◤篠峯 - 純米大吟醸 雄町 中取り生酒「Type 9」2017BY (H29BY) 3本目 1800ml!<奈良> ── d++b「結局、最後に勝つのは9号酵母なのか」 




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 ▲第1話の「5.2%」から「4.5%」まで落ちた第2話の件はどこも報じなかったのに「5.1%」まで回復した第3話については「深夜枠では珍しい右肩上がりな視聴率となった。 (ザテレビジョン) 」「深夜枠では珍しく右肩上がりをしていたことがわかった。 (オリコン) 」という謎のステマが展開された。こういうのは良くないです。しかも二つの違うメディアの原稿が〝ほぼ同じ作り〟という (笑) 。これ、完全に東宝サイドからの要請じゃん。他に絞るべき知恵はあると思うんだけど。ちなみに「ザテレビジョン」──「月刊ザテレビジョン」にて「浜辺美波のCatch a Wave !」を連載中──は美波ちゃんの写真集やカレンダーブックを出してるKADOKAWA (実は彼女の公式サイトも運営) で、一方の「オリコン」は同じテレ朝の「ミュージックステーション」に情報提供しているという間柄。[第3話 (TVer) ][第4話PR

 ▼得意の白目。
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 bottle size:1800ml





【871】篠峯 -しのみね- 純米大吟醸 雄町 中取り生酒「Type 9」2017BY <奈良>

千代酒造:http://www.chiyoshuzo.co.jp


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▪︎酒米/精米歩合:赤磐産 雄町/50%
▪︎酵母:協会9号
▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度:+6/2.0/0.8
▪︎ALC:16%
▪︎処理:中取り生酒
▪︎酒造年度/出荷日:2017BY (H29BY) /2018年4月
▪︎管理状況:2018/10/1に到着後、最高気温が20℃を切るまでは冷蔵 (3℃) 、冬場は室温 (16-18℃) 、2019年3月10日からワインセラー (11〜12℃) 、夏場は冷蔵、2019年11月14日から再び室温。
▪︎試飲日時:2020年2月17日 (月) /1本目に開栓。
▪︎JudgementOn My List / Not On My List
▪︎Grademarvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。

※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み




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 ※これと同じヴィンテージをストックしてる人のみ、質問あれば下さい。


 立ち香──そこそこ求めてるレベルの熟香はある。ちょっとこの感じは久々だけど、同じチヨメンだと「愛山45 H27BY」なんかも想ひ出します。「櫛羅」とは少し違う。「山田錦」特有の米由来のネリネリしたペースティー (pasty) な甘みは少ない。ほんのり紅茶、茶葉な甘み、熟れた腐りかけの巨峰、イチジクの蜂蜜漬け、ライチっぽい苦みのニュアンス、微かに硫黄系の還元臭、クリーミイでありながら透き通った柔和な吟香は桃のシブースト様。旨みの層の一つ一つは極薄で、まるでキメの細かいバームクーヘンのように折り重なる。

 そして、徐々に上質な黒砂糖のような優しく香ばしい甘みがそよぎます。やや乳白色なアロマもあるけれど、ますます紅茶っぽい熟れ茶けた──だがしかし透明感すら漂わせるブーケがスゥーっと伸びて来る。



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 特に問題はなさそう──銘酒の予感すら漂う。

 オレの勝ち、これは非常に旨いです。色はまだまだ透明で、ガスもそこらの直汲みレベルには残存。実は冷蔵庫に入れたのが3~4時間前なので未だそこまで冷えてないけど、むしろこのくらいの温度 (たぶん12℃前後) の方が口当たりも優しいのでアリかも。

 どうしよう。これは久々に旨すぎる日本酒だな。オレの言うことを信じて一緒に1800mlをストックしていた人はおめでとうございます。



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 まるで硬めのゼリーや寒天を噛んでるようなテクスチャーで、飲み込む瞬間にジュワっと凝縮感のある旨みと日本酒ライクな果実感がジューシイに手仕舞われる。たかだか生酒の2年熟成──オレなりにタフな環境で微調整はしているものの──に過ぎないわけで、この酒のこういう状態をオレ以外〝ほぼ〟知らずに「日本酒ブーム」とやらが成立していることの、なんと虚脱に満ちた諦観だろうか。造り手ですら、ここに至ろうとする野心や研究心を抱くことが少ないのは、もはや〝絶望の荒野に散らばっている残念の石ころ〟と言って良い。

 チロリに採って少し冷やしておいたヤツを飲むと、旨みの芯は硬くなるものの、五味に関する情報量が精緻に統制される分、むしろ液性の透明感は増し、余韻の陰影もハイコントラストとなり、よりミネラリーな滑走ロードが嚥下の地平へと美しくフェードアウトして行く。



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 明瞭な輪郭線に象られた〝コクみという名の建造物〟は堂々たる麗しさで、生酒なのに、まるで一回火入れのような集中力があり、それでいて、丸みのある〝しなやかさ〟には、やはり生酒属性ならではのフレキシブルな蠢きがある。もはや「日本酒」にこれ以上のレベルは求めない。完璧です。これが完璧な日本酒

 この状態なら10,000円 (720ml=5,000円) でも売れるし、中身を知っているのなら、オレはこの状態をその値段で買いたい。どうなるか分からない生酒を自前で2年も持つとか、フツーに考えたら面倒臭くて生姜はあるけどショウガナイ。



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 久々に「Superleggero - リースリング」発動──このレベルのグラスに対応できる日本酒は極めて少ないけれど。

 一つ言えることは、世の中、金で解決できることも少ないがある、ということですね。ボンタン飴ライクなムチっとした生老ね香も膨らみはするものの、含むと旨みの筋肉は相対的に緊密感を増し、より小さな領域で味わいが集中し、高貴なホロ苦さを纏いつつ、チヨメン仕様の上等な酸を携えて、瑞々しい球体を描きながらフィニッシュ。

 まあ、敢えて「横柄」かつ「尊大」な言葉を使えば、日本酒とて、オレの感性とチャレンジ精神さえ味方に付ければ、この次元にまで飛躍できるということですね。いつも言ってるけど、この「Type-9」という酒は、オレの知る限り、都内の特約店での扱いは〝ほぼ皆無〟ではなかろうか。偉そうに御託を並べてる酒屋の店主も──アンタどこまで本当に旨い日本酒を知ってるんだか──所詮はその程度という話な。





 1973チャレンジ!!!
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 ▲実物が1枚だけ紛れ込んでます。



 ♡☺♡「ああ、大人だなあ。スタイリッシュ。グイ呑みの方が力強く感じる。ワーグラの方がいいね。ヤバイ、これ飲んじゃうやつだ。」





── 2日目。

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 少し前に冷蔵庫から出しておいたんだけど、ちょっと未だ冷た過ぎで、そうなると、やや木香っぽい渋酸を硬く感じるので、チロリ経由で再サーブすると丁度いい温度になる。ただ、初日よりも〝まろやか&柔らか〟なテクスチャーで──酸に関するエリート指数は「愛山45」の方が上なので──、個人的には初日の方が〝らしいスタイリッシュネス〟を感じることができる。ま、旨いですけどね



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 ワイングラス (Sommeliers - シャルドネ) ──。

 うん、こっちの方が酸が躍動するのと、透明感が増して、エキスに酸がキラン☆と反射する、オレ好みの味筋が正しく確立されます。旨い。グイ呑みの方が渋みが立つんだよな。チヨメンにしては少し甘みの質が愛らしいような気もするけれど、酸が〝面で効く〟という、この美しい球体感と言ったら・・・。久々に旨い日本酒を飲んでしまったので、2日目にして、もう残りが3合を切ってます。

 さて、どうする!?──このレベルの日本酒を、簡単には探せない


moukan1972♂



※2019年4月22日よりコメントは「承認制」に、同年6月15日より非公開コメントが「不可」になりました。[詳細&ガイドライン


浜辺美波 日本酒 篠峯 on_list_marvelous 雄町 アリバイ崩し

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