◤Clos des Fous (クロ・デ・フ) DO Aconcagua Costa「Pucalán Arenaria」Pinot Noir 2015 




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 ワインスペクテーターが「現代のインディージョンズ」と呼ぶテロワーリスト!


 ▲「テロワーリスト」──最初「テロリスト」と読み間違えたわ (笑) 。




 毎度アクセスありがとうございます。


 そこまで「好き!」というわけでもヌワイんだけど──もちろん嫌いではない──、なぜか買って飲んでるClos des Fous (クロ・デ・フ) 、チリピノ・ノワールです。なんというか、値段のスライド具合がキレイで分かりやすいので──2,000円前後<3,000円前後<4,000円前後──、それもあって、結局コンプリートしてしまったというわけです。

 下から (安い順に) 「2つの産地のブレンドで樽を使わないSubsollum (スブソルム) 」「熟成に樽を使う単一産地のLatuffa (ラトゥーファ) 」「発酵&熟成に樽を使う単一産地の最上級キュヴェArenaria (アレナリア) 」松竹梅があって、いよいよ今回は「Arenaria (アレナリア) 」を開けましたが、結論を先に言うと、個人的には一番安いSubsollum (スブソルム) 」で十分ではありました。つまり、アレナリアを1本買うならスブソルムを2本買った方がシアワセということです

 発酵:ステンレス・タンク (マロラクティック発酵はフレンチオーク樽にて) 、熟成:フレンチオーク樽にて24ヶ月間 (225L、新樽比率33%) 、年間生産量:4,320本です。(※輸入元の「2016」のDATAです。)



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◤クロ・デ・フ DOアコンカグア・コースタ「プカラン・アレナリア」20153,998 円

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 立ち香──まずは開けたての瓶口から。おっと、密度タカーメの凝縮感。思ってたよりケレン味はなく、クロ・デ・フらしい土っぽさや鉱物感もありつつ、コアには透き通ったマロやかな果実味。柔和な甘みすら感じるエレガントな表情。もっとワイルドでパワフルなアロマを想定していただけに、ちょっと意外。つまり、全然ヤンチャじゃない。ま、上級キュヴェだし、当たり前田のスープレックスか。徐々にチャーミングなベリー感がツルっとテカり出してで、ややミルキーなニュアンスも。普通に旨そうな予感。

 グラスに注いで──樽香のニュアンスは炒った穀物ライク。



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 ♡☺♡「フレッシュさを感じるけど、ちょっと甘いかなー。味は悪くない。デザートワインに思えて来た (笑) 。」

 果実表現における解像度は高く、適度に肉付いた柔らかいアタック、透き通ったチャーミングなフルーティネス、目の詰まったキメの細かいタンニン。ワインにおける雄大さ (スケール感) の性質は、眼前に迫力豊かに広がるそれというよりは、少し離れた位置から俯瞰して遠くに見えるそれ。つまり、目の前にあるデカい何かというよりは、デカい何かを遠くから眺めているような雄大さ。

 とはイエイ、さすがにコレはピノ・ノワールとしては少し甘過ぎます。ピノ・ノワールであることを脇に置いて値札を裏返して飲めば別に普通に美味しいんだけど、端的に言って、少なくとも我々にとっては、求めていたモノに満足の行く回答を与えてくれるピノ・ノワールではありません。





── 2日目。

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 ▲途中から佐野元春が小泉進次郎に見えて仕方なかった件。





 dಠಠb「なんかイチゴのジュースみたいだな (笑) 。」
 ♡☺♡「イチゴのジュース、わかる (笑) 。まあ、旨いけどね。」

 ALC.度数も「14-15%」ほどあり、少なくとも「ブルゴーニュ」と相対化させるべきピノ・ノワールではなく、南仏やカリフォルニア産のそれらと比較してドーノコーノというようなワインだとは思います。4,000円の予算があれば、たとえ「ブルゴーニュ」であっても「村名アペラシオン」で探せるので、ちょっとこの「Arenaria (アレナリア) 」を買う理由がオレには見つかりません。

 たとえば最近──店側のミスかもしれないけど──、村名マルサネの「Jean Fournier “Cuvee Saint-Urbain” 2016」が近所の信濃屋で2,999円 (税抜) に値下がっていて、買うべきワインがどちらかについての我が家における家族会議に必要な時間は1秒もあれば足りるでしょう。


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※2019年4月22日よりコメントは「承認制」に、同年6月15日より非公開コメントが「不可」になりました。[詳細&ガイドライン


Clos_des_Fous チリ

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