度/出荷日:2015BY (H27BY) /2018年12月
▪︎備考:つうことは、2016年の1〜3月に搾ったとすると「熟成二夏」での出荷か。そこから蔵で売れ残り続け (笑) 、追熟「約1年5ヶ月」、トータルで「熟成四夏」手前か。逆にこれくらいの熟成具合で丁度良かったわ。きっと「熟成二夏」じゃ、今の我々には物足りなかっただろうな。
▪︎管理状況:2020/4/9に着、室温 (20℃) で管理。
▪︎試飲日時:2020年4月30日 (木) / 1本目に開栓。
▪︎JudgementOn My List / Not On My List
▪︎Grademarvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。

※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み




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 立ち香──なんかホクホクしてるな。先日の「阿波山田錦 2015」より柔らかいというか、70%という精米歩合に比して、熟香は (相対的には) 控えめ。もちろん「河原や浜辺の朽ち木」や「泡盛な雑穀感」もヌワイし、H27BYということを考えれば熟成感は大人しいもんだし、なんなら「鶴乃里 H30BY」の方がブニョっとした熟感が前に出てるくらい。なんかJOでもイケそうな予感。ALC.16%かあ。原酒なのかなあ。そこまで濃そうなニュアンスはないけど。相変わらず「酸」はシッカリ感じるな。飲むまで、まだ1時間以上あるので、そのまま栓は開けたままにしておく。なんかヨサーゲ。



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 ヨサーゲ村のヨサーゲ村長の誕生会は自粛 (中止) ──。

 まずはJO (常温) で──飲む前に少しだけ瓶ごと冷やしたので18℃前後くらい? そして、まるで色は白ワインみたい (笑) 。

 JOでもそこそこイケるな。含むと〝やや〟雑穀感もあるけど、なんかALC.16%の割りに薄く感じるので、スイスイ飲める。ただ、やはりJOはなんか味気ないのと、これは少し言い過ぎだけど、まるで「レトルトカレーをそのまま温めずに食べてる」感じ (笑) 。



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 レンジ燗──600Wで20秒 (40℃前後) 。

 割りと酸っぱビター。思いの外、余韻も長く、旨みの肉感は塩っ辛い干物のような、それ。まあ、おそらく「食中酒」属性タカーメだと思うので、酒単体でアーダコーダイーダヨーダ言っても生姜はあるけどショウガナイ気もする。やはり、この酒も飛び切り燗 (55℃) 以上が良さそうだ。



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 レンジ燗──600Wで30秒 (60℃以上) 。グラス熱っ (笑) 。

 良い。先日の「阿波山田錦 Vintage 2015」よりクセがなく、真っ当で素直な熟成H27BY。まあ、蔵のキャラなのか、割りとビターに酸っぱい表情はあるけれど、これはオレの嗜好を満たす属性なので問題ナシゴレン。茄子の肉巻き麻婆豆腐にも合いますね。肉は「バラ」よりも「モモの薄切り」の方がイイな。とりあえず、この程度の「手抜き料理」でも「日高屋」よりは旨いです。

 割りとビシっと酸の立った「辛口」なので──もちろん「米の甘み」はあるけれど──、少々ピリリと辛いタレにも負けないし、断然、酒単体より食中で良さが出る。いいな。逆に料理が辛いと酒は「甘辛力学的」に甘く感じるようになるので、最初の印象より、クワナリ円やか&甘やかでツルっと滑りも良い。

 温度は「阿波山田錦 Vintage 2015」ほど熱くなくていいので、50〜55℃くらいがベスト。燗冷ましは少し甘く感じるので、小マメに再加熱とかしてるよ (笑) 。あと、ALC.16%なので、少し割り水して燗にしても全く問題ないし、更に軽やかになる





 1973合流!!!
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 ▲遂に我が家にもアベノマスクが到着。昭和の給食当番か (笑) !



 ♡☺♡「 (缶ビール1本じゃ) 飲み足りないからスワちゃん御馳走してよ〜。」
 dಠಠb「とりあえず、届いた4本の中にH27BYが2本あったから、それを先に開けることにした。前回の『阿波山田錦 2015』と同じヴィンテージだけど、今回の『田中農場』の方が熟感やクセは少ない。」

 ♡☺♡「あああ、これはヤバイ系だ。止まんないヤツ (笑) 。美味しい。確かにこの間のヤツよりクセがないからスイスイ飲めちゃう。」
 dಠಠb「いわゆる一つの〝滑りの良い燗酒〟というヤツだよ。『超軟水仕込みの長期熟成火入れ純米』は飲み疲れしないから危険。」



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 ▲余ったタレを使って生米からパエリア的な硬さでグリエ炊き。



 ♡☺♡「ゴハンの硬さが丁度いいわ。酒にも合う。スワちゃん、ヤバイよ〜。これ止まんねえ (笑) 〜。」
 dಠಠb「クセも個性もないけど、滑りが良く、アタックはシルキーだけど、旨みもシッカリあって、甘いけど適度に焦げたビター感もあるので、全体のバランスがいい。酒そのものの酸は割りとシッカリあるけど、麹由来の糠っぽい〝それ〟じゃないから、分ければ〝キレイ系〟の熟成純米。そういう意味では『腰古井』なんかとは対極。まあ、あれはあれで〝酸のタイプ〟が野暮ったくオールドスクール系な分、味噌系の鍋にはバッチリ合うんだけどね (笑) 。」

 とまあ、こんな感じで、結局、RSよりJJM (熟成純米) の方が食中でもキャラを失わないし、酔いのカーブも滑らかなので、自然と夫婦の会話も弾む。「生酒」は旨くても不味くても「酒そのものの話」ばかりになってしまう。だからこそ個人がSNSやブログで感想やウンチクを語りたがるわけだけど、この手のJJMは「酒として完成している」から、好き嫌いの話は出たとしても──「この手の古臭い日本酒は苦手・・・」とか──、微に入り細に入り欠点や完璧に向けての最終要素を探し求めるという、あの「生酒界」特有の面倒臭さから逃れることができるので、我々としては、それだけで心が休まる。

 そしてキミは今夜も〝その生酒〟の細かい欠点を分析しているのか──ご苦労さん。せいぜい頑張ってくれたまえ。





── 4日目。

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 というわけDE、4日目だけど、その間もちょいちょい飲んでました。前回の「阿波山田錦 2015」同様、日に日に円く柔らかく優しく甘やかになってイキますね。もちろん「燗酒」についての話な。瓶口からは少し泡盛ライクな雑穀感も嗅ぎ取れたんだけど、瓶をワシャワシャと縦に振って栓を開けたまま1時間くらい放置しておいたら落ち着きました。ま、酒そのものではなく、瓶口周辺のベトつき要素における細部の劣化臭だったんでしょう。

 ♡☺♡「旨い。キャラはそんなに強くないけど、だからこそスイスイ飲める。」
 dಠಠb「作品性という意味では『阿波山田錦 2015』の方が強烈だったけど、日々の晩酌ならコッチの方が親しみやすいな。高級割烹は毎日食べたくはないが、旨すぎない定食は毎日でも食べれるのと同じこと。ただ、評価となると話はまた別だけど。」



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 ▲はじめて『麻婆豆腐 <四川式>』を買って使ったけど、スジャータのポーションを3つ入れたこともあり、そこまで辛くはなかった。旨いです──あくまでも「麻婆豆腐」そのものは作らないヤツ。

 ▼こっちは逆に「中華風炊き込み御飯」の素に使えそうな予感。具材はタケノコと細く切った厚めの豚バラ肉とか。


 ▼というわけDE、ここ最近は立て続けに『麻婆豆腐 <四川式>』『麻婆豆腐 <広東式>』『麻婆茄子』の全てで「茄子の肉巻き麻婆豆腐」を作ってみたけど (グリエで15分、茄子を裏返したら豆腐を加えて追加で7〜10分) 、一番旨いのは『麻婆豆腐 <四川式>』でした──日本酒の甘い生酒には合わないけど。[Cook Do®公式
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 さて、酒の話の続き──明日は鯵と鯖の干物を焼くので、それ用に3合くらい残しておきたかったんだけど、もう2合もヌワイ。仕方ないから「山廃 純米酒 鳥取県絶滅危惧種ラベル『ニホンモモンガとコガネタケ』2015 (H27BY) 」と水平飲みしますわ。一瞬、ストックしてる「篠峯 田圃ラベル Blanc H29BY」でも開けようかという話にもなったんだけど、もはや魚の干物とコレを一緒に飲む気にはなれない。

 そういや、今季はまだ1本も「篠峯」の「生酒」を買ってないや。誰の言うことも信用できないので 自分で確認するしかヌワイわけだけど、しばらくは時間もスペースも余裕ないな。


moukan1972♂



※2019年4月22日よりコメントは「承認制」に、同年6月15日より非公開コメントが「不可」になりました。[詳細&ガイドライン


日本酒 諏訪泉 on_list_good

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