◤黒澤 - 生酛 純米吟醸 自社栽培米 信交酒545号 (山恵錦) 原酒 瓶火入れ 蔵内常温貯蔵 2018 (H30BY) <長野> ── dಠಠb「ストックしてる人は〝秋あがり〟を目指した方がいいでしょう」#Spicy 




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 まだ「生酒」は開けません──というより今すぐ飲めるモノがヌワイ──、火入れの「黒澤」、山恵錦55の901号酵母、2018BY (H30BY) です。


 たぶん「2017BY (H29BY) 」が初リリースなのかな。僅かなタイミングで「2017BY」を買い逃してしまい、なんとそっちは「酸度:3.0」でした。DE、この「2018BY (2019年2月製造/同年12月出荷) 」、どうせ若いんだろうなあ──と思いながら開けたら〝まんまと〟若かったので、この時点での「お燗向けの熟成純米」という趣きは一切ヌワイです。野菜換算だと「青くて硬い」というニュアンスなので、ストックしてる人は「今年の秋あがり」を目指した方がいいかもです。



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 bottle size:1800ml





【868】黒澤 -くろさわ- 生酛 純米吟醸 自社栽培米 信交酒545号 (山恵錦) 原酒 瓶火入れ 蔵内常温貯蔵 2018 (H30BY) <長野>

黒澤酒造 株式会社:http://www.kurosawa.biz


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▪︎酒米/精米歩合:穂積産 自社栽培 山恵錦/55%
▪︎酵母:協会901号
▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度:+5/2.0/─
▪︎ALC:17.5%
▪︎処理:二回火入れ?
▪︎酒造年度/製造年月/出荷日:2018BY (H30BY) /2019年2月製造/2019年12月出荷
▪︎管理状況:2020/1/5に着、3℃で管理。
▪︎試飲日時:2020年1月30日 (木) /金紋錦45の次に2本目として開栓。
▪︎JudgementOn My List / Not On My List
▪︎Grademarvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。

※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み




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 立ち香──JO (常温) です。昨日今日が暖かかったので、酸は強めに感じません。さすがにヲトナしいな。軽く熟してる程度。水のキレイさを感じさせるクリアな火入れ純米という感じ。

 まずはJOでそのまま──。

 スッキリしてるけどクセのある奴。最近飲んだ「黒澤」の中ではニャカニャカの草感。基本的には相当ドライかつ無表情で、軟水の滑らかなテクスチャーの中にザラザラ&ワシャワシャした独特の五味のモアレが折り重なる、まあ「黒澤らしいっちゃ黒澤らしい味筋」です。これは好みが分かれるな (笑) 。ただ、ALC.17.5%ほどは重く感じない。むしろ少し水っぽく感じる瞬間もあるくらい。

 ただ、食中は意外に米の甘みを感じやすく優しい味わいになり、少しクセのある草感も程良いアクセントになる。そして余韻には、円やかな、少し琥珀カラーな熟味のある旨みの広がり。



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 少し冷やしてみた──。

 酸のエッジが立って、ますますクセは強めで、酸の表情も鋭利になる。たぶんこれで15℃くらいだけど、これ以上は冷たくない方がいいでしょうね。渋くて苦くなると思うので、RS (れいしゅ) は論外です。ワイングラスは少し「うるさい」かな。

 レンジ燗──元々「お燗」用に買った酒です。

 若いな (笑) ~。逆にフルーティー。この変化式は「生酛 純米 山田錦 無濾過生原酒 H30BY」と同じだな。スッキリしてるけど草ボウボウ。

 このまま少しJO (じょうおん) で放置するので、評価はその時にヤリます。今の段階では特に「旨い!」とかはヌワイけど、オレにとっては慣れ親しんだ味わいなので、酒単体はともかく、食事と一緒なら、まあ黙って飲んではいられます。2〜3年で化けそうな雰囲気はありますね





── しばらくJOで放置してみた。

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 ▲ドラマ『テセウスの船』の第4話はテンポが悪く、30分で済む話を構成上ムリヤリ1時間でやってる感じ。視聴率は下がらず上がらずの横這いだったものの、この感じだと、たぶん第5話は11%台を維持するのは難しそう。[第4話 (TVer) ]

 ▲あと、アントニオ猪木の「元気ですかー!」の引用は要らない。オレの記憶 (認識) だと、当時、関根勤のジャイアント馬場のモノマネ (アッポー) は完全に定着していたとは思うけど、一方、1989年 (平成元年) の時点でアントニオ猪木のモノマネはそこまで一般的に流布してなかったんじゃないかな。というより、そもそも猪木の「1・2・3 ダァー!!」というパフォーマンスの初出は1990年の2月10日に開催された『'90スーパーファイトIN闘強導夢』らしいし、それを春一番が初めて真似して、それが一般層に定着するまでには更なる時間を要するというわけだ。『テセウスの船』は若手スタッフ主導の企画らしいけど、時代考証の甘さが少しノイズ。




 ※2020年2月10日 (月) に12日目を飲む


 立ち香──さすがに劇的な変化はないし、相変わらず少しクセのある草っぽいニュアンス。なんでしょうね。ミンティーなニュアンスも僅かにあるので、風変わりな〝歯磨き粉〟みたいな香りとも言えるかもしれない (笑) 。米の甘み&旨みが連れて来る、円みのある琥珀カラーのブーケも少々。

 JOで──。

 ちょっと重めの喉ごしで、濃いんだよなあ。必要以上に苦いし、軋むような独特のミネラリティは、まさに黒澤チョークな質感。いつまでも口の中がビリビリと辛いです。やってないけど、この分じゃ、RSなんか──蔵元判断では「◎」みたいだけど──飲めたもんじゃないでしょうね。



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 ▲双子設定ではありません。



 少し割り水してレンジ燗──。

 この酒としては、まだ全然「完成」してヌワイんだけど、原酒のJOよりはマシというか、スプーン1.5杯分くらい割り水しているということもあるけれど、ゴワゴワと軋むようなテクスチャーは消えてくれるので、滑りは良くなります。

 クセは少しツヨーメだけど、黒澤らしい異質なキャラの酸はシッカリ出てるので、キレはイイです。ただし、今のこの状態で飲んで「旨い!」は、やはりヌワイです。

 まあ、日々ダラダラと──用意した酒が少し足りない時などに──消化しますわ。評価は「on my list - insufficient」です。ストックしてる人は「秋あがり」を目指しましょう。


moukan1972♂



※2019年4月22日よりコメントは「承認制」に、同年6月15日より非公開コメントが「不可」になりました。[詳細&ガイドライン


日本酒 生酛 山廃 黒澤 on_list_unsufficient

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