◤Testalonga (テスタロンガ)「Baby Bandito “Keep On Punching” 」2018 




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 ▲竹内涼真プライムタイム初主演『テセウスの船』より榮倉奈々の特殊メイク。タイムスリップ設定なので老若コンディションを行き来するのは仕方ないとしても、別に他の役者 (老人担当) を立てても良かったのではないか。そもそも我が日本に〝色黒の老年女優〟は存在しない。いつも言ってるけど、女優は〝色白〟が必須条件なので──30までは色黒でも通用するけど──、これは「色黒女優が老人役を演るとこうなる」ということへの稀有な証明案件 (色黒のお婆ちゃん女優が日本芸能史に初登場=ほぼゾンビ) 。[Michael Jackson - Thriller (Official Video) ]









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 南アフリカの「Chenin Blanc (シュナン・ブラン) 」100%の白ワイン。フランスのロワール原産の白ブドウだけど、実は栽培面積では南アフリカが世界一です。どのキュヴェも見るからに〝不自然=自然派〟なエチケットだけど、実際に飲んでも〝その通り〟で、ただ、何というか、2,000円台という価格帯が功を奏したのか、そこまでクドくも大仰でもなく、イイ意味で「薄さが透明感に寄与する」タイプの白で、この手のワインには手厳しく皮肉屋なオレでも意外に飲めました

 とはイエイ、どちらかと言えば歴然と「自然派ワイン=不自然なワイン」ではあったので、一応タグ付けはしてあります。線引きは主観的なモノだけど、簡単に言うと「アペラシオン・ワイン (テロワール表現重視のワイン) 的ではヌワイ」という要素を重視してます。逆に見た目もスタイルも自然派なのに味はアペラシオン・ワイン的なモノには「不自然じゃない自然派ワイン」というタグを付けてます。

 この「Baby Bandito (ベビー・バンディート) 」シリーズはTestalonga (テスタロンガ) の相対的には廉価なカジュアル・ラインで、シュナン・ブラン100%だと、他に醸しの際にスキンコンタクト (=マセラシオン=オレンジワイン風=白ブドウでロゼを作るようなスタイル) を施した「Stay Brave」などもあります。

 このワイナリーのTOPキュヴェは4,000円台の「El Bandito Cortez」と「El Bandito Skin Contact」なので、タイミングが合えばそのうち飲んでみます。ま、このあたりはさすがに「It's a FUSHIZEN !!」という感じではあると思うけど (笑) 。





 テスタロンガが長年温めてきた、もうひとつのプロジェクトで、よりカジュアルなワインを造り出すブランドです。標高220m、北向き花崗岩土壌、1972年に植樹された、ブッシュヴァインのシュナン・ブラン100%から造られています。このワインの造られる畑は、自身が独立する前から付き合いのある畑で、小粒で味わいの凝縮されたブドウが実る畑です。手摘みにて収穫後、ステンレスタンクにて全房発酵、熟成されます。“造り上げるワインは自分の子供と同様”として、Babyという名前を付けています。

(販売ページより)



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 ▲「E.T. 、喪服を着る」の巻。





◤テスタロンガ「ベビー・バンディート “キープ・オン・パンチング” 」20182,420 円

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 立ち香 (「不自然」に備える) ──まずは開けたての瓶口から。コルクを抜き切る前から既に「お酢」の香りが (笑) 。そして抜き取ると「鉱物感」どころか「鉄そのもの」の香りがする。なんか醤油とオレンジ果汁を混ぜたような不思議な香り。そこそこ「不自然」ですね。頭からカブったらスゲえベトベトしそうなニュアンス。徐々にワインっぽいアロマも膨らんで来たけど、スキンコンタクトしてない割りにはオレンジワインっぽさがそこそこあります。

 グラスに注いで──ほんのりパウダリーなバニラ香もありつつ、アルザス品種にありがちなヌメっとした重油感やマッチを擦ったような焦げみも。全体には非常に鉱物的な香り。どちらかと言えば歴然と「不自然系=自然派ワイン系」という表情ではあります。



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 ▲「雪印 とろけるスライス」のコか。竹内涼真演じる「田村心」の姉の幼少期役。このコは〝子役臭プンプン〟でハキハキしてるから、少なくとも10代のうちは売れそうだな。ファニー顔は20歳過ぎたら分からんけど。あと、金吾堂製菓 『クレイジーソルト塩煎』はオレガノとローズマリーの香りが強過ぎて少し「龍角散 (薬草&漢方) 」みたいなニュアンスがあるので、全体的にはグリコの『プリッツ 旨サラダ』と同じ方向性の味付けで、個人的には好みではヌワイ。


 



 自然であることをキボンヌ──。

 薄いけど酸だけはビカビカ。なんか〝クセのあるレモン水〟という感じ。細い光線みたいな味筋だけど、極めて狭い領域に畳まれた果実味が引き延ばす余韻は意外にナガーメ。鉱物的なミネラリティに支えられ、骨格は細マッチョ系。

「カジュアル」と言う割りには「ピーキーな味わい」だけど、そのカジュアルな価格ラインが〝不自然さの悪目立ち〟を程良く押さえ込んでいて、全体としては完全にイマドキの〝不自然系=自然派ワイン〟ではあるものの、まるで情報量は少ないリースリングみたいな味筋なので、普通にスイスイ飲めて、細いけど、それでいて描かれる果実の輪郭線は油絵タッチに濃いです。



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 ▲思ってたより竹内涼真は頑張っていたけど──無理なく適役だから暑苦しい芝居が嘘臭くならないものの──、ナレーション (独白アフレコ部分) が余りにも下手クソ過ぎる。これは早急に何とかした方がいいけど、すぐには解決しない問題か。



 自然に不自然──という感じ (笑) 。これまた「1,800円ならコイサー!」という値付けのワインではあるものの、フランスの「アペラシオン・ワイン」とは違った魅力のある味わいなので、確かにカジュアルに飲むには悪くないかな。とにかく、酸だけは輝度MAXにビカビカなので、そこに全てが収斂してイク感じ。「味は薄いんだけど、印象は薄くない」──みたいな、不思議な存在感。

 まさに〝手の込んだ複雑なレモン水〟という感じではあります。moukan1973♀に黙って飲ませたら、♡☺♡「なんか旨いんだけど。スイスイ飲んじゃった」と言ってたので、ギリギリ飲める「自然派ワイン」という感じではあるのかも。





── 2日目。

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 ジワジワとオレの味覚の中で受け入れ態勢が整えられつつある感じ (笑) 。「薄いけど存在感はある」みたいな独特のバランス。リースリングのアンドロイドというか、独特の抽象性がある。もちろん、ロワールのシュナン・ブランとはまるで異なる味わいなので、品種単位でアーダコーダイーダヨーダ言うことはできないんだけど、実際、オレがこれまでに飲んだ2本の南アフリカ産シュナン・ブランともまるで異なる味わい。

 シャルドネ同様、元々品種ならではのクセが少ないブドウなので、産地や造り手が変わると味わいも変わりやすいんだけど、引き続き漁ってイキます。シャルドネに関しては、シャブリ以外は、シャンパーニュも含め、もはや「3,000円以上の高級ワインだけ拾ってればいいや」という感じ。日頃シャンパーニュを飲んでるので、安価なシャルドネを飲む理由がヌワイ。いや、もはや3,000円台でも難しいか。


moukan1972♂



※2019年4月22日よりコメントは「承認制」に、同年6月15日より非公開コメントが「不可」になりました。[詳細&ガイドライン


Testalonga 南アフリカ シュナン・ブラン 自然派ワイン

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