もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 今週の『歌謡ゲスオテン (通うゲス男テン) 』、初登場1位。一番悲惨なのは桐谷くん。ヒット&当たり役の予感もあっただけに。
〜 たぶん年ベースだと余裕で250本以上の酒瓶を空にし、記事の比重は徐々にワインが日本酒を侵食、週末には必ずシャン、なるべく毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評 (ほぼ「浜辺美波」関連) 、超時々メガネ警察、特に悪気はないが冗談は常にキツめ 〜

◤菊鷹 〜雲外蒼天〜 山廃 純米吟醸 仕込8号 (自社培養酵母) 無濾過生酒 30BY <愛知> ── d++b「マトモに旨かったのは初日の2〜3杯だけ」 




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 ▲全体に〝やや〟メイクは濃いが、得意の (向かって) 左側からのカットが多めなのは◎。被写体として瞬間瞬間の切り取り甲斐があり過ぎる。[TVer - アナザースカイII]※12月13日 (金) 23:44 配信終了。以降のbilibili.comでの視聴は自己責任で。


雲外蒼天【うんがいそうてん】・・・「雲外に蒼天あり」という。暗雲の外に出れば、蒼穹 (あおぞら) は広く、あたたかい。雲は様々な障害や悩みの意。困難を乗り越え、努力して克服すれば、快い青空が望めるという意味。絶望してはいけないという激励のことば。《類》開雲見日 (かいうんけんじつ) 。冬来りなば、春遠からじ。糞酒の後に美酒来たる。[出典

アナザースカイ浜辺美波another_sky




 相対的には人気の──「生」も「火入れ」も「仕込9号」より売り切れるのが早かった──仕込8号です。ちょっと勘違いしてたけど「酵母無添加」ではなく「自社培養酵母」です。

 つうかぁー、マトモに旨かったのは初日の2〜3杯だけでした。「仕込9号」の記事の中で──「仕込8号」の方が人気みたいだけど、コレより旨いとかあり得るのか (笑) ?──と書いていたけど、まさに〝その通り〟になりましたとさ。知りたくもないこと、感じたくもないこと、それらを認識できるようになってしまうことが〝経験という名の熟達〟なのなら、別に一生〝無知〟でいいよ。〝遠視〟が役に立つのはサバンナで遠くの獲物を探す時だけ。



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 bottle size:1800ml





【856】菊鷹 -きくたか- 〜雲外蒼天〜 山廃 純米吟醸 仕込9号 (熊本酵母) 無濾過生酒 30BY <愛知>

藤市酒造 (by 日本酒専門店 Sake芯) :http://sake-sin.blog.so-net.ne.jp


Moukan's tag:





▪︎酒米/精米歩合:山田錦/60%
▪︎酵母:自社培養酵母
▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度:+1/─/─
▪︎ALC:13% (※たぶん14%寄りの13%)
▪︎処理:無濾過生酒 (どうやら原酒)
▪︎酒造年度/出荷日:H30BY/2019年2月
▪︎管理状況:2019/10/06に着、3℃で管理。
▪︎試飲日時:2019年12月8日 (日) /1本目に開栓。
▪︎JudgementOn My List / Not On My List
▪︎Grademarvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。

※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み




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 立ち香──「仕込9号」と同系統な感じではあるけれど、こっちの方がシャキシャキしたリンゴっぽい甘酸を感じるかな。「智則 純米吟醸 佐香錦 直汲み中取り 無濾過生原酒 27BY」や「小左衛門 純米吟醸 出羽燦々60 初のしぼり 池袋西武限定 直汲 生酒 28BY」なんかを久々に想ひ出したジャーナイカ。リンゴの蜜ファイヤー。

 ♡☺♡「あああ。キレイだね。割りとちょっと甘い。味は結構出てるよ。甘みあるねえ。これ13%なんだ。もっとありそうな感じ。まあまあか?

 なるほど。やや弛緩したストラクチャーながら、確かに「仕込9号」よりはスタリッシュかつモダンな味筋ではある。わかりやすくクリアにジューシイで、やや熟れたリンゴ感──剥いたリンゴが日が経って少し茶色になったニュアンス──があって、甘みの諫め方がヲトナチックで、それなりの上質感を演出する。



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 ♡☺♡「最初飲んだ時は甘く感じたけど、今はドライ感も覗かせて来た。ノーストレスで飲める。」

 旨いな。甘酸に対する適度に熟れた渋みの関わり方がオレ好み。低アル属性もシッカリありつつも、削げた旨みの中にはクリアだが豊かなコクがある。味わいとしては退屈な面がないわけでもないけれど──味だけなら「速醸 8号酵母」の方が好みではあるが──、醸造における完成度に文句はヌワイです。

 今日は軽い味見だけなので、明日以降、じっくり〝美人ショット〟を掘り下げつつ、飲んでイキます。





── 2日目。

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 ▲ランチでカジキマグロのカルパッチョを食べて「これ食べたら、もう偽物 (ファミレスのイタリアン) は食べれないですよね」とブラックモード発動。

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 立ち香──ほんのりミルキーなニュアンスもあるけど、甘酸の方が前に出てるかな。本日もリンゴのスイーツという感じ。あんま「山鷹」っぽい草感もなく、なんかキャッチーな速醸酒という表情。でもまあ、草はないけど「青」はあるかな。つまりは、青リンゴ。



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 ▲市場のチーズ屋でブルーチーズを試食。

 ▼あまりの安さにしばし放心。
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 あああ、確かに──初日にmoukan1973♀が指摘した通り──最初の〝入り〟は甘く感じるな。そして、徐々にスパイシーな草感が顔を覗かせて来た。初日よりガチャガチャと五味が外に向かって暴れ気味だけど、まあ、こんなもんか。なんか初日の方が良かったな



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 ▲地元の人に郷土料理のラビオリの作り方を教わる。

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 そして、確かにALC.17の生原酒よりは軽いんだけど、別に酔うな (笑) 。なので、ALC.13%の白ワインと同じスタンスで挑むと、ちょっとした試練に見舞われるので注意が必要。

 香りはイイ感じに林檎スイーツなんだけど、含むとイマイチなんだよなあ。低アル的な透明感はなく、意外にヌタっとモタっとしたテクスチャーがあって、見晴らしの良い軽さが徒となって、逆に見たくない (感じたくない) 要素が前に出てしまうというか。



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 ▲シャッターチャンスは0.1秒以下。



 今、なんとも不意に虚しい気持ちに覆われてます。「菊鷹」の人気商品がコレじゃなあ。まあ、それなりにリリースから日が経ってるので、この状態がこの酒にとっての「ベスト」はおろか「ベター」ですらあるかも分からないけれど、この感じだと、若い頃はそこそこ素っ気なくドライであったとは思う。



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 ▲ドライバーさん (地元サルデーニャ民) の自宅にお呼ばれして彼の家族たちと夕食を共に。未成年、酒飲めず、水で乾杯。ところで、サルデーニャって、そこそこ地場産のワインあるのな。今度買ってみよう。



 やはり、なんかスゲえ酔う。これなら、ALC.17%の「旭興 たまか」の方が〝火入れ〟な分、まだ酔わないわ。ジャンルは違うけど、もはや今この瞬間にTVを観ながら飲んでいたいのは「たまか」の方。

 明日は少し薄めて飲むかな





── 3日目。

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 イタリアのオバちゃん:「あなたとても可愛いけど、彼氏はいるの?」
 美波ちゃん:「いたことがないですぅ〜」

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 ▼TVの前のファンたちの心境。





 すでにダイヴこの酒への興味は薄れて来てるけど、アナスカ撮影を無事に完走したいので、もう少しだけ頑張る (笑)

 立ち香──徐々に〝らしい〟草感&バター飴が前に出て来て、相対的には「仕込9号」ほど〝まろやか〟ではないにせよ、まあ、平常運転という感じ。



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 ▼美波画伯作:『ニャンシー』。なんか外人みたいなタッチ。
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 まずは原酒 (そのまま) で──。

 うーん、なんかチグハグした酒だな。全体としては「仕込9号」よりはスタリッシュな味筋ではあるんだけど、端的に言って〝フィネス〟を感じない。やや甘さもクドいし。最初から〝微かにうすにごり状態〟ということも理由にはなるかもしれないけど。



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 ▲シャッターチャンスは0.1秒以下。

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 氷で少し薄めて──。

 縦のラインがピンと張り詰めて厳格さは増したものの、望むような方向で酸っぱくはならないかな。あああ、悩ましい正直、旨かったのは初日の2~3杯だけ。なんでこんなもんが人気なのかミステリー。

 ちなみにmoukan1973♀には最初から薄めたモノを飲ませたけど、♡☺♡「なんか今日は旨かった。ガブガブ飲んじゃった」と言っていたので、まあ良かった。





── 4日目。

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 うーん、辛いけど甘い──みたいな。開ける時期が中途半端だったような気もするけど──今後もっとストレンジに複雑化する気配はある──、何となくALC.15%未満の低アル酒を長期熟成させる気にはならないんだよなー。

 低アルらしい削げた立体感もあるんだけど、どうにも酸が足りてないから、甘みは泳ぎがちで、最終的にはビリっと辛く、そして表面的には苦い。今はもう、ただ単に「生酒の悪い面」が分かりやすく前に出てるだけの酒です。



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 まあ、残り3合を切り、少し水っぽくなって来たので、逆に昨日一昨日よりはジューシイかな。余韻の草感も面白いっちゃ面白いし。ただ、やはり、フィネスは感じない。雑だし大味



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 ▲今田耕司のツッコミが終始〝的ハズレ〟だったことを除けば──お笑いの連中はすぐに「天然」としてイジり (扱い) たがる──作家的な目線で言えば「〝真面目さ〟と〝適当さ〟がランダム (予測不能) に入り乱れて不意に言動がコミカル (やや毒舌) に映る時がある」というだけ──、今回の『Another Sky』は番組 (映像) として、そこそこ良かった。最近は〝やや太り気味〟なので、コンディションも含め (笑) 。



 結局、今宵も「たまか」をJO (じょうおん) で飲んでる。あれからずっと台所の収納スペースに室温で放置してるけど、ようやく「7号酵母フィールド全開」という感じで、日に日にイイです。お燗にすると更にピリっと7号ファイヤー。ハッキリ言って、この「仕込8号」とは酒としてのレベルが違う。常に落ち着いて飲んでいられるし、ちゃんと旨い。

 ここがオレのAnother Sake World


moukan1972♂moukan1973



※2019年4月22日よりコメントは「承認制」に、同年6月15日より非公開コメントが「不可」になりました。[詳細&ガイドライン


日本酒 生酛 山廃 菊鷹 浜辺美波 not_on_list_good

Comment

Name - moukan1972♂  

Title - To めいさん


毎度です。

やっぱ「山鷹」としては少し甘いですね。低アルという属性が逆に細部の欠点を明瞭に照らし出す感じです。


──今日はみやさか 愛山を開けました。

まんさくの花 亀ノ尾」とはまるで異なる酒質 (酵母のキャラが真逆) ですが、これはイイ酒です。

2019.12.12 Thu 21:07
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Name - めい  

Title - 

おばんです。

売れ行きが良かったので嫌な予感がしてたんですが、やっぱりでしたか(笑)

うちのは味変期待でしばらく放っておきます。

今日はみやさか 愛山を開けました。

全体的に小振りな印象なので、愛山らしく少なめの酸でもバランス取れてますね。
落ち着いた良いお酒です。お勧めありがとうございます。まんさくの花 亀ノ尾を思い出しました。


2019.12.12 Thu 19:49
Edit | Reply |  

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