◤Francois Chidaine (フランソワ・シデーヌ) AOC Montlouis-sur-Loire「Clos du Breuil」2017 




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 ▲吉高由里子・主演『知らなくていいコト』は柄本佑の演じる「尾高由一郎」のイケメンぶりよりも──写真はクズ野郎に鉄拳制裁中──、むしろ重岡大毅 (ジャニーズWEST) の演じる「野中春樹」のクズっぷりの方がインパクトある (笑) 。彼はアイドルを卒業して役者1本でやって行った方がいいんじゃないか? ちなみに亀田製菓の『手塩屋 梅わさび味』は普通。moukan1973♀は「手塩屋」がまあまあ好きらしいが、オレは昔からそうでもなく──ただし、終売の『だし山椒味』は割りと良かった。


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 毎度アクセスありがとうございます。


 というわけDE、Francois Chidaine (フランソワ・シデーヌ) の辛口「Chenin Blanc (シュナン・ブラン) 」です。楽天で買える辛口 (sec) のキュヴェは4つのみ──「Les Choisilles」「Les Bournais」「Clos du Breuil」「Boudoin」──で「Les Argiles」だけ買えませんが、とりあえず、買えるモノは全て揃えました。この「Clos du Breuil」は「2013」もストックしてるんだけど、もう買えないので、まずはリピートの利く「2017」で味見です。

 蔵のHPの情報をGoogleで翻訳した内容を拾ってみたところ、土壌は「粘土石灰質のシレックス」のようで、確かに香りにはスモーキーな鉱物感が漂ってました。発酵・熟成には樽を使い、マロラクティック発酵はブロックします。




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 photo: enoteca.co.jp





 この男はできる!!!
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フランソワは首まで土の中に埋まっているよ」──フランソワを知る造り手たちは彼をこう表現する。白亜の石灰岩を底土に持つ畑の特徴を如何にワインに表現するか、フランソワは土と格闘した結果、ビオディナミを実践するに至る。

 フランソワ・シデーヌはモンルイ (17ha) とヴーヴレイ (10ha) に葡萄園を持つ生産者。発酵・熟成に用いる樽は師匠のディディエ・ダグノー氏から譲り受けたものを使用しています。 果実味、美しい酸味、ミネラル感、味わいが見事にまとまり堂々としている。そして独特な透明感がフランソワのワインであることを主張し、従来のモンルイのイメージを覆すこの造り手のワインは、クラスマン、アドヴォケイトをはじめ多くの賛辞を与えられております。

(販売ページより)



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 ▲「ボクは悪くない!」という〝駄々っ子な逆ギレ芝居〟をさせたら、今の若手の中では屈指の巧さじゃないだろうか (笑) 。





◤フランソワ・シデーヌ AOCモンルイ=シュール=ロワール「クロ・デュ・ブルイユ」20173,261 円

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 ▲元カノと@不倫中。実は尾高 (柄本佑) もそれなりのクズ男です (笑) 。



 ※実は「Michel Thomas “Silex” 2017」も同時に開けてるんだけど、味クラーヴェに関する雑感は主にこっちの記事の中で扱います。尚、2日目の記事は共通です。


 立ち香──まずは開けたての瓶口から。おおお、キタキタ。陽光ブライトにシトラス (柑橘) なニュアンスもありつつ、マントを羽織ったようなスモーキーなアロマが、前に出過ぎそうな甘やかさをビシっと諌める。そして、まるで米を練り潰したような、ネバっとしたペースティーな旨みの肉を〝幻視的〟に感じる。

 2つを並べて瓶口からの香りを比べると、意外にMichel Thomasの方がフローラルに感じる。Francois Chidaineは高級ブルゴーニュ的な佇まいすら漂う。

 グラスに注いで──樽を使ってる分、やはりボルドーっぽさ (柑橘系のニュアン) もあるんだよな。チョーキーかつフリンティーな (火打石系の) ミネラル香に、優しくバニラリーな纏い。この段階ではそこまでパキっとフルーティーでもヌワイです。



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 ▲病院で尾高 (柄本佑) の妻子とスレ違う。ちなみに互いに面識はヌワイが、ケイト (吉高由里子) だけがそれに気づくという重い展開。



 飲んでみる──。

 どっちも旨いけど、やはり、オイリーなコクはこっちの方があるのと、まるで「快晴の太陽 (Francois Chidaine) 」と「雲一つない満月 (Michel Thomas) 」のような対比ではある。想定していたほど充実感のある味クラーヴェでもなく、単に旨い白ワインを同時に2本開けただけという (笑)

 Francois Chidaineの方が余韻の複雑性に長けているので、実は刺身に合うのは「Chenin Blanc (シュナン・ブラン) 」方。魚の生臭さを上からフォールドしますね。Michel Thomasの方が余韻が軽やかなので、隙間から魚の生臭さが少し漏れ出る。「寿司や和食にはサンセール」なんていう定番の言説もワインの世界にはあるみたいけど、このクラス (低収量のテロワールワイン) の辛口シュナン・ブランであるのなら、話は別。



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 ▲ワイナリーに併設されたShopでは全キュヴェが試飲できるみたい。いいなー。



リッチで爽やか〟という、一見アンビヴァレントとも思える要素がエネルギッシュにアウフヘーベンする、目の覚めるビビッドでコクみ豊かなシュナン・ブラン。酸もミネラルも、口うるさいシャンパン飲みであるオレですら物足りなさを感じることはヌワイ。「2017」というヴィンテージも、逆にフレッシュな快活さに満ちていて、威厳はないが愛すべきチャーミングネスに溢れている。

 一方のMichel Thomasは、まるでセミヨン不在のノンマロ・ボルドーという感じではあるが、見劣りすることは一切ヌワイ。酸は脳天を打ち抜くほどに強烈で、無駄のないソリッドな味筋の狭間からは、静かではあるが主張のハッキリした数々の果実に関する魅惑の情報がドラマティックに開示される。





 1973チャレンジ!!!
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 ♡☺♡「左 (ミッシェル・トマ) は爽やか。右 (フランソワ・シデーヌ) は濃い。どっちも旨いけど、アタシは右の方が好きかな。」
 dಠಠb「フランソワ・シデーヌ、覚えたか?

 ♡☺♡「覚えた、フランソワ・シデーヌ、シュナン・ブラン (笑) 。」
 dಠಠb「楽天で買える辛口キュヴェは全て取り寄せたから忘れないように。」

 ♡☺♡「フランソワ・シデーヌ、シュナン・ブラン・・・フランソワ・シデーヌ、シュナン・ブラン・・・フランソワ・シデーヌ、シュナン・ブラン・・・。」





── 2日目。

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 Francois Chidaineは昨日よりもフリンティーで燻されたような煙感のある焦げみが濃厚な果実味をフォールドする流れもありつつ、それでもノンマロらしい透明感と軽さがあり、なかなかに面白いバランスの白。

 ドブとまでは言わないけど (笑) 、なんか「キノコの土瓶蒸し」のような独特の澱みのあるアロマに加えて、まるで苦みがチャームポイントの漬け物のような少しクセのある酵母香がある。しかし、含むとギラギラにフルーティーで、芯には屈強な (ある種、魚の骨煎餅的な) ミネラル感がビッシリと引き詰められてるという。

 徐々に醤油っぽい発酵醸造ライクな旨みの肉が沸き踊り出す。決して「優等生に美しくエレガントなワイン」ではヌワイが、それでも惹きつけられる強烈なインパクトとパワーがある。そして、そのエネルギュッシュな発散力の中には、どうしても消せない〝テロワール由来の品性〟というものだけは残されており、その点に「Francois Chidaineの美学」を感じるということはある。つまり、決して「分かりやすく美しいワイン」ではないが「鮮烈な美学に貫かれたワイン」とは言えるということだ



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 ▲「あの写真をばらまいたら、さぞかし楽しいことになるんじゃないか。」(黒薔薇純子 from『ピュア!』) と「誤解しないでください。みなみさん。」(真島修平 from『ケイジとケンジ』) という台詞の応酬は悪意のないモンタージュです。

 ▼本当は4本の味クラーヴェをしようと思ってたんだけど、それは翌日に回しましたので、次の記事の中で触れます。一応、ワインは左から高い順に並べてるけど、買う店によっても変わって来るので大した意味はヌワイです。ただ、一番左のブルゴーニュ (Christian Bergeret) だけはどこで買っても5,000円以上するので、これが一番高いという事実だけは不動です。
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 一方のMichel Thomasは益々トロピカルで、何とも愛らしいアロマが充満しつつあるものの、たとえば温暖エリアのそれらとは異なり、あくまでも恥じらいのある、少し内気で無口な佇まいとしてのトロピカルネスだ。端的に言って、非常にエレガント。

 そして、含むと、トロピカルなアロマに比して、ミネラルの芯は屈強で野太い。ステンレスタンク&ノンマロ属性のソーヴィニヨンでありながらも、微細に複雑で、小さな領域で独特の閉じた鉱物感が蠢いている。





── 3日目。

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 ▲一応、ワインは左から高い順に並べてるけど、買う店によっても変わって来るので大した意味はヌワイです。ただ、一番左のブルゴーニュ (Christian Bergeret) だけはどこで買っても5,000円以上するので、これが一番高いという事実だけは不動です。


 ロワール以外の2本は「2日目」です。同じ形のワイングラスが4脚もないので、少し〝すぼまり〟のあるグイ呑みを使って味クラーヴェです。特に気に入った2本は後でワイングラスで飲みます。[東洋佐々木ガラス 冷酒グラス 100ml T-16108-JAN




 ◤Christian Bergeret (コート・ドール/シャルドネ) ・・・要するに「甘い」わけ。もちろん、日本酒よりは甘くないけど、ココに我々が求めるレベルの〝〟はヌワイです。樽のニュアンスも、なんか〝こまっしゃくれたRMシャンパーニュ〟みたいというか──正確にはあっちが〝こまっしゃくれたブルゴーニュ〟なんだけど (笑) ──、なんかキリキリし過ぎてて、まるで新築の一軒家でウイスキーの水割りを飲んでるみたいだよ (笑) 。樹液というか松ヤニというか、イイ塩梅でそこに果実味が乗って来ないですね。

 ◤Francois Chidaine (ロワール/シュナン・ブラン) ・・・良くも悪くもこの4本の中では一番目立ってますね。色もコレだけオレンジっぽいし。エキス感たっぷりという感じでコクもデロンと出ていて、充実感はある。ただし──です。透明なフルーティネスが十分に発揮されているかというと、それよりも外皮的な要素の方が色濃く出てるので、濃いし強いけど、真の意味で「ピュア」とは言えないかな。そう考えると「Les Bournais 2015」にはフィネスやエレガンスを感じたよな。そして、その両方を併せ持つのが、今のところ最初に飲んだ──2本目はイマイチだったけど──「Les Choisilles 2013」ということになる。

 ◤Michel Thomas (ロワール/ソーヴィニヨン) ・・・Francois Chidaineと比べると随分とシンプルで素っ気ないワインだけど、引き締まった体躯には密度の高い酸やミネラルや果実味が十全と凝縮されているので、無駄がないというだけで、決して味気ないわけではなく、むしろ「エレガンス勝負」ならFrancois Chidaineを打ち負かすのではないだろうか。これは熟成が利くヴィンテージだと思う。再来週にまた西荻窪に出向く用事があるのでリピートしてもいいな。3〜4年ほど忘れ去ることができれば面白い結果と出会えそうだけど、問題は保管場所だな。逆に日本酒用冷蔵庫はスカスカなんだけどな (笑) 。

 ◤Clos Floridene (ボルドー/ソーヴィニヨン&セミヨン) ・・・これだけカジュアル。いちいちワインの緻密について斬り込む必要もなく、気の合う仲間とワイワイ飲んでればそれで事足りるワイン。ちょっと「2014」を近々リピートしてみるわ。



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 というわけDE、左から好きな順です。

 まあ、これに関しては夫婦で意見の相違はありません。Michel Thomas (ロワール/ソーヴィニヨン) は結構イイ線まで行ってるんだけど、いかんせん、今の時点では骨格が屈強過ぎる。まるで寝起きのジジババ並みに柔軟体操が必要で、美味しく飲むのに少しコツが要るというか、まだまだ先のあるワインです。



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 そんなこともあり、今の段階ではFrancois Chidaine (ロワール/シュナン・ブラン) の方が──粗野で暴れん坊ではあるものの──アトラクティヴです。いずれにせよ、ロワールワインは今やマイナーな存在なので、我々夫婦にとっては、まさに〝漁りたい放題〟で、しばらくはシツコク飲み続けてイクと思います。

 ブルゴーニュと比べたら綾瀬はるかに安いし、予算8,000円以内で相当なヤツが買えるし、カリスマ生産者のトップ・キュヴェですら、ブルゴーニュのプルミエ・クリュ程度の値段だし、このエリアに詳しくなることには相当なモチベーションがありますので、2〜3年後には特集記事も書けるようになってると思います。


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※2019年4月22日よりコメントは「承認制」に、同年6月15日より非公開コメントが「不可」になりました。[詳細&ガイドライン


Francois_Chidaine ロワール シュナン・ブラン

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