◤MONTHLY REPORT - 2019/12 (日本酒:篠峯/黒澤/菊鷹/冩樂/etc.) 



MONTHLY REPORT ── 2019年12月に呑んだ日本酒のまとめ

▪︎2019/12月 (合計5本 (笑) =1升瓶×2本、4合瓶×3本)


JUMP:



☆=marvelous (ワールドクラス、驚くべき酒)  ◎=excellent (特に優れている)  ◯=good (問題ない)  △=insufficient (物足りない)  X=faulty (失敗している)  ー=indeterminable (判定不能) ※「On My List」の酒に「X=faulty」はない。「Not On My List」の酒に「☆=marvelous」はない。「ー=indeterminable」は便宜的に「Not On My List」へ振り分けるが「List」へのジャッジはない。


画像CLICKで該当記事にJUMP


Japanese SakeOn My List [sake index
marvelous/excellent/good/insufficient

 ◯篠峯

 ◎黒澤




ChampagneOn My List [champagne index
※評価基準は日本酒とは別。高級アペラシオンであるAOCシャンパーニュの場合は「=good」判定でも問題なく旨いので「=excellent」以上は後悔させません。

 ◎Dehours

 ☆Vilmart

 ◎P. Guerre

 Xmasシャン特集




Still Wine/SparklingRecommended & Good [wine index
※評価基準は日本酒ともシャンパーニュとも別。スティルワインは価格がそのまま味わいに反映されるケースが多いので、常にコストパフォーマンス (値段に見合った満足度) という視点が介在します。我が家の予算上「=excellent」以上は滅多に出ません。ここでのみ「=good value」という評価があり、値段とのバランスを考慮すれば「買ってみても損はしない」程度の意味合いです。「=recommended」はカテゴリ内と同じ「また買いたい/recommend」です。[

 ◯Campomaggio

 ◯Bruno Clair

 ◯Clos des Fous

 ⓖ◯F. Esmonin

 ⓖF. Arancio



 ◯Weszeli

 ⓖ◯St. M. Eppan

 ◯Schaller

 ⓡ☆F. Chidaine

 ◯Fonroque





Japanese SakeNot On My List [sake index
excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

 ◯菊鷹

 △菊鷹

 ◯冩樂





This Month's SAKE INDEX

'On My List ' is garnet ▷▷▶︎

【856/菊鷹 〜雲外蒼天〜 山廃 純米吟醸 仕込8号 (酵母無添加) 無濾過生酒 30BY <愛知>
【857/菊鷹 〜比翼 (ヒヨク) 〜 山廃 本醸造 無濾過生酒 30BY <愛知>
【858/篠峯 生酛 純米 山田錦 無濾過生原酒 30BY <奈良>
【859/冩樂 純米吟醸 羽州誉 なごしざけ 30BY <福島>
【860/黒澤 生酛 純米吟醸 美山錦 原酒 瓶火入れ 二夏越え 2016 <長野>

sake index



SAKE GRADE ( ☞ about )

 初呑みではない酒 (銘柄/商品) については過去ヴィンテージとの比較も含まれるので「insufficient」は出やすい。個人的に「Not On My List」の酒は飲んでいて楽しくはないが「excellent」に振ったモノは品質に問題ナシ。間違いなくイイ酒です。「Not On My List - good」の中には「ま、所詮、この酒はそんなもんでしょ」という無関心が含まれるので、飲んだ人がGoodな気分になるかまでは保証できない。当然「On My List - insufficient」は「Not On My List - good」よりも我が家にとっては重要で価値がある。「marvelous」はかつての☆5以上なので、必ずや飲んだ人の多くに爪痕を残す。「On My List - excellent」の中にかつての☆5に近いモノが時に含まれるのと同様、「On My List - good」が☆4.5に相当する場合もある。





MONTHLY REPORT - 2019/12

 新年あけましておめでとうございます。


 去年の12月は5本だけです。正直、日本酒ブログとしてはマッキー (末期) ですね (笑) 。でもまあ、生姜は常にうちにあるけどショウガナイ話。だって、旨い日本酒を知れば知るほど、いくら頑張っても、もうそれより先に〝簡単には進めない〟んだもの、日本酒というジャンルは。

 最近じゃあ、日本酒に目覚めた外国人たちが故郷のテロワールでSAKEを造り始めてるので、あと10年くらいすれば海外産の日本酒をフツーに買える時代が来るんでしょうか。むしろそっちに期待だわ (笑) 。

 数が少ないので全て触れておくとシマショーカ。「菊鷹 山廃 純米吟醸 仕込8号」は何であんなに人気なのか (売り切れるのが他の商品より早いのか) オレには頗るミステリー。「山廃 本醸造」に至っては、もはや理解不能侍。残りの7合は、どうせ飲まないし料理酒にもならなので、捨てました。山本杜氏は今季から佐賀で「光栄菊 (こうえいぎく) 」という酒を造ってるけど、遂に720mlと、やはり精米歩合60未満のスペックがさっそく登場したので、タイミングが合えば拾ってみるけど、無理には追わないです。

冩樂 なごしざけ」は普通。もちろん、紙パック酒や田舎蔵の謎純米よりはモダンだしキレイだけど、言っちゃえば、それだけ

 12月の酒で一番旨かったのは間違いなく「黒澤 生酛 純米吟醸 瓶火入れ 二夏越え 2016」です。自分でも少し怖いのは──実はそうでもないけど──、このままだと生酒を卒業できそうな勢いということです (笑) 。「生」言ったら、別にスティルワインだってシャンパーニュも「生酒」なので、フレッシュ&フルーティーな酒の担い手を日本酒に任せるのは分が悪いカナート。

 最近じゃ、火入れの純米酒を常温やお燗で呑んでる時しか「日本酒っていいな」と思えなくなってる。もちろん、中には驚くほど美味しい「生酒」や「一回火入れ (生詰) 」もあるけれど、数が少ないし、運が良くないとそれらに当たらないという悲劇がある。そこへ来ると、手堅い造り手の、ちゃんと秋あがりした火入れの酒って、実は安定感バツグン侍。

「生酒」は情報量が多い分、バランスがゴチャゴチャしてるので、一本道に沿ってスっとキレイに身体に入って染み渡る酒なんか、ほぼヌワイです。ある程度「熟成」させれば軽やかでキレイな味筋にはなるけれど、ワインと違って5年10年とフレッシュネスを維持するのは不可能だしね。つまり、日本酒において「生酒で〝完璧〟を目指すことは極めて難しい」ということだよ──何かの「技術革新」や「バイオ革命」が起きない限り。H30BYの「marvelous」は、合計133本の瓶を開けて、結局「黒澤 生酛 純米 Type 9 (3本目/720ml) 」の1本だけ。「この1本」と出会うためだけに「2019年」を過ごして来たのかと思うと、凄まじいまでの虚無を得る (笑) 。

 深く考えずに気軽に飲んで「まあまあか?」レベルの酒は──「篠峯 生酛 純米」しかり、少なくない数あったけれど、さっきも言ったように、オレは先に進みたいんだよ!!!

 というわけDE、2020年は、日本酒で先に進むことは──諦めてはいないけれど──、少なくとも〝それ〟を目指すことはヤメます。もちろん、どこかのタイミングで旨い日本酒を引いて驚きたいし感動したいけど、まるで走り高跳びの選手が自己新記録を目指してるようなものなので、そう簡単には超えることはできないでしょうね。

 12月──というより、2019年に飲んだ全ての酒の中で最も衝撃的だったのは、もしかすると「Francois Chidaine (フランソワ・シデーヌ) “Les Choisilles” 2013」かもしれない。そして、もっと驚いたのがフィッチの「残:9本」の在庫が半日でSOLD OUTになったことなんだけど (笑) 、それなりのワインラヴァーであっても、肝の据わった日本酒マニアであっても、試しに買ってみた人にとっては良い体験になると思います。「2013」と言えば、日本酒だと「H25BY」だよな。まだまだパワフルにフレッシュです。

 あと、先月は『Xmasシャンパーニュ特集』を編纂したんだけど、特に細かく (数字絡みのDATA以外は) 過去記事を読み返すことなく自分でも驚くほどスラスラ書けたので、そんなに手間ではなかったです。「Vilmart “Grand Cellier” 」が買えないのは非常に残念だけど、先のFrancois Chidaine (フランソワ・シデーヌ) とVilmart (ヴィルマール) の2本が確実にオレの中の〝何か〟を変えたことだけは疑いようがヌワイ。

 今もこの2本のことばかりを考えてる。今すぐ飲みたい──飲めない。


moukan1972♂





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