◤貴 - 純米吟醸 八反錦 無濾過生原酒 ── dಠಠb「(たぶん) 初の全量八反錦使用酒はグレープフルーツ様の酸が際立つ良作」#Fresh, Wine Oriented 


╰ 【001-074】の記事はfacebook時代のモノを加筆/再構成 (一部キャラ変) して書かれたものです。


 先ずはオレから。

 なにかと因縁のある千葉のイマちゃん (IMADAY) の頒布会より。たぶん而今/千本錦の一升瓶がウリの頒布会だったけど、オレ的には貴/純吟/全量八反錦生っつのもなかなかに興味深かった。結果的に而今はハズレだったから、この貴がなかったらかなりどうでもいい頒布会になるところだった。一白水成/吟の里/1年熟成も悪くはなかったけど、冷おろし扱いの山田錦26BYの方が格段に旨かったから、どうでもいいっちゃどうでもよかった。

 そういや、うちに一白水成の酒未来26BYが7月から寝てるんだよな。山田錦26BYのボディ感が好きだったから、あのニュアンスが酒未来で出るのか知りたくて勝手に熟成中。そろそろ開けるぞ〜。

 ♡☺♡に返します。



taka_hattan1.jpg

taka_hattan2.jpg
 bottle size:1800ml



【058】貴 -たか- 純米吟醸 八反錦 無濾過生原酒 27BY <山口>

永山本家酒造場:http://www.domainetaka.com


Moukan's tag:



 試験醸造品です。貴のALL八反錦使用のお酒はこれが初めてだと思います。八反錦は広島の酒造好適米です。私見ですが、ハーブアロマな香りと、ちょっとクセのある酸の出る酒米という印象です。白ワイン好きの人に特にオススメしたい酒米ですね。オリが完全に上澄みと分離しない感じは「あらばしり」だからなんでしょうか。特にそのような記載はありませんが、いわゆる〝うすにごり〟とは少し勝手が違う印象です。

 今さらで恥ずかしいんですが、日本酒を通じて、遂にRIEDELのグラスを購入しました。今宵は二つのグラスに同じお酒を入れて飲み比べてみたいと思います。


◎ <リーデル・オー> ヴィオニエ / シャルドネ
http://shop.riedel.co.jp/products/detail.php?product_id=160

riedel.jpg 立ち香はリーデルグラスで確認します。グレープフルーツ様の少しクセのある酸が上がってきます。おおお、さすがに普段のぐい呑みグラスに比べると口が広いだけあって、豊かに香りますね。そこまで香るタイプの酒ではないんですけどね (笑) 。

 含みます。丸いフルーティーな甘み。ん? 無濾過生原酒にしてはツルツルで軽やかだぞ。アフターは適度な酸にグレープフルーツ様の苦みが優しく重なり、スパっとキレます。キレる割にアルコールのアタック感が少ないのが好印象ですね。バランスいいな〜。もともとタカは食中酒を意識した酸度高めの味設計なんですが、リーデルグラスで飲むと、ますます白ワイン風情が高まりますね。

 次に普段のぐい呑みグラスでいただきます。

 ──おいっ! 別の酒か (驚) 。

 ナニコレ、逆に大丈夫!? ぐい呑みは酒と口の距離が近いので、ダイレクトにジュワっとジューシーな旨みが伝わります。酸にもザラっとした立体感があって、簡単に言うと、飲みごたえがあります。わたしはこっちの方は好きかな (笑) 。リーデルの方はグラス内で小さくデカンタージュされているからなのか、より多くの空気に触れることで、とにかく軽やかで丸いですね。より上品で洗練された味わいになってます。

taka_hattan3.jpg これはちょっと研究が必要ですね。ここまで味わいが変わるとなると、酒の特性に合わせて、都度都度グラスチェンジする必要がありますね。高精白の大吟醸なんかで威力を発揮しそうですが、あいにく我が家にはそういう香り酒が少ないという・・・。

 RIEDELにはズバリ日本酒用のグラスもあったんですが、旦那の手の大きさにフィットせず、シャルドネタイプはバラ売りされていないことから、ひとまずはこちらを買ってみました。ま、これからは酒とグラスの相性なんかも気にして飲んで行きたいと思います。あー、楽しみが増えるわ〜。


◎ <リーデル・オー> 大吟醸
http://shop.riedel.co.jp/products/detail.php?product_id=311

taka_hattan4.jpg そうこうしている間、『吉田類の酒場放浪記』で相変わらず先生が安酒を飲んでるっていう (笑) 。この番組はわたしたち夫婦にとって「スッキリとした辛口である」という決め台詞にツッコミを入れるためになくてはならない番組で、毎週録画して観ています。アマノジャクな楽しみ方なんですが、なんだかんだ好きなんですかね。吉田類の大らかで大陸的なバカ舌がわたしと同レベルだからでしょうか。

 最後に。貴は新宿伊勢丹で扱いがあります。今だと山田錦の生原酒が出回っているはずなので、こちらもオススメしておきます。ボリュームある甘旨がドワっと押し寄せてきます。旨いよ〜。




── 2日目。


ライチ ライトな甘みに、やや苦みのあるフルーティーな酸が重なります。グレープフルーツというより、ライチに近いかも。今日もツルツルで丸い味わいです。ですがまあ、これをワイングラスに入れて出したら、日本酒の現在地点を知らない人にとっては、普通にワインだと思って飲みつづけそうです。

 小さな酒蔵は、ちょっとした思いつきで、番外編的なレシピをすぐにこうして商品化することができます。キリンやアサヒやサントリーじゃ、このスピード感で消費者の口に試験醸造品を届けるのは無理ですね。地域限定の試験販売ですら、息の長いプロジェクトを経て、ようやく実現する程度ですしね。




── 3日目。


 今日でおしまい。さすがに酸化が進んで、甘みは後退しましたかね。一升瓶は、残り2合を切ると瓶内の空気比率が高まって、特に生酒の場合、劣化 (味の変化) が進みやすくなります。6合瓶とかあればいいんだけどなあ。

 dಠಠb=moukan1972♂「ワリい。CUT-IN。でもまあ、屋守/おりがらみのハズレをこれが補ってくれて良かったよ。これと並べて飲めば、27BYの屋守/おりがらみはホント💩だったよ。ぼちぼち純米中取り無調整で27BYの屋守を見定めるかな。いやホント、もう一度、あの激ウマの中取りが飲みたいぜよ」


moukan1973moukan1972♂






Comment

Add your comment