◤浦霞 - 純米大吟醸 山田錦 ── dಠಠb「初心者のくせに頭でっかちなオレには、ある意味で新鮮かもしれない教科書的王道山田錦」#High Grade 


╰ 【001-074】の記事はfacebook時代のモノを加筆/再構成 (一部キャラ変) して書かれたものです。


 お酒を全く飲めない義父にお歳暮で贈られてきた高級酒を、妻が実家からまんまと貰って来た。720mlで税抜3000円ナリ。たとえ道端で3000円を拾ったとしても浦霞の純大は買わないが、こういう機会に是非飲んでおきたい銘柄ではある。ありがとう、お義父さん!



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 bottle size:720ml



【013】浦霞 -うらかすみ- 純米大吟醸 山田錦 26BY <宮城>

浦霞醸造元 株式会社:http://www.urakasumi.com


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 1970〜80年代、TV CMバンバン蔵の添加物満載のゴミ酒全盛にあって (いまだにスーパーなどではガンガンに売れてるけど) 、いち早く真の地酒スピリッツを全国に示した老舗蔵の純米大吟醸です。山田錦を45%まで磨いています。つまり、香りや旨味を引き出すために、お米の55%は、少なくとも酒造りの原料としては捨ててしまう。「45% (の状態) まで米を磨く」=「55% (のお米) を削って捨てる」ということね。よくラベルに書いてある〝精米歩合〟というのはコレのこと。数字が小さければ小さいほど米をたくさん削るので、たくさんの米を使わないと同じ量の酒が造れなくなる。だから、精米歩合の低い酒 (米をたくさん磨いてる酒) は値段も高くなるというわけ。これで合ってるよね?

 イマドキのモダンな人気銘柄ばかりをセレクトしている我が家にとっては、ついつい見落としがちになりすいトラッドな銘柄なので、この機会にササっと飲んでおこう。

 立ち香は、素直にわかりやすく鑑評会出品酒的なメロン&バナナ様。さすがにセメダイン系のツンとした酸は皆無。もう本当に分かりやすく山田錦。デパートで売ってる山田錦の箱入り大吟醸の9割がこの香りなんじゃない (笑) ?

 それではお義父さん、遠慮なく戴きます──。

 ほう。熟感はまるでないが、一切の引っ掛かりなくスイスイ飲めてしまうということは、それなりには時間経過によって酒質が柔らかさを獲得している証拠か。これを熟成と言うならきっとそういうことなんだろう。適度にふくよかな果実感もある。アルコール度数の割にそれを感じさせずに飲ませるあたりは流石なのか。加水で15度までアルコール度数を下げてる酒でも、これよりツンケンしてる酒、あるもの。うん、マズイわけないじゃん (笑) 。

 キャラや個性は乏しいけど、「純米大吟醸 山田錦」のお手本のようなバランスだとは言える。自分では買わないけど、この機会に飲めて良かったかな。


moukan1972♂






浦霞

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