◤長珍 - 特別純米酒 2018BY (H30BY) <愛知> ── dಠಠb「酒単体だと少し愛想が足りないが食中は良き相棒」#Okan 




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 ▲自ら杜氏も務める桑山専務はデカい声でよく喋る熱い男。手に持ってるのは「特別純米」の「生詰ヴァージョン」です。

 ▼若き日の桑山専務──ではなく、辰吉丈一郎。





 久々の「長珍 特別純米」です。1800mlで買うのは更に久々です。いつも「旭興」を買ってる近所の酒屋が去年から取引を始めたみたいなので、これはオレには好都合。


 通年商品なので幾つかのロット (仕込み) があるはずだけど、そもそもが「200石」ほどの小さな蔵なので、そこまでは多くはないはすです。火入れ後、タンクで約半年ほど熟成させ、瓶詰め後に二度目の火入れをして、それで出荷だと思います。「2.1. (令和2年1月) 」の出荷なので、使用米は「2018ヴィンテージ (H30BY) 」でしょう。

 この時期は冷蔵管理する必要がヌワイので、抜栓後も、気にせず台所のコンロ下の収納スペースで放置です。ツマミタイム後のメインタイムや、少し酒が足りない時にグラス一杯から気軽に飲めるので火入れの1800mlは便利です。この手の熟成純米は「お燗」にすると〝だいたい美味しく飲める〟ので、欠点 (苦いだの渋いだの硬いだの重いだの薄いだの) ばかりが目に付く新酒や生酒よりも黙って呑んでいられます。

 もちろん〝フレッシュ〟でもなけりゃ〝フルーティー〟でもないけど、この広い世界には「様々な果実酒」が存在し売られているので、役割分担ですね。



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 bottle size:1800ml





【865】長珍 -ちょうちん- 特別純米酒 2018BY <愛知>

長珍酒造:https://www.facebook.com/長珍酒造株式会社


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▪︎酒米/精米歩合:五百万石 /60%
▪︎備考:「麹米:山田錦、掛米:五百万石」という記述も。
▪︎酵母:協会9号系
▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度:─/1.6/─ (※たぶんラベルは使い回し。)
▪︎ALC:16%
▪︎処理:火入れ後、タンク貯蔵で半年ほど熟成、出荷時に再度火入れ。
▪︎酒造年度/出荷日:2018BY (H30BY) /2020年1月
▪︎管理状況:2020/1/17に購入後、室温で管理。
▪︎試飲日時:2020年1月17日 (金) /1本目に開栓。
▪︎JudgementOn My List / Not On My List
▪︎Grademarvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。

※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み




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 立ち香 (常温=18℃くらいです) ──おっと、開けたては意外にキリリとフルーティーな表情もある。もっとビターで米の旨みが大爆発してると思ってたので、そこそこキレイな純米フェイスという感じ。注ぐとオイリーなエキス感。ヨサーゲ司祭。

 まずはJO (常温) で──色は少し付いてます。

 あああ、まだ少し若いな。でもまあ、久々のこの感じ──「長珍」らしい酸に包まれたビターな米の旨みと透明感──、好きですね。JOでもツンケンしてるので、お燗一択かも。なんか良くも悪くも、火入れの純米酒としては少し薄っぺらく軽いな。



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 レンジ燗── (少し熱め=45℃以上) 。

 おおお、ストロングにビターな、いかにも「長珍」らしい燗。正直、まだまだ「燗酒用の純米酒」としてはペーペー (新人くん) だけど、速醸の二回火入れ酒としては「」はシッカリめなので、食中はキリっと細マッチョな味筋でいいですけどね。

 この酒としては完成してはいないけど、久々に飲んで、やっぱり好き──っていう気持ちになれたのと、半製品の新酒だの生酒だのを飲んだ時の、あの時間と肝臓の無駄な「味しない」「苦い」「渋い」「重い」「硬い」という面倒臭さがヌワイだけでもアリガタイ。

 たとえば、つい最近飲んだ「米鶴 なめろうLOVER」を引き合いに出すと、断然、デイリーで飲んでいたいのは「長珍」の方です。少し割り水して「ぬる燗」くらいがいいかな。まだまだ若いので、熱すぎると酸が硬く感じる。この酒のこの状態の場合、変な話、最も甘く感じる温度帯を探すことが美味しく飲むコツに繋がります。



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 ▲千葉県千葉市美浜区育ちのオレですら「市原」に行ったことはヌワイけど、さすがに「市川」との違いくらいは分かるぞ (笑) !



 この酒の先を見たいなら、最高気温が20℃を超えるまで常温、超えたら冷蔵管理にスイッチ、それで「今年の秋~冬頃」に飲んでパーフェクトという感じ。最近はホシザキ (日本酒用冷蔵庫) も余裕あるし、何なら秋上がり用に仕込んでもいいかな。

 燗冷ましも若めに酸っぱいけど、嫌いじゃない味筋です。旨味成分も、まだまだ足りてないね。これからこれから。





── 2日目以降。

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 立ち香──熟成純米としての〝こなれ感〟が出て来たというか、甘さ控えめのビターなミルクココアのような香り。薄っすらアンモニア系の熟香もあるので、苦手な人は「新酒」でも漁ってて下さい。

 含むと、口内で軋むように酒が纏わりつくので、調べてみたら、蔵の仕込み水は「硬水」みたいですね。ビターな味わいの中に締め上げるような独特の収斂性があるんだけど、不思議と食中は〝優しく寄り添って〟くれます

 ♡☺♡「旨い!

マチダヤ試飲会2016長珍 日に日に高い温度帯 (45℃以上) でも味が広がるようになって来ました。「燗冷まし」も普通に美味しいです。個人的にはもう少し〝甘み〟と〝旨み〟に広がりが欲しいんだけど、塩気の強いアテと飲むと程良い甘みも膨らみます。

 あと、お燗にする時は少し割り水した方がストラクチャーが柔和になります。さすがに冬の時期の鍋料理全般にはよく合うのと、燗酒は酔いのカーブが緩やかなので、ついついダラダラと飲み続けてしまいます。

 季節柄、ますます「生酒」を飲む理由がなくなりつつあるけど、まるで困りません。そうか。逆に「火入れ酒の売れ残り」は狙い目だな。ちょっと思い当たる節があって検索したら、ちょうどイイ瓶が1800mlで売れ残ってらあ。


moukan1972♂



※2019年4月22日よりコメントは「承認制」に、同年6月15日より非公開コメントが「不可」になりました。[詳細&ガイドライン


日本酒 長珍 on_list_good

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