◤Domaine Henri Magnien (アンリ・マニャン) AOC Bourgogne Côte d'Or「Pinot Noir」2017 




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 ちょっと久々のブルピノです。Henri Magnien (アンリ・マニャン) はジュヴレ・シャンベルタンの新星で、日本への輸出は2008年からと、割りと最近です。現当主のシャルル・マニャンは1986年生まれで、2009年、弱冠23歳でドメーヌを継承したそうな。

 ところで「Bourgogne Côte d'Or」というアペラシオンを見て「ん?」と思った人も中にはいるかもしれないけど、これは「2017年ヴィンテージ」から施行され、2019年頃から市場に出回り始めた「新設アペラシオン」で、ぬわんと準備期間に20年も掛かったらしいです。これまでの「AOC Bourgogne」だと、北は「Chablis (シャブリ) 」、南は「Mâcon (マコン) 」なども広く含まれるので、今回はブルゴーニュ地方の「Côte d'Or (コート・ドール) 」がそこから僅かに格上のゾーンに抜け出した形になります。ちなみに今回認められたのは「赤白のスティルワイン」のみで、ロゼやスパークリングはこれに含まれません。



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 photo: bourgogne-wines.jp



 というわけDE、2016年までは「AOC Bourgogne Pinot Noir “Moutier” 」という名前で販売されていたキュヴェが2017年ヴィンテージからエチケットも新たに「AOC Bourgogne Côte d'Or Pinot Noir」に変更されました。輸入元の説明によると──ブロション村内のACブルゴーニュ単一区画『Moutier (ムティエ) 』に0.37ha。泥灰土質・砂質土壌。平均樹齢30年。カヴァン社製ジュピーユ、コンピエージュ、フォンテーヌブローの各森産の2~3回使用樽で10ヶ月間の熟成──とのこと。ちなみに、上の地図の ⬛︎⬛︎ エリアがジュヴレ・シャンベルタンにおける「AOC Bourgogne Côte d'Or」区画に相当します。エチケットに関しては以前の方がモダンでオサレだったような気もするけど。。



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◤アンリ・マニャン AOCブルゴーニュ - コート・ドール「ピノ・ノワール」20173,370 円

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 立ち香──まずは開けたての瓶口から。いいっすね。まるで村名クラスのアロマ出力。ちょっと「Camus AOC Gevrey-Chambertin Rouge 2011」なんかを想ひ出します。黒ずみのあるベリー感に、ミキプルーンなエキス感。甘やかな表情もあるけど、しなやかな酸が優雅に果実を纏って、それを引き延ばして行くニュアンス。樽のニュアンスもシッカリありつつ節度ある香ばしさ。タンニンはサクサク系の予感。そして、幾つかのジュヴレのピノ・ノワールで感じる、なぜかゴムっぽいニュアンスの焦げみ (笑) 。

 グラスに注いで──そこそこ華やかだけど、ナチュラルなフランボワーズ感もあり、清楚にしてチャーミング。色は少し薄め。



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 ♡☺♡「美味しい。ちょっと華やかだけど、程良いタンニンの先生で旨い。」

 華やかさが嫌みではないチャーミングかつフィネスを感じさせる可憐なACブル。全体的には軽やかな〝薄酸っぱ系〟のピノ・ノワールでありつつも、しなやかで程良いタンニンに旨みが手際良く凝縮されており、一連の同系統の薄ピノ組の中では頭一つ抜け出た麗しのフルーティネスがあり、滑らかな甘みが透明感のある果汁の皮膜に包まれながらツルっと舌の上を駆け抜ける様は、何ともジューシイ。つまり、深く考えずとも、まず最初に「旨い」という言葉が出て来るACブル。

 酸は緻密で力強く、ジュヴレらしい端正な縦のラインを感じさせる味筋でありながらも、ジュースには、どこか愛嬌のあるピュアな瑞々しさもあり、果実酒としては快活で朗らかな表情もある。それでいて、芯の通ったエレガンスもあり、なかなかに見逃せない。まだ少しだけ残ってるようなので、この機会に過去のヴィンテージも拾ってみたい。まさに輸入元のHPに載ってる当主のコメントそのままの味わいという印象。






 ▲一番左のボトルが旧デザイン。


「ピノ・ノワールという品種ならではの、繊細で薫り高いワインづくりを目指しています。それは気品があり絹のようになめらかなタンニンを伴う、まろやかでバランスの良いワインです。私たちは、ワインの自然な風味を〝修正する〟ことができると考えられている(技術や添加物等の)あらゆる干渉を制限します。あらゆる〝アグレッシブなもの〟は歓迎しません。ピノ・ノワールは、肩の力を抜いて自然な悦びをもたらしてくれるもの、また、美味しい料理を引き立てるものであると考えています。」





── 2日目。

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 ♡☺♡「バランスが良くて美味しいです。ナニコレ旨い。『えびあられ』が食べたい。」

 もしもコレが近所の酒屋で1,980円で買えたなら、毎日コレばかり飲んでしまいそうな感じではあるけれど、残念ながら世の中はそれほど甘くはなく、そればかりか年々確実に値上がってるようだ──ウメムラの過去の販売歴を見ると「2012=2,816円」で「2016/2017=3,432円」。

 エントリーレンジの地域名ワインらしい小ぶりなサイズ感で、味わいも、どちらかと言えば「薄い」わけだけど、結局はバランスと品性なんだな。結果的に美味しいんだから、生姜はあるけどショウガナイ。これも最新ヴィンテージの「2017」ではあるけれど、香り麗しいチャーミングで透明感のある果実感なので、若いうちから普通に楽しめます。これからのシーズン、花見なんかにシレっと持参したら、間違いなく (若い女の子の間でその日限りの) ヒーローになれるでしょうね。

 ♡☺♡「週末に飲んだワインは3本とも全てアタリ。」──うちの若くない〝元・女の子〟も大満足です。


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※2019年4月22日よりコメントは「承認制」に、同年6月15日より非公開コメントが「不可」になりました。[詳細&ガイドライン


Henri_Magnien ブルゴーニュ赤 ジュヴレ・シャンベルタン 浜辺美波

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