もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 今週の『歌謡ゲスオテン (通うゲス男テン) 』、初登場1位。一番悲惨なのは桐谷くん。ヒット&当たり役の予感もあっただけに。
〜 たぶん年ベースだと余裕で250本以上の酒瓶を空にし、記事の比重は徐々にワインが日本酒を侵食、週末には必ずシャン、なるべく毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評 (ほぼ「浜辺美波」関連) 、超時々メガネ警察、特に悪気はないが冗談は常にキツめ 〜

◤Frédéric Esmonin (フレデリック・エスモナン) AOC Bourgogne「Les Genévrières」Pinot Noir 2017 




2019_12_13Frederic_Esmonin9614.jpg
 ▲いつまで経っても面白いCMを作れないdocomoが遂にドーピングまがいの禁じ手を使って来た。まるで「タラコを食いながらイクラを噛んでる」かのような、効果的な配役ケミストリー皆無の浅はかな戦略。そもそも「同じクラスの親友同士」という設定に無理がある。美波ちゃんが「カンナ」と相手を呼び捨てにするのも激しく違和感アリマクリータだが、更なる違和感は、受験勉強のことで弱音を吐く美波ちゃんを橋本環奈が励ますというシーン。どう考えても勉強のできない (嫌いな) 方が勉強のできる (好きな方) を励ましてるわけで、これ、ドラマ仕立てとはイエイ、どういうわけか「役名」ではなく「本名」で──「カンナ」と「ミナミ」で──呼び合っている以上、役にも本人の平常のキャラが盛り込まれるべきで、これがないことが違和感の生まれる最大の理由。


60_cut027_docomoミナミとカンナ


 せめて橋本環奈とは「家が近所の幼馴染み」という説定で、高校も偏差値に差のある別々の高校で、勉強嫌いのヤンチャなカンナを勉強好きの真面目なミナミが励ます (学校帰りに駅で待ち合わせてファミレスでミナミがカンナに勉強を教える──飽きて寝そうになるカンナをミナミがシャーペンで突く) という構図こそが自然。ある種『下妻物語』における土屋アンナと深田恭子的なコントラストが必要というか。なので、設定上のコントラストがないと絵の混ざりが凄く悪いです。'80年代アイドル換算だと「小泉今日子と菊池桃子」が「親友同士」の役で共演するようなもん (笑) 。人気者を二人並べれば効果倍増と考えるあたり、ホント、頭の悪さ全開。このぶんだとdocomoの迷走は2020年もまだまだ続く。



2019_12_13Frederic_Esmonin浜辺美波橋本環奈
 ▲お互いにとってあまり得のない、ヲトナたちのイヤらしい思惑に翻弄される若いお嬢さんたち。せいぜい美波ちゃんが知名度を少しアゲる程度。橋本環奈にとっては何の利もない。[CM本篇 (「カンナとミナミ」篇) 〜メイキング〜インタビュー][「ミナミの場合」篇][「カンナの場合」篇][俺たちのTOKYO POP LINE][ガーナ「赤チョコよろしくね」篇 (30秒) ]←美波ちゃんの2019年のCM仕事の中ではコレが一番良かった。ただ、この「30秒ヴァージョン」は一度もTVで観たことがヌワイ。







 毎度アクセスありがとうございます。


 いつだったか、ウメムラの6本セットの「お任せ」の中に入ってたココの村名ジュヴレ・シャンベルタン (5,130円) が旨かったので、逆に値段の安さ (2,178円) が怖かったけど──「これで普通に飲めれば儲けもの」──というノリで、同梱ついでに拾ってみました。

 この「Les Genévrières (レ・ジュヌヴリエール) 」という畑は国道974号線の東エリアのACブル区画で、Morey-St-Denis (モレ・サン・ドニ) との境界線近くですね。[地図





冷涼なクリマから造られるワインはジュヴレらしい堅牢なスタイル

 当主はフレデリック・エスモナンだが、足の悪いフレデリックに代わり、オスピス・ド・ボーヌで栽培や醸造に従事していた父のアンドレがワイン造りをとりしきる。アンドレの兄はミシェルであり、つまりフレデリック・エスモナンとシルヴィー・エスモナンは従兄妹同士のドメーヌというわけだ。

 アンドレがドメーヌを立ち上げたのは70年代だが、ワインは全量、ルイ・ジャドやジョゼフ・ドルーアン、ルロワなどのネゴシアンに桶売りしていた。1988年にフレデリックの代になって、ようやくドメーヌ元詰めを始めたという。

 現在、ドメーヌの規模は5.26ha。2010年ヴィンテージから加わったコート・ド・ニュイ・ヴィラージュ(畑はコンブランシアン)を例外として、ジュヴレ・シャンベルタンに特化したドメーヌであり、特級はマジ・シャンベルタンとリュショット・シャンベルタンに区画をもつ。





 以前はグリオット・シャンベルタンも手がけていたが、メタイヤージュ(折半耕作)の期限が切れ、手放してしまったのが残念だ。一級畑はエストゥルネル・サン・ジャック、ラヴォー・サン・ジャック、シャンポネとよいクリマを揃え、村名ジュヴレ・シャンベルタンのヴィエイユ・ヴィーニュは樹齢60年の木からなる。

 造りは100%除梗。低温マセレーションを4日ほど行い、最高32度の温度で2週間の発酵。樽熟成期間は14ヶ月だが、新樽率は一級以上で100%、ジュヴレ・シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィーニュが40%。村名は10〜15%。

 比較的冷涼なクリマが多いこともあり、ジュヴレらしい堅牢さを堪能できるドメーヌだ。

(輸入元HPより)



2019_12_13Frederic_Esmonin9627.jpg





◤フレデリック・エスモナン AOCブルゴーニュ「レ・ジュヌヴリエール」ピノ・ノワール 20172,178 円

Tag Link



2019_12_13Frederic_Esmonin9631.jpg



 立ち香──まずは開けたての瓶口から。微妙。ヤヤーマ (やや馬小屋) 。そして、もはやピノっぽくすらヌワイという (笑) 。これは「安物買いの銭失い」の典型か。ややクセのあるミネラル香で、オレ的には「鍾乳洞」というか、温泉カスというか。むしろ香りだけなら「Clos des Fous (クロ・デ・フ) 」の方がブルゴーニュっぽいくらい。

 グラスに注いで──というわけDE、少し冷やしました。香りは弱いです。うーん、微妙。やや炒った穀物のような渋み。相変わらず「Clos des Fous (クロ・デ・フ) 」の方がエエ香り。



2019_12_13Frederic_Esmonin9636.jpg



 とりあず、飲んでみます──。

 ああああ、香りで予見した状況からは好転まあまあかな。値段なりの「薄ピノ」ジャンルではあるけれど、縦のラインは端正で、旨みの弾力感も割りと筋肉質。タンニンは適度に渋みに絡みつきつつも、余韻がほどけた後には甘やかなベリー感が柔らかく広がる。

 まあ、日本酒換算だと「味吟醸 (香りより味わい重視の吟醸酒) 」タイプでしょうか。正直、香りでピノ・ノワールを感じるレベルにはヌワイです (笑) 。それでもピュアで真面目な果実酒の佇まいはあり、まあ、値段を考えれば納得──もちろん、外食時に4,500円のボトルを入れたら負けだけど。




2019_12_13Frederic_Esmonin9639.jpg
 ▲なぜか年上の橋本環奈が時おり敬語。美波ちゃんは割りと普段通りだけど、逆に橋本環奈の方が意識してるのか、変によそよそし過ぎて見てられない──「誰とでもすぐに仲良くなれる」と何かで言ってた割りには単純に美波ちゃんのことが苦手そう (笑) 。せめて「美波ちゃん」「橋本さん」と呼び合えば自然なのに。



 一方の「Clos des Fous (クロ・デ・フ) 」はスゲえ愛くるしくフルーティー。豊満で撓みのある量感で、非常に対照的な味筋。ちょっと横に広がり過ぎるので、飲み切らずにグラスごと少し冷やしたら、さすがにブルピノよりは甘やかだけど、縦のラインがシュっとして一気にエレガントになりますね。それにしても〝すりおろしジューシイ〟です。

 ブルピノ返し──。

 なるほど。平行して味クラーヴェすると、それでも家柄の良さというのは──このレベルであっても──感じるものなのだなあ。そして、徐々に香りも開いて来て、今はちゃんと〝ブルゴーニュのピノ・ノワール〟です。





── 2日目。

2019_12_13Frederic_Esmonin9695.jpg
 ▲スクールカーストにおける〝イケてるモテ組・代表〟と〝地味なオトナシイ組・補欠〟が親友同士になるか普通 (笑) 。そもそも「同じ偏差値の高校生同士」に全く見えない。だからこそ、せめて「幼馴染み」という設定が必要なんだよ。つまり、互いに「違う制服同士」の方が映える。



 初日よりも〝強さ〟を感じさせる味筋で、これが〝薄さ〟と〝細さ〟を上手くカヴァーしてます。値段なりではあるものの、近所でこの値段で普通に買えたのなら、何かとちょいちょい拾ってしまうとは思います。

 正直、開けたては少し変な臭いがしたんだけど、まるで気持ち悪くなって少し横になってた体調不良者が1時間くらいしたら顔色も良くなって元気になったように、このワインも、時間が経つごとにどんどんブルゴーニュ・ワインとしての尊厳を取り戻して行った。うーん、実は買って4〜5日しか休ませなかったんだけど、このレンジのキュヴェも最低2週間くらいは大事を取るべきだったのかな。

 タイミングが合えば、また買って試してみてもいい。罪悪感に駆られず、気軽に楽しめる品の良いブルピノです。


moukan1972♂



※2019年4月22日よりコメントは「承認制」に、同年6月15日より非公開コメントが「不可」になりました。[詳細&ガイドライン


Frederic_Esmonin ブルゴーニュ赤 浜辺美波

Comment

Add your comment