◤Clos Floridene (クロ・フロリデーヌ) AOC Graves「Blanc」2016 




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 ▲2020年4月17日 (金) に公開の劇場版『名探偵コナン 緋色の弾丸』に「真空超電導リニア」客席担当の石岡エリー役でゲスト出演。メガネいらねー。まつや『とり野菜みそ』は注意して見てみると、近所の幾つかのスーパーでもフツーに売ってました (笑) 。もっと「味噌ラーメン」的なニュアンスの〝素感 (もとかん) 〟をイメージしていたんだけど、意外にシンプルかつ無個性で、そこが「毎日食べても飽きない」ということなんだとは思います。結構ドロドロしてるので、そこはカップ麺に入ってる「生味噌」と同じユルさで、すぐに溶けるという属性に関しては便利で◎です。

 
 ▲そもそもコナンを一度も観たことヌワイ。なぜかmoukan1973♀の母親は好きらしいけど。あーあ。「コナン」と「ワンピース」と「ドリカム」と「ミスチル」をよく知らないことだけが唯一の自慢だったのに。。








 毎度アクセスありがとうございます。


 Mr.スキンコンタクト、現代ボルドーブランのパイオニアである、元ボルドー大学醸造学部の故Denis Dubourdieu (ドゥニ・デュブルデュー) 教授がかつてオーナーを務めていたお値打ちグラーヴです。これまでに「2013」と「2014」を飲んで「2015」もストックしてるけど、この「2016」はヴェリタスで買えるので、まずはコチラから開栓です。なんか例年より安い価格設定なんだけど、他の店だと3,000円は超えて来ますので、ココだけが安いみたい (特に不出来のヴィンテージというわけでもなそう) 。[写真&参考記事

 あと、あまり見掛けないけど、これのセカンドラベル (廉価ブランド) に「Drapeaux de Floridene (ドラポー・ド・フロリデーヌ) 」というのがあるんだけど、時間と金の無駄なので避けておくのが無難です。





 photo: 酒好きおかみの独り言

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◤クロ・フロリデーヌ AOCグラーヴ「ブラン」20162,820 円

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 ▲同時に「Francois Chidaine (ロワール/シュナン・ブラン) 」「Michel Thomas (ロワール/ソーヴィニヨン) 」「Christian Bergeret (コート・ドール/シャルドネ) 」も開けてます。



 立ち香──まずは開けたての瓶口から。セパージュは「ソーヴィニヨン:56%、セミヨン:44%」だけど、この手の数字は所有する畑での栽培比率 (収穫量の割合) を指し示すことが多いので、参考程度で。ヴィンテージごとに多少の調整幅はあると思います。ややスモーキーなニュアンスが強めに出てるような気もするれど、全体としては〝正しく〟いつもの感じ。樽リッチでありつつも、コクのあるブライトな果実感。ただ、ちょい柑橘ファイヤーが弱いような気も。蜜っぽい甘みの方が今はグラマラスに膨らんでいる感じ。

 グラスに注いで──まあ、いつもの感じだけど、若いヴィンテージだからなのか、色は割りと薄め。香りにはソーヴィニヨン由来の、若干のネコーシ (猫のおしっこ) 。暖かみのある香ばしさ。広がりを感じさせる豊かなコクみの先読み。やや甘やかで、突き抜けるようなギラギラした柑橘ファイヤーはヨワーメ。



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 ▲味クラーヴェは適当にやってます。まずは「ソーヴィニヨン対決」から。



 ♡☺♡「ま、普通に美味しいけど、昨日飲んだ『フランソワ・シデーヌ』と比べると、なんかカジュアルだな。クリアだけど『ミッシェル・トマ』の方が濃く感じる。」

 若いっつうか、イイ意味で軽やか。高級感がないというか、カジュアルの最上級という感じ。ま、フツーに旨いけど、moukan1973♀も言ってるけど、♡☺♡「新年会で飲んだ『2014』より香りは強いけど、重厚感がない」という。

 ステンレスタンク&ノンマロのMichel Thomas (ロワール/ソーヴィニヨン) と並べて飲んでもスゲえ薄く感じる (笑) 。Michel Thomasは背骨が太いというか、背中に1本、細いが屈強なミネラルの柱がズシっと入っていて、ストラクチャーは極めて堅牢。一方のClos Florideneは・・・セミヨンが邪魔というか、甘いというか、ユルいというか、昼間のテラス席で飲む分には陽気で楽しいワインだとは思うけど、少なくとも「2013」や「2014」で感じた〝ギラギラしたフルーティネス〟を再体験できないのは、オレの舌が肥えたからなのか、それとも単なる「2016」が内包するヴィンテージの問題か。





── 2日目。

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 ▲一応、ワインは左から高い順に並べてるけど、買う店によっても変わって来るので大した意味はヌワイです。ただ、一番左のブルゴーニュ (Christian Bergeret) だけはどこで買っても5,000円以上するので、これが一番高いという事実だけは不動です。


 ロワールの2本は「3日目」です。同じ形のワイングラスが4脚もないので、少し〝すぼまり〟のあるグイ呑みを使って味クラーヴェです。特に気に入った2本は後でワイングラスで飲みます。[東洋佐々木ガラス 冷酒グラス 100ml T-16108-JAN




 ◤Christian Bergeret (コート・ドール/シャルドネ) ・・・要するに「甘い」わけ。もちろん、日本酒よりは甘くないけど、ココに我々が求めるレベルの〝〟はヌワイです。樽のニュアンスも、なんか〝こまっしゃくれたRMシャンパーニュ〟みたいというか──正確にはあっちが〝こまっしゃくれたブルゴーニュ〟なんだけど (笑) ──、なんかキリキリし過ぎてて、まるで新築の一軒家でウイスキーの水割りを飲んでるみたいだよ (笑) 。樹液というか松ヤニというか、イイ塩梅でそこに果実味が乗って来ないですね。

 ◤Francois Chidaine (ロワール/シュナン・ブラン) ・・・良くも悪くもこの4本の中では一番目立ってますね。色もコレだけオレンジっぽいし。エキス感たっぷりという感じでコクもデロンと出ていて、充実感はある。ただし──です。透明なフルーティネスが十分に発揮されているかというと、それよりも外皮的な要素の方が色濃く出てるので、濃いし強いけど、真の意味で「ピュア」とは言えないかな。そう考えると「Les Bournais 2015」にはフィネスやエレガンスを感じたよな。そして、その両方を併せ持つのが、今のところ最初に飲んだ──2本目はイマイチだったけど──「Les Choisilles 2013」ということになる。

 ◤Michel Thomas (ロワール/ソーヴィニヨン) ・・・Francois Chidaineと比べると随分とシンプルで素っ気ないワインだけど、引き締まった体躯には密度の高い酸やミネラルや果実味が十全と凝縮されているので、無駄がないというだけで、決して味気ないわけではなく、むしろ「エレガンス勝負」ならFrancois Chidaineを打ち負かすのではないだろうか。これは熟成が利くヴィンテージだと思う。再来週にまた西荻窪に出向く用事があるのでリピートしてもいいな。3〜4年ほど忘れ去ることができれば面白い結果と出会えそうだけど、問題は保管場所だな。逆に日本酒用冷蔵庫はスカスカなんだけどな (笑) 。

 ◤Clos Floridene (ボルドー/ソーヴィニヨン&セミヨン) ・・・これだけカジュアル。いちいちワインの緻密について斬り込む必要もなく、気の合う仲間とワイワイ飲んでればそれで事足りるワイン。ちょっと「2014」を近々リピートしてみるわ。



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 というわけDE、左から好きな順です。

 まあ、これに関しては夫婦で意見の相違はありません。Michel Thomas (ロワール/ソーヴィニヨン) は結構イイ線まで行ってるんだけど、いかんせん、今の時点では骨格が屈強過ぎる。まるで寝起きのジジババ並みに柔軟体操が必要で、美味しく飲むのに少しコツが要るというか、まだまだ先のあるワインです。



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 そんなこともあり、今の段階ではFrancois Chidaine (ロワール/シュナン・ブラン) の方が──粗野で暴れん坊ではあるものの──アトラクティヴです。いずれにせよ、ロワールワインは今やマイナーな存在なので、我々夫婦にとっては、まさに〝漁りたい放題〟で、しばらくはシツコク飲み続けてイクと思います。

 ブルゴーニュと比べたら綾瀬はるかに安いし、予算8,000円以内で相当なヤツが買えるし、カリスマ生産者のトップ・キュヴェですら、ブルゴーニュのプルミエ・クリュ程度の値段だし、このエリアに詳しくなることには相当なモチベーションがありますので、2〜3年後には特集記事も書けるようになってると思います。


moukan1972♂moukan1973



※2019年4月22日よりコメントは「承認制」に、同年6月15日より非公開コメントが「不可」になりました。[詳細&ガイドライン


ボルドー白 Clos_Floridene 浜辺美波

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