もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 チャリは寒いけど (逆に汗が冷えてスースー) 、お燗用の1800mlを買って来た。これでしばらくは安心。その店、去年から〝あの銘柄〟を扱うようになったのでオレにとっては更に便利。他に気になったのは「諏訪泉 阿波山田錦 Vintage 2015」とか、もはや「生酒コーナー」なんか見向きもしなかったよ (笑) 。
〜 たぶん年ベースだと余裕で250本以上の酒瓶を空にし、記事の比重は徐々にワインが日本酒を侵食、週末には必ずシャン、なるべく毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評 (ほぼ「浜辺美波」関連) 、超時々メガネ警察、特に悪気はないが冗談は常にキツめ 〜

◤米鶴 - 辛口純米 超しぼりたて生 2019 (R1BY) <山形> ── dಠಠb「酒単体で楽しむには少し雑に渋いけど、正月のおせち料理や刺身や寿司にはよく合うと思います」#Fresh/Fruity/Clear/Dry 




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 というわけDE、米鶴の新酒第一号「辛口純米 超しぼりたて生」です。


 都内は11月21日 (木) から店頭に並んでる模様。そこそこ (特に飲食店には) 人気で、毎年それなりに早い段階でSOLD OUTしますね。何気に4年連続で飲んでます。今季は少し渋みが強く、辛みのアタックもパチンとスパイシーですが、大枠では同じ方向の味わいです。ま、このへんは「直汲み生」ゆえの瓶差があるとは思います。うちの瓶は、やや「あらばしり属性」が弱い。

 あまり寝かせても豊満な (ギラっとデロっとした) 酒質になってしまうので、新酒ならではのフレッシュネス (イイ意味での「薄さ」「軽さ」「素っ気なさ」) を楽しみたい人は、正月中には開けた方がいいでしょうね。2月3月まで引っ張るのはオススメしません。



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 bottle size:1800ml





【854】米鶴 -よねつる- 辛口純米 超しぼりたて生 30BY 2019 (R1BY) <山形>

米鶴酒造 株式会社:http://yonetsuru.com


Moukan's tag:





▪︎酒米/精米歩合:麹米:出羽の里、掛米:出羽きらり/60% (←今年も同じなら。)
▪︎酵母:協会701号 (←今年も同じなら。)
▪︎日本酒度/酸度/アミノ酸度:非公開 (※「+8/2.0/1.2」のイメージ。)
▪︎ALC:16%
▪︎処理:直汲み無濾過生原酒 (※ほんのちょい加水してるみたいだけど。)
▪︎酒造年度/出荷日:R1BY/2019年11月
▪︎管理状況:2019/11/25に購入、3℃で管理。
▪︎試飲日時:2019年11月29日 (金) /1本目に開栓。
▪︎JudgementOn My List / Not On My List
▪︎Grademarvelous/excellent/good/insufficient/faulty/indeterminable

※On My Listの酒に「faulty (失敗している) 」はない。Not On My Listの酒に「marvelous (驚くべき) 」はない。On My Listの「good」とNot On My Listの「good」は同じではない。On My Listされた時点で当ブログの嗜好を満たすものとする。「indeterminable (判定不能) 」の酒は各Listに振り分けせず。

※「Judgement」「Grade」内の単語は全てリンク済み




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 立ち香──なんか例年よりカニッキー (果肉ライク) で酸っぱそうな気配。ほんのりと乳酸の円やかなヌタっとミルキーなニュアンスは、日本酒の言葉で説明するなら「洋ナシ系」ではあります。注ぐと7号酵母ライクなメントール感。Nice食用セメダイン (笑) 。

 まあいいや、飲んでみる──。

 ちょっと渋いかなー。あとは、少し酒がうるさい。さすがにフレッシュだけどね。そして、過去最強レベルでスパイシーにパチンと辛いです。ガスはチリっと。

 とはイエイ、そこはやはり「日本酒」なので、米の甘みも余韻の中でシッカリ伸びて来ます。シャープでドライなアタックから酸が旨みをキュっと締め上げて、嚥下の最終段階ではそれなりのアル感を伴ってカァっとキレて、少しパウダリーなサラサラ感と併走しつつ、円やかな甘みを携えてフィニッシュ。もうちょい7号酵母ライクなテカリ (光沢感) と透明感が欲しいけど、今季もまずまずの仕上がり。



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 ▲美少年時代の神木キュン。



 最近飲んだ7号酵母の酒なら「MIYASAKA 愛山55」の方が旨いけど、新酒の生酒だし、まあ、こんなもんでしょうね。

 イマドキのドッカン生酒と比べれば、香りも含め、五味の情報量の少ない酒質ではあるけれど、食事の邪魔にならずにグビグビ飲めるので、正月のおせちにも合いそうだし、何より (その若さゆえの欠点すら美点になるほどに) フレッシュで瑞々しいので、パーティー感もあるし、新年会に持ち込めば──「〝冷酒でキュっと〟のモダン版」に胸打たれて──、普段あまり日本酒を飲まないウブな一般人なら、過剰な笑顔で皮膚をクシャクシャにさせながら、快活で朗らかな「飲みやすぅ〜い!」という最上級の褒め言葉 (少なくとも彼らはそれを〝褒め言葉〟だと信じ込んでいる) を連発してくれるとは思います。

 過去4ヴィンテージにおいて決して上位の出来映えでもないけど、そこまで見劣りするわけではなく、今季もそこそこ安定していて、まあまあですね。日本酒好きの中村倫也にも教えてやりたいよ (笑) 。[中村倫也、好きな日本酒の銘柄を語るの巻]←2012年7月の記事だから、さすがに今はもっと旨い酒を知ってるだろうけど。

 しかし「日本酒」ってのは──特に生酒の場合は──「辛口スペック」の方が安定する傾向にあるよな。気が向いたらどうぞ。





 1973チャレンジ!!!
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 ♡☺♡「あああ、超クリア。今年も安定してるんじゃないの? 旨い。ソーダみたい。キリリとしてる。こういう冷酒ならイイよね。これ飲んじゃうね。クールだね。」
 dಠಠb「ちょっと渋くない?

 ♡☺♡「最初の一口目は感じなかったけど、今思った。ちょい渋いね。」
 dಠಠb「まあ、別にスイスイ飲めるけど、出来そのものはH30BYの方が上かな。2日目以降、逆に少し水っぽくなってストラクチャーが緩んでくれた方がサイズ感は整う。」





── 2日目。

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 5人合わせてPerfumeですっ



 立ち香──昨日よりクリーミイに甘苦いニュアンス。

 やっぱ例年より渋い (やや軋む) のと、旨みのコシも強めで、この酒ににしては少し視界不良な出来映え。あと、そこそこスパイシーかつクリスピーに辛いんだけど、酸が少しボヤけてるので、割りと甘みが広がりやすい。

 少し割り水した方が酸がキビキビするものの、うーん、それでも少し渋いし苦いです。酒単体で飲んでドーノコーノというより、ホント「冷酒でキュっと一杯」という文脈における食中酒としてこそ生える酒ではあるのかな。



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 ▲「冬はゴハンが美味しくて太る」の法則。



 正直、酒単体で楽しむにはフィネスもエレガンスも足りてないです。とはイエイ、紙パック酒や火入れの本醸造も含む日本酒全体の中では突き抜けてオシャレでモダンな辛口生だとは思うので、正月に親戚が大勢集まる席座でこの1800mlを持参して皆の前でドスンと置けば、たぶん、キミはヒーロー。おせち料理や刺身や寿司にはピリタツな上に、生酒なので、素人さんたちにとっては十分過ぎるほどに艶やかな新酒だと思います





── 4日目。

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 残り4合弱だけど、あれ?──今日が一番旨いジャーナイカ。例年になく〝ややミルキー〟だけど、透明感と瑞々しさは今日が一番ある。相変わらず嚥下の最終段階はピリっとカァっと辛いけど、全体としてはチャキっとポチャっとジューシイ。



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 ホコホコと少し粉っぽく苦い余韻もあるにはあるけど、ようやくサイズ感が整った感じで口どけも良く、キリキリと内角をエグり込むように──マイナス要素の〝過度な軋み〟は克服して──ミネラリーで、少し強めに重なる旨みの層も丁度いい感じにほぐれてくれる。

 舌が慣れて来ると、それでも少し渋くはあるんだけど、エキス感にキラキラ因子が宿り始めたので、視界は随分と良好。実際に──こんなはずじゃなかったのに (笑) ──スゲえ酒が進むよ。



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 評価を「not on my list - good」から「on my list - good」に変更しておきます。720mlがないので一馬力ドリンカーには縁遠い商品ではあるけれど、糞酒の720mlを2本買うよりは綾瀬はるかにマシなので、気が向いたら。


moukan1972♂



※2019年4月22日よりコメントは「承認制」に、同年6月15日より非公開コメントが「不可」になりました。[詳細&ガイドライン


日本酒 米鶴 浜辺美波 on_list_good

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