もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 チャリは寒いけど (逆に汗が冷えてスースー) 、お燗用の1800mlを買って来た。これでしばらくは安心。その店、去年から〝あの銘柄〟を扱うようになったのでオレにとっては更に便利。他に気になったのは「諏訪泉 阿波山田錦 Vintage 2015」とか、もはや「生酒コーナー」なんか見向きもしなかったよ (笑) 。
〜 たぶん年ベースだと余裕で250本以上の酒瓶を空にし、記事の比重は徐々にワインが日本酒を侵食、週末には必ずシャン、なるべく毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評 (ほぼ「浜辺美波」関連) 、超時々メガネ警察、特に悪気はないが冗談は常にキツめ 〜

◤旭興 - 生酛 純米吟醸「たまか」協会七号酵母 29BY <栃木> ── dಠಠb「やや〝邪魔な華やかさ〟はあるものの、全体としては『旭興』らしいエレガンスに貫かれた完成度の高い熟成火入れ純米吟醸」#Okan/Well-Cured/Clear 




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 というわけDE、火入れの旭興 (きょくこう) です。生酛88」が意外に便利で思ってたよりも早く飲み干してしまったので、常温で気軽に飲めるヤツを補充です。


 この「たまかシリーズ」には水色ラベルの「特別純米 (速醸) 」と、薄ピンクの「純吟 (生酛) 」があって、更には出荷時期によって、それぞれに「酵母違い」や「酒米違い」もあります。今回は「生酛 純米吟醸 山田錦50 協会7号酵母」ヴァージョンを買って来ました。店主曰く「火入れの原酒の1年熟成です」ということで、酒米ヴィンテージは「H29BY」だと思われます。



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 bottle size:1800ml





【855】旭興 -きょくこう- 生酛 純米吟醸「たまか」協会七号酵母 29BY <栃木>

渡邉酒造 (by とちぎの地酒 月井酒店) :http://www.paw.hi-ho.ne.jp


Moukan's tag:





▪︎酒米/精米歩合:山田錦/50%
▪︎酵母:協会701号酵母
▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度:+0.5/1.8/─
▪︎ALC:17%
▪︎処理:二回火入れの原酒1年熟成。
▪︎酒造年度/出荷日:H29BY/2019年10月
▪︎管理状況:2019/11/29に購入、常温で管理。
▪︎試飲日時:2019年11月29日 (金) / 米鶴の次に2本目として開栓。
▪︎JudgementOn My List / Not My On List
▪︎Grademarvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。

※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み




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 ▲台本通りだろうけど、クワナリ早い段階での番宣ブッ込みを突っ込まれて──「だって『言え』って言われてぇ〜」←子供か!



 立ち香──さすがに「生酛88」とは別モノだすな。某酒屋の説明にある通り、確かにクリーミイではある。奥で透き通った酸に包まれた琥珀カラーの熟香。グラスに注ぐと、ほんのりクリームチーズっぽい、マロみのある乳酸アロマ。

 まずはJO (常温) で──原酒でALC.17%です。

 あああ、さすがに磨き50なりの吟香が、そこはかとない華やかさの中で滲みますね。良くも悪くも清く正しく「山田錦50」というルック。「原酒」ということだけど、酒屋の店主が言うように──そこまで重くもないですよ──という感じです。常温でも滑りは抜群で、少し華やかな表情が気にはなるけど、旨みの輪郭もクッキリ&円やか&柔らかで、逆に熟味は「生酛88」よりも少ないくらい。そりゃそうか。

 ちょい甘いけど、ちゃんと旨いっす。キレイで清楚な熟成火入れ山田錦で、しかもテクニシャン杜氏による「生酛」というWell-Made感。そして何より、この時期、非冷蔵管理ができて、しかも常温でそのまま旨いって、コイサーじゃないですか?



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 原酒のままレンジ燗 (ぬるめ) ──ホント、なんかチーズっぽい香りなんだけど (笑) 。

 いろいろ情報量が増えるので、オレにとってベストの飲み方ではないものの、7号酵母属性はJO (常温) よりハッキリと前に出ますね。個人的に「山田錦50&7号酵母&火入れ熟成」という酒のアーカイブには乏しいのだけれど、さすがに経験上、細部の諸々を明白に感じれて、思いの外、楽しいですね。それでもまあ、ここまで甘やか&華やかである必要はヌワイのだけれど。



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 冷蔵庫で少し冷やす──。

 華やか渋い表情にはなるものの、甘さは後退。どうかなー、ちょっとギスギスするかなー。まあ、基本的には、今の季節は「常温 (20℃) 〜お燗 (40℃) 」くらいが丁度いいでしょうね

 たぶん、空気に触れて日に日に酸が立って来ると思うので、オレにとって都合良くバランスが整うと嬉しいのだけれど、さて。 





── 4日目。

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 ▲久々 (約9年ぶり) の再会。まさかあの時の泣き虫な田舎娘が・・・。[テレビ初仕事@めざましテレビ

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公開記念 女優・浜辺美波が観たい!
 ▲軽部アナがロング・インタビュー。観たい (観れない) ・・・。[12.13「屍人荘の殺人」公開記念 女優・浜辺美波が観たい!



 立ち香──もちろん「生酛88」よりかは華やかでフェミニンな表情ではあるけれど、まあ、初日よりは落ち着いたかな。実は昨晩も寝酒で軽く飲んだんだけど、全く問題なかった。



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 確かにこれでALC.17%とは思えないほど軽くてスッキリしてます。それでいて、米の旨みに掛かるブーケ (熟香/熟味) はシッカリあるので、決して味気ないわけではなく、それでいて大仰なわけでもなく、ツルんとしたアタックに比して、そこからの広がりは〝小さな世界における雄大さ〟を有しており、テクニシャン杜氏が運んで来る落ち着き払ったフィネス (Well-Made感) と相まって、まあ、問題なくJOでクイクイ飲める、ちゃんとした (アル添ではないという意味での) 熟成純米に仕上がってます。

 たとえば、最近飲んだ酒だと、個人的には「上喜元 純米吟醸 山田錦 (ひやおろし) 」よりも上。〝含む・飲む〟というよりも〝口内に纏わせる〟ことで酒の立ち振る舞いを正しく感じることができるような、そんな味わい。つまり「飲んで旨い」というよりかは「濡らせて味わい深い」──そんな酒。



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 レンジ燗──。

 ちょいホットミルク (加糖) なアロマも膨らむんだけど、含むと逆にピリっとした辛口フェイスが前に出る。別にJOでいいかな。温めると意外にうるさくなる。

 個人的な嗜好からは少し離れるものの、歴然とイイ酒。少なくとも今時期の季節に飲むのであれば、大仰で力業なだけの生酒 (未完の酒) よりも綾瀬はるかに馴染みが良い。「旭興」らしいエレガンスに貫かれた完成度の高い熟成火入れ純米吟醸。


moukan1972♂



※2019年4月22日よりコメントは「承認制」に、同年6月15日より非公開コメントが「不可」になりました。[詳細&ガイドライン


日本酒 生酛 山廃 浜辺美波 旭興 not_on_list_excellent

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