もう肝臓の無駄使いはしたくない夫婦の日本酒備忘録

 今週の『歌謡ゲスオテン (通うゲス男テン) 』、初登場1位。一番悲惨なのは桐谷くん。ヒット&当たり役の予感もあっただけに。
〜 たぶん年ベースだと余裕で250本以上の酒瓶を空にし、記事の比重は徐々にワインが日本酒を侵食、週末には必ずシャン、なるべく毎日「本日の1曲♪」、合間にお菓子 (主に安煎餅) &女優評 (ほぼ「浜辺美波」関連) 、超時々メガネ警察、特に悪気はないが冗談は常にキツめ 〜

◤San Michele Appiano (St. Michael-Eppan / サン・ミケーレ・アッピアーノ) DOC Südtirol - Alto Adige「Sanct Valentin」Sauvignon 2017 




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 ▲資生堂「MAJOLICA MAJORCA」のWEB CM第2弾。TVのOn Airはナシゴレン。撮影時、そのあまりの可愛さに感動して泣いてしまう女性スタッフもいたとか (笑) 。[「自分にぴったりの、トーンアップ。」篇 (第2弾) ][「自分だけの、大きな瞳へ。」篇 (第1弾) ][特設サイト









 毎度アクセスありがとうございます。


 北イタリアは「Trentino=Alto Adige (トレンティーノ=アルト・アディジェ州) 」の白ワインです。ちょうどスイスとオーストリアと国境を共にするエリアで、日本語だと「南チロル地方 (süd=南の、tirol=チロル) 」という呼称の方が馴染み深いです。

 イタリアのブドウ産地としては最北に位置し、緯度はフランスのブルゴーニュ地方 (コート・ド・ボーヌ〜マコン) と同じくらいです。この地方は「協同組合」を組織してワインを造ることが多く、イタリアの中でも真面目で勤勉な人々が多いことでも有名みたいです (笑) 。ドイツ語を話す人も多いみたいですね。



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 銘醸地アルト・アディジェの白ワインは既に世界的な名声を得ており、いろんなところで名前の挙がる産地だけど、オレの少ないアルト・アディジェ体験の中では、3,000円以上もする「J. Hofstatter “Cereseto” Sauvignon 2015」以外、今のところ本気で「旨い!」と思える瓶にはまだ出会ってないので、前々から飲みたかったSan Michele Appiano (サン・ミケーレ・アッピアーノ) の「Sanct Valentinシリーズ」のソーヴィニヨンを買ってみました。

 現在、サン・ミケーレ・アッピアーノ社は約330軒の組合員 (栽培農家) から構成される「協同組合」で、2000年には「協同組合」としては史上初めて『ガンベロロッソ』誌で年間最優秀ワイナリーを受賞した経歴を持つ有名ワイナリー。年間生産量は250万本で、そのうちの約70%が白ワイン。1986年に誕生したこの「Sanct Valentinシリーズ」は、最初に造られた時、そのブドウ畑の中心にあった城の名前が由来。




 photo: イタリアワイン専門店トスカニー



 他にも、白だと「Chardonnay (シャルドネ) 」や「Pinot Grigio (ピノ・グリージョ) 」や「Gewurztraminer (ゲヴュルツトラミネール) 」、赤だと「Pinot Nero (ピノ・ネロ=ピノ・ノワール) 」や「Cabernet (カベルネ・ソーヴィニヨン) 」や「Merlot (メルロ) 」などがあり、白は4,000円前後、赤は5,000円前後と、イタリアワインとしてはそこそこ素敵な値段です。

 というわけDE、今回は一番人気の「Sauvignon (ソーヴィニヨン) 」で初エントリー。所有する畑の中から特に樹齢が高いもの使い、90%をステンレスタンクで、10%を木樽で熟成。ワイナリーの顔であり醸造を手掛けるハンス・テルツァー氏曰く──2017年は非常に良いヴィンテージです。収穫は少し遅めで、生産量も平年に比べると少なめです。これは4月に寒かったことが原因です。秋は穏やかで乾燥した天候に恵まれ、エレガントなワインになりました──とのことです。



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◤サン・ミケーレ・アッピアーノ DOCジュード・ティロール=アルト・アディジェ「サンクト・ヴァレンティン」ソーヴィニヨン 20173,805 円

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 立ち香──まずは開けたての瓶口から。嗚呼、ヴィニヨンだねえ (笑) 。ボルドーほどのケレン味はないものの、非常に密度&彩度タカーメのフルーティネス。新世界系のトロピカルネスとボルドー/ロワール系のシトラス・ファイヤーの、ちょうど中間くらいの立ち位置。個人的にはNZ産のトロピカルで甘やかなソーヴィニヨンは好きじゃないので、ひとまずは安心。

 グラスに注いで──おおお、ちょっと寒天の青リンゴ味ライクな円み。ツンケンしてない、柔らか&清楚なソーヴィニヨン。柑橘系の酸に白桃寄りのフローラルなアロマが重なる。トロリとした蜜っぽい甘みもチラっと。



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 ♡☺♡「ちょっとナチュールというか、自然児というか、草原が広がってる感じ (笑) 。旨いっす。ALC.度数 (14.5%) ほど重くない。」

 ま、良くも悪くもイタリアワインであることは隠しようがヌワイですね (笑) 。イタリアの白にありがちな、フローラル香が抜けた後に流れて来る、この独特の苦みというか、ミネラル感というか、正直、今はまだ「ソーヴィニヨン品種」を楽しむ方向のワインではないけど、リッチ&ゴージャス&華やかで、コクのあるグラマラスな白。



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 先にノンドゼのブラン・ド・ノワールを2本も開けてしまったこともあり、ちょっと値段的な満足度が低いのと、どうしても甘く (酸が足りなく) 感じる。さすがに2,000円前後のイタリア白よりは味も濃いしゴージャスだけど、正直、4,000円近くも出して自分で買うことはヌワイですね。とにかく、今や我々は〝シャンパーニュという偉大なる白ワイン〟の旨いヤツを (ちゃんと選べば) 5,000円前後で買えるので、結局いつも「だったら1枚足してシャン買うわ」となってしまう。

 とはイエイ、ボルドーやロワール (サンセール) のソーヴィニヨンとは違った表情を見せてくれるし、クオリティはそこと張れる内容なので、買って良かったとは思ってます。あとはアンダー4,000円のNZ産ソーヴィニヨンがどこまで見せてくれるかの確認かな。





── 2日目。

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 ▲『崖っぷちホテル』のエグハル・コンビでのTV出演は実は初めてじゃないかな。中村倫也は「日本酒好き」らしいけど、一体どんな銘柄を好んで飲んでるんだ!?[中村倫也、好きな日本酒の銘柄を語るの巻 ]←2012年7月の記事だから、さすがに今はもっと旨い酒を知ってるでしょう。



 今日は酔う前にシャンパーニュから移動して来たけど、まあまあかな。根が貧乏性 (情弱ゆえの損は絶対にしたくない派) なので、どうしても値段が気になる (笑) 。もしもこのレベルで2,000円前後なら「スゲえ!」とはなるけれど、日本酒と違ってワインの世界は決して甘くないよなあ。もしもどこかに4,000円のワインよりも旨い2,000円のワインがあれば、たちまち発見されて4,000円になっちゃうんだもの。

 一方、日本酒は天と地ほどのレベルの差のある酒同士でも平気で同じ値段で売られてるという点では──場合によっちゃ高くて不味い方がよく売れてたりする (笑) ──非常に「夢のある世界」とも言える。



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 ▲「なぜか〝目が消えてブス顔になる〟時は口を隠さないの法則」を発見。



 というわけDE2,000円前後のイタリア白 (Pieropan Soave Classico 2017) を開けてみました。かれこれ「2017」だけでも4〜5本は飲んでるんじゃないかな。近所の酒屋だと税込で1,800円しないので、ちょうど日本酒の「純吟」くらいの値段だけど、これはホントにレベル高いです。

 DESUGA!──同時に味クラーヴェすると、San Michele Appiano (サン・ミケーレ・アッピアーノ) は、まあ濃ゆいです。果実味のパワーが桁違い。ありえないけど、どっちも同じ値段ならサン・ミケーレ・アッピアーノを買うでしょうね (笑) 。

 ♡☺♡「でも、ピエロパンは安くていいよ。この値段でこれなら十分。安心安定のピエロパン。」
 dಠಠb「『2018』もストックしてるんだけど、これより旨いのかな。比較するためにまた買わなきゃ (笑) 。」





── 3日目。

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 ▲『ミュージックステーション』って生放送だよな。さすがに保護者 (神木くん) 同伴か。それなら安心だ (笑) 。


 



 立ち香──結構グイグイと「お部屋の芳香剤」並にフローラル。柚や小夏っぽいイメージ黄色のシトラス香はスリムだが鮮烈。今はもう、完全にボルドータイプのソーヴィニヨン表現。

 なんだよ、残りグラス一杯なのに、今日が一番旨いジャーナイカ。塩気のあるチョーキーで硬質なミネラル感、果実味の素晴らしい凝縮感、余韻は長めながら縦のライン麗しい厳粛かつエレガントな味筋。正直、土日はシャンパン (ノンドゼのブラン・ド・ノワール2本) の陰に隠れてしまっていたけれど、凡庸な日本酒の後に飲むと信じられないほど旨いな。そして、ポン酢に合い過ぎ (笑) 。

 あああ・・・なくなっちゃった──ちゃんと「サヨナラ」さえ言えてないのに。。

 この「Sauvignon (ソーヴィニヨン) 」をリピートするかは微妙だけど、それでも他の「Sanct Valentinシリーズ」も飲んでみたいとは思わせるくらいには魅力的なキュヴェ。次は「Pinot Nero (ピノ・ネロ=ピノ・ノワール) 」かな。イタリアのマトモな値段のピノ・ノワールなんか飲んだことないよ。


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※2019年4月22日よりコメントは「承認制」に、同年6月15日より非公開コメントが「不可」になりました。[詳細&ガイドライン


San_Michele_Appiano アルト・アディジェ 浜辺美波 イタリア白

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