もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 その吟醸、720mlが840円ナリ。
〜 日本酒の家呑みレポ&本日の1曲、安センベイ評、時々メガネ警察〜

◤豊醇無盡 たかちよ - SEVEN おりがらみ本生 27BY ── dಠಠb「これをメロンとか言ってるヤツは一度耳鼻科に行った方がいいと思う」#Fresh 




 当ブログでは4本目のたかちよです。このSEVENは27BYからの新商品みたいです。ラベルのカラーで味わいを表現するという銘柄コンセプトの下、今回のテーマは「メロン」の模様。たかちよライクな振り切った甘口属性とメロンとの相性に一抹の不安──デレデレに甘くなりすぎないかという懸念があるものの、なんか勢いで買ってきてしまった。どうだろうか。




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 ▲夫婦でスマホ持ってないから興味の沸きようがない。


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 bottle size:720ml





【151】豊醇無盡 -ほうじゅんむじん- たかちよ SEVEN おりがらみ本生 27BY <新潟>

高千代酒造:http://www.takachiyo.co.jp/item/kodawari


Moukan's tag:




takachiyo_seven_27by3.jpg 一部の山田錦40の大吟醸なんかの方が遙かにメロンということを考えれば、立ち香においてわかりやすいメロンはない。なんというか、ヤクルトなんかに近いよ。あとは町医者でもらえる、子供用の苦くない風邪用の飲み薬 (笑) 。

 まずは上澄みから。上澄みハンターとしては不覚ながら、知らぬ間に少し撹拌されてしまったんだが、極うすにごり程度なので、飲み比べするには問題ないはず。

 およっ? 個人的に、たかちよ史上、最高度の酸っぱさ──。

 ガスはシッカリある。この時点で「うわ、甘っ!」とかは全くない。同時にメロンもない。少し粉っぽい苦み。スペック非公開だから何とも言えないけど、五百万石っぽい感じ? この味、以前にどこかで──ううう、思い出せん。あとでINDEXを見渡してみよう──あ、思い出した。篠峯ろくまるの八反うすにごり。篠峯の方が酸っぱいけどな。麹由来のニュワっとした酸においては萩の鶴の猫ラベル桜Verなんかも思い出す。

 メロン?──どっちか言ったらファンタグレープだと思うんだけど。あの駄菓子っぽいブドウ感というか。

 オリを絡めて──


takachiyo_seven_27by4.jpg メロンはどこにもない。そのことに関して文句はない。メロンで甘くてたかちよとか、想像しただけでも期待できない酒質だもの──なら買うなよ (笑) !

 ガスがあるんでね、わりとジョワっとした粗めの苦みがあって、そこにシロップ様のツルツルした甘みが絡みつく流れ。ま、普通か篠峯ろくまる八反うすにごりを飲んでる手前、この酒についてこれ以上の何かを語ることは難しいのだけれど、篠峯よりたかちよの方がマニアの覚えめでたいから、篠峯を知らない人には新鮮なんじゃない? たかちよとしては、酸が出てる方だとは思う。

 しかし酒屋のHPつうのはつくづくアテにならんな。ま、最初からアテにしてないからなにも困らないんだけど、これをメロンとか言ってるヤツは一度耳鼻科に行った方がいいと思う

 うん、味が開いてきた。甘いは甘いけど、こと甘さにおいては三千櫻のさくらにごり愛山の足下にも及ばないし、篠峯ろくまる八反おりがらみの方が甘いから、日本酒全体の中でそこまで甘いわけでもない。じゃあ、この酒の個別のアイデンティティーはどこにあるのか、最後にそれを少し探ってみようか。

 ファンに向けて色違いを出すことこそがたかちよのアイデンティティー。冗談よ (笑) 。DE、セブン、新商品としてのセンセーションは特にないというのが現実だったり。

 ポップでキャッチーにシュワっと甘やかで、フルーツとしてよりは駄菓子的な甘さのある不思議な日本酒、凍らせてシャーベットにしても楽しそう、そんな感じ──だが、メロンはねえから

 でもね。オレ、メロンが好きだったこと、43年間生きてきて一度もないから、自分のMONEYでメロンを買ったこともないし、だからメロンそのものの味を実は全く理解していない可能性もあるのだけれど (笑) 、それでもこれをメロンと言い張るヤツの味覚をオレは信じない

 飲みつづけてるとホロ苦い甘ジョワなタッチも出てくるか。普通に楽しめるけど、たかちよの新商品としては存在意義が見えにくい酒質。ま、これを旨いと思える人は、来年にでもろくまる八反うすにごりを飲んでみてね




── 2日目。


 もうほとんど残ってないけど、夫婦で70mlずつくらい──しかも昼間に (笑) 。

 誰がなんと言おうとメロンはどこにもない。ガスによるバブリーでパウダリーな苦み、そこに絡む駄菓子のような甘酸──ゆえにファンタ──オレンジはないな──やっぱファンタならグレープに近いよ。

 うーん、昨日より苦いかな。酸がぼやけちゃった。

 温度が上がってくると甘くなるけど、まあ、たかちよ的な振り切った甘さはないよ。夏仕様なのか、爽やかで軽やか。やっぱ篠峯ろくまる八反うすにごりと似てる──2日目の味の変化具合まで似てる。どっちが上かは言わない。それは飲み手が決めること。

 とはいえ、取り立ててアーダコーダ言うほどの酒じゃない。ファンが確認の意味を込めて買う以外にあまり購入意義を見出せない酒。だったらスピリッツをファンタで割ってレモンを足した方が楽しめる。オリは苦みに寄与するタイプのオリ。


moukan1972♂






たかちよ 日本酒

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  • 本日の家飲み たかちよ 「SEVEN」 扁平精米無調整生原酒 本生     新潟県南魚沼市のお酒です。  最近の当ブログ一押し銘柄の一つ。  メロン的日本酒のもう片方はひらがな「たかちよ」の新色になります、珍しく「SEVEN」というサブタイトル(?)が付いてますが、意味は謎。  たかちよは他の色も具体的な果実の味わいを意識しているらしい(赤はリンゴとか)のですが、こちら...
  • 2016.09.26 (Mon) 19:00 | 酔いどれオタクの日本酒感想記